スタッフによる冊子作成日誌

視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」

こんにちは、オリンピアの竹田です。
雨の日が続いて傘を手放せない日が続きますね。

 

記念誌や報告書といったページ数の多い冊子は読むのが大変。行間や時間、平仮名表記や漢字表記など…様々な角度から読みやすくなる工夫を行いましょう。

これまで4回にわたり、視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについてお話してきました。

 

簡単に復習しますと「行間」や「文字間」は広過ぎると文章がぶつ切れに見え、狭過ぎると自分がどこを読んでいたかを見失いやすくなります。
そのため文章が読みやすい適度な間隔に設定することが大切です。

 

また何文字も漢字が続く文章は「読みにくい」「難しそう」という印象を読者に与えがち。
漢字が3文字よりも多く続く場合は、どこかを平仮名で表記できないか、もう一度見直してみましょう。
その他、画数が多い漢字をそのまま表記すると行間と文字間がつまり、圧迫感を与えてしまう場合もあります。
それを防ぐために複雑な漢字はなるべく平仮名で書くことをおススメします。

 

視覚の面からも読みやすさを高めるためには原稿が完成した後に改めて文章を見返すことが大切です。
けれど、誤字や脱字のような間違いではないためつい見逃してしまうこともあるでしょう。
そのため文章を書き上げた後は文章を俯瞰して「本当にこの文章は読みやすい?」とご自身に問いかけてみてください。
少しでも「見にくいな」と感じたらとことん原因を探ることで視覚的にも読みやすい原稿に近づけることができると思います。

 

記念誌や報告書といったページ数の多い冊子は読むのが大変。行間や時間、平仮名表記や漢字表記など…様々な角度から読みやすくなる工夫を行いましょう。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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2017年06月14日

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