スタッフによる冊子作成日誌
- 2018年01月22日
- 「制作」と「製作」の違いとは?正しい言葉を使うことで、社内報や会社案内などのクオリティを上げられます!
こんにちは。オリンピア印刷です。
さて皆さん、突然ですが、「製作」と「制作」の違いをご存じですか?
どちらも「ものをつくる」という意味でしょ、って?
正解です!
正解なのですが……実は意味が少し異なります。
辞書によりますと、-
【制作】
芸術作品をつくり出すこと
演劇・映画・放送番組などを企画立案し
つくること -
【製作】
機械・道具などの物品をつくること
【制作】芸術作品をつくり出すこと 演劇・映画・放送番組などを企画立案しつくること 【製作】機械・道具などの物品をつくること と書かれています。 平たく言えば「制作」は「クリエイティブなものを自分の思う通りにつくる」ことで、「製作」は「実用的なものをつくる」という意味なのです。 これを冊子づくりの過程にあてはめてみると、文章やキャッチコピー、テーマに関する企画立案などは、お客様が「制作」され、その原稿をいただいて製本・印刷といった「製作」を行うのがオリンピア印刷となる訳ですね。 なぜ突然こんなお話をしたのかと言いうと、オリンピア印刷では、社内報や会社案内、または販促用の小冊子やリーフレットといった、法人様の印刷物を多数、承っています。 そしてこのブログでは、印刷の基礎知識や、当社のサービス内容の詳細などをお伝えすることで、皆様の冊子づくりのヒントにしていただいてきました。 その一つとして、冊子の見た目や内容だけでなく(それも大事ですが!)、文字や言葉にもこだわってみませんか?というお話です。 特に企業様が発行される社内報や会社案内などに、誤字や脱字、意味の違う使われ方をした言葉が書かれていたら、イメージにも影響しかねません。 という訳で、これからも、社内報や会社案内、記念誌などで使われそうな、そしてよく間違われそうな言葉を随時、紹介していきたいと思います。 似ている言葉を正しく使い分けできていなかったり、何気なく使っている言葉が実は本来の意味と違っていたり……そんなことって結構あるんですよ! では、おまけのもう1問!この言葉の意味の違いが分かりますか?何となく分かっているようで、明確に答えられる方は少ないんじゃないでしょうか? 「製品」と「商品」 カッチ… カッチ… カッチ… カッチ… はい、では正解です! 【製品】製造された品物のこと 【商品】商売のための品物のこと どちらも読んで字のごとくって感じですが、ということは「製品」は「商品」の中に含まれているんですね。 そして、この言葉を再び冊子づくりの過程にあてはめてみると、オリンピア印刷の工場で印刷・製本された冊子は「製品」。 それをお客様のもとに配送したら「商品」になる訳ですね。 言葉の間違いなんて私はしない!と思っているご担当者様にこそ読んでほしい! 法人様が発行する冊子のクオリティを、言葉の面からアップさせるための、ちょっとしたヒントでした。
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