スタッフによる冊子作成日誌

自分史や俳句集、作品集などの前書き(まえがき)を作ろう

冊子を製作中のお客様から
「現在、前書きにはどんな内容の文章が良いのでしょうか?」という質問がよく寄せえられます。
というのは、ある意味本文よりも何を書いたらいいのかイメージしづらいかもしれませんね。

今回は、前書き(まえがき)の内容を決めるポイントや、そのテーマを選ぶことでどんな効果が期待できるかをお話させていただこうと思います。
○目次———
前書き(まえがき)の役割
自分史や回顧録、家族史などの前書き「自己紹介」
自分史や回顧録、家族史などの前書き「製作のきっかけ」
著者以外の人による推薦文を掲載している前書き
俳句集や作品集などの前書き、作品の一部を掲載
どんな冊子にでも合う前書き 「感謝の気持ち」
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前書き(まえがき)の役割

そもそも、前書き(まえがき)とは何でしょうか?

本文の前に書かれているもので 「その冊子についての、簡単な説明や紹介」です。
単なる概要や要約というより、人物像を紹介したり、どういう経緯で製作に至ったかなど、その冊子の辺縁にあたる情報が提示されています。

前書きとは本文への導入部分であり、印象的だとさらに興味がよりわいてくるのではないでしょうか。

本文への興味がより高まるような前書きの内容を見つけましょう!

本文への興味がより高まるような前書きの内容を見つけましょう!

 

自分史や回顧録、家族史などの前書き「自己紹介」

自分史や回顧録、家族史などによく使われる自己紹介の前書き。
前書きのテーマを「自己紹介」にした場合、どんな効果があるのでしょうか?

自分史や回顧録、家族史などの冊子は、これまでの自身や家族の軌跡や経験談を書くものです。
その内容が読者にとっては人生のアドバイスになったり、著者の生き様に触れる機会になる場合もあります。
(本文の内容によって多少異なることもあります)

しかし、それほど著者と親密ではない方には、感情移入して読んだり、深く受け止めたりすることは難しいかもしれません。

そのため前書きに著者の自己紹介を掲載し読者に知ってもらうことで、それほど親密ではない方でも本文を楽しく読み進められるという効果が見込めるのです。

また親しい方が読まれる場合にも、今まで知らなかった著者の一面を知る機会となります。
共通の体験に関わるワードを見つけ、思い出を共有することができれば興味深く本文を読み進められるでしょう。

つまり前書きに自己紹介を載せると
親しくない方には、本文を読みやすくするために事前に情報を提供するという効果が、親しい方にはより懐かしさを感じてもらったり、興味を持ってもらう効果があるのです。

自分史や回顧録、家族史などの前書き「製作のきっかけ」

これまでご依頼いただいた自分史や回顧録、家族史などの製作のきっかけとしては、長年勤めた会社を「退職」したり、還暦や米寿といった「節目の年齢」を迎えたことなどが多かったように感じます。

そして、これらのきっかけは内容にも大きく関わる傾向が強いようです。
ですから、きっかけについて前書きで詳しくふれておくと、読者がより自然に本文に入っていける訳なのです。

例えば「退職」なら、「自分のこれまでのビジネスマンとしての歩みを残したいと考え…」などと仕事に対する思いやご自身の成果を中心にふれておけば本文につながるスムーズな前書きになるでしょう。

つまり、前書きで「製作のきっかけ」にふれておけば、自分史の方向性や製作の意義などを示すことができるわけですね。

自分史や回顧録、家族史などの製作をご検討中、あるいはすでに製作中の皆様、前書きに悩んだら「製作のきっかけ」を記してみてはいかがでしょうか。

著者以外の人による推薦文を掲載している前書き

そもそも前書きは、必ずしもご自身で書かれなくてもいいんです。
すなわち、推薦文を他の方に書いていだたくパターンですね。

友人や師弟等が前書きを書くことで、著者本人とは違った観点から作品集を紹介できるメリットがありますね。
俳句集などの作品集や小説などで見られるパターンです。
推薦文という形でなくても「○○氏へ捧ぐ」といったメッセージを書いていていただく場合もあります。

また追悼集や遺作集、偲びぐさなど故人を偲んでつくる冊子の場合は、前書きに変わるものとして追悼文が入ります。
ご遺族や生前親しかった方にお願いすることが多いです。

俳句集や作品集などの前書き、作品の一部を掲載

代表的な作品を前書きとして登場させてみてはいかがでしょうか。
作品集の世界観を示すことで、興味を持ってもらったり本文に入る前に、作品の文体、トーン、世界観の一部を示すことで、読者はその作品が自分の好みに合うかどうかを判断しやすくなります。

俳句集の前書き。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

俳句集の前書き。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

こちらの冊子は句集ですので、はじめに句を載せることで、 冊子の第一印象をアピールする前書きとしての役割を果たしています。

俳句集の前書きを例として取り上げましたが、俳句集に限らず絵画などの作品集にも使えます。

どんな冊子にでも合う前書き「感謝の気持ち」

「感謝の気持ち」について前書きで詳しく触れることで読者が本文の内容に入っていきやすくなります。
例えば、数十年連れ添ってきた配偶者への感謝を書きたい時は、おふたりで経験してきた大きな出来事を中心に書くことで本文を予告した前書きにもなり、スムーズな導入になるでしょう。

「感謝の気持ち」は「製作のきっかけ」と重なる部分が多いテーマですが、製作者の想いがストレートに記されるため、他のテーマよりも読者の心を揺さぶる傾向にあるようです。

 

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オリンピア印刷株式会社

2016年10月14日

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