スタッフによる冊子作成日誌
- 2015年07月13日
- 冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜ノンブル編②〜
オリンピア印刷の橋本です。
一気に暑くなりましたね!アイスコーヒーがおいしい時期になりました。前回、ノンブルを付ける際に、ページがどこから始まるお伝えしました。
ぜひご参照ください。
▶冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜ノンブル編②〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/compileabooklet_nombre/今回は、ノンブルを打つ場所についてお話ししたいと思います。
これもいろんなパターンがあるんですよ〜。まずは、ノーマルにページの隅に打つパターン。
見やすさによって下部だったり、上部だったりしますが、このように隅に打つのが最も一般的といえます。そして、中にはこんなデザインのものも。
何と、ヨコ書きのままタテに流しています。面白いですね〜。さらには、こんなパターンも!
あれ……ノンブルがないぞ?と思ったら、対向ページに2ページ分のノンブルが一緒に打ってあった!
そして、隅は隅でも…ちょっと内側にぐいっと入っていたり……
あるいは、もう隅っこじゃなくていーや、というわけで……こんな風にページの真ん中にノンブルが打たれているパターンもあるのです。
実はこのセンターノンブル、見た目に一風変わった印象を与えられる、という読み手に対する効果よりも、つくり手である皆さんにメリットがあるといえます。
例えば、冊子をつくる過程では、右ページにくる予定だった内容が次の左ページに押し出されてしまうことがよく発生します。
そうなると、ノンブルの位置を逆にしないといけないのですが、これがなかなか面倒な作業なのです。
でも、センターにノンブルを打っておけば、どっちのページにズレようとノンブルの位置を変えなくて良いのです!
しかも見た目になんかオシャレ!な気がする!というわけで、原稿量が多いなどの理由からページがズレる可能性のある冊子では、センターノンブルが安心かもしれませんね。
このほかにも、書体を工夫したり、あえて「0」を入れて「06」や「016」などと表記したり……本当に多彩なのです。
ぜひ一度、書店などで書籍を手に取りノンブルだけをチェックしてみてください。
さまざまなデザインや工夫が見られて面白いですから。たかがノンブル、されどノンブル。
こだわろうと思えばどこまでもこだわれるところが冊子制作の醍醐味ともいえます。このブログを参考にしつつ、さらに詳しいことをお知りになりたい場合は、お気軽にお問い合わせください。
皆さんのこだわりをカタチにするお手伝いをさせていただきます!
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