スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係
冊子印刷をする際に、知っておきたいこと『冊子のサイズについて』
2015年07月09日
冊子作成日誌用紙豆知識

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。 今年の夏初めて蝉の声を聞きました。
蝉が鳴くと夏!っという感じがしますね。
今週末は暑くなるようですので、熱中症に気を付けてくださいね!

さて、今回は冊子のサイズについて お話させていただきます。

以前、お客さまからいただいた質問に こんなものがありました。

「冊子のサイズって開いた状態のこと? それとも閉じた状態のこと?」

本のサイズは、閉じた状態での大きさを指します。
閉じた状態でA4、開いた状態でA3ならば その冊子は「A4サイズの本である」と いうことになります。

サラッと書いてしまいましたが、本を開くことで紙面は2倍の面積となりましたが、 サイズの呼称がA4からA3へと数字が小さくなっています。

理由を簡単に申し上げると、紙面のサイズが倍になると 呼称の数字が1つ減るのです。
下の図をご覧ください。

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

このように、Aの横の数が小さい紙ほど サイズが大きいということになります。
つまりA3の倍がA2、A2の倍がA1と 呼称とサイズは反比例の関係になっているのです。

いかがでしょうか? 呼称とサイズの関係を少しでも掴んで頂けましたか? 何か不明な点がございましたら、 お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。

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ノンブル。ページ番号のことです
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜ノンブル編①〜
2015年07月06日
冊子作成日誌作成構成

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
土日はいかがお過ごしでしたか?
関西は土曜日が雨で、なんとなく肌寒かったです。

ところで、皆さまは「ノンブル」って聞いたことがありますか?
そして、ノンブルって何だか分かりますか?
「聞いたことない〜」とか「知らん!」という方が大半を占めていることでしょう。
しかし!ほぼ間違いなくこれまでの人生で目にしたことがあるはず。

じゃじゃーん。ノンブルを紹介します!

ノンブル。ページ番号のことです

ノンブル。ページ番号のことです

そう。ページ番号のことです。
辞書には「書物などのページ数を示す数字」と書かれています。
ね、見たことありますよね?

誰もが目にしたことはあるけれど、ほとんどの人が気に留めたこともないであろうノンブル。
今回はそんな日陰の存在でありながら、冊子をつくる際には結構、重要な「ノンブル」にまつわるお話です。

まず、ノンブルとはフランス語で「数」を意味する「nombre」に由来するのだとか。
またの名を「ページ番号」「ページネーション」と言ったりします。
確かに「ボンジュール」の言い方で「ノンブール」とつぶやくとフランス語っぽくなりますね。
はい。どうでもいい雑学はこれくらいにして本題へ。

以前お話しした「もくじ」同様、ノンブルについても「何ページくらいから必要?」とご質問をいただくことがあります。
これも、もくじ同様、何ページからでもノンブルを打っていただいて構いません。
ただ、4〜6ページ程度の冊子ではあまりノンブルは打たないかもしれませんね。

そして、肝心なのがどのページからノンブルを打つのかという問題。
これは、表紙周りもページ数に含むかどうかで変わってきます。

言葉ではイマイチ分かりにくいと思うので、下の写真をご覧ください。
表紙周りも含めで数えるパターンだと……

表紙が1ページ目

表紙が1ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

となりますよね。

でも、表紙周りをページに含めないパターンだと…

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

となるのです。

どちらのパターンでノンブルを始めるかは自由ですが、特に、表紙周りの紙が本文の紙と異なる場合は後者のパターンが多いようです。

今回は、ノンブルの基本知識をお話ししましたが、次回はノンブルを打つ場所についてお話したいと思います。

「ノンブルなんて端っこに打つに決まってるでしょ」とお思いかもしれませんが、これが意外と多種多彩なんですよね〜。

では次回、ノンブル編②をお楽しみに!

 

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編3 上製本(ハードカバー)ー
2015年07月03日
冊子作成日誌名称豆知識

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
7月に突入しましたね!2015年もはや半年が終わりました。後半もがんばりましょう。

冊子の各部分の名称について、数回にわたってご説明しました。
名称シリーズは、今回で一旦終了します。
ラストにふさわしい(?)マニアックな箇所にせまります!

まずはこちら。
表紙の内側の、背の部分に布があるのが見えますでしょうか?

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

この部分を「花布(はなぎれ)」と言います。
「ヘッドバンド」、略して「ヘドバン」と言うこともあります。
元々は補強として、最近では飾りとして付けられることが多いです。

続きましては、この部分。
先程の、花布の画像にも写っている、ひも状のもの。

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

こちらは「栞(しおり)」、別名「スピン」です。
その名のとおり、冊子を読む時に栞として使える部分ですね。

かっこいい名称が続きますが、いよいよトリを飾るのはこの部分!

画像では下側を写していますが、表紙の小口側の上下にある部分… ここの名称は、ずばり「角(かど)」です。
そのままですね!(笑)

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

ちなみにこの画像をよく見ると、 ちょっと内側に曲がっているというか、 削れているというか、よれているようにも思えませんか? …そうなんです、角の部分は、 当たったりこすれたりすることが多くて、傷みやすいんです。

そこで、「角丸(かどまる)」「丸隅(まるすみ)」と言って はじめから丸く仕上げる加工や、 革やクロスを貼る「角革(かどかわ)」、金属を貼る「角金(かどかね)」という補強をしたりする装丁もあります。

もちろん他にも、お好みや目的にあった製本を ご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね!

 

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冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」写真を使いたい時は、ビビッドパタ ーン!
2015年07月01日
冊子作成日誌仕様記念誌

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。
今日は梅雨らしいお天気でしたね。
大阪では10時くらいが一番ひどく、雨がザーザーと降っていました。壁にあたる雨音がかなり鳴り響いていましたね。
今はすっかりやんでいるようです。

以前、記念誌の見た目を豪華にしたい方におすすめの仕様をご説明しました。
覚えていますか?
具体的にいいますと、上製本(ハードカバー)という製本方法で冊子をつくりそれに布張りと箔押しの加工をするというものでした。

▶冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/anniversary/

今回は、記念誌に写真を掲載したい方に人気の仕様。
『ビビッドパターン』をご紹介します。

具体的にどんなものかといいますと無線綴じ(くるみ製本)という製本方法で記念誌を製作。
表紙と本文の間に見返しを、また記念誌の表面には、コート紙製のカバーをつけるというものです。

「この仕様が、なぜ写真を掲載するのにおすすめなの?」と疑問に思われた方もいるかと思います。

今回の仕様のポイントは、カバーをコート紙でつくること。
コート紙は、発色が良くカラー印刷や写真を掲載するのに最適な紙。
現に書店に並ぶ写真集や雑誌など、写真を掲載している書籍はほとんどがコート紙でつくられています。(書店に並んでいるものの多くは、表面にPP加工も施されています。)

つまり、コート紙はカラー印刷をする上で王道の紙です。
そのため「カラー印刷希望!」や「写真を入れたい!」とおっしゃる方には今回ご紹介する仕様をおすすめしております。
コート紙について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/

では、その他の部分に関してもう少し詳しくご説明いたしますね。

まず無線綴じ(くるみ製本)について。
これは本文を表紙で包み、背の部分を特殊なのりでとめるという製本方法です。
ページ数の多い冊子に多く用いられています。

▶無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様
https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/

▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part2/

また「ビビッドパターン」は「豪華パターン」よりも軽量ですので配布や持ち運びに便利。
そのため記念誌に写真を使用しない方でも「記念誌をパーティで配りたい!」とおっしゃる場合は「ビビッドパターン」をご案内することがあります。

「豪華パターンかビビッドパターンか迷う!!」という方はお気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
お客さまのご要望に沿った仕様を、一緒に考えさせていただきます。

 

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もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜もくじ編〜
2015年06月30日
冊子作成日誌作成構成

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
会社の近くに靭公園(うつぼ公園)という大きな公園があるのですが、その近くを通りかかりました。
バラもちらほらと残っていて、とてもすてきでした。
靭公園の西側はテニス場もあり、よく大会が開催されているようです。

さて、今回は「もくじ」についての、ちょっとしたコツをお話ししたいと思います。
もくじとは、冊子の内容を掲載されているページ番号とともに羅列したリストのこと。インデックスともいいますね。

このもくじについて時々、ご質問をいただくのが「何ページくらいの冊子からもくじが必要ですか?」というものです。

もちろん決まりはないので、何ページであっても自由にもくじをつけていただいて構いません。

ただ印象としては、一桁のページ数の冊子にもくじを載せる例は少ないように思います。

やはり12〜16ページくらいの冊子から、もくじで情報を整理して読み手に伝える必要が出てくるようですね。

「もくじ」という表記も「目次」「コンテンツ」「CONTENTS」「インデックス」「INDEX」などとさまざま。
中には、わざわざ表記せず内容とページ番号だけを羅列する場合も見られます。

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

ちなみに、もくじと似た機能を持つものに「索引」があります。
これは書籍内に出てきた単語を50音順に並べて、掲載ページと一緒に載せた表のことです。

内容をあらかじめ伝える役目のもくじが、その性質上、巻頭に載っていることが多いのに対し、「出てきた」単語を網羅する役目の索引は通常、巻末に載っています。

たくさんの専門用語などが登場する冊子であれば、索引を載せることで検索性もアップするので、より親切な冊子になりますね。

最後にもうひとつ豆知識を。
もくじの表記例として前述した「インデックス」は、「見出し」という意味とともに「索引」という意味もあるので、巻末の索引部分に記載されていることもあります。
もくじでも索引でも、どちらでも使える単語なわけですね。

たかがもくじ、されどもくじ。
選択肢がたくさんあって迷ってしまいそうですが、冊子の情報量や読みやすさ、お客様ご自身のお好みなどを踏まえて、もくじや索引をつくってみてください。

 

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表紙にかぶさっているこちらの紙「カバー」といいます
[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2 カバー ー
2015年06月26日
冊子作成日誌名称豆知識

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
街を歩けば、夏のバーゲンのポスターが見られるようになりましたね!
もうすぐ梅雨があけますね。

以前のブログでは、冊子の各部分の名称について少しご紹介しました。
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part1/

今回も引き続きご紹介いたします!
おなじみの上製本(ハードカバー)を見てみましょう。

表紙にかぶさっているこちらの紙「カバー」といいます

表紙にかぶさっているこちらの紙「カバー」といいます

まず、表紙全体が紙でくるまれていますね。
(画像では、分かりやすいように少しはがしていますが…)
これが「カバー」です。
もしくは「ジャケット」とも言います。

これは比較的、よく耳にする名称ではないでしょうか。
紙でなく、ビニール製のカバーを施している冊子もたまにあります。
ビニール製のカバーは手帳などによく見られますね。

「カバー」もしくは「ジャケット」と言います。カバーという名称が一般的でしょうか

「カバー」もしくは「ジャケット」と言います。カバーという名称が一般的でしょうか

折り返し部分は「そで」と言いまして、よく、著者の写真やプロフィールなどが掲載されています。

「カバー」の折り返し部分を「そで」といいます。著者の写真やプロフィールなどが掲載されています

「カバー」の折り返し部分を「そで」といいます。著者の写真やプロフィールなどが掲載されています

続いてこちら。

カバーの上に、もう1枚。「帯」といいます

カバーの上に、もう1枚。「帯」といいます

冊子の下部、つまり前回お話しした「地」の側ですね。
そこには、さらにもう1枚巻かれてます。
これは「帯」と言います。

帯には推薦文などよく書かれていますね

帯には推薦文などよく書かれていますね

ベストセラーや新刊などに、「ドラマ化決定!」という告知や 「○○氏、絶賛!」という推薦文などが印刷されているのをよく見ますよね。
帯は後から付け替えやすいので 期間限定の情報を載せるのに適していますし、 最近では、カバーと関連づけたデザインや仕掛けを施して、 帯がかかった状態と帯をめくった状態の 両方楽しめるような装丁の冊子も多く見られます。

次は表紙を開いてみましょう。

1枚の紙で、左右がつながっています。「見返し」といいます

1枚の紙で、左右がつながっています。「見返し」といいます

この左右に貼り付いている紙、 すなわち表紙の内側と、冊子の中身のページとをくっつけている部分を「見返し」と言います。

そしてさらにめくります。

見返しをめくってさらに1枚。本のタイトルなど書いているページを「扉」といいます

見返しをめくってさらに1枚。本のタイトルなど書いているページを「扉」といいます

タイトルが載っている部分を「扉」と言います。
ここから、冊子の内容が始まっていく訳ですね!

それでは今回はこのへんで…。 カバーや帯、扉のデザイン等もぜひご相談ください!

 

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記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本
冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
2015年06月24日
冊子作成日誌仕様記念誌

こんにちは、石橋です。

以前、報告書を作る際によく用いられる紙の組み合わせや、 加工技術をご説明しましたね。
覚えていますか? 
▶「スタッフによる冊子作成日誌」報告書・白書
https://www.sasshi-insatsu.com/diary_whitepaper/

今回からは記念誌におすすめの仕様をご紹介します。
記念誌とは、文字通り節目や大きな出来事があった時にその記念として制作される書籍。
特別な印刷物ですので「見た目を豪華にしたい!」と思われる方も多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめしたい仕様は製本の方法を上製本(ハードカバー)で作り、表面を布張りにすること。
表紙や背文字の入れる会社名や記念誌のタイトルを、箔押しで仕上げれば素敵な記念誌のできあがりです。

記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本

記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本

具体的にご紹介いたします。

まずは上製本(ハードカバー)について。
本文と表紙を別で作り、最後に表紙で包んで張り込むという製本方法で作られた冊子です。
耐久性に優れ、厚めの表紙が特徴です。

「もっと詳しく知りたい」という方は下のURLをどうぞ。
▶上製本(ハードカバー)について
https://www.sasshi-insatsu.com/hardcover/#a01b
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について-製本編-
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/

「布張り」とは、表紙を上質な布で包み、貼付けること。
重厚感があり、格式高い雰囲気の冊子となります。

最後に「箔押し」とは、文字や絵柄に熱と圧力を使って 金・銀・色箔を入れる印刷加工のこと。
光沢がとても美しく、高級感がでます。

布ばり上製本(ハードカバー)にキラっと光る金の箔押し

布ばり上製本(ハードカバー)にキラっと光る金の箔押し

これらを用いることで品格のある素敵な記念誌に仕上げることができますよ。

さらに上製本(ハードカバー)には箱をつけることもできます。

箱入りの上製本(ハードカバー)、さらに豪華

箱入りの上製本(ハードカバー)、さらに豪華

他にももっと「こんな風にしたい」や「ここをもっと詳しく教えて!」という方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ。

 

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お花をたくさんあしらった、明るく華やかな表紙デザインの見本
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜見本編〜
2015年06月22日
冊子作成日誌作成

オリンピア印刷の橋本です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨といってもそんなに雨は降らないですよね。
え、そんなことはない?私が室内で仕事をしているせいでしょうか…。

オリンピア印刷では、企業や学校、官公庁、さらには個人のお客様からのご依頼も承っています。

冊子って見慣れたものですが、いざ作成しようと思うと、何から決めてどこから手を付ければいいのか、ちょっと分かりにくいですよね。
そこで、冊子を作成する際、あらかじめ知っておいたり、決めておいたりすると便利なコツをシリーズでご紹介したいと思います。

今回は、「見本」を使ってご依頼いただくと、いかに便利かというお話。

例えば、「持ちやすいサイズで」と思われていても、それがB5とA4では全く違いますし、「ツルツルした紙質で」とイメージされていても、コート紙もマット紙も、どちらもツルツルしてるといえばツルツルしてるんですよね。

さらに、デザインのテイストを言葉で伝えるのはもっと困難。
「赤」といってもピンク、エンジ、朱など幅がありますし、「明るい感じのデザイン」といっても、単純に明度を上げた色づかいか、ビビッドな色づかいかで雰囲気はガラリと変わります。

つまり、さまざまな種類や形式がある冊子というものを、共通認識がないまま言葉だけで伝え合おうとすると、限界が生じる場合があるのです。

そんな状況を一発で解決してくれるステキな存在が「見本」なのです!

「お花をたくさんあしらった、明るく華やかな表紙デザイン」では、漠然とし過ぎてちょっとイメージがつかめません。
試しに「お花 表紙 デザイン」で検索してみてください。
画像の検索結果がでてきますよね。

「お花 表紙 デザイン」の画像検索の結果

「お花 表紙 デザイン」の画像検索の結果

 

 

 

でも、「こんな感じよ!」

お花をたくさんあしらった、明るく華やかな表紙デザインの見本

お花をたくさんあしらった、明るく華やかな表紙デザインの見本

と見せていただければ「はい!あの感じですね」と、すぐに理解できます。
もちろん、このままのデザインはつくれませんが、テイストを活かすことはできます。

お客様の頭の中でつくりたい冊子のイメージが浮かんだら、それに近い冊子や書籍、雑誌などを手元に集めてみてください。
逆に、集めながらイメージを固めてもいいかもしれませんね。

その中からお好みのサイズ、紙質、紙の厚さ、デザインのテイストを見つけて、「こんな感じで!」と写メをご依頼メールとともにお送くりください。
現物じゃなく画像だけでも、十分、便利な見本になるのです。

デザインに関しては、書籍や冊子でなくても、チラシやポスター、CDジャケットなど、目で見てテイストを確かめられるものであれば何でも構いません!

また、弊社では15種類の無料表紙サンプルをご用意しています。
表紙はできあがったものから選びたい、そこまで時間をかけてつくれない、というお客様は、ぜひこちらからお好みに合ったデザインをお選びください。

無料で使える表紙デザイン15種類
▶ https://www.sasshi-insatsu.com/coverdesign/
(弊社にご注文いただくと無料でお使いいただけます。無料の表紙デザインを作成中です。乞うご期待ください。)

そもそも日本語は曖昧な表現が多いため、感情などの雰囲気を伝えることは得意だけれど、的確な表現で情報を伝えることは不得意なんだそうです。

だからこそ、見本を一緒に見ながらお話しさせていただくと、お客様にも無駄なストレスをかけることなく、間違いも減らして、スムーズに進めていくことができるのです。

 

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
2015年06月19日
冊子作成日誌名称豆知識

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
6月もはや半ば。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

このところ、綴じ方や表紙など、冊子にまつわる名称についてご紹介してきました。

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー表紙編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-cover/

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー綴じ方編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/

今回は、ついにと言いますか、今更と言いますか、冊子の各部分についての名称を一挙にご説明いたします!
保存版ですよ。

今回は上製本を例にとってみます。

まず、本の上部ですね、ここを「天(てん)」と言います。

上製本を上から見た図。「天(てん)」と言います。

上製本を上から見た図。「天(てん)」と言います。

上側にあるから天…分かりやすいですね!
冊子の見映えを良くするために、天の部分に金箔などを塗ることもあります。
見たことのある方も多いのではないでしょうか。

次に、前回説明した背表紙に接する部分を「ノド」と呼びます。

ページとページをくっつけている部分なので、ノドの付近には余白が取られていることが多いです。

この奥のところです。「ノド」と呼びます。

この奥のところです。「ノド」と呼びます。

一方、ノドの反対側を「小口(こぐち)」と言います。

辞書などで、目的のページを開きやすいように「あ・か・さ・た・な」とインデックスが書かれている部分ですね。

冊子を開く側ですね、「小口(こぐち)」と言います。

冊子を開く側ですね、「小口(こぐち)」と言います。

そして、本の下部。
「上が天ってことは…下は地?」 と思ったあなた!

その推理…お見事です! そうです、下部は「地(ち)」と言います。

まさに「地」面側ですね。「地(ち)」と言います。

まさに「地」面側ですね。「地(ち)」と言います。

ではまとめです。

本を開いた状態で見てみましょう。

ページとページをくっつけている奥側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

ページとページをくっつけている側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

ページとページをくっつけている側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

他にも数々の名称がありますが、今日のところは基本の4か所についてご説明しました。
続きは次回!お楽しみください!

 

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一番左が「PP加工」、真ん中「コート紙」一番右が「マットPP加工」
冊子印刷オススメの仕様「報告書編」耐久性と見た目がアップ、シールドパターン
2015年06月18日
冊子作成日誌仕様報告書・白書

こんにちは、オリンピアの石橋です。
くもり空が続きますね。
半袖でいると少し肌寒い日々が続きますが、風邪は引かれておりませんか?

これまで計3回にわたり希望に応じた報告書の仕様についてブログを掲載してまいりました。
今回が『冊子印刷オススメの仕様「報告書編」』の最終回となります。

内容に入る前に、これまでに掲載した記事のおさらいをしましょう。

第一回目、『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
味わいのある革模様は、無地の表紙より温かみのある印象になりますよ。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/

第二回目が『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンと比べると、スッキリとしたビジュアルな上に安価です!
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/

第三回目が『カラフルパターン』。
表紙用紙「コート紙」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックや色上質よりも綺麗にカラー印刷ができます。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/

上記のように、これまではコスト面や希望のビジュアルに合った紙の組み合わせについてお話してきました。

しかし最終回は、紙の組み合わせに関する記事ではなく報告書の耐久性を高めるために、表紙に特殊なフィルムを貼り付ける加工方法をご紹介。
名付けて「シールドパターン」についてです。

具体的にどんなものかと申しますと、以前「カラフルパターン」でも少し触れましたが 印刷した表紙の上から接着剤を塗布し、ポリプロピレン…略称『PP』というフィルムと表紙を圧着させるという方法です。
いわゆる「PP加工」ですね。

一番左が「PP加工」、真ん中「コート紙」一番右が「マットPP加工」

一番左が「PP加工」、真ん中「コート紙」一番右が「マットPP加工」

このPP加工することで、表面が保護されインクのはがれを防ぎ、長期保存が可能に。
見た目も紙印刷だけよりも光沢感が上がり発色も良く、そして丈夫!
そんな三拍子のそろった素敵な報告書となります。

ただ報告書の耐久性をあげたいが、光沢のない仕上がりを希望する方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には、光沢のない仕上がりになる 「マットPP加工」がオススメ!
「光沢がないと地味になるのでは?」と思われがちですが、落ち着きと高級感のある見た目になりますのでご安心ください。

より詳しい説明をご希望の方は、お問い合わせくださいませ。

▶︎ 報告書・白書について詳しくはこちら

 

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