スタッフによる冊子作成日誌
プロジェクトO(オリンピア)
オリンピア印刷の新人、藤原が趣味で書き溜めた俳句を1冊にまとめて、俳句集を作ることに。はたしてどのような俳句集が出来上がるのか?そもそも出来上がるのか?その過程をレポートします。
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表紙用紙について調べよう・2〜プロジェクトO〜
2016年02月02日
冊子作成日誌俳句集プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。オリンピア印刷新人の藤原です。
前回は、表紙用紙についてお話ししました。
「自動見積もりフォーム」を活用し、 レザック・つむぎ・マーメイドと無事(?)、表紙用紙の候補をしぼりました。そこで今回は実際にその3つを見比べ、触り比べてみようかと思います!
早速、社内の表紙用紙の見本がある棚へGO!これらは、用紙を手軽に見て触れることのできる、紙見本帳です。
手のひらサイズで見やすく、各種の用紙がそれぞれ全色束ねられているので、 色を選ぶ時にも使います。
もちろん、ご相談にいらっしゃるお客様にも実際に見ていただけますよ。たくさんありますねー!
この中から、レザック・つむぎ・マーメイドをピックアップして、並べてみました! それがこちらです!上から順に、マーメイド・つむぎ・レザックです。 まずは一番上の、マーメイドを見てみましょう。
見た感じは少しゴツゴツとしていますね。
触ってみると…、かすかに感じられるポコポコとした柔らかい突起が面白いです。
味があっていいなあ、とややニヤニヤしていたら、先輩が不審そうにこちらを見ています…。いやいや違うんです、こうして紙の違いを比べてですね…
と言い訳(?)しようとしたところで、 せっかくなので質問してみました。藤原「マーメイドって、他の用紙に比べてどういう傾向がありますか?」
先輩「うーん、洋風というか、あたたかみのある雰囲気を重視したい人に好まれがちかな。詩集とかに使われることも多いよ勿論、好みの問題もあるから一概には言えないけど」なるほどー。勉強になります。
続いてはつむぎをチェック。
つむぎ織りのような、横に走る線の模様が見えますでしょうか。
模様は表が凸、裏が凹になっていまして、触るとラインの感触がかすかに手に伝わります。先輩いわく、写経本や俳句集など、和のイメージが強い冊子によく使われるとのことで、色も日本らしい深みのある色が好まれがちだそうです。
そして最後にレザックを見てみます!
その名の通り、レザック=レザーライク、革のような模様が施されています。
感触は、表は凹凸がありながらもなめらかで、裏は凹凸をほぼ感じません。
「レザックは高級感があるから、論文や学会誌といった学術に関する冊子とか、社史や自分史など記念になる冊子とか、幅広く選ばれてるよ」 と語る先輩。
確かに、模様が入ることで無地の用紙よりも印象的になりますもんね!納得。さて、これらの3つを見比べ、かつ触り比べた結果、 個人的にはつむぎが気に入りました。
俳句集の表紙用紙は、つむぎに決定いたします!こうして実際に比べてみると、違いがはっきりするので決めやすいですね。
この他にもさまざまな用紙見本をご用意しておりますので、 紙をじっくり選びたいという方は、ぜひご相談ください。「そうは言っても、出向くのは時間がかかるし…」とお思いの方も、安心してください!
オリンピアでは、なんと紙見本を無料でお送りしています!
このブログの左側にあります 「冊子作り資料を無料でお送りします!」というバナーをクリックし、 お届け先を入力していただくだけで、 「冊子づくりの手びき」というご案内とともに、紙見本を発送いたします。
その画像がこちら。今回お話ししましたレザックやつむぎなど、 よく使われる代表的な用紙や色が一目で分かりますので、 ぜひご請求くださいね。
それにしても、先輩には助言をいただきまして感謝です。
ありがたや…と思っていたところ、先輩が何やら怪しいものを持ってきたではありませんか…。突如現れたこの道具、果たして何をするためのものなのでしょうか!?
次回、気になる詳細について迫りたいと思います。 ご期待ください!●問い合わせ先はこちら●
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表紙用紙について調べよう・1〜プロジェクトO〜
2016年01月29日
冊子作成日誌用紙俳句集表紙プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。皆さん、こんにちは。
オリンピア印刷の新人藤原です。前回は、オリンピア公式サイトの「自動見積もりフォーム」を活用して、作成する俳句集の製本方法とサイズを、無事決定することができました。
▶自動見積もりフォームを活用しよう〜プロジェクトO〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/project_o4/その時の画面がこちら↓↓↓
やさしい先輩の助言に従って、「表紙印刷」は「モノクロ」、「表紙用紙」は「レザック」、「厚さ」は「175kg」、「色」は「ミント」を一旦選びました。
そして見積もりは無事完了しました!…が、表紙用紙について、それぞれどういう特徴があるのか気になるし、知っておいて損はないだろう…ということで、今回は補足として、表紙用紙について、詳しく調べていきます!
頼みの綱の先輩に聞いてみよう…と思ったものの、どうやら不在のようなので自動見積もりフォームから探ってみることにします。
ちなみに、「表紙印刷」をモノクロにするかカラーにするかで選べる表紙用紙が違ってくるそうです。私は今回、出来上がりの豪華さや保存状態の美しさから表紙にはブックカバーをかけたい、と考えているので、表紙印刷をカラーにする必要は別にないかな…ということで、「モノクロ」を選択します。
つぎに「表紙用紙」の選択…おっ、項目のすぐ下に「表紙用紙の詳細について詳しくはこちら」というリンクがあるではありませんか!
これはお役立ち情報がゲットできそうですよ!早速クリック!
前回選択した「レザック」をはじめとした用紙の説明が、写真とともに載っています。
見やすくていいですねー。さすがはオリンピアのサイト!(自画自賛)しかも各説明の右下に、さらに「詳しくはこちら」というリンクがありますよ!
これは要チェックですな!ひとまず「レザック」の右下のリンクをクリックすると…。
より詳しい説明が書かれています。
凸凹としたエンボスペーパー…ふむふむ。
先輩が一般的だと言っていたとおり、確かにこういう柄で凸凹の手触りの表紙、よく見かける気がします!しかも、よく使われる冊子の種類として、俳句集が挙げられていますね!
まさに先輩が言っていたように、ポピュラーな表紙用紙のようです。説明に続いては、厚さとページ数の対応表が。
これを見れば、ページ数に合った厚さを難なく選べて便利ですねー、さすがはオリンピアのサイト(自画自賛2回目)。今回作成する200ページの冊子には、175kgが最適ってことですね。そういえば前回、厚さを選択する時に先輩が「本文が200ページなら175kgが妥当だよ」って言ってましたね、うんうん。
それでは同じように、「レザック」以外の「色上質」「つむぎ」「マーメイド」「上質紙」の詳細についてもリンクから飛んでいきましょう!びゅーん。
それぞれの用紙を比べてみると、俳句集によく使われているのは「レザック」「つむぎ」「マーメイド」の3つのようですね。
3つとも見た目や質感に違いがある…とのことですが、さすがにウェブサイトでは実際の手触りは分からないですもんねえ…。
—はっ、だったら、用紙の実物を見比べ&触り比べればいいのではっ!?
早速、オリンピアにある用紙を比較してみよう!…と思い立ったところで、残念ながら文字数が尽きてしまいました!
今回はここまでにいたしまして、次回は、表紙用紙を実際に見たり触ったりしながらそれぞれの特徴や違いを存分にお伝えしようと思います!
どうぞご期待ください!
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自動見積もりフォームを活用しよう〜プロジェクトO〜
2016年01月26日
冊子作成日誌プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の新人藤原です。
前回は、オリンピア公式サイトの情報をもとに、作成する俳句集の製本方法とサイズを
①「無線綴じでA5サイズ」
②「無線綴じで新書サイズ」
③「上製本でA5サイズ」 の3パターンまで絞りました。さて、ここからどうやって最終決定しようか…と 優柔不断ぶりを発揮し、頭を抱えていたところ、 燦然と輝くバナーを発見したのでした!
左側に、「仕様をイチから選んで自動見積もりをする場合はこちら」という、 ひときわ目立つバナーがありますね。
ここで見積もりして、3パターンごとの予算を出して、 比較してみたらいいのでは…!?
もし予算に大幅な差が出るようだったら、決め手になるかもしれないし!
迷える私への道しるべのように見えてきたこのバナー、 その先にどういうフォームが待っているんでしょうか?
早速クリックしてみましょう。「かんたん自動見積もりフォーム」の画面が出てきました。
必要事項をご記入・選択いただくと、価格を表示いたします…とのこと。
とは言え、決まっていることと言えばページ数・製本方法・サイズくらいです。
(しかも大まかにしか決まってないという…) そんな状態の私にも、実際に“かんたん”に操作できるのでしょうか?
ちょっとした不安を持ちつつも、入力を始めてみます。 画面を下へとスクロールすると…。「製本」「綴じ」「仕上がりサイズ」などの仕様を入力する画面が出てきました!
実にシンプル! まずは、パターン①の見積もりを出そうと思いますので、 「製本」は「無線綴じ」をポチッと選択。
製本の選択肢には、それぞれ選択可能なページ数と画像がついていますね!
パッと見で手がかりになるし分かりやすい〜。
続いて「綴じ」は「縦」、「仕上がりサイズ」は「A5」をポチポチ。
その下には…おっ、「冊数」を入力する欄がありますね。今回の俳句集は俳句仲間に配ることも想定しており、 20冊前後にしようかと考えていたので、「20」と入力します。
選択して数値を入れるだけ!予想以上に“かんたん”ですね。
安心安心〜。すっかり気を良くしてそのまま画面下へ進むと…、 「表紙印刷」「表紙用紙」を入力する画面が出てきました。
どうしよう、現段階では、表紙の印刷や用紙についてはまだ決めていない!
でも「※必須」とあるからには、入力しないといけないんだろうな…。
人生は選択の連続だなあ…などと 想定外の選択肢登場に数分間固まっていたところ、 通りかかった先輩が一言。「まだ決まってないなら、モノクロ印刷のレザックを選んでおいたら? 一番標準的だし。色も見積もり段階なら、とりあえずでいいよ」
おお、そうなのですね!ありがとうございます!
なんてやさしい先輩なんだ…と感激しながら 「表紙印刷」は「モノクロ」、「表紙用紙」は「レザック」、「色」は「ミント」をポチっ。おっと、間にある「厚さ」の選択を忘れるところでした。
これはどれが一番適切なのかしら、と思って先輩に聞いてみると 「175kgがよく使われてるよ。本文が200ページならちょうどいい厚さだし」 とのご返答が。
勉強になります! 他の用紙については、また時間のある時に詳しく質問させてもらおうっと。
心強い味方を得て気が大きくなったところで、次の項目へとスクロール!
「本文ページ数」「本文印刷方法」「本文用紙」の入力画面が出てきました。
必須入力項目はどうやらこれでラストのようです。もう一息だ!
「本文ページ数」は、予定しているページ数「200」を入力。
おっ、また詳しく決めていない項目が出てきました! 「本文印刷方法」と「本文用紙」。困ったときの先輩頼み、ということで再び聞いてみると、 「とりあえず、これとこれでいける」と自らマウスを取り、 「本文印刷方法」は「両面印刷」、 「本文用紙」と「厚さ」は「上質紙」を「70kg」をポチポチポチ。
「詳しく選ぶ時は、またいつでも聞いて〜」と颯爽と去って行かれました。お忙しいところありがとうございました!またよろしくお願いします!
先輩のフォローもあって、これで必須項目は入力完了!いよいよ下へスクロールして「この内容で自動見積もり」をクリック!
待ちに待った見積もり金額が表示されました!ジャーン!
パターン①の見積もり金額は、43,272円とのことです!
その名の通り、簡単に計算できました!めでたしめでたし。
この手順を踏まえて、パターン②と③の場合も見積もりを計算してみると、 以下のような結果になりました!
ジャジャーン!
パターン②: 43,272円
パターン③:156,415円パターン①と②は、サイズが違うものの同額なんですね!
驚きです。
そして、上製本であるパターン③は約10万円高くなるとのこと。なるべく予算を抑えたい私にとって、この差額は厳しい…ので、 パターン①か②から選ぶとなると、よりサイズが大きく読みやすいパターン①にしたいと思います。
よって、製本方法とサイズは「無線綴じでA5サイズ」で決定!パチパチ〜。
いやあ、自動見積もりで比較すると、費用が分かりやすくて便利ですね。
製本方法とサイズが決まったところで、次回は 今回省略しました、表紙の用紙や本文の用紙を詳しく決めていく予定です!
道のりは長いけれど、せっかくなのでこだわっていこうと思いますので 今しばらくお付き合いください!●問い合わせ先はこちら●
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冊子のサイズを選ぼう〜プロジェクトO〜
2015年12月21日
冊子作成日誌プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。オリンピア印刷新人の藤原です。
俳句集の作成過程をご紹介する「プロジェクトO」、前回は、オリンピアのサイトを参考に製本方法を選んでいきました。
▶製本方法はどれを選ぼう?ページ数から選んでみる〜プロジェクトO〜今回作成する俳句集は、200ページ前後を予定しており、ページ数との兼ね合いで、「無線綴じ(くるみ製本)」や「上製本(ハードカバー)」が適しているということでしたね。
そして、オリンピアの公式サイトにありますこちらのページにたどり着きました。
この、左側にあります「冊子の基本仕様について」という部分にご注目ください。
「無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様」「中綴じで選べる基本仕様」「上製本(ハードカバー)で選べる基本仕様」と、製本方法ごとにリンクがありますね。
わざわざ分けて紹介しているということは、各製本方法で選べる仕様が違う、ということなのでしょうか?
ならば、各仕様をチェックしたうえで製本方法を選んだ方が、より満足のいく冊子作成が叶うのではないか…!?…ということで、今回は候補に残っている「無線綴じ(くるみ製本)」と「上製本(ハードカバー)」の基本仕様の違いを確認して、より希望に合う製本方法を絞り込みつつ、サイズも選んでいこうと思います!
早速、こちらのリンクから詳細を見てみましょう!
まずは「無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様」をクリック。すると、「無線綴じ(くるみ製本)で選べるサイズとページ数」が紹介されています。
A4の縦・横、B5の縦・横、A5の縦・横、新書、文庫の各サイズが紹介されています。
ちなみに、私が持っている俳句集はA5縦や新書サイズがほとんどで、今回作成する俳句集も、同じようなサイズを想定していました。この図には両方とも載っているので、どちらも対応可ということですね、一安心です。画面をスクロールすると、サイズごとに選べる各仕様の対応表が続きます。
項目は、上から「サイズ」「綴じ方向」「両面印刷のページ数」「片面印刷のページ数」「可能な加工オプション」とサイズごとに分けて書かれていますね。
上から2つ目の「綴じ方向」の「縦綴じ/横綴じ」というのは、縦綴じ=縦型(長い辺で綴じられた冊子)横綴じ=横型(短い辺で綴じられた冊子)という意味です。
(※「印刷をする際に知っておきたい『冊子の縦型と横型の違いについて』」のURLを貼ってください)
また、上から3つ目、4つ目の「両面印刷のページ数」「片面印刷のページ数」を確認すると、今回予定している200ページは範囲内に収まっているので、問題ないですね。
そして一番下の段を見ますと、「可能な加工オプション」に、ブックカバーや箔押しなどが挙げられています。
せっかくだし、カバーをかけて豪華にしたい!という希望も叶いそうです。さて、無線綴じのサイズやページ数を確認したので、同じく画面左側のリンクから、今度は「上製本(ハードカバー)で選べる基本仕様」をクリックしてみます。
無線綴じのページと似たような作りになっていて、比較しやすいですね。上製本のサイズは、A4の縦・横、B5の縦・横、A5の縦・横が紹介されています。
新書サイズは対応していないようですね。また、下にあります各仕様の対応表では「黒レザー上製本」「布ばり上製本」「カラー上製本」に分けて紹介されていますが、上から3段目にあります「ページ数」はどれも28ページから512ページまで対応ということで、これも今回の予定ページ数である200ページは対応範囲内ですね。
…となると、希望の冊子サイズはA5縦か新書なので、今回選択する、製本方法とサイズの組み合わせは、「無線綴じでA5サイズ」「無線綴じで新書サイズ」「上製本でA5サイズ」以上の3パターンになります。
ここで私はふと気づきました。
「この3パターンを比べると、予算にはどのくらい差が出るんだろう?」と…。
そこでパソコンの画面を見てみると、左上に燦然と輝く「自動見積もり」のバナーが!よし、この自動見積もり画面フォームを使って予算を比較してみよう!…ということで、次回は自動見積もりフォームについてお話しいたします。
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製本方法はどれを選ぼう?ページ数から選んでみる〜プロジェクトO〜
2015年12月17日
冊子作成日誌俳句集プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。 オリンピア印刷、新人の藤原です。
俳句集を作成する今回の「プロジェクトO」、前回は、掲載内容をどうするか、というお話でした。
▶冊子の内容は何にしよう?〜プロジェクトO〜
https://www.sasshi-insatsu.com/?p=3105今回は、その掲載内容をふまえて、次のステップへ進んでいこうと思います!
前回、「内容量からして200ページ前後の冊子になりそうだ」という予測が立ちました。
200ページ前後…ということは、ある程度厚みのある冊子になるな…と思いつつ、「中身の方向性を決めた後は、やっぱり外観かしら?」ということで、情報を得ようとオリンピアの公式サイトを覗いてみることにしました。
トップページを開くと…おお、左側にありました!「5分でわかる冊子の作り方」と!
これは有益な情報があるに違いない!
早速クリック!
すると、「ここでは、冊子をご注文される時に、事前に知っておきたい印刷の知識と手順をご説明いたします。」という文言が…ふむふむ。
「冊子を印刷するまでに印刷会社に原稿を渡して、綴じ方、紙の種類、ページ数といった仕様を決めていく必要があります。」ということだそうです。
今の時点では、ページ数だけはだいたい決まっているとして…。
とりあえず、順を追って3ステップをチェックしてみます。まずはステップ1。
ほう、手書き原稿でも入稿可能なのですね。
私の場合、作った俳句は手書きで残すこともあればワードで保存することもあるので、両方OKというのはありがたいですね。
ちょっと安心しつつ、ステップ2へと読み進めていきます。
製本方法を決めましょう、という文言とともに 「無線綴じ(くるみ製本)」「中綴じ」「上製本(ハードカバー)」が載っています。
はっ、そういえば、このブログでも過去に紹介されていた気がします!
早速、ブログの過去記事をさかのぼってみました。
▶ 「冊子や本の名称について―製本編」
▶「冊子や本の名称について―綴じ方編―」3種類の製本方法の特徴を読んでみると、 「中綴じ」は主に64ページ以下の冊子に用いられる、と書かれているので、 200ページを想定している私の俳句集には不向きだ、ということが分かりました。
となると、「無線綴じ(くるみ製本)」か「上製本(ハードカバー)」での製本になるわけですね。
ではどちらを選ぼうか…と思いながら画面の左側を見てみると、 「無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様」 「中綴じで選べる基本仕様」 「上製本(ハードカバー)で選べる基本仕様」 という、製本方法ごとのリンクが用意されているではありませんか!ここを開けば、さらなるヒントが待ち受けているに違いない! …と期待をふくらませつつも、次回へ続きます。
今回分かった、「ページ数に適した製本方法」の情報を元に、 イメージ通りの一冊へとたどり着けるのでしょうか? ご期待ください!
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冊子の内容は何にしよう?〜プロジェクトO〜
2015年12月03日
冊子作成日誌俳句集プロジェクトO(オリンピア)皆さまこんにちは。オリンピア印刷の藤原です。
前回は、「俳句集を作る!」と宣言いたしました。
今回から製作の工程をご紹介して参ります。さて、一番はじめにすることとしては 「そもそも、何を載せるの?」という、掲載内容の吟味です。
もちろん、俳句集なので、俳句を載せることは大前提ですね。
そこからさらに、俳句と写真などを併せて載せるのか、 解説も書き添えるのか…など、 プラスアルファの要素を検討していきます。
その内容によって、最終のページ数や構成が決まるので、 じっくり考えていきたいところです。例えば、写真も載せる場合ですと、 モノクロ印刷ではなくカラー印刷にしようかな、とか、 解説も載せるとページ数が増えるから 強度の高い無線綴じが向いているのでは、とか、 内容だけでなく、印刷や製本の方法を決定する要因にもなります。
さて、私は俳句を始めて2年になるのですが、 今までに作った句は約100句あります。
ここで参考に、句会の師匠や仲間が作った俳句集をパラパラとめくってみました。1冊につき、だいたい何句くらい載っているのかと数えてみたところ、 …1冊につき…100句どころか…300句から400句ぐらいまで載っていました…。
手持ちの俳句集4冊のうち3冊が 1ページにつき2句掲載している構成で、 まえがきやあとがきを含め、 総ページ数はだいたい200ページ弱から300ページ強でした。「これは…句数をもっと増やしてから、冊子にした方がいいのかも…?
でも、今までの軌跡として作ろうって思っていたのに機を逸するのはちょっと…」そんな不安を抱きつつ、残りの1冊を開いてみると、 掲載句数は100句!
それぞれに解説がついていて、総ページ数は約200ページ!「よし、いける!やっぱり今の句数で作ろう!」
解説を書き加えるか、それとも写真や絵を載せるか…
せっかくだから、とことんこだわろうという決意とともに 期待を膨らませつつ次回へと続きます。ぜひお楽しみに!
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プロジェクトO、始動!〜俳句集を、私は作る!〜
2015年12月01日
冊子作成日誌俳句集プロジェクトO(オリンピア)みなさま、初めまして。 オリンピア印刷、新人の藤原と申します。
2015年も残すところ、あと1か月となりましたね。さて、いきなりではありますが、宣言させていただきます。
「俳句集を、私は作る!」…唐突な発表ですみません(笑)。
というのも、このブログでは今まで、追悼集やエッセイ集、絵本など、多岐にわたる冊子の製作について紹介されてきました。
毎回、「○○を作ってみてはいかがでしょう」と提案されているのを読んでいくうちに、「自分でも、本を作ってみたいかも…」とふつふつと興味が湧いてきまして、趣味として作り続けてきた俳句作品を冊子にしてみよう、という決意に至ったのです。そして! せっかくの機会なので、製作プロセスを随時、ブログで紹介していく予定です!
実際に冊子を作っていく道のりを、画像や動画を交えながらより具体的に、リアルにお伝えできればと思っています。
その名も「プロジェクトO(オリンピア)」! 一から始める冊子製作のすべてをお見せいたします。
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