スタッフによる冊子作成日誌
表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】
いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
こんにちは。 デザイナーの佐々木です。
みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は遊びつかれて会社にくるのも筋肉痛でした。
今日は背表紙についてお話したいと思います!
みなさんは背表紙を作るとき、 冊子のタイトルや著者の名前などを入れますよね。
例えばA4サイズの冊子で10.5mm幅の背表紙の場合。
と、こういう感じ。
…が、背表紙といっても、 文字の配置の仕方や文字サイズは他にもいろいろ考えられます。
この背表紙では文字を全て上に寄せて配置していますが、その他のパターンを考えてみると、以下の②や③などのアレンジもできちゃいます!
②は①と文字の位置は同じままで メインのタイトルである「高校数学」の文字を大きく、太くして サブタイトル「基礎」との差をつけてみました。
③は文字の大きさは②と同じままで、文字の配置を変えてみました。
メインタイトルは上半分のスペースを広く使って配置、 サブタイトルを下半分に位置を下げました。
この3つを見比べてみていかがでしょうか?
それぞれ雰囲気が違いますよね。
このように、 「背表紙」といっても、文字をどこに、どんな風に置くかで 表紙と同じくらい印象がガラリと変わるんです。
もちろん、表紙のイメージと大きくかけ離れてしまうのはNGですが、 表紙のイメージを保ちつつ、限られたスペースの中でキレイに入ると 冊子の完成度がさらにUPしますよ!
また、横幅が狭く限られた背表紙のスペースで 文字をバランスよく配置したり、 大小のメリハリをつけたりすることは “見やすさ”にもつながります。
…と、いいことづくし!
というわけで、 みなさんも背表紙を作る時は 文字の位置やサイズなどいろいろ試しながら 冊子に合った背表紙を作ってくださいね。
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オリンピア印刷株式会社
2016年05月10日