スタッフによる冊子作成日誌

ウェブ上の画像は箔押し加工の元データとして使えるの?

こんにちは。オリンピア印刷の野田です。

オリンピア印刷では、記念誌や社内報、自分史をはじめさまざまな冊子を製作しています。
最近は冊子に箔押し加工をしたいという企業様が増えてきました。

ちなみに箔押しとは、この冊子の「タイトル+その周りの部分」に使われている印刷加工のことです。

タイトルがキラっと光っているだけで、冊子が豪華にバージョンアップしますね。

タイトルがキラっと光っているだけで、冊子が豪華にバージョンアップしますね。

 

この加工について、よくお客様からお電話にて「箔押し加工をお願いする際のポイントを教えて!」などのご相談をよくいただくので、ここで簡単にご紹介したいと思います。

例えば、先日とある企業様から、こんな質問がありました。

「自社のウェブサイトに掲載している画像を箔押し加工の元データに使うことは可能ですか?」

これは一概に「可能です」とも「不可能です」と答えられない質問です。
なぜなら、その元データの画質の粗さ(解像度)が分からないからです。

 箔押し加工をするための金型をつくるには、画質のきめが細かい(解像度が高い)データが不可欠です。

 

例えば、下の2本の斜線をご覧ください。
左は画質が粗く、右は画質がきめ細かい画像になります。

 

左の斜線のように、画質が粗いと輪郭がぼやけてしまい、金型をつくる元データとしては使えないことが多いのです。

左の斜線のように、画質が粗いと輪郭がぼやけてしまい、金型をつくる元データとしては使えないことが多いのです。

 

そして、ウェブ上の画像は、左の斜線のように、画質が粗いデータである可能性が高いのです。

 

とは言え、もちろんウェブ上の画像が絶対に画質が粗い訳ではありません。
時々、とっても画質の良い、きめが細かい画像もアップされています。

 

つまり!「ウェブ上の画像を元に、箔押し加工したい」と思った方は
まずオリンピア印刷に画像を送付の上、ご相談ください!ということです。

 

実際に画像を拝見した上であれば、箔押し加工に使えるかどうか正確な回答をお伝えすることができますからね。

 

この他にも、箔押し加工の元データには、

・元データはモノクロ(白黒)で、とか

・線や絵柄の輪郭がくっきりしたものがベター、とか

・細かい文字や絵柄は潰れる可能性もある、などなど…

様々な注意事項があります。

 

ですので、この画像は、箔押し加工ができるのかな?と疑問に思われた方はお気軽にオリンピア印刷スタッフのお尋ねくださいね。
上記を含め、箔押し加工をするための注意点をお伝えいたしますよ。

 

今回、ウェブ上の画像を元に箔押し加工ができるかをお話ししました。
ただ本来、箔押しの原稿として最適なのはIllustratorで作られたデータ。

そのためお持ちの方はIllustratorで原稿を作成することをお勧めいたします。

 


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2017年12月10日

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