スタッフによる冊子作成日誌
- 2015年06月22日
- 冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜見本編〜
オリンピア印刷の橋本です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨といってもそんなに雨は降らないですよね。
え、そんなことはない?私が室内で仕事をしているせいでしょうか…。オリンピア印刷では、企業や学校、官公庁、さらには個人のお客様からのご依頼も承っています。
冊子って見慣れたものですが、いざ作成しようと思うと、何から決めてどこから手を付ければいいのか、ちょっと分かりにくいですよね。
そこで、冊子を作成する際、あらかじめ知っておいたり、決めておいたりすると便利なコツをシリーズでご紹介したいと思います。今回は、「見本」を使ってご依頼いただくと、いかに便利かというお話。
例えば、「持ちやすいサイズで」と思われていても、それがB5とA4では全く違いますし、「ツルツルした紙質で」とイメージされていても、コート紙もマット紙も、どちらもツルツルしてるといえばツルツルしてるんですよね。
さらに、デザインのテイストを言葉で伝えるのはもっと困難。
「赤」といってもピンク、エンジ、朱など幅がありますし、「明るい感じのデザイン」といっても、単純に明度を上げた色づかいか、ビビッドな色づかいかで雰囲気はガラリと変わります。つまり、さまざまな種類や形式がある冊子というものを、共通認識がないまま言葉だけで伝え合おうとすると、限界が生じる場合があるのです。
そんな状況を一発で解決してくれるステキな存在が「見本」なのです!
「お花をたくさんあしらった、明るく華やかな表紙デザイン」では、漠然とし過ぎてちょっとイメージがつかめません。
試しに「お花 表紙 デザイン」で検索してみてください。
画像の検索結果がでてきますよね。でも、「こんな感じよ!」
と見せていただければ「はい!あの感じですね」と、すぐに理解できます。
もちろん、このままのデザインはつくれませんが、テイストを活かすことはできます。お客様の頭の中でつくりたい冊子のイメージが浮かんだら、それに近い冊子や書籍、雑誌などを手元に集めてみてください。
逆に、集めながらイメージを固めてもいいかもしれませんね。その中からお好みのサイズ、紙質、紙の厚さ、デザインのテイストを見つけて、「こんな感じで!」と写メをご依頼メールとともにお送くりください。
現物じゃなく画像だけでも、十分、便利な見本になるのです。デザインに関しては、書籍や冊子でなくても、チラシやポスター、CDジャケットなど、目で見てテイストを確かめられるものであれば何でも構いません!
また、弊社では15種類の無料表紙サンプルをご用意しています。
表紙はできあがったものから選びたい、そこまで時間をかけてつくれない、というお客様は、ぜひこちらからお好みに合ったデザインをお選びください。無料で使える表紙デザイン15種類
▶ https://www.sasshi-insatsu.com/coverdesign/
(弊社にご注文いただくと無料でお使いいただけます。無料の表紙デザインを作成中です。乞うご期待ください。)そもそも日本語は曖昧な表現が多いため、感情などの雰囲気を伝えることは得意だけれど、的確な表現で情報を伝えることは不得意なんだそうです。
だからこそ、見本を一緒に見ながらお話しさせていただくと、お客様にも無駄なストレスをかけることなく、間違いも減らして、スムーズに進めていくことができるのです。
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