スタッフによる冊子作成日誌

ホームページ上でオリンピア印刷工場見学【第二回目 前編 刷版】

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の石橋です。

暑い日が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか?
急に暑くなってしまってクーラーの加減がわからなくて夏風邪をひいてしまっている人も多いようですよ。
体調にはくれぐれもご注意くださいね。
私も元気に夏を満喫できるようにちゃんと体調管理をしていきたいと思っています。

では、本日のブログです
ホームページ上でオリンピア印刷工場見学【第二回目 前編 刷版】

さぁ、前回同様オリンピア印刷の社員さんのお仕事の邪魔をせず、しかし礼儀正しく社内に潜入したいと思います!
「こんにちは、密偵の石橋です。オフセット印刷機を見にきました」
ごあいさつも済んだところで、印刷機のところへレッツゴー!
目的地にたどり着くまでの間でオフセット印刷機の「オフセット」という名称の意味と「印刷の仕組み」についてお話いたします。
これらを知っておくことで、次回のオフセット印刷機についての説明がより分かりやすくなりますよ〜。

これが噂(?)の刷版。一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。

これが噂(?)の刷版。一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。

オフセット印刷機の「オフセット」は刷版についたインキをブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーにいったん移し(Off)、そのブランケットを介して印刷用紙に転写(Set)するという印刷の仕組みからついたとされています。
文章では少し分かりにくいですね。
箇条書きにしますと

①刷版にインクをのせる

②①のインクをブランケットに写す(Off)

③写し取ったブランケットのインクを紙に載せる(Set)

オフセット印刷とはこのような流れです。どうでしょう。
少しはオフセット印刷の過程が伝わりましたか。
次に今回と前回のオンデマンド印刷機の解説でも出てきた「刷版」という用語について遅ればせながらご説明いたします。

刷版とは、判子のように文字や絵を紙に印刷するための道具。
下の画像をご覧ください。

これが噂(?)の刷版。
一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。
刷版の素材はPS版(Presensitized Plate)というアルミ製の板。
立体的な形状のハンコとは異なる平面的なつくりの刷版ですが紙に文字や絵を転写する仕組みは同じ。
印刷した際に白くなる部分はアルミの表面が削られ凹んでおり、黒くなる部分は削られず残されているのでインキがのり印刷されます。

以上が「オフセット」という名称の意味と「印刷の仕組み」の説明です。次回は、オフセット印刷機自体のお話をさせていただきます。

乞うご期待!

 

 

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2016年07月22日

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