スタッフによる冊子作成日誌

この言葉の正しい意味を知っている?【日本語を正確に使おう②】

こんにちは、オリンピアの益子です。
猛暑日が続いて夏バテ気味の今日この頃ですが、皆さんはいかがでしょうか。

前回に引き続き、間違いやすい日本語についてお話しします。
今回のお題は「役不足」。

もともと役不足は歌舞伎用語。当人の力量に対し舞台での役が不相応に軽いことを表す言葉だったそうです。
もともと役不足は歌舞伎用語。当人の力量に対し舞台での役が不相応に軽いことを表す言葉だったそうです。

 

役不足の誤用を初めて見たのは、とある本のバトルシーンでした。
主人公が敵に対して「お前じゃ役不足だ」と言っていたのです。

思わず心の中で『主人公がそんなこと言ったら、あっかーん!!!』と叫んでしまいました。
なぜ『あっかーん!!!』のかと申しますと、シチュエーションからして、おそらく主人公は「俺と戦うにはお前は弱すぎる」と言いたかったのだと思います。

しかし役不足の正しい意味は「実力に対して役目が不相応に軽いこと」。
つまりこの主人公は「お前は俺の相手には強すぎる!」…と、敵前で自分の弱さを認めてしまったのです。

自分の方が強くて、お前じゃ相手にならん、と言いたいなら「お前じゃ力不足だ」が適当ですね。
このように誤用されている日本語は数多くありますので日常で口にしている言葉を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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2017年07月24日

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