スタッフによる冊子作成日誌

企業さま向けの冊子の仕様をご紹介「企業さまがよく選ぶ冊子の綴じ方②」

皆さん、こんにちは。

 

前回、企業さまが選ぶ冊子の綴じ方、「中綴じ」についてお話しました。
「中綴じ」は用紙を二つ折りにし、折り目の部分をホッチキスで留める綴じ方のことです。

 第二回目は、予告通り「無線綴じ」についてご紹介します。

「無線綴じ」は、糸や針金を使わず、本文を表紙で包み、背を糊で固める製本方法です。

赤く囲っている部分をのりで留めています。

赤く囲っている部分をのりで留めています。

 

無線綴じの長所

  • 強度が強く、長期保存に適しています。
  • 前回ご紹介した中綴じに比べて高級感が出せます。
  • 中綴じよりもページ数の多い冊子をつくることができます。
    (中綴じは64ページまで、無線綴じは638ページまで対応可)

 

無線綴じの短所

  • 製本の構造上、ノド付近が隠れてしまうので、見開きデザインの絵本などは不向きです。
  • 背部分にのり付けして、綴じるためページ数が少ない冊子には向きません。

 

以上が大まかな無線綴じの長所と短所です。

 

無線綴じは、中綴じと比べて、ページ数が多く高級感のある冊子をつくるのに向いています。
ただ、背をのりで留めるためにノド(=本の綴じ側部分)を根本まで開くことが出来ません。
見開きに渡るようなデザインの場合は、ノド付近の文字・絵柄が見えなくなる可能性があります。
(ページ数や本文の用紙によって、ノド部分の開き具合も変わってきます。)
無線綴じで冊子を製作する場合は、上記のことを念頭に入れてご検討くださいね。

 

次回は、上製本についてお話しします。
乞うご期待!

 
▶ 無線とじ(くるみ製本)で選べる基本仕様について詳しくはこちら
 


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2017年12月12日

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