スタッフによる冊子作成日誌

構成


冊子を作成するのに必要な文章構成を説明いたします。

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写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(写真集の構成が決定!)」
2017年07月05日
冊子作成日誌構成写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは!オリンピア印刷の青木です。

前回、先輩社員Sさんに教えていただいた「写真集の構成の考え方」についてブログでご紹介したところ「現在している作業は、『冊子製作の流れ』のどこにあたるの?」というお問い合わせをいただきました。

そこで今回の話題に入る前に、以前にお話しした『冊子製作の流れ』と今している作業がどの部分にあたるのか簡単にお話させていただきます。

まず冊子製作の流れには大きく3つのステップがあります。

ステップ①「原稿作成」
・写真集のテーマと構成を決定
・原稿を作成

ステップ②「冊子の仕上がりを決定」
・ 製本方法を決定
・ 冊子のサイズを決定

ステップ③「用紙を選択」
表紙と本紙の用紙を決定

上記のように「原稿作成」「冊子の仕上がりを決定」「用紙を選択」の3ステップを踏んでいけば冊子をつくることができます。

現在、私が行っている作業はステップ①の写真集のテーマと構成決めです。
今回は写真集の構成が決定したことをSさんにご報告します。

青木(以下青)「写真集の構成ですが、大きく2つのカテゴリに分けて写真を掲載します。1つ目は、動物の日常の姿を掲載する『ナチュラル可愛い』。2つ目は、おでかけ着やかぶり物をつけた動物の姿を掲載する『オシャレ可愛い』です。

先輩社員S(以下S)「具体的には、どういった写真を載せる予定なんですか?」

青「『ナチュラル可愛い』では、散歩風景や餌やり、ブラッシング…『オシャレ可愛い』では、ライオンのかぶり物や雨合羽を着た姿などです。身近にいる動物たちの面白い顔や可愛い仕草をおさめた写真を掲載しようと考えています。」

S「動物たちの気取っていない日常の姿から着飾った姿まで多彩な写真を読者の方々に見ていただき被写体に親しみを感じてほしい…ということですね。」

青「その通りです。その他にも『ある動物たちの色んな姿を掲載することで読者の方に写真集を最後まで飽きずに楽しんでほしい』という意図もあります。」

S「うん、いいと思いますよ。この調子で作業を頑張ってくださいね」

(キャプ)これが私の考えた構成案!構成を考える際に、読者の方に最後まで写真集を見ていただく工夫について考えることも大切ですが、製作者が楽しく作業を行えることが何よりも重要なので、気軽に取り組んでくださいね。

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「写真集の構成の考え方」
写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(構成の考え方について)」
2017年07月03日
冊子作成日誌構成写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは!オリンピア印刷の青木です。

 

今回は「写真集の構成の考え方」について先輩社員Sさんに話を聞きにきました。

 

青木(以下青)「早速ですが、構成の考え方を教えてください」

先輩社員S(以下S)「考え方に決まりはないけれど
私のおすすめは『写真をカテゴリにわけて配置すること』です。」

青「カテゴリ分けと具体的にはどんな風にするのですか?」

S「よく見るのは春夏秋冬でカテゴリに分ける構成かしら?」

青「撮影した季節ごとに掲載することで、時間の経過が感じられるんですね」

S「その通り。それに春夏秋冬は誰でも知っている言葉だから、次のカテゴリでどんな写真が掲載されるか想像できるので、写真集の流れに読者が入っていきやすいと思いますよ。」

青「なるほど!季節に合わせて写真を選別するだけでも、すっきりした見た目になるのがうれしいですね。」

 

【今回のまとめ】
① 写真をカテゴリごとに分類して掲載すると、すっきりとした見た目の誌面になります。
② 春夏秋冬など誰もが知っている言葉に応じて写真を分ければ、次の写真がどんな内容か予想できるため読者が写真集の内容に入りやすくなります。

 

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タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編6】「タイトルの縦書きレイアウトと横書きレイアウト」
2016年06月24日
冊子作成日誌タテ書き・ヨコ書き表紙構成デザイン書体

こんにちは。
デザイナーのいのせです。

蒸し暑い日が続いていますが、みなさんは体調をくずされていませんか?
ニュースなどを見ていると、今年の夏も昨年に引き続き猛暑となるようです、、、
今から暑さに負けないように体調を整えておきたいですね。

では、本日のブログです。
今日はタイトル文字の「縦書き」「横書き」レイアウトの基本パターンをご紹介します。

私は普段、冊子などのレイアウトやデザインをつくる仕事をしているのですが、ときどき表紙をつくる際、タイトル文字を「縦書き」にするか「横書き」にするかを考えることがあります。

基本、表紙のレイアウトだけを考えるのであれば、「右開き」の冊子であろうが、「左開き」の冊子であろうが「縦書き」「横書き」どちらのレイアウトでもかまわないと思います。

どちらかというと冊子の「内容」や、タイトルの「文字」、めざす表紙の「雰囲気」によって使い分けると良いと思います。

例えば、「俳句集」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

 

 

俳句で「横書き」のイメージはあまりしないので、「縦書き」の方がしっくりきていますね。

また、「俳句集」からは筆のイメージを連想しますので、タイトル文字も筆のような書体(フォント)にするとさらに雰囲気がでてきます。

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

 

 

では、次に「報告書」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

「報告書」では「横書き」にすることが多いですね。
タイトルの文字数も長いものが多いので、「縦書き」にするとすごく読みづらく、レイアウトも難しくなってきます。

私はレイアウトする時に、日頃常に気をつけていることの1つに「らしさ」があります。
「俳句集らしさ」、「情報誌らしさ」「写真集らしさ」などなど・・・

 

表紙をつくる前に同じジャンルで、世間に出回っている表紙がどんなレイアウトが一般的なのか(素敵に思うのか)を一度「調査」してみるのも良いかもしれません。
ちなみに私は、ほとんどの場合まず「調査」からはじめています♪

 

 

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冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜まえがき編〜
2015年07月22日
冊子作成日誌俳句集作成構成

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ようやく梅雨は明けたようですが、今日は雨が降っています。
週末には台風12号がやってきそうな予報が出ていますね。

いきなりですが、時々こういった質問を受けます。
「まえがきって、必要ですか?」と。
確かに、気になるところですね。
そこで今回は、まえがきについてお話ししましょう。

まえがきとは、簡単に言うと 「その冊子についての、簡単な説明や紹介」です。
何についてどう書かれた冊子なのか、内容に入る前に軽く触れておく役割を果たします。 まえがきの印象は重要です。
ここが面白いと、興味がわいて本文を読んでもらいやすくなりますからね。

…と言うと、ハードルが上がってしまいますでしょうか?(笑)
「上手く書けるか不安…」と思われるかもしれません。

安心してください!必ずしもご自身で書かれなくてもいいんです!
すなわち、推薦文を他の方に書いていだたくパターンですね。
自分史や記念誌など、何かの節目に出版する冊子などにもおすすめです。

あるいは、こちらの写真をご覧ください。

俳句集のまえがき。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

俳句集のまえがき。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

こちらの冊子は句集ですので、はじめに句を載せることで、 冊子の第一印象をアピールするまえがきとしての役割を果たしています。
他にも、「○○氏へ捧ぐ」といったメッセージを、まえがきの代わりにしている冊子も多いですね。

いずれにしても、冊子作成にあたってのテーマや熱意などを 率直に表すのが良いのではないでしょうか?

もちろん、ご要望やアイデアには、私たちが親身に対応いたします。
いつでもご相談くださいね!

 

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ノンブル。ページ番号のことです
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜ノンブル編①〜
2015年07月06日
冊子作成日誌作成構成

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
土日はいかがお過ごしでしたか?
関西は土曜日が雨で、なんとなく肌寒かったです。

ところで、皆さまは「ノンブル」って聞いたことがありますか?
そして、ノンブルって何だか分かりますか?
「聞いたことない〜」とか「知らん!」という方が大半を占めていることでしょう。
しかし!ほぼ間違いなくこれまでの人生で目にしたことがあるはず。

じゃじゃーん。ノンブルを紹介します!

ノンブル。ページ番号のことです

ノンブル。ページ番号のことです

そう。ページ番号のことです。
辞書には「書物などのページ数を示す数字」と書かれています。
ね、見たことありますよね?

誰もが目にしたことはあるけれど、ほとんどの人が気に留めたこともないであろうノンブル。
今回はそんな日陰の存在でありながら、冊子をつくる際には結構、重要な「ノンブル」にまつわるお話です。

まず、ノンブルとはフランス語で「数」を意味する「nombre」に由来するのだとか。
またの名を「ページ番号」「ページネーション」と言ったりします。
確かに「ボンジュール」の言い方で「ノンブール」とつぶやくとフランス語っぽくなりますね。
はい。どうでもいい雑学はこれくらいにして本題へ。

以前お話しした「もくじ」同様、ノンブルについても「何ページくらいから必要?」とご質問をいただくことがあります。
これも、もくじ同様、何ページからでもノンブルを打っていただいて構いません。
ただ、4〜6ページ程度の冊子ではあまりノンブルは打たないかもしれませんね。

そして、肝心なのがどのページからノンブルを打つのかという問題。
これは、表紙周りもページ数に含むかどうかで変わってきます。

言葉ではイマイチ分かりにくいと思うので、下の写真をご覧ください。
表紙周りも含めで数えるパターンだと……

表紙が1ページ目

表紙が1ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

となりますよね。

でも、表紙周りをページに含めないパターンだと…

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

となるのです。

どちらのパターンでノンブルを始めるかは自由ですが、特に、表紙周りの紙が本文の紙と異なる場合は後者のパターンが多いようです。

今回は、ノンブルの基本知識をお話ししましたが、次回はノンブルを打つ場所についてお話したいと思います。

「ノンブルなんて端っこに打つに決まってるでしょ」とお思いかもしれませんが、これが意外と多種多彩なんですよね〜。

では次回、ノンブル編②をお楽しみに!

 

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もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜もくじ編〜
2015年06月30日
冊子作成日誌作成構成

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
会社の近くに靭公園(うつぼ公園)という大きな公園があるのですが、その近くを通りかかりました。
バラもちらほらと残っていて、とてもすてきでした。
靭公園の西側はテニス場もあり、よく大会が開催されているようです。

さて、今回は「もくじ」についての、ちょっとしたコツをお話ししたいと思います。
もくじとは、冊子の内容を掲載されているページ番号とともに羅列したリストのこと。インデックスともいいますね。

このもくじについて時々、ご質問をいただくのが「何ページくらいの冊子からもくじが必要ですか?」というものです。

もちろん決まりはないので、何ページであっても自由にもくじをつけていただいて構いません。

ただ印象としては、一桁のページ数の冊子にもくじを載せる例は少ないように思います。

やはり12〜16ページくらいの冊子から、もくじで情報を整理して読み手に伝える必要が出てくるようですね。

「もくじ」という表記も「目次」「コンテンツ」「CONTENTS」「インデックス」「INDEX」などとさまざま。
中には、わざわざ表記せず内容とページ番号だけを羅列する場合も見られます。

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

ちなみに、もくじと似た機能を持つものに「索引」があります。
これは書籍内に出てきた単語を50音順に並べて、掲載ページと一緒に載せた表のことです。

内容をあらかじめ伝える役目のもくじが、その性質上、巻頭に載っていることが多いのに対し、「出てきた」単語を網羅する役目の索引は通常、巻末に載っています。

たくさんの専門用語などが登場する冊子であれば、索引を載せることで検索性もアップするので、より親切な冊子になりますね。

最後にもうひとつ豆知識を。
もくじの表記例として前述した「インデックス」は、「見出し」という意味とともに「索引」という意味もあるので、巻末の索引部分に記載されていることもあります。
もくじでも索引でも、どちらでも使える単語なわけですね。

たかがもくじ、されどもくじ。
選択肢がたくさんあって迷ってしまいそうですが、冊子の情報量や読みやすさ、お客様ご自身のお好みなどを踏まえて、もくじや索引をつくってみてください。

 

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