スタッフによる冊子作成日誌
- 2015年07月23日
- 冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて」
皆さん、こんにちは!オリンピアの石橋です。 梅雨はあけたものの雨続きの関西からお届けします。
前回、縦型冊子についてお話をしました。 詳しくはこちらをごらんください。
▶冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて」 https://www.sasshi-insatsu.com/diary/knowledge_portraitstyle/
今回は、横型冊子についてお話したいと思います。
横型冊子とは、紙面が横に長い書籍のことです。
そのためワイドな構成の写真集や絵本をつくる時におすすめです。ワイドな構成って一体どんなもの?と思われた方。
下の写真をごらんください。この2つは同じ大きさの縦と横の紙に、町並みのイラストを掲載できる限界まで拡大したものです。
写真の印象が大分ちがいますよね。
横型の方がダイナミックな印象を受けませんか?
理由は、イラストのパノラマ感を残したまま掲載できるからです。広大な原っぱ、果てのない水平線……
そんな息を飲むような力強い写真やイラストをそのまま活かしたい場合は横長が良いということですね。では縦型冊子は、写真を掲載するのに向かないのかといえば、そうではありません。
縦長の写真やイラストを掲載するのにおすすめです。
理由は、人の視覚は横長にできているので 縦に長いものを見る場合には 目線を下へ下へとずらしていかないといけないから。
そうすることで、内容を無意識にじっくりと見たり、実物の写真やイラストよりも長く感じたりするからです。つまり、写真の良さを活かした冊子をつくりたい場合は、縦長のものは縦型、横長のものは横型が良いということですね。
(そんなの当たり前でしょ!という突っ込みが聞こえてきそうです……)冊子づくりを考えられている方は、型によって掲載する図形や写真、イラストの印象も変わることを頭に入れて縦型や横型をお選びいただけたらと思います。
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