冊子印刷のオリンピア「スタッフによる冊子作成日誌」

冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

声を出す行為は眠気覚ましにも効果的だそうです。「文字を目で追っていると、ついぼんやりしてしまう…」という方にも、音読しながらの校正はおすすめですよ!
これで精度が段違い!校正のコツ③
2017年03月13日
冊子作成日誌校正

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。
先日、公園で梅を見かけました。いよいよ春らしくなってきましたね。

今回も、校正の精度を上げるコツについてお話しします。
今回紹介する方法は、「音読しながら校正する」です。

 

声を出す行為は眠気覚ましにも効果的だそうです。「文字を目で追っていると、ついぼんやりしてしまう…」という方にも、音読しながらの校正はおすすめですよ!

声を出す行為は眠気覚ましにも効果的だそうです。「文字を目で追っていると、ついぼんやりしてしまう…」という方にも、音読しながらの校正はおすすめですよ!

 

音読しながらの校正をお勧めする理由は、大きく3つあります。
まず1つ目は、「文字への集中力が増加するから」です。

普段、文章を黙読していると、じっくり読まずについ先へ先へと進んでしまうことはありませんか?
校正をする時も同じで、目だけで文字を追うと無意識に流し読みしてしまい、間違いを見逃してしまいがちです。

一方で、文章を声に出して読むためには、一字一字しっかり読み取らなくてはいけません。
よって、黙読で校正する時より慎重に、集中して文字を見ることになり、

文字の間違いに気づきやすくなるんです。

 

2つ目は、「視覚と聴覚の両方でチェックできるから」です。
黙読で校正する時には、目で見て、つまり視覚で文章を認識します。
音読しながら校正すると、文字を音で聞く行為が加わります。

つまり、視覚と聴覚、2つの違った感覚から情報が入ってくるので、片方だけでは見逃しやすい間違いにも気づきやすくなり、より校正の精度が上がる傾向にあるんです。

 

そして3つ目は、「文章の流れを把握しやすくなるから」です。
文章を声に出して読み、自分で聞き取ると文章の流れを、音として把握できます。

 

すると、「この言い回し耳慣れないけど、本当に合ってるのかな」「この単語にこの単語をつなげると不自然に聞こえるな」など文章の流れのおかしな部分に気づきやすくなるんです。

そこから、文章の組み立ての間違いが発覚したり、あるいは、間違いとまではいかなくても「ここは書き直したほうが、より読みやすいのでは」など文章をもっと読みやすくするための改善点が見つかったりします。

つまり、単語レベルの校正では分かりにくい、文章全体の校正につながるわけですね。
このように、音読による校正にはいろんなメリットがありますので、ぜひ、お試しください。
次回も、校正の精度が上がるコツについてご紹介しますね!

 

 

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校正時は、「み/さ/な/ま/…」と、一字一字区切って印をつけながらと読んでいくと、間違いに気づきやすくなります。脳内補完に惑わされないよう気をつけて!
これで精度が段違い!校正のコツ②
2017年03月08日
冊子作成日誌校正

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。
肌寒さも少しずつ薄れていき春らしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回も、校正の精度を上げるコツについてお話しします。
今回ご紹介する方法は…おっと、その前に、まずは挨拶がありますので、お伝えします。

 

「みさなま このブグロを 読んでくさだって まとこに あがりとうござまいす。これらかも どぞうよしろく お願いいしたます」

 

…読んでみて、違和感はありませんでしたか?
この挨拶文、実はところどころ、文字の順番が入れ替わっているんです。
文字が前後逆になっているのは、以下の赤字の部分です。

「みさなま このブグロを 読んでくさだって まとこに あがりとうござまいす。これらかも どぞうしろく お願いいしたます」

…ですが、意外と気づかず、すんなり読めてしまいませんでしたか?

 

実は、人の脳内には、多少の間違いがあっても「きっと、こういう内容だよね」と補完して理解する機能があります。
例えば、この挨拶文ですと、「みさなま」の「み」と「ま」、つまり、単語の始めの文字と終わりの文字を手がかりに、「みなさま」という単語が脳内で補完されてしまうんですね。

 

ですので、文章に何気なく目を通しているだけでは、このように誤字や脱字を見落としてしまいがちなんです。
そんなわけで、校正の精度を上げるには「文章や単語として読むのではなく、一字ずつに区切って読んでいく」という方法が有効なんです。

 

校正時は、「み/さ/な/ま/…」と、一字一字区切って印をつけながらと読んでいくと、間違いに気づきやすくなります。脳内補完に惑わされないよう気をつけて!

校正時は、「み/さ/な/ま/…」と、一字一字区切って印をつけながらと読んでいくと、間違いに気づきやすくなります。脳内補完に惑わされないよう気をつけて!

 

何を今さら…と思ってしまいがちですが、先程の挨拶文で文字が入れ替わっている箇所は、なんと10箇所!こんなに間違いがあってもつい読めちゃうんですから、いかに私たちが間違いに気づきにくいか…ということに気づけたのではないでしょうか(ややこしいですね・笑)。

 

脳内補完で「つい」間違いを見落としてしまわないよう、一字一字、きっちりと校正していきましょう。
次回も、校正の精度が上がるコツについてご紹介しますね!

 

 

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パソコンのディスプレイをじっと見続けると、眼が疲れて苦痛を感じることも。紙での校正なら、眼の負担が軽減できるメリットもありますよ。
これで精度が段違い!校正のコツ①
2017年03月06日
冊子作成日誌校正

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。
今年度も残りわずかとなりましたが、新年度への準備に向けてお忙しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回のテーマは、「校正」です。
校正とは、本来は「仮に刷った印刷物と元の原稿を比べ、文字や色などの不備を正すこと」を言います。

 

ただ、一般的には、「原稿に誤字や脱字、不適切な表現など、間違いがないかどうかチェックすること」という意味で使われていますね。
ということで、今回のシリーズでは、一般的な校正の意味を前提として、その際のコツやヒントについてお話しします。

 

校正は、原稿を書き上げたあとには欠かせない、とても重要な作業です。
校正をしっかりしておかないと、間違いに気づかず、そのまま印刷されてしまう…ということも起こりかねませんからね。
とは言え、原稿の中の間違いにはなかなか気づきにくいのも事実。

 

そこで紹介したいのが、校正の精度が上がるとっておきの方法!
まずは1つ目のこちら!
「原稿を印刷して、紙の状態でチェックする」という方法です!

 

「え、そんなことで精度上がるの?」
とお思いの人もいるかもしれませんね。

ですが、考えてみてください。
ExcelやWord、PDFなど、パソコンで作ったデータを校正する場合、目で文字を一つひとつ追っていくと同時に、画面をスクロールする、という別の動作もしなくてはいけませんよね。
すると、いくら注意しながら目で文字を見ていても、集中が途切れがちになるんです。

 

あるいは、スクロールしすぎてどこまでチェックしたか見失って、時間が余計にかかってしまうハメにもなりかねません。
さらには、データを不用意にいじってしまって上書き保存してしまう…などの
うっかりミスにつながる危険性もあります。

 

その点、紙に印刷して校正をすると、ペンで書き込みながら一字一字追いかけやすくなり、その分集中できて、間違いに気づきやすくなります。
途中で校正作業を中断するときも、データそのものに手を加えないのでデータの書き換えや消去など、保存のミスも防げる…というわけです。

 

しかも、原稿を別の紙に印刷することで、画面の状態より冊子に近く、実際に読者が読む時と同じような感覚で目視できる利点もあります。

パソコンのディスプレイをじっと見続けると、眼が疲れて苦痛を感じることも。紙での校正なら、眼の負担が軽減できるメリットもありますよ。

パソコンのディスプレイをじっと見続けると、眼が疲れて苦痛を感じることも。紙での校正なら、眼の負担が軽減できるメリットもありますよ。

 

せっかく冊子を作るなら、誤字脱字のない、完成度の高い冊子にしたいものですよね。
次回も、校正の精度が上がるコツについてご紹介する予定なので、

お楽しみに!

 

 

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「自分のために作った冊子だけど、出来上がりを見たら他の人にも読んでほしくなった」というお客様にもおすすめの再注文。愛着のある冊子を、多くの人に読んでもらえますよ!
あの素晴らしい冊子をもう一度…再注文は簡単&便利!
2017年03月01日
冊子作成日誌再注文

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。
3月を迎えましたが、まだまだ寒く、コートを手放せそうにありません。

 

先日、無事に引っ越した私は、転居報告のハガキを注文しました。
その際、リストアップした送り先の数に合う枚数を注文…したのですが、「あの友達にも送らねば、この親戚にも送らねば…」と、注文後に新たな送り先をいくつも思い出してしまいました。
結局、はじめに注文した枚数では足りず、不足分を再注文することになったのです。

 

このように、「はじめに注文した数では足りなかった」とか、「冊子を配布したら好評で、欲しがる人が増えた」などの理由による再注文は、オリンピアでもよく承ります。

そんな再注文の申込はとっても簡単!
前回に注文していただいた「冊子タイトル」と「時期」、そして再注文する「冊数」をお知らせくださればOKです。
オリンピアでは、注文時のデータを1年間お預かりしていますので、再入稿の必要がありません。

つまり、前回のデータを再利用して、手間なくスムーズに作成できるというわけです。
しかも!オリンピアでは、出荷日から2ヶ月以内に同じ内容・仕様の冊子を再注文されると、冊子の合計金額より10%オフになるんです!

 

この割引特典は、冊数に関わらず適用されますので、1冊からでもおトクなんですよ。

 

「自分のために作った冊子だけど、出来上がりを見たら他の人にも読んでほしくなった」というお客様にもおすすめの再注文。愛着のある冊子を、多くの人に読んでもらえますよ!

「自分のために作った冊子だけど、出来上がりを見たら他の人にも読んでほしくなった」というお客様にもおすすめの再注文。愛着のある冊子を、多くの人に読んでもらえますよ!

 

せっかく作った冊子ですから、より多く作って、より多くの人に読んでほしい。
そんなお客様のご要望を、オリンピアは手間と費用のカットで応援します。
ぜひとも、ご活用くださいね。

 

 

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冊子を立てると一目瞭然!背表紙にタイトルが入っている冊子は、断然見つけやすいですよね。
冊子は背中で語るもの!?背表紙の文字に関するご質問。
2017年02月27日
冊子作成日誌背表紙質問

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。立春も過ぎましたが、春とは名ばかりで、まだまだ寒さは続きそうです。

今回は、背表紙に関するお話です。先日、お客様からこんなご質問を受けました。
「冊子が薄くて背表紙の幅が狭いんですけど、文字を入れるのは可能ですか?」

冊子を立てると一目瞭然!背表紙にタイトルが入っている冊子は、断然見つけやすいですよね。

冊子を立てると一目瞭然!背表紙にタイトルが入っている冊子は、断然見つけやすいですよね。

答えとしては、ズバリ、背表紙の厚さ次第です!

オリンピアでは、背表紙に文字を入れる場合、
無線とじなら40ページ以上、
上製本なら28ページ以上の厚さを推奨しています。

これらの厚さに満たないと、背表紙の部分から文字がはみ出てしまうおそれがあるのです。
とは言え、「どうしても、推奨する厚さより薄い冊子の背表紙に文字をいれたい!」とご希望のお客様もいると思います。
そんな場合には、狭い幅の背表紙でも文字を読みやすく、見映えよくできるようにオリンピアが可能な限り調整いたします。

限界までとことん挑戦しますので、ご安心くださいね。
何しろ、背表紙は“表紙”と名がつくだけあって、冊子のもう1つの顔とも言える、目につきやすい部分です。
正面からだけでなく背中からも主張できる…そんな冊子なら、手に取ってもらいやすく、多くの方に読まれるのではないでしょうか?

オリンピアでは、お客様の冊子へのこだわりを少しでも生かすべく、ご提案します!
ぜひ、ご検討ください。

 

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(図②)写真、文字、すべての要素が段階的なグレーに変換されました。
超入門!イラストレーター入稿ガイド:第6回 「グレースケール」
2017年02月23日
Illustrator(イラストレーター)データ冊子作成日誌

こんにちは!オリンピア印刷の橋本です。
寒くなってきましたがお風邪召していませんでしょうか。

さて、イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
第6回目のテーマは「グレースケール」です。

グレースケールとは、カラーの画像やイラスト、あるいは文字などを、白と黒とその中間の何段階かのグレーのみで表現することを言います。
はい。言葉だけだとイマイチよく分かりませんね。

ということで実際に見てみましょう。

(図①)転居のお知らせハガキをつくってみました!

(図①)転居のお知らせハガキをつくってみました!

この、カラーでつくられたハガキ。これをグレースケールに変換すると……こんな感じになります。

(図②)写真、文字、すべての要素が段階的なグレーに変換されました。

(図②)写真、文字、すべての要素が段階的なグレーに変換されました。

おお! カラーのハガキを見た後だと少々物足りない気もしますが、よく見ればこれはこれで味のあるハガキな気もします。
まあ、その辺は好みなので、どちらが良いとか悪いとかいうものではありませんね。

はい、では、ここからが肝心な所です。なぜイラストレーターには、こんな機能があるのでしょうか?
つまり、こうしたグレースケールへの変換はどんな時に使うのか!

例えば、

●最初はカラーのつもりだったけど、何らかの理由(印刷費を抑えたいとか、気が変わったとか…)で、モノクロでつくりたくなった場合。

あるいは、

●最終的にモノクロでつくりたいんだけど、使用する写真やイラストなどがカラーだった場合。

などが挙げられます。

皆さんもそんな際には、イラストレーターのグレースケール機能を使用してみてください。

では、具体的にグレースケールに変換する手順をご紹介します。

(1)まず、ロックされているレイヤーがあれば解除し、隠れているレイヤーがあれば表示する。

(1)まず、ロックされているレイヤーがあれば解除し、隠れているレイヤーがあれば表示する。

(1)まず、ロックされているレイヤーがあれば解除し、隠れているレイヤーがあれば表示する。

A:ロックをすべて解除 B:隠れていたレイヤーを表示

A:ロックをすべて解除 B:隠れていたレイヤーを表示

(2)ロックしているオブジェクトがあれば解除する。

「すべてをロック解除」と「すべてを表示」がグレーになって選択できない状態になっていることを確認する。

「すべてをロック解除」と「すべてを表示」がグレーになって選択できない状態になっていることを確認する。

(3)配置画像がある場合、画像を埋め込んでおくか、リンク画像ならあらかじめグレースケールに変換した画像を使用する。

(4)「選択」→「すべてを選択」か、該当部分を手動で選択する。

(5)「グレースケールに変換する」を選択する。

CS3以降は「編集」→「カラーを編集」→「グレースケールに変換」で実行。CS2以前は「フィルタ」→「カラー」→「グレースケールに変換」で実行。

CS3以降は「編集」→「カラーを編集」→「グレースケールに変換」で実行。CS2以前は「フィルタ」→「カラー」→「グレースケールに変換」で実行。

これでグレースケールへの変換ができます!
ただし、イラストレーターのバージョンによって正常に変換できない場合がありますので、変換結果を良く確かめてくださいね。
以上、「グレースケール」の説明でした。

●超入門!イラストレーター入稿ガイド————————————–
イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
全6回シリーズです。
第6回 「グレースケール」
第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
第4回 画像の配置〜リンク画像編
第3回 文字切れ
第2回 塗り足し
第1回 アウトライン化
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右側にこのような四角い表示が出ていれば「埋め込み画像」として配置できている証拠です。
超入門!イラストレーター入稿ガイド:第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
2017年02月16日
Illustrator(イラストレーター)データ冊子作成日誌

こんにちは!オリンピア印刷の橋本です。

 さて、イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。

 第5回目のテーマは「画像の配置〜埋め込み画像編」です。

 前回の「画像の配置〜リンク画像編」に続く第2弾。これをマスターすれば、冊子などをつくる際、画像の配置で困ることは(たまにはあるかもしれませんが大筋)ないと思います!

 という訳で早速、埋め込み画像として写真やイラストを配置する方法をご紹介します。

(1)「ファイル」から「配置」を選択。

この手順は前回と同じですね。

この手順は前回と同じですね。

(2)「リンク」にチェックが入っていないか確認して配置をクリック。

②「リンク」にチェックが入っていないか確認して配置をクリック。

②「リンク」にチェックが入っていないか確認して配置をクリック。

 以上、これだけの作業で、「埋め込み画像」としてイラレ上に配置することができます。

 そして、この場合の「ウィンドウ表示」は、このようになります。
(画像③)

右側にこのような四角い表示が出ていれば「埋め込み画像」として配置できている証拠です。

右側にこのような四角い表示が出ていれば「埋め込み画像」として配置できている証拠です。

 いかがですか?簡単ですよね。という訳で今回は終〜了〜!!……ではありません!まだ説明しないといけないことが。

 この手順で埋め込み画像として配置できるようになりましたが、皆さん、そもそもなぜ配置には「リンク画像」と「埋め込み画像」の2種類があるの?って思いませんか? 何が違うの?と。

 それをご説明しないとこのテーマを終える訳にはいかんのです。結構、大事なのです。

 この2つの方法による大きな違いは、完成したデータの重さです。

 前回、「リンク画像」は、実はイラレ上にはなく、元データをプレビュー表示しているだけとお話ししました。それに対し「埋め込み画像」は、その名の通り画像が埋め込まれているので、正真正銘イラレデータ上に存在しています。

 ということは、同じデータを「リンク画像」と「埋め込み画像」でつくった場合、当然「埋め込み画像」でつくったイラレデータの方が重くなりますよね。

 ですから、入稿用のイラレデータを少しでも軽くしたい場合は「リンク画像」で、重くても構わない場合は「埋め込み画像」で写真やイラストを処理すればいいのです。

 以上、「埋め込み画像」についてのご説明でした!


●超入門!イラストレーター入稿ガイド————————————–
イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
全6回シリーズです。
第6回 「グレースケール」
第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
第4回 画像の配置〜リンク画像編
第3回 文字切れ
第2回 塗り足し
第1回 アウトライン化
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(画像④)いるはずのオリントくんがいません!
超入門!イラストレーター入稿ガイド:第4回 画像の配置〜リンク画像編
2017年02月09日
Illustrator(イラストレーター)データ冊子作成日誌

こんにちは!オリンピア印刷の橋本です。
2月に入りましたが、風邪などひかれていませんでしょうか。

 さて、イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
 第4回目のテーマは「画像の配置〜リンク画像編」です。

 イラストレーターでチラシやポスター、あるいは冊子などをつくる時、自分で撮った写真やフリーのイラストといった、既成の画像を使用することは多いはず。
 そんな時、皆さんは正しい手順で画像を配置できていますか?

そこで今回は、正しい2つの方法である「リンク画像」「埋め込み画像」のうち、まず「リンク画像」についてご説明したいと思います。

 では、下の画像をご覧ください。前回つくった、オリンピア印刷のサンプルチラシです。

(画像①)サンプルとはいえ、必死でつくったチラシ再登場!

(画像①)サンプルとはいえ、必死でつくったチラシ再登場!

 このチラシの右側にある「オリントくん画像」は既成の画像です。だからもちろん配置する際に、「リンク画像」化するための手順を踏んでいます。
 という訳で、「リンク画像」にする際の方法をご紹介します。

(1)「ファイル」から「配置」を選択する。

(画像②)実はドラッグ&ドロップでもイラレ上に画像の配置はできますが、入稿用のデータでは極力その方法は避け、正しい手順で配置しましょう。

(画像②)実はドラッグ&ドロップでもイラレ上に画像の配置はできますが、入稿用のデータでは極力その方法は避け、正しい手順で配置しましょう。

(2)配置したい画像を選択する。

(画像③)この時「リンク」にチェックが入っていることを確認した上で、配置をクリック。

(画像③)この時「リンク」にチェックが入っていることを確認した上で、配置をクリック。

 以上、これだけの作業で、「リンク画像」としてイラレ上に配置することができます。

 そして、ここからが結構大事なポイント。では、正しくリンクされていないとどうなってしまうと思いますか?

 はい。こうなってしまいます。

(画像④)いるはずのオリントくんがいません!

(画像④)いるはずのオリントくんがいません!

 あれ!オリントくん!? どこ!? オリントくんがいた辺りをクリックしてみると四角い名残のような線だけが表れて……。正しくリンクしていなかったばかりに、悲しいお別れとなってしまいました。

 でも皆さん、今までイラレを使っていて、こんな経験ありませんでしたか?

 この状態を「リンク切れ」と言います。

 そもそも「リンク画像」とは、「元データと接続された」画像のこと。つまり、  
 イラレ上に表示はされているけど、実はそこに存在はしていない、プレビュー画像なんです。

 そのため、元データをきちんとイラレデータと一緒に保管しておかないと、プレビュー表示できなくなって、上記のような状態になってしまうのです。

 なので、画像を「リンク画像」として使いたい場合は、以下のように同じフォルダにイラレデータと画像データを入れておきましょう。

(画像⑤)これでひと安心!

(画像⑤)これでひと安心!

 もちろん、他のパソコンにデータを送る際は、必ずセットで送りましょう!
 そして最後にもうひとつ大事なことを。画像が正しくリンクされているかを確認する方法のご紹介です。

(1)「ウィンドウ」から「リンク」を選択。

「ウィンドウ」から「リンク」を選択。

「ウィンドウ」から「リンク」を選択。

(2)表れたウィンドウに配置した画像とファイル名が出ているかを確認する。

こんな感じで、画像もファイル名も表れていればOKです。

こんな感じで、画像もファイル名も表れていればOKです。

 ちなみに、「リンク画像」のファイル名を日本語でつけると文字化けが発生して、リンク切れになってしまう場合があります。ファイル名は半角英数字で保存するようにしましょう。

 リンクが切れてしまった場合、ウィンドウではこんな感じに「?」マークが表示されますよ。

リンクが切れてしまった場合、ウィンドウではこんな感じに「?」マークが表示されますよ。

リンクが切れてしまった場合、ウィンドウではこんな感じに「?」マークが表示されますよ。

 以上、「リンク画像」についてのご説明でした!

●超入門!イラストレーター入稿ガイド————————————–
イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
全6回シリーズです。
第6回 「グレースケール」
第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
第4回 画像の配置〜リンク画像編
第3回 文字切れ
第2回 塗り足し
第1回 アウトライン化
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(画像①)キャッチコピーの両端がギリギリ、というか、わずかに切れてしまっています。
超入門!イラストレーター入稿ガイド:第3回  文字切れ
2017年02月04日
Illustrator(イラストレーター)データ冊子作成日誌

こんにちは!オリンピア印刷の橋本です。
みなさん、いかがおすごしでしょうか。

 さて、イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
 第3回目のテーマは「文字切れ」です。
 文字切れとは、読んで字の如く、文字が切れちゃうこと。実際にチラシ画像で見てみると、こんな感じです。

(画像①)

(画像①)キャッチコピーの両端がギリギリ、というか、わずかに切れてしまっています。

(画像①)キャッチコピーの両端がギリギリ、というか、わずかに切れてしまっています。

 あらら、せっかくつくったチラシなのに、これではもったいない。見る人に窮屈な印象を与えてしまうし、単純にちょっとかっこ悪いですよね。

 というわけで、こうした「文字切れ」状態を回避するための技をご紹介しますね。

 理屈としては、前回テーマにした「塗り足し」の逆。4辺とも裁断線から3mmほど「内側」のエリアに文字を入れておけばいいのです。

 実際に見てみましょう。

(画像②)

(画像②)外側から青・黒・赤と並んだ3本の線にご注目。

(画像②)外側から青・黒・赤と並んだ3本の線にご注目。

まず真ん中の「黒線」。これは裁断線、つまり描画可能ラインですよね。
そこから3mm外側を囲んでいる「青線」。これが前回ご説明した「塗り足し」ライン。

 で、今回の「文字切り」ラインが、裁断線から3mm内側にある赤線です。
この線の内側に文字やイラストを収めておけば、最初の画像のような、もったいない見た目にはならないのです。

 最初の画像をその通りにつくり直してみると、こんな感じになります。

(画像③)文字がきちんと収まっています。

(画像③)文字がきちんと収まっています。

 いかがでしょう。窮屈さがなくなり、だいぶ見た目が良くなりましたよね。デザインはパッと見た時の印象が大事。最初のチラシ画像と比べれば、こちらの方が多くの人に「見てもらえる」デザインであることは間違いないでしょう。

 ちなみに中央の青い横線。これはデザイン上、わざとギリギリまで持っていっています。もちろんこうした箇所は、裁断線(描画エリア)ギリギリだったり、はみ出ていても構いませんからね。

 というわけで、イラストレーターでデータ作成する際、切れたら困る文字やイラストは裁断線ギリギリに合せず、3mmほど内側に収めておきましょう!

 以上、「文字切れ」についてのご説明でした。

●超入門!イラストレーター入稿ガイド————————————–
イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
全6回シリーズです。
第6回 「グレースケール」
第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
第4回 画像の配置〜リンク画像編
第3回 文字切れ
第2回 塗り足し
第1回 アウトライン化
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これが「塗り足しアリ」(縁なし印刷)
超入門!イラストレーター入稿ガイド:第2回  塗り足し
2017年01月24日
Illustrator(イラストレーター)データ入稿冊子作成日誌

こんにちは!オリンピア印刷の橋本です。
3月に向け、冊子が混み合う時期となりました。

さて、イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。

第2回目のテーマは「塗り足し」です。

まずは下の完成イラレデータ(イラストレータのデータ)をご覧ください。

トリム(トンボ)で囲まれた、チラシのデータです。

トリム(トンボ)で囲まれた、チラシのデータです。

いかがでしょう? このチラシのデータ、一見問題もないように見えますが、このまま入稿するとなるとちょっと問題があるのです。

それは「塗り足し」がないから!

どういうことかといいますと、印刷用のデータは、背景を裁断位置より上下左右ともに3mm程度大きくつくらないといけないのです。

実際に見てみましょう。

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①これが「塗り足しナシ」

①これが「塗り足しナシ」

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これが「塗り足しアリ」(縁なし印刷)

これが「塗り足しアリ」(縁なし印刷)


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入稿データとしては②の、トリムまで背景を敷いた「塗り足しアリ」が正解なのです。

なぜこんなことをする必要があるのかというと、チラシや冊子などの印刷物は、刷った後に紙を裁断するのですが、①のように裁断する線ギリギリまでしか色を敷いていないと、ほんのわずか、0.数ミリ裁断がズレただけでも、元(下)の紙の色が見えてしまうからなのです。

つまりはこういう感じ。

紙の色(黄色)が見えてしまっています。

紙の色(黄色)が見えてしまっています。

いかがでしょう。分かりやすくするために黄色で示しましたが、塗り足しがされていないと、こんな風に紙(の色)が見えてしまう可能性があるんです。

せっかくつくったのに、こんなことになってしまったらもったいないですよね。
というわけで、四隅に色を敷く場合は、必ず各辺、3mmずつ、塗り足しをしておきましょう!

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イラストレーターを使って冊子のデータをつくりたい!という方のための「超入門!イラストレーター入稿ガイド」。
全6回シリーズです。
第6回 「グレースケール」
第5回 画像の配置〜埋め込み画像編
第4回 画像の配置〜リンク画像編
第3回 文字切れ
第2回 塗り足し
第1回 アウトライン化
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