スタッフによる冊子作成日誌
- 2016年03月17日
- ちょこっと印刷話【紙選び編】デザイナーが教える「表紙のづくりに一手間かければ、よりお気に入りの一冊に」
-
こんにちは。デザイナーの梅田です。
最近、「本」が電子化に移行されていきつつありますが、時々思うのです。 「本」の手触りにそれぞれ違いがないと「寂しい・・・」と。そこで今回は、「表紙の紙選び」についてお話しします!
(導入が段々と力技になってきていますね・・・)オリンピア印刷の表紙用の紙は色・重さ・硬さの違う紙を5種類・10色ずつ、 計50種をご用意しています。(※2016年3月現在) ですが、種類がいっぱいありすぎて、どれにしようか迷ってしまう・・・ というお声も時々あります。
そんな時は、表紙の用紙をデザイン・内容との関連性を考えて選んでみてはいかがでしょうか?
例えば下の冊子ですが、紙色が「桃」色です。
実はタイトルと写真が同じ「きんもくせい」なのですが、 この写真のきんもくせいは、実は白色なのです。
レザック66という紙は強度的にもコスト的にも、とても優れた紙です。
もちろん、手触りがとても良いです。
(個人的に『素敵な4割打者』だと勝手に思っています!)そこで、紙の種類はそのままで色を選び直し、 写真のピントが冊子の真ん中にくるように、再レイアウトしてみました。
いかがでしょうか?
同じ紙の種類・モノクロ(黒1色)印刷でも タイトルと写真の関連性が上がって見えませんか?
さらに同じデザインで、カラー印刷だとどうなるのでしょうか?
いかがでしょうか?
レイアウトの違い・印刷の色数の違いはもちろんありますが、 紙の色が違う・質感が違うと、表紙は驚く程変化していくのです。 (・・・手前みそで誠に恐縮ですが;)
もし紙選びに迷われましたら、ぜひお問い合せください。
ご注文される前にお悩みになった場合は、ページ数や部数、ご予算を含めて、 オリンピア印刷のスタッフが丁寧に承りますので、 お電話かメールでお気軽にご相談ください。
●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社