スタッフによる冊子作成日誌
冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
2015年06月19日
冊子作成日誌名称豆知識こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
6月もはや半ば。
皆様いかがお過ごしでしょうか。このところ、綴じ方や表紙など、冊子にまつわる名称についてご紹介してきました。
[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー表紙編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-cover/[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー綴じ方編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/今回は、ついにと言いますか、今更と言いますか、冊子の各部分についての名称を一挙にご説明いたします!
保存版ですよ。今回は上製本を例にとってみます。
まず、本の上部ですね、ここを「天(てん)」と言います。
上側にあるから天…分かりやすいですね!
冊子の見映えを良くするために、天の部分に金箔などを塗ることもあります。
見たことのある方も多いのではないでしょうか。次に、前回説明した背表紙に接する部分を「ノド」と呼びます。
ページとページをくっつけている部分なので、ノドの付近には余白が取られていることが多いです。
一方、ノドの反対側を「小口(こぐち)」と言います。
辞書などで、目的のページを開きやすいように「あ・か・さ・た・な」とインデックスが書かれている部分ですね。
そして、本の下部。
「上が天ってことは…下は地?」 と思ったあなた!その推理…お見事です! そうです、下部は「地(ち)」と言います。
ではまとめです。
本を開いた状態で見てみましょう。
ページとページをくっつけている奥側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。
他にも数々の名称がありますが、今日のところは基本の4か所についてご説明しました。
続きは次回!お楽しみください!●問い合わせ先はこちら●
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」耐久性と見た目がアップ、シールドパターン
2015年06月18日
冊子作成日誌仕様報告書・白書こんにちは、オリンピアの石橋です。
くもり空が続きますね。
半袖でいると少し肌寒い日々が続きますが、風邪は引かれておりませんか?これまで計3回にわたり希望に応じた報告書の仕様についてブログを掲載してまいりました。
今回が『冊子印刷オススメの仕様「報告書編」』の最終回となります。内容に入る前に、これまでに掲載した記事のおさらいをしましょう。
第一回目、『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
味わいのある革模様は、無地の表紙より温かみのある印象になりますよ。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/第二回目が『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンと比べると、スッキリとしたビジュアルな上に安価です!
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/第三回目が『カラフルパターン』。
表紙用紙「コート紙」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックや色上質よりも綺麗にカラー印刷ができます。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/上記のように、これまではコスト面や希望のビジュアルに合った紙の組み合わせについてお話してきました。
しかし最終回は、紙の組み合わせに関する記事ではなく報告書の耐久性を高めるために、表紙に特殊なフィルムを貼り付ける加工方法をご紹介。
名付けて「シールドパターン」についてです。具体的にどんなものかと申しますと、以前「カラフルパターン」でも少し触れましたが 印刷した表紙の上から接着剤を塗布し、ポリプロピレン…略称『PP』というフィルムと表紙を圧着させるという方法です。
いわゆる「PP加工」ですね。このPP加工することで、表面が保護されインクのはがれを防ぎ、長期保存が可能に。
見た目も紙印刷だけよりも光沢感が上がり発色も良く、そして丈夫!
そんな三拍子のそろった素敵な報告書となります。ただ報告書の耐久性をあげたいが、光沢のない仕上がりを希望する方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には、光沢のない仕上がりになる 「マットPP加工」がオススメ!
「光沢がないと地味になるのでは?」と思われがちですが、落ち着きと高級感のある見た目になりますのでご安心ください。より詳しい説明をご希望の方は、お問い合わせくださいませ。
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色々な種類の冊子を作成しています。
2015年06月15日
冊子作成日誌作成オリンピア印刷の橋本です。皆さま、こんにちは。
おとなり韓国ではMERSが流行しているとのことですが、マスクの光景を見て豚インフルエンザが関西で流行ったのを思い出しました。
防衛策としてマスクを常備する必要があるかもしれませんね。早く収束してほしいです。ところでオリンピア印刷では、毎日さまざまな冊子を印刷・作成しています。
例えば、
一般企業のお客様なら、社内報、記念誌、社史など。
官公庁のお客様なら、報告書、白書、定款など。
学校関係のお客様なら、テキスト、卒業文集、オリジナルノートなど。ほんと、世の中には色んな業界の色んな冊子があるのだなあと実感しています。
でもこれだけじゃありません。
オリンピア印刷では、個人のお客様からの冊子の作成も承っているんです。個人で冊子?何つくるの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、結構、多岐にわたるご依頼をいただきます。例えば、
長年、詠み続けてきた俳句や短歌をまとめた句集や歌集。
お子様やお孫さんなどに読んであげるオリジナルの絵本。
ご家族の写真や自身の作品を残しておくための写真集。
ご自身の足跡を伝えるための自分史。などなど、個人のお客様がつくる冊子もいっぱいあるのです。
オリンピア印刷では、社内に組版チームから印刷・製本工場まで備えているので、冊子の作成に関する全行程を自社だけで一貫して行うことができます。
その上、ご注文は1冊からでもOK!
世界にたったひとつの冊子を、自分のためにつくるのはもちろん、お友達や大切な方に差し上げるのも素敵だと思います。私自身も昔、スペインに友人と行ったのですが、その時の写真などを集めて旅行記を作成してプレゼントしたことがあります。
遠方に住んでいたため直接会って渡せず、郵送しました。
驚いた電話がかかってきて、心の中でガッツポーズをしたのを覚えています。
そのプレゼントした旅行記は今でも大切に取ってあり、今でもたまに見返しています。オリンピア印刷では、企業や学校関係の冊子から、個人やサークルなどの冊子まで、どれもオンリーワンの気持ちで作成しています。
こんな冊子がつくりたい、というご希望がありましたらお気軽にご連絡・ご相談ください。
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について―表紙編―
2015年06月12日
冊子作成日誌名称豆知識表紙こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
会社の近くで紫陽花が咲き始めていました。紫陽花は咲きはじめから段々色が変わっていきますよね。
そのことから「七変化」「八仙花」とも呼ばれるそうです。さて本日は名称シリーズ第2弾。
前回、冊子の綴じ方にまつわる様々な名称についてご紹介しました。
今回は、表紙にまつわる名称をご説明したいと思います。…突然ですが、皆さんは「表紙」と聞くと、冊子のどの部分を思い浮かべますか?
例えば、この本の場合。
本を置いて開く時に上に来る部分を、思い浮かべるのではないでしょうか。この部分ですよね。
タイトルが入っていて、平積みにした時に見える、冊子の顔とも言える部分。
単に「表紙」と呼ぶ場合もありますし、 「表(おもて)表紙」とも呼びます。
業界用語で「表1」ということもあります。…なのですが、実は、他にも「表紙」と名のつく部分があるのです。
「表表紙ってことは、裏もある?」
勘のいい方はお気づきかも知れませんね。
「裏(うら)表紙」という名称は、耳にしたことのある方も多いと思います。冊子を平積みにした時に、下になる部分ですね。
表表紙を正面とした場合の、後ろから見た部分。ここが「裏表紙」で「表4」とも言います。
そして忘れちゃいけないこの部分! タイトルがここにも!
前回のブログでも触れた、綴じの部分を「背表紙」と言います。
この背表紙、冊子作りにおいては意外な重要ポイントなんです。
なぜかと言うと… 冊子を本棚に立てて収納すると、表紙が見えず、背表紙だけが見える状態になりますよね。もし背表紙に何も書かれていなかったら?
—そう、タイトルが見えなくて、冊子の内容が分かりにくくなってしまうんです!
ですから、背表紙にもタイトルを入れることはとっても大切。
そのあたりも踏まえて、冊子作成の際にはぜひご相談ください。●問い合わせ先はこちら●
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
2015年06月10日
冊子作成日誌仕様報告書・白書こんにちは、オリンピアの石橋です。
大阪は今日は梅雨の中休み。
真っ青な青空が広がっており、今年の夏も暑そうな予感がしました。以前ブログで、報告書を印刷する時の オススメスタイルを2つご紹介しましたね。
覚えていますか?まず、よく使用される様式『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックは革模様が施されているので、無地より温かみのある印象になります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/次に価格を抑えたい方に向けの様式『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンよりもシンプル…しかも安価というメリットがあります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/基本的に、上記は2つはモノクロ印刷です。
ブログを読まれている中には 「表紙をカラーでカッコ良くデザインしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、カラー印刷をするのにオススメの 『カラフルパターン』をご紹介します。
具体的な仕様は、表紙用紙をやや厚めの『コート紙』に変更し、本文用紙はお馴染みの『上質紙』という組み合わせ。
コート紙とは、上質紙の両面をコート剤・白土(クレー)で コーティングしたものです。
一般的な商業印刷にもよく使われており、表面には光沢がありツルツル。
カラー印刷がとても綺麗にできます。光沢がありツルツルしているコート紙にPP加工を施せば、さらにツルツルになり発色度もアップします。
またカラー印刷がきれいに印刷できる用紙にはマットコート紙もあります。
こちらも上質紙の両面をコート剤でコーティングしたものですが、コート紙と違って、つるつるというよりもマットな感じに仕上がります。レザックや色上質にもそれぞれ味わいがありますが、報告書の表紙にカラーを使いたいと考える方には 「カラフルパターン」がオススメです。
『黄金パターン』や『リーズナブルパターン』 そして『カラフルパターン』の仕様をより詳しく知りたいという方は お気軽にお問い合わせくださいませ。
スタッフがより詳しくご説明させていただきます。●問い合わせ先はこちら●
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冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜ヨコ書き編〜
2015年06月09日
冊子作成日誌綴じ方タテ書き・ヨコ書き最近雨が多いですが、皆さまいかがおすごしでしょうか。
天気予報は見ない私ですが梅雨の時期だけは気になって見ています。
晴れ間に洗濯がしたいオリンピア印刷の橋本です。前回、タテ書きの特徴についてお話ししましたので、今回はその続き。
ヨコ書きの特徴についてお話しします。ちなみにタテ書きは、新聞や小説、国語の教科書の本文のように、見た目に格式を持たせたい場合や、文章をしっかり読ませたい場合に多く使われているってお話でしたね。
▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/ではヨコ書きについて。
もともと、タテ書き文化だった日本にヨコ書きが本格的に登場し始めたのは、明治前後のことだそうです。
鎖国が終わって外国の文化が入ってきた時に、ヨコ書きの書籍なんかもたくさん入ってきたんでしょうね。それを考えると、ローマ字やカタカナ語、算用数字はヨコ書きの方が読みやすいといわれるのも、当たり前と言えば当たり前。
どれも欧米から輸入されたものですから。タテ書きの文字に見慣れていた当時の日本人は、左から右ヘと横書きされている文章を見てビックリしたことでしょう。
「どうやって読むんだこれ!」みたいな・・・。その後、ヨコ書きが庶民の間でも一般的になったのは第二次大戦以降といわれています。
そして現在。
具体的にはポスターやチラシ、カタログやリーフレットなどの文章、または、子ども向けの冊子、絵本といった、気軽に読める短文のものによく使われている印象です。
ポスターやチラシのほか、写真点数の多いカタログの文章などもヨコ書きがよく見られます。さらに、確実にヨコ書きが多いのが、今ご覧になっているウェブ媒体!
もともとフランクな内容、短い文章、カタカナ語やローマ字が多い媒体ですし、パソコン画面は視認性(見やすさ)が紙媒体に比べると高くないため、気軽に読めるヨコ書きが適しているのでしょう。
小説もケータイ小説はヨコ書きでしたし、新聞でさえウェブではヨコ書きですからね。
ではこの辺りでヨコ書きの特徴をまとめると、
●ローマ字やカタカナ語、算用数字が読みやすい
●短文が読みやすい
●ウェブ媒体と相性が良いオリンピアの製作事例では、
>> 小冊子・ハンドブック
https://www.sasshi-insatsu.com/handbook/>> テキスト・問題集・教科書・練習帳
https://www.sasshi-insatsu.com/workbook/>> マニュアル・取扱説明書
https://www.sasshi-insatsu.com/manual/>> 絵本
https://www.sasshi-insatsu.com/picturebook/などが挙げられます。
タテ書きの回でもお話ししましたが、もともとタテ書きが多かった会社案内や社史なども、最近ではヨコ書きが増加中。
このまますべての文章がヨコ書きになったらどうしよう!
などとタテ書き派の私はいらぬ心配をしていますが、冊子や書籍を製作される時は、これまでのご説明を参考にして、自由にタテ書きヨコ書きを決めてくださいね。●問い合わせ先はこちら●
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について―綴じ方編―
2015年06月05日
冊子作成日誌綴じ方名称豆知識こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ようやく週末ですね。皆さまいかがおすごしでしょうか。
以前のブログでは、「上製本」と「並製本」の違いについてご紹介しました。
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/その中で、少〜しだけ「綴じ方」についてお話しました。
「無線綴じ」「あじろ綴じ」…など、耳慣れない単語が出てきて、 「え?え?何?」と思われたかもしれません。
そこで今回は「綴じ方」について簡単にお話しします!綴じ方は、大きく分けると2種類。
接着剤を使う「無線綴じ」と、綴じ糸や針金を使う「有線綴じ」があります。まず、無線綴じは背表紙の部分に、接着剤を塗って綴じる方法です。
がっちり綴じられるので、ページ数の多い冊子に使われることが多いです。中でも、背の部分にスリットを入れて、接着剤をより深く浸透させる方法を「あじろ綴じ」と呼びます。
一方、有線綴じは、糸で綴じる「糸かがり(綴じ)」や 針金で綴じる「針金綴じ」があります。
さらに「針金綴じ」には、冊子を折って閉じた状態で 背の部分に上から針金を通す「平綴じ」と、 本を開いた状態で真ん中から針金を通す「中綴じ」があります。
見開きやすく、読みやすいのがメリットです。並製本
(ソフトカバー)無線綴じ 無線綴じ・
あじろ綴じ「無線綴じ」は糸や針金を使わずに、背をホットメルト(接着剤)で綴じる方法です。
最も一般的な綴じ方です。
背にスリットを入れて接着剤をより浸透させ、強度をあげる方法を「あじろ綴じ」と言います。無線綴じとあじろ綴じは同じ見た目をしています。
有線綴じ 中綴じ 表紙と中身を重ねて開き、背になる部分を針金で綴じる方法です。
ページ数が少ないフリーペーパーやカタログによく用いられます。
平綴じ 背の端から5mm程度内側の部分を、針金やホチキスでとめる方法です。
上製本
(ハードカバー)有線綴じ 糸綴じ
アジロ綴じなど冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)を作り、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本したもの
記念誌や写真集などによく使われます。
有線綴じと無線綴じ、どんな冊子をつくるのか、目的に合わせた使い分けをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください。
▶ 無線とじ(くるみ製本)で選べる基本仕様について詳しくはこちら
▶︎ 中とじで選べる基本仕様について詳しくはこちら●問い合わせ先はこちら↓↓
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
2015年06月03日
色上質冊子作成日誌用紙仕様報告書・白書皆さま、こんにちは。 今日は久々に朝から大雨でしたね。
通勤ぬれませんでしたでしょうか?
梅雨入り目前で長靴もといレインブーツの購入を検討しているオリンピア印刷の石橋です。以前のブログで、報告書を印刷する際の黄金パターンの仕様についてお話しました。
覚えておられるでしょうか?
黄金パターンは、表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせでしたよね。▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/このブログを見られた方で、こう思われた方はいませんか?
「そうはいっても、お高いのでしょう?」と。
そうですよね、初めて制作される方には価格というのは未知の部分。
慎重になられるのも分かります。気になる費用についてですが、ご希望の冊数やオプションで変動しますので一概には申し上げられません。
詳しく知りたい方は、弊社自動見積りで算出してみてください。
▶自動見積り
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_booklet.phpでも、企業さまにとってコスト面は印刷・製本するにあたって重要な判断基準ですよね。
そこで今回は黄金パターンよりも安価な提案…
『リーズナブルパターン』をご紹介します。具体的にどんな仕様かというと黄金パターンの表紙に使われていた「レザック」を「色上質」に変更します。
たったこれだけです。黄金パターン:表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」
リーズナブルパターン:表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」色上質って何かって?
それは色付き上質紙のことです。 (厳密に言うと模造紙の部類なんですが。)
皆さまがよく目にする上質紙を着色しているものだとお考えください。
なので手触りは、上質紙と同じでつるっとしています。冊子印刷のオリンピアの色上質は33種類の中からよく使われる色を厳選しました。
通常のラインナップ以外の色を使いたい場合は、お知らせ下さいね。▶オリンピア印刷でお使いいただける色上質
https://www.sasshi-insatsu.com/howto/#step3上質紙は、言わずもがな、報告書の定番の本文用紙ですよね。
もちろん、色上質よりもレザックの方が、重厚感や華やかさはあります。
しかし色上質も長年愛されてきた紙で、優しいパステルの色合が、企業の報告書にはぴったりです。なので「表紙を色上質にしたら、ペラペラな冊子になってしまった!」
…なぁんて事態にはなりませんのでご安心を。
(厚みの選択にはご注意ください。)「コストダウンをしたい!」とお考えのお客さまは ぜひお気軽にお問い合わせ&ご相談くださいね。
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冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
2015年06月01日
冊子作成日誌綴じ方タテ書き・ヨコ書きこんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ブログを更新してる最中に地震があり、ひやっとしました。
インターネットの画面とにらめっこしながら仕事をしているので、すぐに地震速報を調べました。
どうやら震度1だったようです。
ついつい先延ばしにしてしまいますが、やっぱり備えが第一ですね。ところで、以前のブログで、冊子の「右綴じ」と「左綴じ」の特徴についてご説明しましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。
覚えていない方は、こちらでご確認ください。▶冊子印刷で気になる「右綴じ」と「左綴じ」のヒミツ!?
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/基本的に「右綴じ=タテ書き、左綴じ=ヨコ書き」が適しているって結論でしたが、そうすると、「じゃあタテ書きとヨコ書きにはどんな特徴があるの?」
…って話になりますよね?
そこで、タテ書きとヨコ書きの特徴を2回にわたってご紹介したいと思います。まずは、タテ書きについて。
前回もお話ししましたが、もともと日本語はタテ書きの言語。
これは漢字文化圏の特徴です。一説によると、漢字は天から降ってきたものだから上から下へ書くようになったとも。
当時の人々にとって文字や言葉は、神様から贈られたと考えるほど大切なものだったのでしょうね。
(歴史好きとしては感慨深いお話です!)他にも色々な説があるようですが、事実、日本では伝統的にタテ書きが多く使われてきました。
現在では、新聞や小説、国語の教科書の本文のように、見た目に格式を持たせたい場合や、文章をしっかり読ませたい場合にタテ書きが多く使われているようです。
また、タテ書きで書かれた日本語はヨコ書きのものよりも文字が映え、美しく見えるのだとか。
この辺りでタテ書きの特徴をまとめますと、
●長文が読みやすい
●カッチリした雰囲気になる
●日本語がきれいに見えるオリンピアの製作事例では、
▶記念誌・社史・周年史
https://www.sasshi-insatsu.com/memento/▶俳句集
https://www.sasshi-insatsu.com/haiku/
といったところでしょうか。でもこの特徴や製作事例、あくまでもセオリーであってルールではありません。
実際、社史や会社(学校)案内といった、これまではタテ書が主流だった冊子もヨコ書きで製作されるケースが最近では増えてきています。
きっと、対象読者である社員や高校生たちがヨコ書きに見慣れてきているからでしょうね。ですから、ひとつの基準として参考にしていただければと思います。
では次回、ヨコ書き編に続きます!
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
2015年05月29日
冊子作成日誌仕様名称豆知識来週からはいよいよ6月ですね。衣更えはもう済みましたか?
オリンピア印刷の橋本です。こんにちは。今回は、製本する時に知っておくと便利な冊子に関わる名称についてご説明します。
本の部位や用紙にまつわる名称などさまざまあります。
今回は見た目の部分に的をしぼってみたいと思います。まずは冊子の表紙にご注目ください。
いろんな冊子を見ていると、おおまかに分けて表紙が厚い冊子と薄い冊子の2タイプがあることが分かります。
こちらの画像をご覧ください。このように、表紙が厚くなっている冊子を 「上製本(じょうせいほん)」といいます。
「ハードカバー」とも言ったりします。まず冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)をつくります。
その後、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本します。
すなわち「本文を綴じる工程」と「表紙をつくる工程」のそれぞれが別にあって、最終段階で合体するという製本方法なのです。
上製本は表紙が丈夫なので、耐久性に優れ、高級感があるのが特長です。続いてこちらです。
このように、表紙が薄いタイプの冊子を「並製本(なみせいほん)」という名称で呼びます。
上製本と違ってやわらかくて端が折れたりします。
ソフトカバーとかペーパーバックと言ったりもします。並製本の綴じ方の中に「無線綴じ」や「あじろ綴じ」「PUR製本」などがあります。
見た目は同じで区別がつきませんが、工程や材料が異なります。表紙は1枚の紙やクロスでできており、 本文の綴じに続いて表紙をくるむという、一貫工程の製本方法です。
書籍でよくみる文庫本や新書などもこの並製本、ソフトカバーのタイプになります。ちなみに・・
「同じ内容の本なのに、ハードカバーと文庫の 両方を出版するのはなぜ?」
と思ったことはありませんか?小説などの書籍が刊行される場合、多くはまずハードカバーで作られ、店頭に並びます。
平積みされているのをよく見かけますよね。表紙が丈夫なハードカバーは長期の保存に向いています。
一方で、手にした時になじみにくく、かさばるので持ち歩きにくいという面もあります。
そこで、ハードカバーで刊行したあとに、より多くの読者へと向けてサイズや値段が手頃なソフトカバー仕様の冊子として文庫版を販売することが多いようです。しっかりした作りのハードカバーと、 よりリーズナブルで手になじむソフトカバー。
両方を出版することは、 どちらを重視する読者にも読んでもらうための それぞれの長所を活かした方法と言えますね。
今回は大まかな名称をご紹介しましたが、 冊子の種類は他にも細かく分かれております。
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