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スタッフによる冊子作成日誌
- 2017年06月30日
- 印刷用語辞典・CMYK&RGB編 〜色の世界のイロンナ事情〜
- こんにちは!
ただ今、梅雨真っ盛り……ですが今年は雨があんまり降りませんね。
嬉しいような、でもちょっと寂しいような気持ちのオリンピア印刷の藤原です。
雨は降りませんが、紫陽花は今がピークでしょうか。
あちこちで鮮やかな色をした紫陽花を見かけます。
どれもキレイなので、ついついスマホで撮影しております。
最近はスマホでも本当にきれいに撮れるようになりましたよね。
でもこのスマホで見る紫陽花の写真、プリントアウトをすると若干、色味が違って見える場合があるってご存じでしたか?
その理由を解くカギになるのが、本日お話しする印刷用語「CMYK」と「RGB」です。
もしかしたら、一度くらい耳にされた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
では詳しくお話ししていきますね。
まず「CMYK」とは、「C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエロー、K=ブラック」のことで、主に印刷機やカラープリンターに用いられている色の表現方法のひとつです。
このうちCMYは、あらゆる色の元となる色であることから「色の三原色」と呼ばれています。
CMYの3色が交わった部分は黒になっています。
上記の説明にある、CMYの3色を混ぜると黒になるというのは理論上だけの話で、実際のインクは混ぜてもきれいな黒にならないそうなんです。
そのためCMYにK(黒)を足した4色で、あらゆる色を表現しているのです。
次に「RGB」。これは「R=レッド、G=グリーン、B=ブルー」のことで、主にパソコンのモニターや、デジタルカメラなどに用いられている色の表現方法です。
あれ?こちらは3色の交わった部分が白い!
そう。RGBは混ぜると白に近づくのです。
なぜなら、CMYが「色の三原色」と呼ばれているのに対して、こちらは「光の三原色」といわれており、光は重ねても色が濁らない性質があるからなんです。
不思議ですね〜。
この性質の違いが、最初にお話しした見え方の違いの原因であり、比較すると「RGB」より「CMYK」の方が、ややくすんで見える傾向があるようです。
よって、冊子を作成した際に、納品された冊子を見て「作ったデータと、印刷された冊子の色が違ってる!」と気づくこともあります。
このようなトラブルを防ぐため、オリンピア印刷では、初めて作成する冊子には色味を確認できる印刷サンプルを無料でお送りしております。
なお、印刷サンプルと実際に冊子を印刷したときの色味が違う場合があるので、実際の色を確認されたい場合は、事前にご相談ください。
オリンビア印刷が、最適な方法をご提案いたします。
いかがですか?並べてみると違いがよく分かりますね。
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