スタッフによる冊子作成日誌
写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」
冊子印刷スタッフが読者さまと同じ目線になって実際に写真集をつくるリアルレポートです。複数回に分けて写真集づくりの過程をブログにてご紹介します!
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		写真集製作の過程をご紹介「ついに写真集が完成!」
 2017年11月28日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 タイトルにも書きましたが、製作していた写真集がついに完成しました! 
 さっそく仕上がりを見てみましょう。じゃじゃん!! 写真集をお見せした方々にも、お褒めの言葉もいただけ大満足! 
 振り返れば、長い時間をかけて写真集を製作してきました。写真集の軸であるテーマを決め、数ある写真を選定… 
 そして苦手なワードを使って原稿づくり。先輩に相談しながら、作業を進める日々は楽しく多くのことを学べました。 楽しく写真集を製作していたある日、ペットのキンクマハムスター「プク」が亡くなるという悲しい出来事がありました。 
 原稿を見ると、「プク」のことが思い出され辛くてたまらず、作業が捗らない日もありました。正直、今も写真を見ると悲しくなります。 
 けれど写真集という形で思い出を残せたのはとても良かったと思っているのです。理由は、いつか家族と一緒に写真集を見返しながら、ペットと過ごした日々を話したいと思うから。 数ある写真の中から、特に思い入れがあるものを選んだので、そんな日が来た時は、きっと会話もはずむことでしょう。 
 早く「プク」の思い出を家族で話せるようになりたいです。こうような経験をした私なので、改めて皆さんに思い出を形に残すことをおススメします。 
 写真集ではなく、俳句集やエッセイ、自分史でも良いでしょう。
 完成したときはもちろん、いつか見返す時にも「作って良かった」…と思っていただけると思います。
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		写真集製作の過程をご紹介「原稿にゆとりをつくろう」
 2017年09月21日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 先輩社員から指摘していただいたミスを前回までのブログで全てご紹介しました。 指摘を受けた内容をすべて修正した時は「これでもう大丈夫!印刷作業に入れる」と思っていました。 
 しかし社内のデザイナーに写真集の原稿を見せたところ「全体的に詰まっていて、見づらい」というご意見が…。下の画像が見づらいという指摘を受けた原稿です。  
 写真とキャプションが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていますね。原稿の上から4分の3ほどの部分に写真やキャプションをすき間なく配置してしまっています。 写真をできるだけ大きくしたいという理由からこのような構成をしていましたが改めてみると、文字も写真もゆとりなく詰まっているので息苦しい見た目になっているのが分かります。 読者の方が見やすいよう、写真のサイズを修正しキャプションとの間隔もあけてみました! 
 修正した原稿が下になります。 いかがでしょうか?少しは見やすくなりましたか? 写真をできるだけ大きく載せたい…! 
 その気持ちはとてもよく分かります。けれど、デザイナーからのアドバイスにより 
 見る側の人に「見やすい」「きれいだ」と思われることも冊子をつくる上ではとても大切なことだと私は改めて思いました。私のような失敗をしないために現在、冊子をつくられている方は周囲の人に一度原稿を見せて感想を聞いてみてください。 
 自分では気づけなかった修正点に気づけるかもしれませんよ。
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		写真集製作の過程をご紹介「修正③用紙に合った表紙加工」
 2017年09月19日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 今回で修正内容のご紹介をするのは最後。 
 テーマは「用紙に合った表紙加工」です。具体的なミスの内容をお話する前に、用紙と表紙加工をご説明した方がわかりやすいと思うので先に紹介させていただきます。 まず、用紙について。 
 用紙は大きく2つの種類があります。
 ①コート紙と②マットコート紙です。①コート紙は、ツヤがありツルツルした手触りの用紙です。 
 ぱっと明るい見た目の表紙になります。②マットコート紙は、ツヤのないしっとりとした手触りの用紙です。 
 上品な落ち着いた見た目の表紙になります。次に表紙加工について。 
 表紙加工にも大きく2つの種類があります。
 ①PP加工と②マットPP加工です。2つの加工の共通点は、表紙を丈夫にする働きがあること。 
 水に強く、インクがはがれるのを防いでくれるので冊子を長期保存したい方におすすめです!
 どちらの加工方法も表紙を美しくしてくれますが、仕上がりは対照的です。- PP加工は、ツヤがあり色彩もより鮮やかになることが多いようです。
 - マットPP加工は、ツヤがなく高級感のある仕上がりになります。
 以上が、用紙と表面加工の復習です。 さて、最後に本題の私のミスについてです。 
 どういうミスをしたか、一言でいうと「注文間違い」をしました。
 私は、写真集を丈夫で上品な見た目のものにしたかったので表紙をマットコート紙にし、表紙加工もお願いしました。けれど、その際に表紙加工を「マットPP加工」ではなく、「PP加工」と注文してしまったのです。 つまり、どういうことかと言うと…ツヤのない上品な印象を与える紙を選んだのにその上からツヤのあるフィルムを貼って用紙の質感を消そうとしていたんです…! このまま印刷作業を進めていたら、意図していたデザイン真逆のものを作ってしまうところでした! 
 注意してくださった先輩に大感謝です!私の二の舞にならないよう、皆様は用紙や加工の特性をよく理解し、間違いがないかを確認してから注文することをおすすめします。 
 私も、これからは気をつけようと思います…。
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		写真集製作の過程をご紹介「修正②用紙の厚さ」
 2017年09月13日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 前回に引き続き、写真集の修正内容をご紹介します。 
 今回、お話するテーマは用紙の厚さについて。詳しい内容に入る前に用紙の厚さの単位についてお話ししましょう。 紙の厚さは「45kg」や「180kg」という風に表記されます。 
 なぜ紙の厚さの単位が「kg」なのかと言うと、紙は実際に厚さを測るのではなく「用紙1000枚分の重さが何㎏になるか」を厚さの目安としているのです。
 「用紙1000枚」を1連という単位で表すことから、1000枚の重さ(紙の厚さ)のことを「連量」といいます。
 同じ種類の紙なら、「連量」が多いほど厚いのです。
 (紙1m²あたりの重量で厚さを判断する坪量という方法もあります。)さて、次に私が希望した紙の厚さについてお話しします。 
 最初、私は表紙の厚さを225kg、本文用紙の厚さを135 kgにしたいと思っていました。225kgはオリンピアで選べる紙の中で最も厚みがある紙、135kgは厚手の模造紙と同じくらいの厚さがあります。 
 上記の仕様にしたいと思った理由は、分厚い紙を使うことで書店に売っているような丈夫で見栄えの良い写真集を作りたかったからです。けれど、希望した仕様で冊子をつくるには大きな問題が2つありました。 ① 表紙用と本文用の紙が異なる種類なので印刷後の発色が異なる可能性があること。 
 ②表紙に設定している紙は、ページ数が少ない私の写真集には厚すぎてめくりにくくなる恐れがあること。
 (冊子の大きさやページ数などによってはめくりにくさを感じない場合もあるようです。)①や②のような問題が起こることを避けたかったので残念ですが用紙の厚さを変更することに。 
 新たに決めた表紙に使う用紙の厚さは135kgです。
 本文用紙と厚さを揃えることで、表紙と本文の発色を合わせ、ページもめくりやすい仕様にしました。私が用紙を厚いものすることで「冊子を丈夫で、見栄えの良いものにしたい」と思ったようにお客様にもさまざまな希望があるかと思います。 
 けれど、用紙がかた過ぎたり逆に柔らかすぎたりして読みやすさや耐久性に問題が生じることもあります。自分がつくりたい冊子に最適な紙の厚さが分からない時はオリンピアのスタッフにご連絡ください。 
 きちんとアドバイスをさせていただきます。
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		写真集製作の過程をご紹介「修正①余白について」
 2017年09月06日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 先日、写真集の原稿データを入稿したことをお伝えしました。 
 本当なら今日は「写真集が完成しました!イエイ!」と言いたかったのですが、入稿後に先輩から原稿の間違いを複数ご指摘いただいたので当分言えそうにないのです…。しかし、落ち込んではいられません! 
 指摘していただいた内容をお話すれば、きっとお客様のお役に立てるはず!…という希望を込めて、今回から数回にわたり、私がした間違いについてご紹介します!第1回目は、原稿の余白についてです。 私が希望していた冊子の綴じ方「無線綴じ」は、背をのりで固めて綴じるため、ノドの部分が数mm隠れてしまいます。 そのため原稿をつくる段階で適切な余白を空けておく必要があります。 
 しかし、私が入稿した原稿は左右の余白を5mmしか空けておらず可愛い動物たちの写真が隠れてしまう可能性がありました…。
 (余白について指摘してくださった先輩、本当にありがとうございます!)さらに先輩に余白についてアドバイスを受けると、私が選んだ写真集の仕様ならノドの余白は1cmほど空ければ大丈夫と分かりましたので念のために余白を1.5cmに設定し 写真のレイアウトを修正。 
 (ページ数や紙の厚さによって、必要な余白が変わるそうです。)何とか動物たちの写真が見えなくなる事態は回避することができました! 皆さんも、冊子の綴じ方を「無線綴じ」にする場合は、ノドの余白を十分にとり、私の二の舞にならないようしましょう。 
 もちろん、万が一にも余白が不十分な場合はオリンピアスタッフが適切な余白の大きさをアドバイスさせていただきます。
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		写真集製作の過程をご紹介「冊子の製本方法と用紙を決定!」
 2017年08月23日
 こんにちは!オリンピアの青木です。 今回は「冊子の製本方法と用紙」についてお話しします。 
 これが最後の写真集製作の作業ですので(やっとこさ!)
 張り切って先輩社員Sさんに、お話を聞きに行きましょう!青木(以下青)「こんにちは、Sさん。今回は冊子の製本方法と用紙について教えてください。」 先輩社員S(以下S)「分かりました。まず製本方法についてオリンピア印刷の冊子製作の資料『冊子づくりの手びき』を使ってご説明しますね。」 S「『冊子づくりの手びき』で紹介されている製本方法は「中綴じ」と「無線綴じ」の2つ。中綴じは、冊子の見開きの中心をホッチキス(針金)で留める方法です。無線綴じは冊子の背を接着剤(糊)で固める方法です。」 中綴じで選べる基本仕様 
 https://www.sasshi-insatsu.com/saddle/無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様 
 https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/青「見た目が全然違いますね。」 S「見た目だけじゃなく、強度も違いますよ。」 青「どちらの方が丈夫なんですか?」 S「丈夫で長持ちするのは無線綴じです。価格は中綴じと比べて高くなってしまいますけど…。」 青「では、無線綴じは何度も見返したくなる思い入れが深い冊子に向いている製本方法なのでしょうか?『高価でも大切な冊子をつくるためなら構わない』と思われる方もいらっしゃるでしょうし。」 S「確かにそういう考え方もありますね。」 青「なら私は写真集を長く大切に持っておきたいので無線綴じにします。」 S「分かりました。次は、用紙を選びましょう。『冊子づくりの手びき』のP21からP29に紙見本がありますのでご覧ください。」 青「わぁ、いろんな種類の紙があるんですね。」 S「コピー用紙やノートなどによく使われます。資料やマニュアルなどの作成におすすめです。」 S「名前の通り、ハードカバーなどの書籍によく使われる紙。俳句集や詩集、小説など文字中心の冊子におすすめの用紙です。」 S「発色が良く写真集や絵本、アルバムなど写真を多く掲載する冊子におすすめの紙です。」 S「こちらも写真をたくさん掲載する冊子に最適な紙です。コート紙と比べて光沢が抑えられているので落ち着いた印象を読者に与えたい場合に選ばれやすいようです。」 青「説明をありがとうございます。やはり写真集をつくるならコート紙かマットコート紙を使うのが良いんですよね?」 S「お客さまの中には写真をオシャレに見せたくて、あえてコート紙やマットコート紙以外の発色の落ちる紙を選ぶ方もいます。けれど読者にしっかりと写真を見て欲しいなら私はコート紙かマットコート紙をおすすめします。」 青「では、発色が美しく落ち着いた雰囲気がでるマットコート紙にします。」 S「分かりました。それでいきましょう。これで写真製作の作業は終了です。お疲れ様でした!」 青「ありがとうございます。写真集が完成したら、またブログにてご報告しますね。」 S「あ、何かトラブルがあった場合もぜひブログに書いてください。解決するまでの流れがお客さまの冊子製作の参考になりますから(笑)。」 青「分かりました(笑)。私の失敗がお客さまの役に立てるなら、嬉しいことです。何か問題があった場合もブログにて書かせていただきます。」 S「はい、よろしくお願いしますね」 ●問い合わせ先はこちら● ▶ 続きを読む
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		写真集製作の過程をご紹介「冊子の大きさを決定します!」
 2017年07月31日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 
 今回は写真集の大きさを決定するにあたりSさんに助言をもらいにきました。青木(以下青)「これから写真集の大きさを決めるので、お話を聞かせていただけませんか?」 先輩社員S(以下S)「構いませんよ。ただ、どんなお話をしたら良いのでしょう?」 青「例えば、写真集はどの位の大きさでつくると良いのでしょうか?」 S「ごめんなさい。写真集に適した大きさは、おつくりになるお客様ごとに違う場合があるので一概には言えないわ。」 青「どのように違う場合があるんですか?」 S「例えば完成した写真集を『配布したい』と考えている方と『家族と家でじっくり見たい』と考えている方では写真集に適した大きさは異なる場合があるんです。」 青「『配布したい』方は配りやすいように小さい写真集。『家族と家でじっくり見たい』方はみんなで見られるように大きい写真集…という風に?」 S「その通りです。青木さんは、『こんな写真集にしたい』という希望はありますか?もしあるなら、それをもとに写真集の大きさを決めると良いんじゃないかしら?」 青「すみません。希望がしっかりと固まっていないんです。」 S「なるほど。では参考までに冊子をつくる際、よく選ばれている大きさについてお話ししますね。」 青「はい、お願いします。」 S「冊子づくりによく使う大きさは、A4、B5、A5の大きく3つです。それぞれ色を変えて大きさを比較してみました。」 青「A4サイズはよく聞きますね。大学時代、レポートはA4サイズで提出するよう言われていました。」 S「私の出身大学もA4サイズで提出する決まりでした。けれど大学の提出書類だけではなく、会社の報告書や会議資料などもA4サイズで作成することが多いんですよ。」 青「では、A4サイズは学生にも社会人の方にも馴染み深い大きさなんですね。」 S「確かにそう言えますね。」 青「なら、私はさまざまな場面でよく使われているA4サイズで写真集をつくろうと思います。お話を聞かせていただき、ありがとうございました。」 ●問い合わせ先はこちら● ▶ 続きを読む
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		写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(キャプションについて)」
 2017年07月12日
 こんにちは、オリンピアの青木です。 以前、写真集制作の作業は大きく2つあるとお話ししましたね。 - 写真を選定する
- 写真をワードに貼付け、その下にキャプションを挿入する
 前回は、写真選びの方針を定め、①を行いました。 
 今回は、②のキャプションについてお話しします。青木(以下青)「こんにちは、Sさん。写真を構成に合わせてワードに貼付けたので今回はキャプションについて聞かせていただきたいのですが…」 先輩社員S(以下S)「分かりました。まず説明を始める前に青木さんはキャプションが何かを知っていますか?」 青「写真や図などに添えられた説明文のことですよね?」 S「その通り。キャプションが違えば写真はもちろん、写真集自体の印象も変わるんですよ。」 青「すごく重要な役割を持っているんですね。キャプションは、どんな内容を書いたらいいのでしょうか?」 S「キャプションに『これを書かないといけない』という決まりはありません。ただ例として挙げるなら写真に対するコメントや補足情報を書くと良いのではないでしょうか。」 青「では逆に書かない方が良いことはありますか?」 S「写真を見たら分かることは、書かない方が良いかもしれませんね。…と言葉だけで伝えても分かりにくいので、下の写真をもとに3つのキャプションをつくって、具体的に説明します。」 ①生後2ヶ月頃の「まゆげ」。遊び疲れて寝てしまったようです。 ②不機嫌な時は、寝たフリをしてこちらを無視する猫の「まゆげ」。 ③可愛い子猫が気持ちよさそうに寝ているのを見ると癒されます。 S「好みもあるかもしれませんが写真に合っているキャプションは①と②。この2つは、内容は違いますが、どちらも写真から伝わる情報を補足しているからです。それに比べて③は、写真から得られる情報と同じものことが書かれています。そのため①と②と比べて、読者が受け取る情報が少なくなります。」 青「情報が少ないと、写真に感情移入がしにくくなりますね。」 S「その通り。例えば情報がたくさんあればこの猫はどんな猫で、どんな毎日を送っているのか…そんな想像をかき立てることに役立つのです。そうすると見知らぬ猫にも愛着が生まれてくる…かもしれません。」 青「つまりキャプションは、読者を引き込むフックをつくる、より詳しい情報を届ける…という意識でつくると良いのですね。」 S「そう。だから写真と同じような内容をキャプションで書くのはとてももったいないことなんです。」 青「なるほど、よく分かりました。この話を念頭に入れてキャプションを考えようと思います。」 ●問い合わせ先はこちら● ▶ 続きを読む
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		写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(写真選びの方針について)」
 2017年07月10日
 こんにちは!オリンピア印刷の青木です。 前回、写真集の構成が決定しました。 
 今回から写真集作成のステップ①原稿作成を進めていきます。原稿作成の作業は大きく2つあります。 - 写真を選定する
- 写真をワードに貼付け、その下にキャプションを挿入する
 今回は①の『写真を選定する』についてお話しします。 青木(以下青)「掲載する写真は、写真集のカテゴリに設定した「ナチュラル可愛い」と「オシャレ可愛い」に合うもの、そして動物だけ写っているものを選びました。例として選んだ写真を2枚ご紹介します。」 先輩社員S(以下S)「寝ているまゆげちゃんも不機嫌なミクスちゃんもすごく可愛いですね。写真集に掲載する動物は、この2匹だけなの?」 青「いいえ。あと私が飼っている犬1匹とハムスター3匹も掲載します。」 S「ということは、合計で6匹?にぎやかで楽しい写真集になりそうね。」 青「ありがとうございます。みんなすごく可愛いので、どうしても写真集に掲載したくて…。いつの間にか載せるメンバーが増えてしまいました。」 S「そうだったのね。ページ数が限られているから写真選びには苦労したでしょう?」 青「はい。とても悩みました。正直なところ持っている写真を全て載せたいと思ったほどです。」 S「思い入れがある写真なら、そう考えちゃいますよね。」 青「あと、写真集というからには、ペットたちの表情や構図がばっちり決まった「絵になるような」写真をセレクトした方がいいのか、そんなことは気にせず、色んな表情やシチュエーションの写真も載せた方がいいのか、すごく悩みました。」 S「その悩みはどうやって解決したんですか?」 青「同僚のデザイナーさんの言葉がヒントになりました。『誰が見ても可愛い“正統派”な写真ももちろん見たいけれど、それに加えて変な顔をしたり、すごく怒っていたりといった、“ちょっと変わった”写真も掲載すれば、もっとその子達の個性やオンリーワンの魅力を伝えられるんじゃないか』って。 「その通りだなって思ったので、元々選んでいた「絵になる」写真に加えて、動物達のちょっと変わった仕草や表情が見られる写真も掲載することにしたんです。」 S「なるほど、だから例に出してくれた2匹は寝ていたり怒ったりしていたのね」 青「確かに、拗ねたり、喜んだりしている姿や無防備に寝ている様子をおさめた写真からは、その子ならではの魅力が伝わってきます。きっと読者の方々にも喜んでもらえる写真集になると思ったんです。」 S「説明を聞いて写真選びの方向性についてよく分かりました。引き続き頑張ってくださいね」 青「ありがとうございます。」 ●問い合わせ先はこちら● ▶ 続きを読む
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		写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(写真集の構成が決定!)」
 2017年07月05日
 こんにちは!オリンピア印刷の青木です。 前回、先輩社員Sさんに教えていただいた「写真集の構成の考え方」についてブログでご紹介したところ「現在している作業は、『冊子製作の流れ』のどこにあたるの?」というお問い合わせをいただきました。 そこで今回の話題に入る前に、以前にお話しした『冊子製作の流れ』と今している作業がどの部分にあたるのか簡単にお話させていただきます。 まず冊子製作の流れには大きく3つのステップがあります。 ステップ①「原稿作成」 
 ・写真集のテーマと構成を決定
 ・原稿を作成ステップ②「冊子の仕上がりを決定」 
 ・ 製本方法を決定
 ・ 冊子のサイズを決定ステップ③「用紙を選択」 
 表紙と本紙の用紙を決定上記のように「原稿作成」「冊子の仕上がりを決定」「用紙を選択」の3ステップを踏んでいけば冊子をつくることができます。 現在、私が行っている作業はステップ①の写真集のテーマと構成決めです。 
 今回は写真集の構成が決定したことをSさんにご報告します。青木(以下青)「写真集の構成ですが、大きく2つのカテゴリに分けて写真を掲載します。1つ目は、動物の日常の姿を掲載する『ナチュラル可愛い』。2つ目は、おでかけ着やかぶり物をつけた動物の姿を掲載する『オシャレ可愛い』です。 先輩社員S(以下S)「具体的には、どういった写真を載せる予定なんですか?」 青「『ナチュラル可愛い』では、散歩風景や餌やり、ブラッシング…『オシャレ可愛い』では、ライオンのかぶり物や雨合羽を着た姿などです。身近にいる動物たちの面白い顔や可愛い仕草をおさめた写真を掲載しようと考えています。」 S「動物たちの気取っていない日常の姿から着飾った姿まで多彩な写真を読者の方々に見ていただき被写体に親しみを感じてほしい…ということですね。」 青「その通りです。その他にも『ある動物たちの色んな姿を掲載することで読者の方に写真集を最後まで飽きずに楽しんでほしい』という意図もあります。」 S「うん、いいと思いますよ。この調子で作業を頑張ってくださいね」 (キャプ)これが私の考えた構成案!構成を考える際に、読者の方に最後まで写真集を見ていただく工夫について考えることも大切ですが、製作者が楽しく作業を行えることが何よりも重要なので、気軽に取り組んでくださいね。 ●問い合わせ先はこちら● ▶ 続きを読む
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