スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

上から見るとよくわかります。ホラこの通り。
ブックカバーがあるように見える! 「ガンダレ製本」で冊子に高級感を加えてみませんか?
2018年04月20日
冊子作成日誌

こんにちは。オリンピア印刷です。

 

オリンピア印刷では、主に上製本や並製本(中綴じ/無線綴じ)の冊子製作を承っています。
ただ世の中には、他にも様々な製本方法があります。

 

今日はそんな中から、ちょっと変わった「ガンダレ製本」という綴じ方についてお話ししたいと思います。
もちろんアリンピア印刷でも承っていますので、このブログを読んで気になった方はぜひお問い合わせください。

 

ガンダレ製本って、あまり聞き慣れないですよね。
こんな製本方法の冊子のことです。

一見、ごく普通の冊子です。

一見、ごく普通の冊子です。

開いてみると、ん?これはブックカバーの折り返し・・・?

開いてみると、ん?これはブックカバーの折り返し・・・?

いや違う、これは表紙が伸びて折り返されているだけだ!

いや違う、これは表紙が伸びて折り返されているだけだ!

上から見るとよくわかります。ホラこの通り。

上から見るとよくわかります。ホラこの通り。

 

つまり、この冊子にブックカバーはついておらず、ながーい表紙がまるでブックカバーの折り返しのように内側に折り込まれていたのです。
いかがでしょう?これがガンダレ製本です。

 

メリットは、まるでブックカバーをしているような高級感が出せること。
さらに、折り返し部分にもデザインを施せるため、表現の幅が広げられると同時に、伸ばした時に大きさも含めてインパクトの強いビジュアルをつくることができます。

 

また、折り返し部分だけに特別なデザインをあしらう、なんて工夫も考えられます。
別名「小口折り表紙」ともいうガンダレ製本。変わった名前の由来は「原」「厚」「暦」「歴」などの漢字に使われている部首の名前です。

 

え?なんでそれが由来になるのって?
もう一度、上記のガンダレ製本を上から見た写真をよくご覧ください。

上から見るとよくわかります。ホラこの通り。

ね、「厂(がんだれ)」みたいに見え・・・ますよね!

 

大体、オリンピア印刷では年間3〜4件のガンダレ製本を承っています。
ご興味がある方は、お気軽にご相談ください!

 

 


「まずは相談から」「電話で見積依頼したい」という方もお気軽にお電話ください。冊子印刷の専任スタッフが対応いたします。0120-55-8637受付時間:月から金 10:00から19:00「冊子印刷の件」とお申し付けください。

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kinenshi_hanagire2
記念誌におすすめの仕様あれこれ・その②
2018年04月11日
冊子作成日誌記念誌

皆さん、こんにちは。

今回も前回に引き続き、記念誌におすすめの仕様をご紹介します。

 

その仕様とは「花布(はなぎれ)」です。
聞いたことのない方も多いかもしれませんね。
まずは写真をご覧いただきましょう。

kinenshi_hanagire

kinenshi_hanagire2

この2つの写真は、上製本の背の部分を、それぞれ天(冊子を立てた時に上になる部分)と地(冊子を立てた時に下になる部分)から撮った写真です。
両方とも、背の接着部分に、黄色い布が見えますでしょうか?

 

この、上製本の背の部分の天と地に貼られている布を花布と呼びます。
背の接着部分を補強する効果がありますので、長期保存したい冊子向きの仕様です。
そのうえ、接着部分の糊付けが隠れて仕上がりが美しく、記念誌にはぴったりなんです。

 

オリンピア印刷では、花布の色は表紙の色とのバランスを考慮し、ご提案しています。
もちろん、お客様の要望がありましたら考慮いたしますので、「こういう色の花布はつけられるの?」というお問合せも大歓迎です。

ぜひ、お気軽にお問合せください。

 


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読み方は「バヤルララー」。
海外からのご注文にも社員とお客様で力を合わせご希望通りの冊子を製作・納品できました!
2018年04月10日
冊子作成日誌

こんにちは、オリンピア印刷です。

 

オリンピア印刷はネット通販の印刷会社なので、全国どこからでもご注文をいただくことができます。
実際、日本全国からご注文をいただいているのですが、なんと先日!海外から冊子製作のご注文がありました!

 

それはモンゴルからのご依頼で、内容はモンゴル語のテキストの製作でした。
もちろん、喜んでお引き受けしたのですが、やはりいくつかのイレギュラーな出来事が発生しました。

まずは言葉の問題!

お客様はモンゴル人のご婦人で、ご主人は日本人だったのですが、ご本人はそこまで日本語がお話しできる方ではありませんでした。
そのため、メールのやり取りの中で意思疎通が難しくなる場面が何度か発生してしまったのです。

 

誤解は印刷ミスの元。なんとかならないかと考え、最終的に細かいやり取りはご主人様に間に入っていただくことをご提案させていただきました。

 

依頼主様もご主人様もご快諾くださり、以降メールのやり取りがスムーズに行えるようになりました。
ちなみに、モンゴル語で「ありがとう」はこう書きます。

読み方は「バヤルララー」。

読み方は「バヤルララー」。

 

次にイレギュラーだったのが、モンゴル語のフォント問題!
入稿時にはワードのPDFデータでいただいたのですが、パソコン環境の違いか、モンゴル語のフォントが部分的にバケてしまっていたようなのです。

 

さすがに、モンゴル語を読めるスタッフはいないため、正確に「この文字がバケています」ともお伝えできません。
そこで、ワードをPDFにするのではなく、プリントアウトしたものをスキャンして送っていただくことにしました。
これでモンゴル語の文字化け問題も解消!

 

このように、お客様やその周りの方々と力を合わせ、無事ご希望通りのモンゴル語のテキストを製作・納品することができました。

 

オリンピア印刷は「完全データ入稿」を前提としています。
それでも、時々、こうしたイレギュラーなことは発生します。

 

でもそんな時は、メール・電話でのご相談やご質問を受けたまわっていますので、一人ひとりのお客様の条件や環境を踏まえた上での対応をさせていただいています。

 

さらに来社相談もできますので、地理的に問題なければ、お電話にてご予約の上、ご来社ください。
印刷物の制作は何かと想定外のことが起こりがち。
お客様の疑問や悩みを一緒に解決できるスタッフが常駐している、オリンピア印刷で、大切な1冊を製作してみませんか?

 

 


「まずは相談から」「電話で見積依頼したい」という方もお気軽にお電話ください。冊子印刷の専任スタッフが対応いたします。0120-55-8637受付時間:月から金 10:00から19:00「冊子印刷の件」とお申し付けください。

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本棚などにしまう時、この部分が引っかかってグニャってなったことは誰しも経験があるはず!時間が経過した冊子によく見られる光景です。
ブックカバーと表紙の厚さの知っておきたいカンケイ!オリンピア印刷では推奨している表紙の厚さがあります!
2018年04月02日
冊子作成日誌ブックカバー

皆さん、こんにちは。

 

さて、本日はブックカバーと表紙の厚さの「知っておきたいカンケイ」についてお話ししたいと思います。
何でしょうカンケイって。ブックカバーと、表紙、確かにいつも一緒のふたりですよね。

 

ブックカバーにそっと包まれることで、表紙は汚れや傷から守られ、いつもキレイに・・・
って、そうなんです!いつも守られているからこそ、気をつけたいことがあるのです!

それは「表紙の反り返り」。
冊子の表紙って、紙の質や保存状態にもよりますが、こーんな感じで反り返って、浮いてしまうことがありませんか?

本棚などにしまう時、この部分が引っかかってグニャってなったことは誰しも経験があるはず!時間が経過した冊子によく見られる光景です。

本棚などにしまう時、この部分が引っかかってグニャってなったことは誰しも経験があるはず!時間が経過した冊子によく見られる光景です。

 

そしてこの反り返り、薄めの表紙にブックカバーを付けた時にも起こってしまうのです。
ブックカバーの紙質の方が表紙の紙質よりも厚かった理、強買ったりすると、表紙が持っていかれてしまうんですね。

 

先日も表紙を「色上質紙」の「厚口」でご注文されたお客様が、ブックカバーもご希望でした。でも色上質の厚口に、ブックカバーは避けた方がベター。
そのことをお伝えするとともに、以下のようなオリンピア印刷が推奨する表紙の厚さもお伝えさせていただきました。

 

表紙が色上質紙の場合の推奨の厚さは、

厚口 ×

特厚 △

最厚 ○

超厚 ◎

という感じです!

 

ブックカバーをお考えのお客様は、特に色上質紙で表紙を作ろうとお考えの方は、この厚さを目安にご注文いただければ、せっかくつくった冊子が、びろーん、と反り返ることは抑えられるはずです!

 

他にもブックカバーや、表紙についてご質問があればお気軽にお尋ねください!

 

 


「まずは相談から」「電話で見積依頼したい」という方もお気軽にお電話ください。冊子印刷の専任スタッフが対応いたします。0120-55-8637受付時間:月から金 10:00から19:00「冊子印刷の件」とお申し付けください。

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製本のみ
オリンピアに寄せられた質問に回答します!【製本のみのご注文について】
2018年03月28日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。

 

今回も引き続き、お客様からよくいただく質問を紹介、回答していきます!

本日お話する質問内容は下記。
「原稿の印刷は自分達でしました。そのため冊子の製本だけしてほしいのですが、可能でしょうか。」です。

ご質問ありがとうございます。
製本だけの注文はできるのか、という質問ですね。
回答は「残念ながらお受けできません」です。

申し訳ございません。

 

製本は冊子づくりの工程の中でも、製本は最終段階の作業です。
私どもオリンピア印刷は、印刷する段階からどういった工夫をすれば素早く高品質な冊子に仕上げられるかを考えながら印刷作業は進めているのです。

そのため、印刷済みの用紙をお送りいただき製本だけという注文をお受けしても、弊社、そしてお客様にご納得いただけるクオリティの冊子にできるか保証できないのです。

 

そのため製本のみのご依頼はお受けしておりません。
大変申し訳ございませんが、ご了承くださいません。

 

オリンピア以外で印刷された用紙を製本するのは、冊子のクオリティを保証できないためお断りしております。よろしくお願いいたします。

オリンピア以外で印刷された用紙を製本するのは、冊子のクオリティを保証できないためお断りしております。よろしくお願いいたします。

 

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

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デザインソフト、イラストレーターで、文字をアウトライン化する前(上)、アウトライン化した後(下)。
オリンピアに寄せられた質問に回答します!【フォントの置き換わりとアウトラインについて】
2018年03月14日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。

前回のブログで「完全データ」についてお話ししました。
完全データとは、印刷しても何も問題が発生しない、修正する必要のない原稿データのことです。

 

今回は印刷の際によく起きる問題の例として私がよく耳にする『フォントの置き換わり』についてご紹介いたします。

前回から、さも皆さんが知っているかのように「『フォントの置き換わり』が起こるよ!」と、書いていますが「そもそもフォントって何やねん」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
簡単に言うとフォントは、文字のデータのこと。

つまり『フォントの置き換わり』とは、文字データが他のものと入れ替わってしまう現象なのです。
文章だけで説明すると伝わりにくいと思いますので、下記にて、具体例を挙げながら、何故そんな現象が起こるのかをお話しいたします。

 

さまざまなフォントがあります。(この文章のフォントははんなり明朝です)

 

上記の文章は【はんなり明朝】という、フォントを使っています。
しかし【はんなり明朝】というフォントは全てのパソコンに必ず入っているわけではありません。
印刷する際に、原稿データを送った相手のパソコンに【はんなり明朝】が入っていない場合には下記のような『フォントの置き換わり』が起こります。

 

(元々設定していたフォント)さまざまなフォントがあります。(はんなり明朝)

(置き換わったフォント)さまざまなフォントがあります。(MS ゴシック)

 

見た目の印象がまったく違いますね。
このような問題を防ぐのがアウトライン化です。

 

アウトライン化とは、文字を画像にすること。
アウトライン化することでフォントの置き換わりはもちろん、
文字化けや字間など体裁の崩れを防いでくれるのです。

デザインソフト、イラストレーターで、文字をアウトライン化する前(上)、アウトライン化した後(下)。

デザインソフト、イラストレーターで、文字をアウトライン化する前(上)、アウトライン化した後(下)。

 

アウトライン化する方法につきましては、下記のURLのブログをお読みください。

「超入門!イラストレーター入稿ガイド:第1 アウトライン化」をご覧ください。

▶詳しくはこちら

 

以上が「フォントの置き換わり」と「アウトライン化」についての説明です。
今回ご紹介した「フォントの置き換わり」の他にも印刷の際に起こる不具合は数多くあります。
冊子製作の際に、疑問が出てきたり困ったことが起こった際には、気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。

 

 


「まずは相談から」「電話で見積依頼したい」という方もお気軽にお電話ください。冊子印刷の専任スタッフが対応いたします。0120-55-8637受付時間:月から金 10:00から19:00「冊子印刷の件」とお申し付けください。

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ナンバリングは冊子だけでなく、チケットなどにもよく用いられます。
ナンバリングをするだけで帳票や冊子の管理が簡単になります!
2018年03月12日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。

 

最近、オリンピア印刷では各種帳票をはじめナンバリングを行う印刷物の制作依頼を頂きました。
というわけで、今回はナンバリングについてご紹介します。

まずナンバリングとは、文字通り印刷物に通し番号を打つこと。
主に冊子などを管理する目的で入れられます。

 

例えば、社内秘の資料を社員に貸し出す際、振っていた番号と貸し出した相手を控えておけばすぐに誰がどの冊子を持っているかを調べることができます。

ナンバリングは冊子だけでなく、チケットなどにもよく用いられます。

ナンバリングは冊子だけでなく、チケットなどにもよく用いられます。

 

先日も「お客様に配布するアンケートを、ナンバリングしたいのですが、可能でしょうか」というお問い合わせがきました。
もちろん可能ですよ!

 

このお客様は「あらかじめアンケートに番号を振り、控えておくことで、どの地域に配ったアンケートかを把握したい」というお考えでした。
確かに!アンケートごとに書かれた地域がわかれば、そのエリアに対して、効率的に商品をアピールできますね。

 

今回ご紹介したナンバリングは別途料金で承っています。
「具体的なコストは?」など質問のある方、またご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。


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こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね!
記念誌におすすめの仕様あれこれ・その①
2018年03月07日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。

 

前回まで、オリンピア印刷で過去1月から3月にかけて多く注文された冊子の種類を、ランキング形式でご紹介しました。
その中で中綴じ部門第2位、上製本部門第3位に輝きましたのが「記念誌」です。

今回は、そんな記念誌についてお話しします。

記念誌は、会社や学校、組織の創立○周年など節目となる時期に作られることが多い冊子で、オリンピア印刷にも、季節を問わずお問い合わせが寄せられます。
その際によくいただくのが、「おすすめの製本方法はありますか?」との質問です。

記念誌は、歴史や思い出を未来へ残す、文字通り記念となる冊子であり、贈り物として式典などで配られることも多く、耐久性や高級感が求められます。

そこでオリンピア印刷では記念誌の製本方法に、長期保存に向いている上製本をおすすめしています。
また、表紙の種類は高級感のある「黒レザー」や「布ばり」が最適です。
タイトル文字に金や銀の箔押し加工を施しますので、ゴージャスな印象になりますよ。

 

次回以降も、記念誌にぴったりの仕様をくわしくご紹介しますので、ご期待ください。

こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね!

こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね!

(キャプション)こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね!


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カラー写真
カラー写真のスキャン作業は 有料で承っております!
2018年03月01日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。

 

ついこの間、年が明けたと思ったらもう春です!
もう1年の1/4を過ぎていることに今さら驚きつつ、今日はこんな話題を。

春が近づくと増えてくるのが、卒業アルバムのご注文です。
最近はスマホで写真を簡単に取れるようになったためか、スナップ写真などをたくさん掲載したアルバムが増えているように感じます。

 

そして先日、こんなご依頼がありました。
ご注文をくださったのは、ある子ども会の皆様。
卒業式後の謝恩会で配るアルバムの制作依頼でした。

 

もちろん印刷はお引き受けしたのですが、様々なご依頼の中で1点だけお客様が諦められたことがありました。
それは、「写真のスキャン」です。

 

このアルバムにも、たくさんのスナップ写真を掲載する予定だったようで、そのために必要な写真のデータ化作業をご依頼くださったのです。

 

ただ、オリンピア印刷では写真のスキャン(原稿のデジタルデータ化)を承ってはいるのですが、カラーの場合は別途、料金が発生してしまうのです(モノクロの場合は無料です)。
そして、このお客様のお写真もカラーだったため、予算との都合で諦められたのです。

 

こちらのお客様にもご説明させていただきましたが、弊社は完全データ(もう触らなくていいデータ)での入稿が前提なので、それ以外の作業には料金が発生してしまうのです。

 

ではなぜモノクロの場合は無料なの?とお思いですよね。
それは、弊社でカラー写真を印刷用のデータに変換する際、「色分解」という少々、手間と時間を要する作業が発生してしまうからなのです。

 

でもじゃあ、自宅にスキャナーがなかったら写真はどうやってデータにすればいいの!と思われた皆様、ご安心ください。
現在では、コンビニのコピー機でも手軽にスキャニングができますので、そこで取り込んだデータをお使いいただけたらと思います。

ちなみに、紙原稿をスキャンする場合には、いくつか注意点がありますので、こちらをご覧ください。

 

▶オリンピアサイト「紙原稿での注意点」

 

 


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完全データを作成するには、いくつかしなくてはいけない注意点があります。
オリンピアに寄せられた質問に回答します!【完全データについて】
2018年02月28日
冊子作成日誌

こんにちは、オリンピアです。

前回のブログでご紹介した「複数のデータの入稿方法」につづきお客様からよくいただく質問を紹介、回答していきます!

 

さて、第2回目の質問は「【完全データ】とは、どういうデータを指すのですか?」です。
完全データとは、印刷しても何も問題が発生しない、修正する必要のない原稿データのことです。

ここでいう問題は、色が大幅に違ったり、文字が切れていたり、掲載していたはずの写真がなかったり…と、多岐にわたります。
そのため一概に「この問題はよく起きます!」とは言えません。

 

そこで、次回のブログでは私がよく耳にする「フォントの置き換わり」を印刷時に生じる問題の代表として注意点とともにご紹介します。
ご期待ください。

 

完全データを作成するには、いくつかしなくてはいけない注意点があります。

完全データを作成するには、いくつかしなくてはいけない注意点があります。

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

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