スタッフによる冊子作成日誌

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編3】「表紙のタイトルなど文字の大きさと揃え方1」

こんにちは。
デザイナーのいのせです。
鬱陶しい日が続いていますが、みなさんは体調をくずされていませんか?
僕は少しバテ気味です。
ってこれから夏になるとまたあの暑い日々が待っているのに、まだバテるには早いですね。

では、本題です。

今日は表紙に入れる文字原稿の位置や揃え方についての基本パターンをいくつかご紹介します。
整った表紙をつくるためには、やはりレイアウトの基本パターンをいくつか知っていると便利です。

当然だ!と思われるかも知れませんが、表紙に入れる文字で一番大きいものは「タイトル文字」です。
以下、順位をつけていくとすれば、

1位 「冊子のタイトル」
2位 「サブタイトル」もしくは「タイトルの上にくる見出し」
3位 「企業名・団体名」
4位 「連絡先・住所など」

基本的にこの順で文字の大きさを決めることが多いです。
では、実際に表紙をつくってみていきましょう。
例として「卒園文集」の表紙をつくってみました。

タイトル:丸ゴシック 60pt/サブタイトル:丸ゴシック 30pt/幼稚園名:丸ゴシック 24pt

タイトル:丸ゴシック 60pt/サブタイトル:丸ゴシック 30pt/幼稚園名:丸ゴシック 24pt

卒園文集サンプル

卒園文集サンプル

このように、「タイトル」「見出し」「幼稚園名」の順に文字の大きさを変えてレイアウトすると表紙らしく見えますね。

同じ文字の大きさでレイアウトしたものと比べてみると違いがよくわかります。
また、一概に「タイトル」といっても2文字のものもあれば1行で収まらないくらいに文字数が多くなる場合もありますよね。
先ほどの基本パターンに沿って、文字数の異なる表紙をいくつか集めてみました。

タイトル:行書体 255pt/サブタイトル:ゴシック 26pt/企業・団体名:ゴシック 19pt

タイトル:行書体 255pt/サブタイトル:ゴシック 26pt/企業・団体名:ゴシック 19pt

タイトル:ゴシック 30pt/サブタイトル:ゴシック 25pt/企業・団体名:ゴシック 20pt

タイトル:ゴシック 30pt/サブタイトル:ゴシック 25pt/企業・団体名:ゴシック 20pt

タイトル:丸ゴシック 40pt/サブタイトル:丸ゴシック 28pt/企業・団体名:丸ゴシック 20pt

タイトル:丸ゴシック 40pt/サブタイトル:丸ゴシック 28pt/企業・団体名:丸ゴシック 20pt

いかがでしょうか。
「タイトル」文字の短いものから長いものまで1「冊子のタイトル」2「サブタイトル」3「企業名・団体名」の順でレイアウトされています。
もちろん、絶対にこのルールを守らないといけないなんて決まりはありませんが、自由なレイアウトをする時でも、基本を知っておくとレイアウトの幅がぐっと広がりますからね。
今回は表紙の真ん中(センター)に揃えたレイアウトが中心でしたが、表紙の原稿材料に「写真」や「イラスト」などの要素が加わってくると文字を表紙の端に揃えるパターンが有効になってくることもあります。

次回は、文字の置く位置の基本パターンをご紹介します。

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2016年06月13日

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