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スタッフによる冊子作成日誌
- 2017年06月16日
- 冊子のおかわり、いかがですか〜印刷用語辞典・増刷編〜
- 皆さん、こんにちは。
オリンピア印刷の藤原です。
もうすぐ6月の第3日曜日…そう、父の日ですね。
私は先日、父の日に贈る冊子を探そうと、書店へ行ってきました。
新刊や話題の冊子がずらりと平積みされる横には、「映画化決定!」「感動の大作!」などと書かれた、販売促進のPOP広告がたくさんディスプレイされていました。
そんなPOP広告に書かれた単語のうち、目についたのがこちら。
「増刷しました!」「予約時点で増刷決定!」
そう、「増刷」です。
よく聞く単語ですが、どういう意味なのでしょうか?
「増刷」とは「追加して印刷すること」を言います。
最初に印刷した冊子が無くなってもまだ必要な時に足す…、いわば「冊子のおかわり」でしょうか。
つまり、書店では「この冊子は、追加印刷が必要になるくらい売れています!」
「予約時点で予定冊数を越すくらい、人気のある冊子ですよ!」
とアピールしているんですね。
冊子のこの部分を見ると、増刷された冊子かそうでないかが見分けられるんです。
さて、こちらの写真の、右から2行目をご覧ください。
「二〇一一年八月一六日 初版発行」とありますね。
最初に印刷された冊子にはこのように「初版」もしくは「初版第一刷」と記されるのですが、増刷をする回数が増えるにつれ、「初版第二刷」「初版第三刷」と変わっていきます。
つまり「第○刷」の数が多ければ多いほど、増刷回数が多い。
言い換えると、多く発注され、世にたくさん出ていることになりますね。
また、冊子によっては「初版」ではなく「改訂版」「第○版」などと記されていることもあります。
これは、「同じ内容の冊子を追加印刷する」増刷とは違い、「冊子の中身を改訂して新たに印刷した」ことを示しているんです。
冊子の中身が改訂される、すなわち、印刷される内容が変わる時には印刷の元になる「版」が変わります。これを「改版」といいます。
「改訂版」「第○版」とは、「初めての版から改訂されましたよ」「○回改版した冊子ですよ」との意味なんですね。
なお、冊子のこの部分は「奥付(おくづけ)」といいます。
書名や著者、発行人などが書かれている部分で、冊子の巻末に掲載されていることが多いです。
奥付を見れば、その冊子がどのくらい改版、または増刷されているか分かるんですね。
ちなみに、オリンピア印刷では「冊子を配布したら好評で、注文した冊数では足りなくなった」などの理由で増刷の依頼を受けることがよくあります。
そこで、出荷日から2ヶ月以内に同じ内容・仕様の冊子を増刷されると、冊子の合計金額より10%オフになるサービスを実施しています。
冊数にかかわらず適用されるサービスですので、1冊からでもおトク!
皆さんもご注文の際は、ぜひご検討ください。
●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
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