スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

特別な冊子には特別な加工を〜印刷用語辞典・箔押し加工&PP加工編〜
2017年06月01日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。

早いもので、もう6月に突入しました。
6月は「ジューンブライド」といって、結婚式のシーズンですね。
私も今月、友人の結婚式に招待されていまして、ご祝儀袋を探しにお店に行ってきました。
結婚式用のご祝儀袋なんてどれも似たようなものかな、と思っていましたが、バラエティに富んだデザインのものが多く並んでいて、驚きました。
水引が紅白ではなく金銀だったり、袋にラメがほどこされていたり…。
キラキラしていてゴージャスな雰囲気が、お祝い事にピッタリで、「受け取る相手が喜んでくれるといいなー」、ウキウキしながら選べました。

金銀がキラキラ…といえば、冊子に使われるこの加工をご存じですか?

タイトル部分に寄ってみると…。

タイトル部分に寄ってみると…。

文字が光っているのが見えますか?

文字が光っているのが見えますか?

タイトルと著者の文字が、シルバーに輝いています。
これは「箔押し加工」という加工オプションで、文字の金型を使い、銀色の箔を転写させているのです。
文字の部分だけが輝くので、インパクトがありながらも派手になりすぎず、表紙に高級感や品格を演出します。
こちらの写真のような追悼集の他にも、自分史や記念誌など、思い出を残す特別な一冊にうってつけです。

なお、オリンピア印刷では、シルバーの他にゴールドの箔押し加工も受け付けています。
表紙の色との兼ね合いや、お好みに合わせて選べますよ!
文字数や面積によって価格は変わりますので、お気軽にご相談ください。

他にも、表紙の見映えに関連する加工があります。

表紙全体がツヤツヤしています。

表紙全体がツヤツヤしています。

表紙に光沢感がありますね。
この表紙の加工は、「PP加工」といいます。

「PP」とは、「Poly-Propylene Film(ポリプロピレンフィルム)」のこと。
印刷済の表紙に接着材を塗って、ポリプロピレンフィルムを圧着させて貼ると、こちらの写真の絵本のようなツヤツヤの表紙ができあがるんです。

表紙の上からフィルムを貼って保護しているぶん、通常の表紙よりも耐久性がアップ。水に強くて汚れがつきにくいメリットがあります。

ちなみに、オリンピア印刷では、PP加工の他にやや光沢を抑えた「マットPP加工」にも対応しています。

箔押し加工とPP加工、どちらも冊子をよりバージョンアップする加工です。
長く残したい冊子や、大切な方へ贈るスペシャルな冊子には、特に好まれます。
皆さんも、冊子を作成する際には、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

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・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
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視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
2017年05月31日

こんにちは、オリンピアの竹田です。
衣替えを前に、長袖にしようか夏服にしようか、着るものに困る時期ですね。

これまで2回にわたり視覚から感じる文章の読みやすさについてご紹介してきました。
最終回のテーマは「漢字と平仮名」です。

漢字が何文字も続くと、「難しそう」や「読みにくい」という印象を持たれやすくなります。

漢字が何文字も続くと、「難しそう」や「読みにくい」という印象を持たれやすくなります。

文章は漢字が多過ぎても平仮名が多過ぎても読みづらくなります。
具体的に、どう読みづらいのか体験してみましょう。

下記の3つの例文をご覧ください。

さて、皆さんは(1)〜(3)のうち、どの文章が読みやすいと感じますか?

さて、皆さんは①〜③のうち、どの文章が読みやすいと感じますか?

 

(1)は、ある表記のルールに沿って文字を漢字にしたり平仮名にした文章です。
個人差もあるかもしれませんが、漢字と平仮名のバランスが良く、読みやすく感じるのではないでしょうか。

(2)は漢字にできる文字は全て変換している文章です。
漢字が多くなると、読み手に堅い印象を与えやすくなる上、見た目が混み合い、読みづらくなる傾向があります。

(3)は全ての文字を平仮名のした文章です。
単語が文章にとけ込んでしまい、意味を拾い上げにくく読みづらく感じませんか?

 

上記の3つの例を通し、漢字と平仮名をどう使い分けて表記するかで読みやすさが変わることが伝わったかと思います。

次回は、例文①で用いた表記のルールについてご紹介します。お楽しみに。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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いよいよ印刷!おトクな印刷方式は冊数で決まる〜プロジェクトO〜
2017年05月29日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。
いよいよ5月も終わりですね。そろそろ衣替えを使用と思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。

先日、修正後の印刷サンプルがついに到着しました。
中身を確認したところ特に問題もなく、無事校了!
早速、オリンピア印刷宛てに「校了です」とメールを送りました。
これでようやく、印刷の工程へと進むわけです。

そこで私は、あることを思い出しました。
以前、オリンピア印刷のホームページにある
自動見積もりフォームを利用した時のこと。
「印刷方式」の選択肢に、「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」と並んで
「価格の安い方でおまかせ」とあったんです。
その時は「価格の安い方でおまかせ」を選んだのですが、
オンデマンド印刷とオフセット印刷を比べた場合、
どちらの方が安くなるのでしようか?
条件などによって違いがあるのでしょうか?
疑問に思って先輩に質問したところ、こんな答えが返ってきました。

先輩「どっちの印刷方式が安いかは、冊数によって決まるんだよ。俳句集は何冊作るんだっけ?」
私 「20冊です」
先輩「だったら、オンデマンド印刷の方が安いから、自動見積もりフォームでは自動的にオンデマンド印刷で計算されてるはずだよ。刷版を使わないオンデマンド印刷なら、時間と費用のコストを抑えられて、冊数が少ない場合の印刷に適してるからね」
私 「刷版って、印刷する内容をアルミ板に転写した、いわばハンコのようなものですよね?それにインキを載せて印刷する方式とは違うんですか?」
先輩「その印刷方式は、オフセット印刷だね。オンデマンド印刷は、データを直接印刷機に送って印刷する方式。だから、刷版がいらないの」
私 「オンデマンド印刷だと刷版を作る工程が省けて、そのぶん時間もかからない、と…。ふむふむ。費用面でもコストカットできるんですか?」
先輩「もちろん!オフセット印刷の場合にかかる刷版の費用が不要になるからね。でも、印刷冊数が増えるほど、1冊あたりの単価が安くなっていくから、一定以上の冊数を印刷する場合にはオフセット印刷の方がおトクになるんだよ」
私 「なるほど、じゃあ、自動見積もりフォームに入力する冊数が多い場合には、オフセット印刷での価格が自動的に計算されるんですか?」
先輩「そうだね。冊数だけじゃなくてページ数にも左右されるけど、よりおトクな印刷方式で計算された見積もり価格が表示されるよ。便利でしょう?」

いやー、勉強になりました。
今回の場合だと、冊数が少ないため、
自動的に一番おトクなオンデマンド印刷での価格で計算されていたんですね。

次回もまた、俳句集の作成についてお伝えします!

これがオリンピア印刷にありますXerox社製のオンデマンド印刷機です!成人男性とほぼ同じくらいの高さですね。右に写っているパソコンからデータを送って印刷します。

これがオリンピア印刷にありますXerox社製のオンデマンド印刷機です!成人男性とほぼ同じくらいの高さですね。右に写っているパソコンからデータを送って印刷します。

 

 

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視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
2017年05月24日

こんにちは、オリンピアの竹田です。
夏のような暑い日が続いていますね。当店のオフィスでは一足先に扇風機を引っ張り出しました。

前回ご紹介した「行間の違いによる読みやすさ」に引き続き、視覚から感じる文章の読みやすさについてお話しします。
今回のテーマは「文字間」。
文字間とは、文字と文字の間隔のことです。

これからお話する文字間も行間と同様に、詰まり過ぎていても、あき過ぎても読みにくくなります。
今回も実際にどう読みにくいのかを見てみましょう。
下の3つの例をご覧ください。

 

どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。

どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。

 

(1)は文字間をワードの初期設定のままで打った文章です。
行間の場合でもそうでしたが、ワードが適切だと判断した幅は人によって感じ方が異なるかもしれませんが基本的に読みやすい設定になっていますね。

(2)は(1)よりも文字間を詰めたもの。
文字同士の間が狭いと一文字ずつなぞるように集中して読まないと自分がどこまで読み進めていたか見失いそうになります。
また目を凝らして文字を追っているためか(1)を読むときよりも目が疲れる傾向にあります。

(3)は、(1)よりも文字間をあけたもの。
文字間があき過ぎると文字がぶつ切れになっているように見えるため、視線を意識してずらさなくてはならず、それが読みにくさにつながります。

上記の3つの例を見比べることで文字間の違いで読みやすさが変わることが伝わったのではないでしょうか。

次回は、ひらがな表記と漢字表記についてお話しします。
乞うご期待!

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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校了したら、次には何をしたらいいの?〜プロジェクトO〜
2017年05月22日

皆さん、こんにちは。

初夏らしい日差しが続いていますね。私は日傘が手放せません。

 

先日、俳句集の印刷サンプルを確認し、修正データをオリンピア印刷へ送りました。

現在は、修正後の印刷サンプルが到着するのを待っているところです。

そこで今回は、印刷サンプルのチェック後、冊子が発送されるまでの流れについてお話しします。

 

まず、印刷サンプルのチェックが済み、問題がなければ、

「校正完了」、いわゆる「校了」となります。

つまり、印刷・製本してもいい状態になったわけなので、その連絡として

オリンピア印刷へ「校了です」とメールを送ります。

オリンピア印刷では校了の連絡メールを受け次第、印刷・製本に取りかかりますので、

早くメールを送ればそのぶん発送も早くなります。

ただし、注意点が1つあります。

もし、部数や用紙などの変更があれば、必ずこのタイミングまでに知らせなくてはいけません。

校了のメールが送られてからの仕様変更やキャンセルはできませんので、

気をつけたいところです。

 

続いて、校了の連絡メールの返信として、オリンピア印刷から

正式なお見積もり額とお支払い方法、お支払い期日を記載したメールが届きますので、

確認のうえ支払い手続きをします。

なお、こちらも注意点が1つあります。

冊子の発送は、支払いの確認ができてからになります。

つまり、お支払いの確認ができないうちは冊子の発送に取りかかれませんので、

期日までに支払いを済ませる必要があります。

 

支払い確認が済むと、オリンピア印刷から冊子が発送されます。

校了から発送までにかかる日数については、

無線綴じ、中綴じの場合ですと、校了の連絡をした日

(12:00を過ぎる場合は、その翌日)から5営業日です。

例えば月曜日の12:00までに校了したら、

火・水・木・金で4営業日、土日は営業していませんのでとばして、

翌月曜日には発送できるんです。

「意外と日数かからないんだな」と思われる方も多いのではないでしょうか?

上製本の場合ですと、校了の連絡をした日から約2週間です。

ちなみに無線綴じ、中綴じ、上製本のいずれの場合も

ページ数や冊数によって、発送までにかかる日数が異なることがありますので

詳しくは、オリンピア印刷までお問い合わせください。

 

「冊子をこの日までに仕上げたいのだけれど…」「納期まで時間がないかも?」そんな疑問もオリンピアへお気軽に!

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視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
2017年05月17日

こんにちは、オリンピアの竹田です。

突然ですが、「読みやすい」と感じる文章にはいくつかのポイントがあります。
例えば「一文を短くおさめる」「読点を正しく打ち、色々な解釈ができる文章にしない」など…。

数あるポイントの中でも、今回から、視覚から感じる文章の読みやすさについて複数回に分けてお話しします。

今回のお話は「行間」についてです。
行間とは文章の行と行の間のこと。

 

行間は詰まり過ぎても、あき過ぎても文章を読みづらくします。
このように書いてもピンとこない方もいるかもしれません。

論より証拠ということで、実際にどう文章が読みづらいのかを確認してみましょう。

下の3つの例をごらんください。

 

文章の読みづらさを実感できましたか?

文章の読みづらさを実感できましたか?

 

(1)は行間をワードの初期設定のまま打った文章です。
つまりワードが適切だと判断した行間の幅で個人差もあるかと思いますが、確かに程よく行間が空いており読みやすく感じますね。

 

(2)は(1)より行間を詰めたもの。
行間の詰まった文章は、読んでいる行を移る時に自分がどこを読んでいたかを見失いやすい傾向にあります。

 

(3)は(1)より行間をあけたもの。
行間があき過ぎると、行ごとに文章が切れているように見えるため文章の内容が頭に入りにくくなります。

 

上記の3つの例を見比べて、行間の違いによって読みやすさが変わることが伝わったかと思います。

 

次回は、文字間についてお話をします。
乞うご期待。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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紙原稿の入稿は2ステップで完了!〜プロジェクトO〜
2017年05月15日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。
すっかり日差しも初夏の暑さに変わって、季節の変わり目と感じます。

 

以前、データ原稿の入稿方法についてお話ししたところ、「紙原稿はどうやって入稿するの?」とご質問をいただきました。
そこで今回は、紙原稿の入稿方法をご紹介します。

 

入稿方法は以下の2ステップです。

①「紙原稿用入稿シート」に記入
オリンピア印刷の公式ホームページにあります、「紙原稿用入稿シート」
https://www.sasshi-insatsu.com/pdf/paper1408.pdf
をプリントアウトして、必要事項を書き込みます。

 

こちらに記入します。「受付番号」「お名前」「ご連絡先電話番号」は特に重要ですので、記入漏れがないようご注意ください。

こちらに記入します。「受付番号」「お名前」「ご連絡先電話番号」は特に重要ですので、記入漏れがないようご注意ください。

②オリンピア印刷へ郵送
①で記入した紙原稿用入稿シートと紙原稿をオリンピア印刷に送付します。

送付先は、以下の通りです。

〒550-0002
大阪市西区江戸堀2-1-13-6F
オリンピア印刷(株)「冊子印刷のオリンピア」入稿係

 

これで完了!とっても簡単です。

あとはデータ入稿の場合と同じく、オリンピア印刷から印刷サンプルが送られてくるのを待つだけです。

 

なお、紙原稿を入稿する場合には、以下の2点にご注意ください。

1つめは、紙原稿は基本的には返却していません。
ですので、元の原稿を残しておきたい方はカラーコピーしたものをお送りください。

2つめは、紙原稿が紙の両面にプリントされている場合、裏写りしていないものをお送りください。
紙原稿が裏写りしていると、印刷の仕上がりも同じように裏写りした状態になってしまうからです。

同様に、写真の粗さや汚れなどもそのまま印刷の仕上がりに反映されてしまいますので、注意が必要です。

他にも、紙原稿の入稿に関する疑問がありましたら、お気軽にオリンピアまでお問い合わせくださいね!

 

 

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修正ができているか、新たに届いた印刷サンプルで確認しよう〜プロジェクトO〜
2017年05月08日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。
ゴールデンウィークも終わり、本日から仕事を再開、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

前回は、印刷サンプルを確認して修正箇所を見つけ、修正後のデータをオリンピア印刷へ送りました。
今回は、修正後に届いた新たな印刷サンプルをチェックします!

まずは、前回見つけた修正箇所が、きちんと修正後の正しい内容に差し替えられているかを確認します。
例えば、こちらの誤字。

漢字で「派」と書くべきところが、ひらがなのままになっていました…。

漢字で「派」と書くべきところが、ひらがなのままになっていました…。

 

今回の印刷サンプルでは…、無事、直っています!

1行目の「犬は」が「犬派」に、きちんと修正されています。

1行目の「犬は」が「犬派」に、きちんと修正されています。

 

他にも、前回見つけた修正箇所はすべて、正しく直っていました。
ホッと一安心…ですが、これでチェック終了ではありません。

修正箇所だけではなく、全体をもう一度、くまなく確認する必要があります。
最初のページから一字一字、丁寧に見ていくと…誤字を新たに1か所発見!

 

「文字通り」と書くべき部分が、「門司通り」になっています…。

「文字通り」と書くべき部分が、「門司通り」になっています…。

 

このように、前回見落としていた誤字や脱字に今回初めて気づくこともあるので、修正箇所以外の部分も再度チェックすることが重要なんですね。

 

ちなみに修正方法は、前回と同様。
入稿時に送ったWordデータのほうを修正して、再度オリンピア印刷へ送ればOKです。

 

なお、「2回目以降の修正は、有料になるの?」とよくお問い合わせをいただきますが、オリンピア印刷では、2回目以降の修正も無料で行っています!
助かりますねー。

 

とは言え、「印刷サンプルを受け取る→修正データを送る→修正後の印刷サンプルを受け取る」のやりとりを何度も続けるのは、あまりおすすめできません。

なぜなら、同じ原稿を繰り返しチェックし続けると、次第に目が慣れてしまい誤字や脱字を見落としがちだからです。
また、やりとりの回数を増やすと時間が余分にかかり、結果として印刷や納品も遅れてしまいかねません。

 

これらのデメリットを避けるためにも、なるべく修正回数は1、2回程度で済むようにしたほうがよいかと思います。
他にも疑問がありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

 

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これで精度が段違い!校正のコツ③
2017年05月01日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の竹田です。
ゴールデンウィークの連休目前ですが、行楽日和が続いていますね。

今回も、校正の精度を上げるコツについてお話しします。
今回紹介する方法は、「音読しながら校正する」です。

 

声を出す行為は眠気覚ましにも効果的だそうです。「文字を目で追っていると、ついぼんやりしてしまう…」という方にも、音読しながらの校正はおすすめですよ!

声を出す行為は眠気覚ましにも効果的だそうです。「文字を目で追っていると、ついぼんやりしてしまう…」という方にも、音読しながらの校正はおすすめですよ!

 

音読しながらの校正をお勧めする理由は、大きく3つあります。
まず1つ目は、「文字への集中力が増加するから」です。

普段、文章を黙読していると、じっくり読まずについ先へ先へと進んでしまうことはありませんか?
校正をする時も同じで、目だけで文字を追うと無意識に流し読みしてしまい、間違いを見逃してしまいがちです。

一方で、文章を声に出して読むためには、一字一字しっかり読み取らなくてはいけません。
よって、黙読で校正する時より慎重に、集中して文字を見ることになり、

文字の間違いに気づきやすくなるんです。

 

2つ目は、「視覚と聴覚の両方でチェックできるから」です。
黙読で校正する時には、目で見て、つまり視覚で文章を認識します。
音読しながら校正すると、文字を音で聞く行為が加わります。

つまり、視覚と聴覚、2つの違った感覚から情報が入ってくるので、片方だけでは見逃しやすい間違いにも気づきやすくなり、より校正の精度が上がる傾向にあるんです。

 

そして3つ目は、「文章の流れを把握しやすくなるから」です。
文章を声に出して読み、自分で聞き取ると文章の流れを、音として把握できます。

 

すると、「この言い回し耳慣れないけど、本当に合ってるのかな」「この単語にこの単語をつなげると不自然に聞こえるな」など文章の流れのおかしな部分に気づきやすくなるんです。

そこから、文章の組み立ての間違いが発覚したり、あるいは、間違いとまではいかなくても「ここは書き直したほうが、より読みやすいのでは」など文章をもっと読みやすくするための改善点が見つかったりします。

つまり、単語レベルの校正では分かりにくい、文章全体の校正につながるわけですね。
このように、音読による校正にはいろんなメリットがありますので、ぜひ、お試しください。
次回も、校正の精度が上がるコツについてご紹介しますね!

 

 

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印刷サンプルが届いたら、中身をじっくりチェック!〜プロジェクトO〜
2017年04月26日

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。

以前、データ原稿を入稿したとお話ししましたが、その3日後に、印刷サンプルが届きました!
今回はその印刷サンプルについて、写真多めでご紹介します。

じゃーん、こちらがその写真です!

カバーに、タイトルと作者名が載っています!背表紙の部分は、クリップでとめられていますね。

カバーに、タイトルと作者名が載っています!背表紙の部分は、クリップでとめられていますね。

背表紙のクリップを外してカバーをめくった状態。表紙にも、カバーと同じデザインが施されています!

背表紙のクリップを外してカバーをめくった状態。表紙にも、カバーと同じデザインが施されています!

表紙をめくると本文のページが。実際の冊子と同じく、紙の両面に印刷されています。

表紙をめくると本文のページが。実際の冊子と同じく、紙の両面に印刷されています。

 

いかがでしょうか?

ご覧のとおり、綴じられてこそいませんが、本文のページはもちろん、カバーや表紙も実物に近い状態で印刷されていますので、出来上がりをイメージしやすいのではないでしょうか。

私も、印刷サンプルを手にすると「こんなふうに俳句集が出来上がるんだなあ〜」と、期待感が高まりました!

 

さて、オリンピア印刷が何のために印刷サンプルを送るのかというと、お客様に「この内容で冊子にしてもいいですか?」と確認をとるためなんです。

誤字や脱字などの修正箇所がないか、表紙やカバーの色がイメージと違っていないか…など、出来上がりに近い状態でお客様自身にチェックしてもらうためのものなんですね。

 

そこで私も、早速、チェックに取りかかりました!
まず、カバーや表紙の色合いや文字の大きさは、イメージ通りで問題ありませんでした。

次に本文の修正箇所を一つひとつチェック…していくと、誤字が見つかりました!

漢字で「派」と書くべきところが、ひらがなのままになっていました…。

漢字で「派」と書くべきところが、ひらがなのままになっていました…。

 

 

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