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スタッフによる冊子作成日誌
- 2017年05月24日
- 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
- こんにちは、オリンピアの竹田です。
夏のような暑い日が続いていますね。当店のオフィスでは一足先に扇風機を引っ張り出しました。
前回ご紹介した「行間の違いによる読みやすさ」に引き続き、視覚から感じる文章の読みやすさについてお話しします。
今回のテーマは「文字間」。
文字間とは、文字と文字の間隔のことです。
これからお話する文字間も行間と同様に、詰まり過ぎていても、あき過ぎても読みにくくなります。
今回も実際にどう読みにくいのかを見てみましょう。
下の3つの例をご覧ください。
どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。
(1)は文字間をワードの初期設定のままで打った文章です。
行間の場合でもそうでしたが、ワードが適切だと判断した幅は人によって感じ方が異なるかもしれませんが基本的に読みやすい設定になっていますね。
(2)は(1)よりも文字間を詰めたもの。
文字同士の間が狭いと一文字ずつなぞるように集中して読まないと自分がどこまで読み進めていたか見失いそうになります。
また目を凝らして文字を追っているためか(1)を読むときよりも目が疲れる傾向にあります。
(3)は、(1)よりも文字間をあけたもの。
文字間があき過ぎると文字がぶつ切れになっているように見えるため、視線を意識してずらさなくてはならず、それが読みにくさにつながります。
上記の3つの例を見比べることで文字間の違いで読みやすさが変わることが伝わったのではないでしょうか。
次回は、ひらがな表記と漢字表記についてお話しします。
乞うご期待!
●視覚から感じる“読みやすさ”--------------------------------------
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。
第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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