スタッフによる冊子作成日誌

冊子のサイズ、「A判」「B判」って何?

皆さま、こんにちは。
オリンピア印刷の藤原です。

私はようやく引っ越しの荷作りを終えつつあります。
中でも大変だったのは、冊子の梱包です。
一冊でも多く段ボールに入るよう、同じサイズの冊子をまとめて、きっちりと並べて詰めました。
しかし、他とはサイズの違う冊子が何冊かあり、隙間ができて困りました。
そこで今回は、冊子のサイズについてお話をします。

皆さん、「A4サイズの雑誌」「B5サイズのノート」などという冊子のサイズの呼び方を聞いたことはありませんか?
このような、Aの後ろに数字が付くサイズを「A判」もしくは「A判サイズ」といい、Bの後ろに数字が付くサイズを「B判」もしくは「B判サイズ」といいます。

例えば、新聞紙の見開きサイズはA1サイズなので、一面のサイズはその半分のA2サイズ。さらに2回折り畳むと、持ちやすいサイズA4サイズになる、というわけです!

例えば、新聞紙の見開きサイズはA1サイズなので、一面のサイズはその半分のA2サイズ。さらに2回折り畳むと、持ちやすいサイズA4サイズになる、というわけです!


では、A判とB判はどう違うのでしょうか?
まず、A判は元々、ドイツの工業規格を導入したもので、国際標準として各国で使われています。

「A0」という、841㎜×1,189mmの長方形を基準として、A0を半分に折ったサイズ(594㎜×841㎜)がA1、A1をさらに半分に折ったサイズ(420㎜×594㎜)がA2…と、半分に折っていくごとにAの後ろに付く数字が大きくなっていきます。

B判は、「B0」と呼ばれる、1,030㎜×1,456mmの白銀比の長方形を基準として、A判と同様に、半分に折っていくごとにB1、B2…と数字が大きくなりますが、B判は、日本で使われていた美濃紙を元にした、国内規格のサイズなんです。

ちなみに、A判・B判ともに、短辺:長辺の比率が1:ルート2で、A0サイズは面積が1㎡、B0サイズは面積が1.5㎡になるように計算されています。
この比率は「白銀比」と呼ばれる比率で、法隆寺など日本の建築物にも多く取り入れられている、馴染みのある比率なんです。

一般的に、冊子はこれらの「A判」「B判」で作られることが多いですが、
中には違うサイズの冊子も存在します。

次回は、そんな「違うサイズ」の冊子についてお話しする予定ですので、
お楽しみに!

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2017年01月05日

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