スタッフによる冊子作成日誌
記念誌や論文のタイトルに箔押し加工をすれば冊子が豪華に見えるんですって!
こんにちは。
オリンピア印刷の野田です。
毎年、オリンピア印刷では春にかけて記念誌や論文のご注文が増えてきます。
その中でも最近では、箔押し加工をするお客様が増えている傾向がみられます。(ありがたい!)
という訳で、今回は箔押し加工についてご紹介します。
まず箔押し加工とは、文字やロゴ、絵柄などの型(金型)を使って金箔や銀箔を転写する印刷技法です。言葉だけでは想像しにくいですよね。
こちらをご覧ください。
冊子の表紙と、箔押しされている文字を拡大した画像です。
箔押し加工は、その部分が光るので冊子に高級感が生まれます。
そのため記念誌や論文、追悼集など
お客様にとって特別な冊をつくる際や豪華に表紙を飾りたい場合などによく用いられる印刷加工です。
先日、とある企業の方から「会社の30周年誌の表紙タイトルを箔押し加工にしたいと思っています。」というお問い合わせをいただきました。
その企業様がつくられた箔押しの表紙はこんなイメージです。
箔押しには2種類のつくり方があります。
1つ目は、型(金型)をオーダーメイドでつくる「凸版」。
上に載せた画像の箔押しが、このタイプ。
フォントや文字のサイズを自由に決めることができます。
2つ目は既存の型(金型)を使う「活字」。
既存の型(金型)を使うため、凸版に比べて安価でつくれる場合が多いです。
使えるフォントは、和文が明朝体、英文がセンチュリーオールドの各1種類になります。
また文字のサイズは和文・英文ともに選択肢が3つ。
和文が ①9mm角 ②7.2mm角 ③5.2mm角
英文が ①8.5mm角 ②7mm角 ③5.5mm角
この他にも、入れられる文字数に限りがあるなど活字には色々な制約あります。
つまり、先ほどの企業様は「自由に30周年誌をつくりたい」ご意向だったので凸版を選ばれた訳です。
逆に、フォントや文字の大きさにこだわりがなくできるだけ安くつくりたい方は凸版と比べ、安価でつくれる場合が多い活字がおすすめという訳です。
「可能な限り自由にタイトルまわりをつくりたい。けれどあまりお金をかけられない…」
そんな企業様は箔押し加工をしたい部分のデータを送付の上、スタッフまでご相談ください。
データを拝見して、お客様の予算枠に収まるよう可能な限りアドバイスをさせていただきます

(2営業日以内に回答します)
2017年12月01日