スタッフによる冊子作成日誌

知っているようで知らない「紙」の単位

3月ももうすぐ終わり。春がもうすぐやってきますね!
こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ここ大阪では3月24日に開花、4月1日に満開になるようです。

印刷会社でも木にまつわる材料があります。
そう「紙」です。

私が印刷会社に入社して間もない頃
「紙」の単位が「kg」だったことを知り
衝撃を受けたことを覚えています。

紙

紙が積まれている状態

だって紙って厚さがありますよね。
厚さなのになんで重さなのかと不思議で仕方ありませんでした。

紙の厚さって1mm以下のものが大多数を占めていますよね。
厚さを測る計測器よりも、重量を量った方が正確だったため、
重量で量るようになったのだろうと推測しています。

基本的に「紙」は「重さ」で表現されます。
単位は「坪量」と「連量」があります。

「坪量」・・1m(平方メートル)あたりの紙1枚の重さのこと
g/mとかgsmとか書かれています。
プリンターメーカー等のスペックを見るとこちらがよく使われています。

「連量」・・全紙1000枚あたりの重さ
弊社をはじめ、実際の紙の取引でも使われています。

全紙と言われるサイズの基準は、
菊判、四六判、A判、B判、K判、L判とあります。
模造紙くらいの大きさをイメージしてください。

紙の種類によって、作っている種類が異なっています。
ある紙は「四六判、A判、菊判」は3種類あるけれど、
ある紙は「四六判」しかない・・
といったことは割と頻繁に起こります。

また、それぞれの基準サイズが異なっているため、
同じ厚さでも、表記されている重さが異なるのです。

例えば「上質紙」の場合、以下3種類はすべて同じ厚さです。
四六判90kg、A判57.5kg、菊判62.5kg

しかも!
用紙の種類が異なれば、
たとえ同じ重さで表記されていても厚さが異なります。

「コート紙」にも同じように
四六判90kg、A判57.5kg、菊判62.5kgの紙がありますが、
「上質紙」より薄くなります。

用紙見本帳に記されている用紙の単位

用紙見本帳に記されている用紙の単位、1種類に3つのサイズで書かれています。

コート紙の方が上質紙より密度が濃いため、重くなりやすいんです。

単純に見えて複雑ですね。

冊子印刷のオリンピアでは、
お客様が混乱しないよう「四六判」を基準にすべて単位を連量に統一しております。

真似したい冊子の仕様があるので、用紙を調べてほしい。
どんな用紙を使ったらいいのかわからない。
といった場合でも、お気軽にお問い合わせくださいね。

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・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
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オリンピア印刷株式会社

2015年03月24日

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