スタッフによる冊子作成日誌

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編6】「タイトルの縦書きレイアウトと横書きレイアウト」

こんにちは。
デザイナーのいのせです。

蒸し暑い日が続いていますが、みなさんは体調をくずされていませんか?
ニュースなどを見ていると、今年の夏も昨年に引き続き猛暑となるようです、、、
今から暑さに負けないように体調を整えておきたいですね。

では、本日のブログです。
今日はタイトル文字の「縦書き」「横書き」レイアウトの基本パターンをご紹介します。

私は普段、冊子などのレイアウトやデザインをつくる仕事をしているのですが、ときどき表紙をつくる際、タイトル文字を「縦書き」にするか「横書き」にするかを考えることがあります。

基本、表紙のレイアウトだけを考えるのであれば、「右開き」の冊子であろうが、「左開き」の冊子であろうが「縦書き」「横書き」どちらのレイアウトでもかまわないと思います。

どちらかというと冊子の「内容」や、タイトルの「文字」、めざす表紙の「雰囲気」によって使い分けると良いと思います。

例えば、「俳句集」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

 

 

俳句で「横書き」のイメージはあまりしないので、「縦書き」の方がしっくりきていますね。

また、「俳句集」からは筆のイメージを連想しますので、タイトル文字も筆のような書体(フォント)にするとさらに雰囲気がでてきます。

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

 

 

では、次に「報告書」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

「報告書」では「横書き」にすることが多いですね。
タイトルの文字数も長いものが多いので、「縦書き」にするとすごく読みづらく、レイアウトも難しくなってきます。

私はレイアウトする時に、日頃常に気をつけていることの1つに「らしさ」があります。
「俳句集らしさ」、「情報誌らしさ」「写真集らしさ」などなど・・・

 

表紙をつくる前に同じジャンルで、世間に出回っている表紙がどんなレイアウトが一般的なのか(素敵に思うのか)を一度「調査」してみるのも良いかもしれません。
ちなみに私は、ほとんどの場合まず「調査」からはじめています♪

 

 

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2016年06月24日

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