スタッフによる冊子作成日誌

間違いやすい日本語『日本語の正しい意味を知っていますか?』

こんにちは、オリンピアの益子です。

今回は間違いやすい日本語「ご静聴」と「ご清聴」についてお話しします。

静聴と清聴は、主に口語として使われます。ただ、いざ書き言葉で表現する時に、自分の思いを正しく伝えられるよう、それぞれの言葉の意味を正しく覚えておくことをおすすめいたします。

静聴と清聴は、主に口語として使われます。ただ、いざ書き言葉で表現する時に、自分の思いを正しく伝えられるよう、それぞれの言葉の意味を正しく覚えておくことをおすすめいたします。

まず【ご静聴】を辞書で調べると、「人の話を静かに聞くこと」と出てきます。
例えば講演会やスピーチなどで人が話し始める前に使われることが多いようです。
実際、講演会などの前に司会者から「ご静聴願います」と言われたことありませんか?

 

この言葉は『話を始めるので静かにしてくださいね』というお願いであり、『これから話を始めますよ』の合図にもなります。

 

次に【ご清聴】を辞書で調べると、「相手が自分の話を②聞いてくれることを敬って言う時に使う言葉」と出てきます。
実際には、講演会などが終わった後に「ご清聴ありがとうございました」と聴衆に対するお礼の言葉として使われることが多いようです。
これは話を聞いてくれた感謝を伝えると共に自分の話が終わったことを聴衆に知らせる意味もあります。

 

今回、このテーマを選んだ理由は、とある講演会の最後に配布された冊子の最後のページに「本日は、ご静聴ありがとうございました」と書かれていたから。
つまり「静かに聴いてくださり、ありがとう」という意味になるので決して間違ってはいないようにも感じますが、色々と調べたところやはりシメの言葉としては「ご清聴」を使った方がベターなようです。

皆さんも日頃使っている言葉について改めて調べてみると面白い発見があるかもしれませんよ。

 

 

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2017年08月09日

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