スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

印刷会社社員が改めて感じた、印刷物の強みとか魅力とか…
2017年10月02日
冊子作成日誌

こんにちは、オリンピア印刷の益子です。

さて、先日お会いした、とある企業の広報担当者様が、こんなことをおっしゃっていました。

「近年、弊社内では紙媒体に回帰しているんです」。

おお、なんと素晴らしいセリフでしょう!
印刷会社に身を置く私にはまさに福音の響き!

そうですよねぇ社長っ!さすがのご慧眼! とまで大げさなことは言いませんでしたが、深く、深〜くうなづいてしまったのは事実。

理由を伺うと、その会社様でも時代の流れに合わせて、資料や広報誌の類いのデータ化が進んでいたそうですが、年配の幹部の方やひとつの場所に座ってる訳ではない人にとっては、パソコンを起動し、資料を探し、開く、という動作が結構、面倒なのだそうです。

そしてそんな方々にとっては、紙の資料や冊子の方がいつでもすぐに開いて読める便利ツールなのだとか。

うん。そうですよね。
人によっては、あるいは状況によっては、紙の印刷物の方が電子ツールより利便性が高いこともありますよね。
そんな、すごく当たり前な事実に、改めて気づかされた機会でした。

というわけで、今後はこのブログを通して、オリンピア印刷の業務のご紹介に加えて、印刷物ならではの魅力や改めて気づいたメリット、個人的に感じたことなどもお届けしていきたいと思っています。


「まずは相談から」「電話で見積依頼したい」という方もお気軽にお電話ください。冊子印刷の専任スタッフが対応いたします。0120-55-8637受付時間:月から金 10:00から19:00「冊子印刷の件」とお申し付けください。

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これがペーパーゲージ。昔のストップウォッチのようにも見えますね。
オリンピア印刷のひみつ道具!?ペーパーゲージ
2017年09月27日
冊子作成日誌

こんにちは!
オリンピアの益子です。

 

今回は、オリンピア印刷でよく使われている、ペーパーゲージという道具のお話をします。

これがペーパーゲージ。昔のストップウォッチのようにも見えますね。

これがペーパーゲージ。昔のストップウォッチのようにも見えますね。

 

「ペーパーゲージ?初めて見るわ。何する道具なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

私もオリンピア印刷に来るまでは、見たことも聞いたこともありませんでした。
何のために、そしてどうやって使うのかというと…。

このように、下部に紙をはさんで使います。

このように、下部に紙をはさんで使います。

 

実はこの道具、紙をはさんで厚さを調べるための道具なんです。

お客様の中には、「これと同じくらいの厚さの紙で印刷物を作りたいんですが…」と言って冊子や紙を持参される方もいらっしゃいます。
そんな時にペーパーゲージで厚さを調べるんです。

 

冊子に使う紙の厚さにこだわりたい、という方にもオリンピア印刷は、ペーパーゲージを使ってご満足いただけるご提案をしております。

ぜひ、お気軽にご相談くださいね!

 


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ワードはもちろん、パワーポイントやエクセルでつくった原稿も入稿していただけます
企業さま向けの冊子の仕様をご紹介「はじめに」
2017年09月25日
冊子作成日誌仕様

こんにちは、オリンピアの野田です。

 

これまでオリンピアブログでは個人さまが冊子を製作する際の手順や冊子に向いている仕様をご紹介してきました。
例えば、作品集や旅行記、追悼集などについてです。

俳句集や短歌集などの作品集
「芸術の秋、作品集を作ってみませんか?〜俳句集・短歌集・詩集・小説〜」
旅行記やエッセイ
「旅の写真やエピソード、素敵に残す方法は?〜旅行記・エッセイ集〜」
追悼集や遺稿集
「追悼集・遺稿集をお渡しすると喜ばれます。」

 

しかし、オリンピアでは企業さまからの冊子製作の依頼も数多くお受けしております。
見やすく美しい冊子は社内だけでなく、お取り引き先さまにもきっと良い印象を与えるはず。

そこで、次回から複数回に分けて社内報や報告書、研修テキストなど企業さまが作られる冊子に適している仕様についてお話させていただこうと思います。
乞うご期待!

ワードはもちろん、パワーポイントやエクセルでつくった原稿も入稿していただけます

ワードはもちろん、パワーポイントやエクセルでつくった原稿も入稿していただけます

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
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営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

 

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写真集製作の過程をご紹介「原稿にゆとりをつくろう」
2017年09月21日
冊子作成日誌写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは、オリンピアの青木です。

 

先輩社員から指摘していただいたミスを前回までのブログで全てご紹介しました。

指摘を受けた内容をすべて修正した時は「これでもう大丈夫!印刷作業に入れる」と思っていました。
しかし社内のデザイナーに写真集の原稿を見せたところ「全体的に詰まっていて、見づらい」というご意見が…。

 

下の画像が見づらいという指摘を受けた原稿です。

写真とキャプションが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていますね。


写真とキャプションが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていますね。

 

原稿の上から4分の3ほどの部分に写真やキャプションをすき間なく配置してしまっています。

写真をできるだけ大きくしたいという理由からこのような構成をしていましたが改めてみると、文字も写真もゆとりなく詰まっているので息苦しい見た目になっているのが分かります。

読者の方が見やすいよう、写真のサイズを修正しキャプションとの間隔もあけてみました!
修正した原稿が下になります。

いかがでしょうか?少しは見やすくなりましたか?

いかがでしょうか?少しは見やすくなりましたか?

写真をできるだけ大きく載せたい…!
その気持ちはとてもよく分かります。

 

けれど、デザイナーからのアドバイスにより
見る側の人に「見やすい」「きれいだ」と思われることも冊子をつくる上ではとても大切なことだと私は改めて思いました。

 

私のような失敗をしないために現在、冊子をつくられている方は周囲の人に一度原稿を見せて感想を聞いてみてください。
自分では気づけなかった修正点に気づけるかもしれませんよ。

 


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もし用紙や加工についてもっと知りたい場合は、スタッフまでお尋ねください。希望に合う仕様をアドバイスさせていただきます。
写真集製作の過程をご紹介「修正③用紙に合った表紙加工」
2017年09月19日
冊子作成日誌表紙加工写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは、オリンピアの青木です。

 

今回で修正内容のご紹介をするのは最後。
テーマは「用紙に合った表紙加工」です。

具体的なミスの内容をお話する前に、用紙と表紙加工をご説明した方がわかりやすいと思うので先に紹介させていただきます。

 

まず、用紙について。
用紙は大きく2つの種類があります。
①コート紙と②マットコート紙です。

 

①コート紙は、ツヤがありツルツルした手触りの用紙です。
ぱっと明るい見た目の表紙になります。

②マットコート紙は、ツヤのないしっとりとした手触りの用紙です。
上品な落ち着いた見た目の表紙になります。

 

次に表紙加工について。
表紙加工にも大きく2つの種類があります。
①PP加工と②マットPP加工です。

2つの加工の共通点は、表紙を丈夫にする働きがあること。
水に強く、インクがはがれるのを防いでくれるので冊子を長期保存したい方におすすめです!
どちらの加工方法も表紙を美しくしてくれますが、仕上がりは対照的です。

 

  • PP加工は、ツヤがあり色彩もより鮮やかになることが多いようです。
  • マットPP加工は、ツヤがなく高級感のある仕上がりになります。

以上が、用紙と表面加工の復習です。

 

さて、最後に本題の私のミスについてです。
どういうミスをしたか、一言でいうと「注文間違い」をしました。
私は、写真集を丈夫で上品な見た目のものにしたかったので表紙をマットコート紙にし、表紙加工もお願いしました。

けれど、その際に表紙加工を「マットPP加工」ではなく、「PP加工」と注文してしまったのです。

 

つまり、どういうことかと言うと…ツヤのない上品な印象を与える紙を選んだのにその上からツヤのあるフィルムを貼って用紙の質感を消そうとしていたんです…!

 

このまま印刷作業を進めていたら、意図していたデザイン真逆のものを作ってしまうところでした!
注意してくださった先輩に大感謝です!

 

私の二の舞にならないよう、皆様は用紙や加工の特性をよく理解し、間違いがないかを確認してから注文することをおすすめします。
私も、これからは気をつけようと思います…。

 

もし用紙や加工についてもっと知りたい場合は、スタッフまでお尋ねください。希望に合う仕様をアドバイスさせていただきます。

もし用紙や加工についてもっと知りたい場合は、スタッフまでお尋ねください。希望に合う仕様をアドバイスさせていただきます。


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ページがめくりにくい本は、次第に読むことが面倒になってしまう可能性があります。そうならないよう、さまざまな角度から読者の方の読みやすさを追求しましょう。
写真集製作の過程をご紹介「修正②用紙の厚さ」
2017年09月13日
冊子印刷のオリンピアからのお知らせ写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは、オリンピアの青木です。

前回に引き続き、写真集の修正内容をご紹介します。
今回、お話するテーマは用紙の厚さについて。

詳しい内容に入る前に用紙の厚さの単位についてお話ししましょう。

紙の厚さは「45kg」や「180kg」という風に表記されます。
なぜ紙の厚さの単位が「kg」なのかと言うと、紙は実際に厚さを測るのではなく「用紙1000枚分の重さが何㎏になるか」を厚さの目安としているのです。
「用紙1000枚」を1連という単位で表すことから、1000枚の重さ(紙の厚さ)のことを「連量」といいます。
同じ種類の紙なら、「連量」が多いほど厚いのです。
(紙1m²あたりの重量で厚さを判断する坪量という方法もあります。)

さて、次に私が希望した紙の厚さについてお話しします。
最初、私は表紙の厚さを225kg、本文用紙の厚さを135 kgにしたいと思っていました。

225kgはオリンピアで選べる紙の中で最も厚みがある紙、135kgは厚手の模造紙と同じくらいの厚さがあります。
上記の仕様にしたいと思った理由は、分厚い紙を使うことで書店に売っているような丈夫で見栄えの良い写真集を作りたかったからです。

けれど、希望した仕様で冊子をつくるには大きな問題が2つありました。

① 表紙用と本文用の紙が異なる種類なので印刷後の発色が異なる可能性があること。
②表紙に設定している紙は、ページ数が少ない私の写真集には厚すぎてめくりにくくなる恐れがあること。
(冊子の大きさやページ数などによってはめくりにくさを感じない場合もあるようです。)

①や②のような問題が起こることを避けたかったので残念ですが用紙の厚さを変更することに。
新たに決めた表紙に使う用紙の厚さは135kgです。
本文用紙と厚さを揃えることで、表紙と本文の発色を合わせ、ページもめくりやすい仕様にしました。

ページがめくりにくい本は、次第に読むことが面倒になってしまう可能性があります。そうならないよう、さまざまな角度から読者の方の読みやすさを追求しましょう。

ページがめくりにくい本は、次第に読むことが面倒になってしまう可能性があります。そうならないよう、さまざまな角度から読者の方の読みやすさを追求しましょう。

私が用紙を厚いものすることで「冊子を丈夫で、見栄えの良いものにしたい」と思ったようにお客様にもさまざまな希望があるかと思います。
けれど、用紙がかた過ぎたり逆に柔らかすぎたりして読みやすさや耐久性に問題が生じることもあります。

自分がつくりたい冊子に最適な紙の厚さが分からない時はオリンピアのスタッフにご連絡ください。
きちんとアドバイスをさせていただきます。

 


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日焼けが気になる、冊子のあの部分〜印刷用語辞典・表紙あれこれ編〜
2017年09月11日
冊子作成日誌表紙

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。

9月に入りましたが、最高気温30度以上の真夏日が続く地域もあるようですね。

少し外出するだけでも、思いのほか顔や首が日焼けしてしまったりするので本格的な紫外線対策をとる方も多いのではないでしょうか。

日焼けと言えば、冊子には日焼けしやすい“ある部分”があります。
そこで今回は、その“ある部分”に関係する、冊子の表紙にまつわる各名称についてお話しします。

 

冊子には、「表紙」と名のつく部分が、いくつかあります。
まず、「表紙」と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、冊子のこの部分ではないしょうか?

タイトルが入っていて、平積みした時に上になる部分ですね。ここを「表(おもて)表紙」、あるいは単に「表紙」と言います。

タイトルが入っていて、平積みした時に上になる部分ですね。ここを「表(おもて)表紙」、あるいは単に「表紙」と言います。

「表があれば裏もあるの?」と思ったあなた、そのとおり!
「裏(うら)表紙」と呼ばれる部分もあります。

 

表表紙を正面とした場合に、後ろから見た部分。ここが「裏表紙」です。

表表紙を正面とした場合に、後ろから見た部分。ここが「裏表紙」です。

そして、冊子を綴じている、この部分を「背表紙」と言います。

 

冊子を開いた時に、ちょうど背になる位置だから背表紙、というわけですね。実はこの背表紙こそ、日焼けしやすい部分なんです。

冊子を開いた時に、ちょうど背になる位置だから背表紙、というわけですね。実はこの背表紙こそ、日焼けしやすい部分なんです。

冊子を本棚に立てて収納すると、表表紙や裏表紙は隠れて、背表紙だけが日にあたる状態になります。
そのぶん、日焼けして変色したり、文字が薄くなったりしがちなんですね。

 

言い換えると、冊子が本棚に収まっている状態では背表紙しか見えません。
ですから、背表紙に書かれているタイトルや著者名が冊子の内容を区別する大きな手がかりになるんです。背表紙にタイトルや著者名が書かれていないと、本棚から冊子をわざわざ出して、表表紙を確認しないといけなくなりますからね。

 

そこで、オリンピアでは、背表紙の文字入れを無料で承っています。
条件等は、以下のURLでご確認ください。

 

ちなみに、オリンピアでは、
「表表紙の裏」や

表表紙の裏

「裏表紙の裏」に印刷することも可能です。

裏表紙の裏

(ただし、見返し付きの場合は印刷できませんので、ご了承ください)
料金は変わりませんので、お気軽にご相談ください。

 

このように、表紙と名のつく部分はいろいろあるんですね。
表紙に関する名称を覚えておくと、冊子を作成する時に「裏表紙に文字を入れたいんだけど…」など、指示がしやすくなって便利ですよ!

 


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こちらが入稿した原稿の一部。自分がつくっている写真集にも関わらず、見る度に猫の可愛さにキュンとします。
写真集製作の過程をご紹介「修正①余白について」
2017年09月06日
冊子作成日誌写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

こんにちは、オリンピアの青木です。

先日、写真集の原稿データを入稿したことをお伝えしました。
本当なら今日は「写真集が完成しました!イエイ!」と言いたかったのですが、入稿後に先輩から原稿の間違いを複数ご指摘いただいたので当分言えそうにないのです…。

しかし、落ち込んではいられません!
指摘していただいた内容をお話すれば、きっとお客様のお役に立てるはず!…という希望を込めて、今回から数回にわたり、私がした間違いについてご紹介します!

 第1回目は、原稿の余白についてです。

こちらが入稿した原稿の一部。自分がつくっている写真集にも関わらず、見る度に猫の可愛さにキュンとします。

こちらが入稿した原稿の一部。自分がつくっている写真集にも関わらず、見る度に猫の可愛さにキュンとします。

 

私が希望していた冊子の綴じ方「無線綴じ」は、背をのりで固めて綴じるため、ノドの部分が数mm隠れてしまいます。

 

赤く囲っているところを「ノド」といいます。

赤く囲っているところを「ノド」といいます。

 

そのため原稿をつくる段階で適切な余白を空けておく必要があります。
しかし、私が入稿した原稿は左右の余白を5mmしか空けておらず可愛い動物たちの写真が隠れてしまう可能性がありました…。
(余白について指摘してくださった先輩、本当にありがとうございます!)

さらに先輩に余白についてアドバイスを受けると、私が選んだ写真集の仕様ならノドの余白は1cmほど空ければ大丈夫と分かりましたので念のために余白を1.5cmに設定し 写真のレイアウトを修正。
(ページ数や紙の厚さによって、必要な余白が変わるそうです。)

何とか動物たちの写真が見えなくなる事態は回避することができました!

 

皆さんも、冊子の綴じ方を「無線綴じ」にする場合は、ノドの余白を十分にとり、私の二の舞にならないようしましょう。
もちろん、万が一にも余白が不十分な場合はオリンピアスタッフが適切な余白の大きさをアドバイスさせていただきます。

 


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言葉の違いを知ろう「謹呈(きんてい)と贈呈(ぞうてい)」
2017年09月04日
冊子作成日誌

こんにちは、オリンピアの益子です。
9月に入りましたが、まだまだ残暑が続きますね。

弊社では、記念誌や作品集を数多くご注文いただいておりますが、
冊子と一緒に「謹呈しおり」をお申し付けいただくことがあります。

「謹呈」・・敬意を込めて人に物を差し上げる

という意味があります。

しかし先日、ネットニュースで「記念品を贈呈しました」という一文を見て、

「謹呈」と「贈呈」には、一体どんな違いがあるのか?

…と気になりましたので、少し調べてみました!

謹呈

この一枚に込められた思いとは・・・

「謹呈」と「贈呈」には、一体どんな違いがあるのか?

「謹呈」・・敬意を込めて人に物を差し上げる

記念誌に「謹呈しおり」を添えた場合は、

「敬意を込めて記念誌を差し上げます。ご覧いただけましたら、幸いです」

というような、かしこまった態度を表現していることになります。

周年誌などに謹呈しおりを添えることで、冊子を受け取られた方にしっかりと思いが伝わりますね。

一方「贈呈」は

「贈呈」・・慶弔やお見舞い以外で会社や団体、個人などに何かを贈る際に使用する言葉

とのことです。

例えば、スポーツの大会などで主催者が選手に優勝のトロフィーなどを贈る場合には「贈呈」という言葉を使用することが多いようです。

ただし「謹呈」とは違い、目上の人には使わない方が良い言葉なので、注意が必要です。

みなさまの身の回りにも、似ているけど、明確な意味が違う言葉が数多くあると思います。
言葉を改めて注意して見てみると新しい発見がある…かもしれません。

 

企業さまがお作りになる記念誌の多くは、お世話になっているお取引先に日頃の感謝をお伝えするツールとしても使われます。

企業さまがお作りになる記念誌の多くは、お世話になっているお取引先に日頃の感謝をお伝えするツールとしても使われます。

 

「謹呈しおり」プレゼントキャンペーンをはじめました!

2022年8月以降にご注文いただいた方に冊数分の謹呈しおりを
発送時に商品と同梱してお送りいたします。
(著者の方のお名前を入れられたい場合は、ご自身でお書きください)

ご希望される場合はご注文フォームの「その他のご要望について」
に「謹呈しおりを希望」と記載のうえご注文ください。


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蒔き直しの「蒔」は常用漢字ではないので新聞などでは「新規まき直し」という風にひらがなで表記することが多いそうです。
間違いやすい日本語『正しい日本語を使えていますか?』
2017年08月30日
冊子作成日誌

こんにちは、オリンピアの益子です。
気が付くと8月も終わりですね。
学生のころに夏休みの宿題を慌ててやっていたことを思い出します。

突然ですが、先日とあるブログで「私は新規巻き返しを図りました」という文章を読みました。
私個人の想像ですが、ブログを書いた方は「私は新しくやりなおそうとした」ということを言いたかったのだと思います。

しかし「新規巻き返し」という言葉はありません。
おそらく劣勢から反撃に転ずるという意味の「巻き返し」と混同してしまったのでしょう。

私が想像した内容を書きたいなら「新規巻き返し」ではなく「それまでのいきさつなどを捨て、新たにものごとをやり直す」という意味の「新規蒔き直し」を使うのが適当だと思います。

 

このように日本語には似た言葉がありますので冊子を製作する際、間違わないよう気をつけましょう。

蒔き直しの「蒔」は常用漢字ではないので新聞などでは「新規まき直し」という風にひらがなで表記することが多いそうです。

蒔き直しの「蒔」は常用漢字ではないので新聞などでは「新規まき直し」という風にひらがなで表記することが多いそうです。

 


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