スタッフによる冊子作成日誌
冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。
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		暑中見舞いと残暑見舞いの違いとは?
 2018年07月02日
 皆さん、こんにちは。 本当に毎日、毎日、暑い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか。 
 特に、熱中症には、くれぐれもお気をつけください。さて、こんな暑い時期に出すお知らせのひとつに「暑中お見舞いハガキ」があります。 暑中お見舞いとは、暑い時期に知人や友人、お世話になっている方々に近況を報告したり、安否を伺ったりするために出す季節の挨拶状です。 ちなみに、残暑見舞いハガキ、というもの存在しますが、暑中お見舞いとの違いをご存知ですか? 
 答えは、「出す時期」が違います。一般的には、暑中見舞いは「二十四節気の小暑(7月7日頃)から立秋(2018年は8月7日)前まで」とされています。ただ、始まりのタイミングは7月20日頃からという説や、梅雨が明ければOKという説もあります。 そして、残暑見舞いの時期についても諸説ありますが、「立秋を過ぎてから、8月末まで」というのが大体の通例のようです。 
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		防災冊子は持ち運びやすさと読みやすさ どちらを重視するかで仕様が変わります。
 2018年06月20日
 皆さん、こんにちは。 6月18日、大阪府北部を中心に地震が発生しました。 
 このたびの災害で被害にあわれた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。
 また、一日も早く復旧されますよう心からお祈り申し上げます。あの日、私は通勤で使っている電車が止まってしまい自宅待機することに…。 
 いつ余震がくるか心配だったため事前に災害時に必要なものを確認、準備しておかなくてはと思い自治体で配られている防災冊子を引っ張り出そうとすると…。
 思っていたよりも厚くて重たかったんです!!地域で決められている避難場所などを調べようにもページ数が多くてなかなかたどり着かない。 
 読み切ることができない情報量なので持って行こうかとも思いましたがリュックに入れたら絶対に身動きが取りにくくなる…と思い断念。こういう緊急時には持ち運びやすい小さめのサイズ、そしてページ数も少ない方がすぐに目的の内容を見つけられ便利だと実感しました。 逆に日常的に読むのであれば、知識を蓄えておくために情報量が豊富な方がいいかもしれません。 
 そのため、個人的には持ち運び用に比べると厚めの冊子になっても許容できるような気がします。お客様がつくりたいものは 読者の方にじっくり読んで頂きたい冊子なのか それとも読者の方が読みたいページにすぐに辿りつける冊子なのか。 上記2つをしっかりと考えて仕様を決められるよう、これからもアドバイスさせていただきます。 
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		大きくて、見やすくて、迫力満点の 大型横型冊子をご存知ですか?
 2018年06月11日
 皆さん、こんにちは。 さて今回は、オリンピア印刷で承っています、「大型横型冊子」をアピールしたいと思います! 「大型」で、しかも「横型」。一体どんな冊子でしょう。 
 まずはそのルックスからご覧ください。その名の通り、横型冊子の大きいサイズが「大型横型冊子」になります。 
 以前このブログで「横型冊子」をご紹介したことがありました。
 その際、横型冊子のメリットとして、以下の点を挙げました。(写真集やカタログの場合) ・横に広がる風景をパノラマ感満載で見せられる ・横に大きな建物をダイナミックに見せられる ・隅々までしっかり見せられる (絵本の場合) ・イラストや写真の迫力が出る ・端から端へ、物語の展開が見せやすい ・小さいお子様でも手に持ちやすい だいたいこんな感じです。 以上のメリットはもちろん「大型」の場合でも同じで、というか、大型になれば上記のメリットがさらに増すのです! 
 (※小さいお子様でも手に持ちやすい、だけは違いますね)中の写真を並べて見ると、こんな感じで違います。 いかがでしょう。この大きさ、見やすさ、そして迫力。 用途としては、ポートフォリオや写真集、あるいはマンションや自動車といった、比較的高価な商品のカタログなどに使われる傾向があります。 ちょっと他とは違った見せ方をしたい!そんなことをお考えの方にはぴったりの冊子かもしれません。 
 大型横型冊子に関する質問は、お気軽にオリンピア印刷にお尋ねください。
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		色校正は、原稿の仕上がりを事前に確認できるため満足いく冊子をつくるために重要な作業です。
 2018年06月01日
 皆さん、こんにちは。 先日、学生時代の友人と久しぶりにランチに行きました。 
 彼女は、植物園の運営を任せられており施設内で行うイベントの立案から来園者数の管理など幅広い仕事を担当しています。その他にもパンフレットやチラシなどの製作もまかされているそうです。 現在行っている業務について色々な話を聞かせてもらいました。 
 中でも興味深かったのが「製作した冊子の色が、完成してみたらまったくイメージと異なっていた」というお話。彼女いわく、冊子に使った紙は真っ白な上質紙。 
 そこに水色で海のイラストを載せたそうです。
 けれど色が思っていたよりも暗く仕上がっており見た目が想像していた完成品と大きく違ってしまったんだとか。「仕上がりを確認するために色校正はしたの?」 
 と聞くと原稿を印刷会社に入稿した後は、すべて先方にお任せ…というスタイルだったらしく
 「こんなに色が暗くなるなんて思わなかった。あらかじめ仕上がりを確認できたらもっと納得のいく色になったのかな」と
 とても残念そうでした。オリンピア印刷では、お客様にレイアウト・文字等の確認のため、印刷サンプルをご確認いただいておりますが、 
 もし、色合いを確認したい場合は、本番の印刷前に実際の仕上りをみることができる「色校正」がおすすめです。今回のような「思っていた色とは違った」という事態を未然に防ぐことができますので、 
 「色校正」をご要望の際には、オリンピアスタッフまでお問い合わせください。
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		湿度は本の天敵! しっかり管理して本を 長持ちさせましょう!
 2018年05月18日
 皆さん、こんにちは。 日に日に暑さが増してくる今日この頃、疲れなど溜まっていませんか? 
 これからまだまだ暑くなるので、健康管理には気をつけたいですね。特に日本の夏は、暑いだけでなく湿気がヒドイ!この湿気のせいで不快指数もアップしてしまいます。 
 そしてこの湿気、実は私たちの不快指数を上昇させるだけでなく、冊子や書籍にとっても嬉しくない存在なんです。なぜなら、湿気が原因で紙にカビが生えてしまたり、シミができてしまったりするから。 
 例えば、国立国会図書館では、湿度が60%を越えると空調設備を使って湿度管理をするそうです。確かに、図書館の蔵書管理において湿度調整は必須でしょう。 
 貴重な本が山ほどありますからね。もちろんご家庭でも、図書館ほどではないにしろ、やっぱり湿度管理はした方がベターです。 湿度が高い日が続いたら、本が保管されているお部屋の空調を使って湿度調整をしたり、あるいは、本棚に除湿剤を一緒に置いておくのも一つの手です。 皆さんのご自宅の本棚に並ぶ大切な書籍を、そして、オリンピア印刷でつくられたオンリーワンの冊子を、少しでもよい状態で長持ちさせてください! ちなみに、ダンボールに入れて書籍や冊子を保存するのは、湿度の観点からはオススメできません。 
 なぜなら、ダンボール自体が湿気を含みやすい存在だからです。湿気をたっぷり含んだダンボールにずっと囲まれていたら・・・中の冊子に良くない影響があることは想像にかたくないですよね。 ご家庭では、きちんと本棚に立てかけて保管することをオススメします! 
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		オリンピアに寄せられた質問に回答します!【右綴じ、左綴じの違いについて】
 2018年05月16日
 こんにちは、オリンピアです。 今回ご紹介する、お客様からの質問は「右綴じ、左綴じの違いについて」です。 言葉で説明する前に「右綴じ」と「左綴じ」がどういう冊子かを見てみましょう。 どうして冊子を右で綴じる場合と左で綴じる場合があるのか。 
 その理由は、本文の書かれている方向が大きく関係しています。基本、本文が縦書きなら右綴じ、本文が横書きなら左綴じにします。 
 これは文章を目で追う流れが途切れにくく、読みやすいからです。実際にどのように読みやすいのか体感していただきましょう。 
 下の画像をご覧ください。ただ縦書きなら右綴じ、横書きなら左綴じにしないといけない… 
 というわけでは決してありません。一番大切なのは、お客様が「こうしたい!」と思い、ご納得されて冊子をつくること。 我々スタッフは、お客様の希望通りの冊子をつくるお手伝いをさせていただきたいと思っております。 
 何か不明なこと、困ったことがあればお気軽にお尋ねくださいね。
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		PDF入稿を推奨しているオリンピア印刷が、 PDFの基礎知識をお教えいたします!
 2018年05月10日
 皆様、こんにちは。 オリンピア印刷では、ワードやエクセルパワーポイントといったOffice系ソフトでの入稿も、イラストレーター、インデザイン、フォトショップなどのプロデザイナーさんがよく使われるデータでの入稿も受け付けています。 でもでも、基本的にはPDFでの入稿を推奨しているんです。 なぜなら、PDFデータであれば、お客様と弊社のパソコン環境の違いが原因で文字が化けたり、改行位置が変わったりといったデータトラブルが発生しにくいからです。 ですので皆様、ぜひぜひPDF入稿をご利用ください! 
 と、オススメしたからには、もう少しPDFの基本的な部分のお話を。当たり前のようにPDF、PDFと言っていますが、そもそもPDFってなんなのでしょう。 
 PDFとは、「ポータブル・ドキュメント・フォーマット(Portable Document Format)」の略で、データを紙に印刷した時の見え方のままで保存できるファイル形式のことです。最大の特徴は、どんな環境のパソコンで開いても同じように見える点。 先述したように、ワードやエクセル、イラストレーターといったソフトは、パソコンにそのソフトが入っていなければもちろん見られませんし、入っていてもバージョンが違ったりパソコン自体のOSが違ったりすると、見え方が変わってしまう可能性があるのです。 最悪、文字化けしてしまったりすることもあるのですが、そんな困ったことが起こりにくいのがPDF。いわばどんなパソコンでも見られる「電子的な紙」といったところでしょうか。 この利点を活かしているのが、ウェブ上にアップされたカタログやチラシ、取扱説明書などです。多くの場合、PDFデータに変換してアップされているため、いつどこでどんなパソコンからアクセスしても同じ見え方をするというわけです。 カタログやチラシ、取説などがパソコンによって見え方が変わってしまったらお客様に迷惑がかかってしまいますもんね。 ちなみに、PDFにもいろんな種類がありまして、その中でもPDF/X-1a という形式でご入校いただいたお客様には、冊子の合計金額5%OFFというサービスもオリンピア印刷では実施しています。 イラストレーターやインデザイン、フォトショップなどでデータをつくられたお客様は、PDF保存の際にX-1aを選択してください。 PDFには印刷に適した保存形式や、ウェブで閲覧するのに適した保存形式など、様々な規格があるのですが、このPDF/X-1aは、印刷する際に起こりするトラブルの原因を極力、排除した規格なのです。 というわけで、PDFでのご入稿をお考えのお客様でご不明な点やご質問があるかたは、お気軽にご連絡ください。 
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		無料で書籍や冊子の背表紙にタイトルを入れることができます!
 2018年05月01日
 皆さん、こんにちは。 さて皆さん。親の背中は子どもに見せるものですが、書籍や冊子の「背」は誰に見せるものでしょうか。 
 はい、もちろん読者の方々ですね。背にタイトルが入っていないと、本棚に入った状態ではどんな冊子だったかわかりにくく、いちいち取り出して表紙を見ないと・・・ と、この説明を続ける前に、1点確認させてください。 書籍や冊子の背とは、どこの部分のことでしょうか? この渋いタイトルの書籍を見本にしましょう。 キャプ)全610ページ、重さ(きっと)3kg(ぐらい)という存在感のある書籍を引っ張り出してきました! さて、この書籍の背は①〜③のどれでしょうか? わかりましたか? 
 はい、答えは②ですね。この部分を「背」、あるいは「背表紙」と言います。印刷会社で働く我々にとっては誰もが知る基本知識ですが、意外と③を背と思われているケースがあるのです。 
 確かに、人間の体の感覚でいえば③は背中にあたりますからね。でも正しくは、 ①:表紙 ②:背表紙 ③:裏表紙 となります。だから正解は②です。 
 全部「表紙」なんですよね。そして冒頭の話に戻ると、この背の部分にタイトルが書かれていないと、本棚に入った状態ではどんな冊子だったかわかりにくく、いちいち取り出して表紙を見ないといけません。 そこでお利用いただきたいのが、オリンピア印刷の「背表紙タイトル入れ」という無料サービスです。 
 せっかくなら背表紙にもタイトルを入れて、より目立つ、使い勝手の良い書籍・冊子にバージョンアップしてみませんか?ただここで、2つ留意していただきたい点がございます。 
 まず背表紙のタイトルは、背の厚さ、つまり書籍・冊子の厚さが3mm以上ないと入れられません。
 理由は単純にスペースの問題です。
 3mm以下の背表紙に文字を入れると、表紙側や裏表紙側に文字がはみ出てしまうのです。ちなみに、紙の種類では以下のような紙厚、およびページ数があれば背に文字を入れることができます。 紙質 紙厚 頁数 上質紙 70kg 60頁 90kg 50頁 110kg 40頁 135kg 32頁 コート紙/マットコート紙 90kg 75頁 110kg 55頁 135kg 47頁 書籍紙 72.5kg 60頁 90kg 47頁 そしてもう一つが、無線綴じと上製本の場合しか入れられないということです。 
 なぜなら中綴じ製本では背ができないから。これ意外と見落とされがちなんですよね。というわけで、背表紙への文字入れサービスについてご不明な点、ご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください! 
 お待ちしています。
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		記念誌におすすめの仕様あれこれ・その③
 2018年04月25日
 皆さん、こんにちは。 今回も、記念誌におすすめの仕様をご紹介します。 それはこちらです!  
 この、冊子の背の上部に糊付けされている紐。
 皆さんも、今まで一度は目にしたことがあるかもしれません。これは「スピン」と呼ばれるもので、栞としての役割を果たしています。 
 どこのページにはさまっているのかが一目で分かるよう、ページのタテの長さよりもはみでる長さになっています。冊子にくっついているので、通常の栞のように滑り落ちたり、なくしたりすることがないメリットがあるんです。 スピンは、ページ数や文字数の多い記念誌を作成されるお客様からは、特にご要望の高い仕様です。 オリンピア印刷でも承っておりますが、スピンの色はおまかせいただいております。 
 ご了承ください。「ページが少なめだけど、つけられるの?」など、ご質問がありましたら、お気軽にお問合せくださいね。 
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		ブックカバーがあるように見える! 「ガンダレ製本」で冊子に高級感を加えてみませんか?
 2018年04月20日
 こんにちは。オリンピア印刷です。 オリンピア印刷では、主に上製本や並製本(中綴じ/無線綴じ)の冊子製作を承っています。 
 ただ世の中には、他にも様々な製本方法があります。今日はそんな中から、ちょっと変わった「ガンダレ製本」という綴じ方についてお話ししたいと思います。 
 もちろんアリンピア印刷でも承っていますので、このブログを読んで気になった方はぜひお問い合わせください。ガンダレ製本って、あまり聞き慣れないですよね。 
 こんな製本方法の冊子のことです。つまり、この冊子にブックカバーはついておらず、ながーい表紙がまるでブックカバーの折り返しのように内側に折り込まれていたのです。 
 いかがでしょう?これがガンダレ製本です。メリットは、まるでブックカバーをしているような高級感が出せること。 
 さらに、折り返し部分にもデザインを施せるため、表現の幅が広げられると同時に、伸ばした時に大きさも含めてインパクトの強いビジュアルをつくることができます。また、折り返し部分だけに特別なデザインをあしらう、なんて工夫も考えられます。 
 別名「小口折り表紙」ともいうガンダレ製本。変わった名前の由来は「原」「厚」「暦」「歴」などの漢字に使われている部首の名前です。え?なんでそれが由来になるのって? 
 もう一度、上記のガンダレ製本を上から見た写真をよくご覧ください。ね、「厂(がんだれ)」みたいに見え・・・ますよね! 大体、オリンピア印刷では年間3〜4件のガンダレ製本を承っています。 
 ご興味がある方は、お気軽にご相談ください!
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