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スタッフによる冊子作成日誌
- 2017年06月23日
- なぜ、振り仮名のことをルビというの?〜印刷用語辞典・ルビ編〜
- 皆さん、こんにちは。
オリンピア印刷の藤原です。
早いもので、もう6月も半分を過ぎようとしています。
7月の到来もすぐそこですね。
先日、ジュエリーショップを訪れたのですが、6月の誕生石である真珠とともに、7月の誕生石であるルビーも数多くディスプレイされていました。
ルビーといえば、ある言葉の語源となっているのですが、ご存じでしょうか?
それは…「ルビ」です!
ルビとは、振り仮名のことです。
よく「ルビをつける」「ルビを振る」などと使われますね。
この「そんたく」という部分がルビです。読み方の難しい漢字でも、ルビがついているとスムーズに読めるようになりますね!
さて、なぜ、宝石のルビーが、振り仮名の語源なのでしょうか?
実は、欧米では印刷する文字の大きさを宝石で表す習慣があり、「5.5ポイント」の大きさの文字を「ルビー」と呼んでいました。
この5.5ポイントの文字が、日本では振り仮名に使用されていた文字サイズに近かったことから、「ルビ」と呼ぶようになった、と言われています。
なお、冊子作成においては、ルビにまつわる注意点がいくつかあります。
まず、漢字にルビを振る場合、漢字よりも小さい文字が使われますので、誤字や脱字があっても見過ごされてしまう危険性が高くなりがちです。
校正時に、本文は本文で、ルビはルビでしっかりチェックし、間違いを防ぎましょう。
ルビの部分をルーペなどで拡大するのも、見やすくなるのでおすすめです。
(ちなみに校了とは、校正が済み、印刷できる状態になることを言います。)
また、データによっては入稿時にルビの位置がずれることがあります。
対策としては、入稿時にPDF形式に変換して入稿していただくと、
ルビのずれを防ぐことができますので、おすすめですよ。
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