スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

思い出がたっぷり詰まった写真たちを使って、私と一緒に写真集を作ってみませんか?  
写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート(予告編)」
2017年06月19日
冊子作成日誌写真集製作の過程をご紹介「リアルレポート」

初めまして。
今回からブログ製作スタッフに仲間入りしたオリンピア印刷の青木と申します。

タイトルからも分かるようにブログのテーマは「写真集の作り方」。
私自身が読者さまと同じ目線になって実際に写真集をつくるリアルレポートです!

 

思い出がたっぷり詰まった写真たちを使って、私と一緒に写真集を作ってみませんか?  

思い出がたっぷり詰まった写真たちを使って、私と一緒に写真集を作ってみませんか?

ブログ内容は「紙選び」や「製本の種類」といった基本的なことはもちろん、「格好よく見える写真の配置」や「失敗を防ぐための注意点」など…。
知っていると役立つ様々な情報をお届けする予定です。

 

私は冊子製作についてまだまだ勉強中の身。
これから写真集を製作する中で読者さまと同じように悩み、思いを巡らせることでしょう。

 

それらの問題の解決方法はもちろん、オリンピアに寄せられるよくある質問ヘの回答もあわせてご紹介することで、写真集を製作している方、また製作を検討している方のお役に立つことができたら…と考えています。

 

これからどうぞよろしくお願い致します。
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冊子のこの部分を見ると、増刷された冊子かそうでないかが見分けられるんです。
冊子のおかわり、いかがですか〜印刷用語辞典・増刷編〜
2017年06月16日
冊子作成日誌

皆さん、こんにちは。
オリンピア印刷の藤原です。

もうすぐ6月の第3日曜日…そう、父の日ですね。
私は先日、父の日に贈る冊子を探そうと、書店へ行ってきました。

新刊や話題の冊子がずらりと平積みされる横には、「映画化決定!」「感動の大作!」などと書かれた、販売促進のPOP広告がたくさんディスプレイされていました。

 

そんなPOP広告に書かれた単語のうち、目についたのがこちら。

「増刷しました!」「予約時点で増刷決定!」

そう、「増刷」です。
よく聞く単語ですが、どういう意味なのでしょうか?

 

「増刷」とは「追加して印刷すること」を言います。
最初に印刷した冊子が無くなってもまだ必要な時に足す…、いわば「冊子のおかわり」でしょうか。

つまり、書店では「この冊子は、追加印刷が必要になるくらい売れています!」
「予約時点で予定冊数を越すくらい、人気のある冊子ですよ!」
とアピールしているんですね。

冊子のこの部分を見ると、増刷された冊子かそうでないかが見分けられるんです。

冊子のこの部分を見ると、増刷された冊子かそうでないかが見分けられるんです。

さて、こちらの写真の、右から2行目をご覧ください。
「二〇一一年八月一六日 初版発行」とありますね。
最初に印刷された冊子にはこのように「初版」もしくは「初版第一刷」と記されるのですが、増刷をする回数が増えるにつれ、「初版第二刷」「初版第三刷」と変わっていきます。

つまり「第○刷」の数が多ければ多いほど、増刷回数が多い。
言い換えると、多く発注され、世にたくさん出ていることになりますね。

 

また、冊子によっては「初版」ではなく「改訂版」「第○版」などと記されていることもあります。
これは、「同じ内容の冊子を追加印刷する」増刷とは違い、「冊子の中身を改訂して新たに印刷した」ことを示しているんです。
冊子の中身が改訂される、すなわち、印刷される内容が変わる時には印刷の元になる「版」が変わります。これを「改版」といいます。

「改訂版」「第○版」とは、「初めての版から改訂されましたよ」「○回改版した冊子ですよ」との意味なんですね。

 

なお、冊子のこの部分は「奥付(おくづけ)」といいます。
書名や著者、発行人などが書かれている部分で、冊子の巻末に掲載されていることが多いです。

奥付を見れば、その冊子がどのくらい改版、または増刷されているか分かるんですね。

ちなみに、オリンピア印刷では「冊子を配布したら好評で、注文した冊数では足りなくなった」などの理由で増刷の依頼を受けることがよくあります。

そこで、出荷日から2ヶ月以内に同じ内容・仕様の冊子を増刷されると、冊子の合計金額より10%オフになるサービスを実施しています。
冊数にかかわらず適用されるサービスですので、1冊からでもおトク!

皆さんもご注文の際は、ぜひご検討ください。

 

 

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記念誌や報告書といったページ数の多い冊子は読むのが大変。行間や時間、平仮名表記や漢字表記など…様々な角度から読みやすくなる工夫を行いましょう。
視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
2017年06月14日
冊子作成日誌視覚から感じる“読みやすさ”

こんにちは、オリンピアの竹田です。
雨の日が続いて傘を手放せない日が続きますね。

 

記念誌や報告書といったページ数の多い冊子は読むのが大変。行間や時間、平仮名表記や漢字表記など…様々な角度から読みやすくなる工夫を行いましょう。

これまで4回にわたり、視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについてお話してきました。

 

簡単に復習しますと「行間」や「文字間」は広過ぎると文章がぶつ切れに見え、狭過ぎると自分がどこを読んでいたかを見失いやすくなります。
そのため文章が読みやすい適度な間隔に設定することが大切です。

 

また何文字も漢字が続く文章は「読みにくい」「難しそう」という印象を読者に与えがち。
漢字が3文字よりも多く続く場合は、どこかを平仮名で表記できないか、もう一度見直してみましょう。
その他、画数が多い漢字をそのまま表記すると行間と文字間がつまり、圧迫感を与えてしまう場合もあります。
それを防ぐために複雑な漢字はなるべく平仮名で書くことをおススメします。

 

視覚の面からも読みやすさを高めるためには原稿が完成した後に改めて文章を見返すことが大切です。
けれど、誤字や脱字のような間違いではないためつい見逃してしまうこともあるでしょう。
そのため文章を書き上げた後は文章を俯瞰して「本当にこの文章は読みやすい?」とご自身に問いかけてみてください。
少しでも「見にくいな」と感じたらとことん原因を探ることで視覚的にも読みやすい原稿に近づけることができると思います。

 

記念誌や報告書といったページ数の多い冊子は読むのが大変。行間や時間、平仮名表記や漢字表記など…様々な角度から読みやすくなる工夫を行いましょう。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
—————————————————————————-

 

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上製本にはオプションでカバーをつけました。カバーを外した状態がこちらです。
俳句集、ついに完成です!〜プロジェクトO〜
2017年06月12日
冊子作成日誌プロジェクトO(オリンピア)

皆さん、こんにちは。梅雨らしく、雨の日が多くなりましたね。
オリンピア印刷の藤原です。

 

先日、オリンピア印刷で作成した俳句集が届きました!
さて、どんなふうに仕上がっているんでしょうか?

実物を見てみましょう。

上製本にはオプションでカバーをつけました。カバーを外した状態がこちらです。

上製本にはオプションでカバーをつけました。カバーを外した状態がこちらです。

左が無線綴じ、右が上製本です。表紙の色合いがきれいですね!

左が無線綴じ、右が上製本です。表紙の色合いがきれいですね!

本文用紙の書籍紙は少しクリームがかっていて、目にやさしい印象です。

本文用紙の書籍紙は少しクリームがかっていて、目にやさしい印象です。

今回の俳句集は、無線綴じだけで作成する予定でしたが、お世話になった方々へ送るために、新たに上製本も追加作成しました。
どちらも美しく仕上がって、大満足です!

 

さて、長い間お付き合いいただきましたこの「プロジェクトO」も、これにて一旦終了とさせていただきます。

思えば、原稿作成中は内容がまとまらず難航したり、表紙のデザインをどうするか迷ったり、紆余曲折がありました。

そのたびに、オリンピア印刷の先輩がいつも気さくに質問に応じてくれたので、初心者の私でも、思ったとおりの冊子を作成できたのだと思います。

また、オリンピア印刷のホームページや無料でもらえる「冊子作りの手びき」に掲載されている説明も分かりやすく、「こうすればいいのか!」と参考になりました。

 

自分で作成した原稿が冊子として形になると、何とも言えない感動が想像以上に味わえます。
「初めての冊子作成で何から始めていいものか分からない!」とお悩みの皆さんも、ぜひ、オリンピア印刷で冊子作成にトライしてみてはいかがでしょうか?

いつでもお気軽にご相談くださいね。

 

 

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1つの文章内で、同じ単語を漢字表記と平仮名表記の両方で書くのは避けましょう。読者が違和感を覚える可能性があります。
視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
2017年06月07日
冊子作成日誌視覚から感じる“読みやすさ”

こんにちは、オリンピアの竹田です。
街の中で紫陽花を見かけて、梅雨の季節らしさを感じるようになりました。

前回「漢字と平仮名」をテーマに視覚から感じる文章の読みやすさについて解説しました。
今回は漢字表記か平仮名表記かを決めるポイントを2つお伝えします。

1つの文章内で、同じ単語を漢字表記と平仮名表記の両方で書くのは避けましょう。読者が違和感を覚える可能性があります。

1つの文章内で、同じ単語を漢字表記と平仮名表記の両方で書くのは避けましょう。読者が違和感を覚える可能性があります。

 

(1)漢字は何文字も続かないようにしましょう。
まず前回も言いましたが、漢字ばかりが続くと「読みにくい」や「難しそう」という印象を読者に与えます。
私の場合、漢字が三文字以上続く時は文章を読みやすくするために、あえて平仮名にすることがよくあります。
その際、どの文字を平仮名で表記したらいいかを下記の2つの例文を使って具体的にお話します。

 

例)

(元)御確認頂きますよう、お願い申し上げます。

(修)ご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

 

今回は(元)で漢字表記されていた接頭語の【御】と補助動詞の【頂き】を(修)では、平仮名にしました。
(修)の文章の方が、堅苦しさがなく読みやすく感じませんか?
ただ「これは接頭語、こっちは補助動詞」という風にいちいち調べるのは、ちょっと面倒くさいですよね。
そのため名詞と動詞以外を平仮名にするなど自分なりの基準を決めておくと作業がスムーズになりますよ。

 

(2)画数が多い漢字は平仮名にしましょう。
画数の多い漢字は、文字の行間と字間が詰まって見え、圧迫感を読み手に与えてしまう恐れがあります。
そういった漢字は、平仮名で表記することで文章の見た目にゆとりが生まれ、読みやすくなります。
下の2つの例文をご覧ください。

 

例)

(元)空を覆い隠す木々を見上げると憂鬱になる。

(修)空をおおい隠す木々を見あげると憂うつになる。

 

個人差もあるかもしれませんが、画数の多い鬱や覆という漢字、さらには複合動詞である「見上げる」の【上げる】の部分を平仮名にしている(修)の方が柔らかい印象を受けませんか?

 

今回ご紹介した漢字表記か平仮名表記かを決めるポイントは「絶対にこうしなければいけない」というものではなく、あくまで参考程度のもの。
例えば専門性の高い論文などは多くの方が手にするマニュアルや報告書、広報誌などの冊子と違い漢字が多いように感じます。

ですので幅広い方が読まれる冊子を作る場合には、漢字と平仮名のバランスが良い文章を心がけた方が読みやすいはず!

その文章作成に、今回のブログが役立てばうれしく思います。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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一日でも早く発送してほしい、とお急ぎのお客様にはうれしいシステム。ぜひご活用くださいね。
冊数やページ数が少ない場合は、特急納期もオススメです〜プロジェクトO〜
2017年06月05日
冊子作成日誌プロジェクトO(オリンピア)

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。

 

前回、冊数が少ない場合にはオンデマンド印刷がおトクだと先輩に教わりました。
今回は、同じく冊数が少ない場合に選択できる特急納期について、先輩から聞いた内容をお伝えします。

先輩「俳句集を無線綴じ・縦綴じで、20冊作るんだよね。ページ数はどのくらいなの?」

私「184ページです」

先輩「だったら、特急納期の選択もできるね。無線綴じ・縦綴じで384ページ以内の冊子を印刷する場合、200冊以内なら通常納期のほかに、特急納期を選べるんだよ」

私「特急納期?通常納期は5営業日ですよね。それよりも早く発送されるんですか?」

先輩「そう。特急納期は3営業日だから、通常納期より2日早く発送されるんだ。例えば月曜日の12時までに校了したら、木曜日には発送されるよ」

私「早いですね!無線綴じ以外の、中綴じや上製本の場合でも選択できるんですか?」

先輩「上製本の場合は選択できないけど、中綴じの場合は、64ページ以内の冊子で300冊までなら選択できるよ。あと、無線綴じや中綴じでも、横綴じの場合は選択できないから注意してね」

通常納期よりもスピーディーに発送される特急納期。
皆さんも、冊数やページ数、製本方法や綴じ方向などの条件が合う場合には、一度検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、通常納期の場合よりも価格が上がります。

オリンピア印刷のホームページ内にあります自動見積もりフォームにて選択できますので、お気軽にご確認ください。

 

もちろん、オリンピア印刷へのご相談もお待ちしております!

一日でも早く発送してほしい、とお急ぎのお客様にはうれしいシステム。ぜひご活用くださいね。

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文字が光っているのが見えますか?
特別な冊子には特別な加工を〜印刷用語辞典・箔押し加工&PP加工編〜
2017年06月01日
冊子作成日誌加工箔押し

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。

早いもので、もう6月に突入しました。
6月は「ジューンブライド」といって、結婚式のシーズンですね。
私も今月、友人の結婚式に招待されていまして、ご祝儀袋を探しにお店に行ってきました。
結婚式用のご祝儀袋なんてどれも似たようなものかな、と思っていましたが、バラエティに富んだデザインのものが多く並んでいて、驚きました。
水引が紅白ではなく金銀だったり、袋にラメがほどこされていたり…。
キラキラしていてゴージャスな雰囲気が、お祝い事にピッタリで、「受け取る相手が喜んでくれるといいなー」、ウキウキしながら選べました。

金銀がキラキラ…といえば、冊子に使われるこの加工をご存じですか?

タイトル部分に寄ってみると…。

タイトル部分に寄ってみると…。

文字が光っているのが見えますか?

文字が光っているのが見えますか?

タイトルと著者の文字が、シルバーに輝いています。
これは「箔押し加工」という加工オプションで、文字の金型を使い、銀色の箔を転写させているのです。
文字の部分だけが輝くので、インパクトがありながらも派手になりすぎず、表紙に高級感や品格を演出します。
こちらの写真のような追悼集の他にも、自分史や記念誌など、思い出を残す特別な一冊にうってつけです。

なお、オリンピア印刷では、シルバーの他にゴールドの箔押し加工も受け付けています。
表紙の色との兼ね合いや、お好みに合わせて選べますよ!
文字数や面積によって価格は変わりますので、お気軽にご相談ください。

他にも、表紙の見映えに関連する加工があります。

表紙全体がツヤツヤしています。

表紙全体がツヤツヤしています。

表紙に光沢感がありますね。
この表紙の加工は、「PP加工」といいます。

「PP」とは、「Poly-Propylene Film(ポリプロピレンフィルム)」のこと。
印刷済の表紙に接着材を塗って、ポリプロピレンフィルムを圧着させて貼ると、こちらの写真の絵本のようなツヤツヤの表紙ができあがるんです。

表紙の上からフィルムを貼って保護しているぶん、通常の表紙よりも耐久性がアップ。水に強くて汚れがつきにくいメリットがあります。

ちなみに、オリンピア印刷では、PP加工の他にやや光沢を抑えた「マットPP加工」にも対応しています。

箔押し加工とPP加工、どちらも冊子をよりバージョンアップする加工です。
長く残したい冊子や、大切な方へ贈るスペシャルな冊子には、特に好まれます。
皆さんも、冊子を作成する際には、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

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漢字が何文字も続くと、「難しそう」や「読みにくい」という印象を持たれやすくなります。
視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
2017年05月31日
冊子作成日誌視覚から感じる“読みやすさ”

こんにちは、オリンピアの竹田です。
衣替えを前に、長袖にしようか夏服にしようか、着るものに困る時期ですね。

これまで2回にわたり視覚から感じる文章の読みやすさについてご紹介してきました。
最終回のテーマは「漢字と平仮名」です。

漢字が何文字も続くと、「難しそう」や「読みにくい」という印象を持たれやすくなります。

漢字が何文字も続くと、「難しそう」や「読みにくい」という印象を持たれやすくなります。

文章は漢字が多過ぎても平仮名が多過ぎても読みづらくなります。
具体的に、どう読みづらいのか体験してみましょう。

下記の3つの例文をご覧ください。

さて、皆さんは(1)〜(3)のうち、どの文章が読みやすいと感じますか?

さて、皆さんは①〜③のうち、どの文章が読みやすいと感じますか?

 

(1)は、ある表記のルールに沿って文字を漢字にしたり平仮名にした文章です。
個人差もあるかもしれませんが、漢字と平仮名のバランスが良く、読みやすく感じるのではないでしょうか。

(2)は漢字にできる文字は全て変換している文章です。
漢字が多くなると、読み手に堅い印象を与えやすくなる上、見た目が混み合い、読みづらくなる傾向があります。

(3)は全ての文字を平仮名のした文章です。
単語が文章にとけ込んでしまい、意味を拾い上げにくく読みづらく感じませんか?

 

上記の3つの例を通し、漢字と平仮名をどう使い分けて表記するかで読みやすさが変わることが伝わったかと思います。

次回は、例文①で用いた表記のルールについてご紹介します。お楽しみに。

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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これがオリンピア印刷にありますXerox社製のオンデマンド印刷機です!成人男性とほぼ同じくらいの高さですね。右に写っているパソコンからデータを送って印刷します。
いよいよ印刷!おトクな印刷方式は冊数で決まる〜プロジェクトO〜
2017年05月29日
冊子作成日誌プロジェクトO(オリンピア)

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷の藤原です。
いよいよ5月も終わりですね。そろそろ衣替えを使用と思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。

先日、修正後の印刷サンプルがついに到着しました。
中身を確認したところ特に問題もなく、無事校了!
早速、オリンピア印刷宛てに「校了です」とメールを送りました。
これでようやく、印刷の工程へと進むわけです。

そこで私は、あることを思い出しました。
以前、オリンピア印刷のホームページにある
自動見積もりフォームを利用した時のこと。
「印刷方式」の選択肢に、「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」と並んで
「価格の安い方でおまかせ」とあったんです。
その時は「価格の安い方でおまかせ」を選んだのですが、
オンデマンド印刷とオフセット印刷を比べた場合、
どちらの方が安くなるのでしようか?
条件などによって違いがあるのでしょうか?
疑問に思って先輩に質問したところ、こんな答えが返ってきました。

先輩「どっちの印刷方式が安いかは、冊数によって決まるんだよ。俳句集は何冊作るんだっけ?」
私 「20冊です」
先輩「だったら、オンデマンド印刷の方が安いから、自動見積もりフォームでは自動的にオンデマンド印刷で計算されてるはずだよ。刷版を使わないオンデマンド印刷なら、時間と費用のコストを抑えられて、冊数が少ない場合の印刷に適してるからね」
私 「刷版って、印刷する内容をアルミ板に転写した、いわばハンコのようなものですよね?それにインキを載せて印刷する方式とは違うんですか?」
先輩「その印刷方式は、オフセット印刷だね。オンデマンド印刷は、データを直接印刷機に送って印刷する方式。だから、刷版がいらないの」
私 「オンデマンド印刷だと刷版を作る工程が省けて、そのぶん時間もかからない、と…。ふむふむ。費用面でもコストカットできるんですか?」
先輩「もちろん!オフセット印刷の場合にかかる刷版の費用が不要になるからね。でも、印刷冊数が増えるほど、1冊あたりの単価が安くなっていくから、一定以上の冊数を印刷する場合にはオフセット印刷の方がおトクになるんだよ」
私 「なるほど、じゃあ、自動見積もりフォームに入力する冊数が多い場合には、オフセット印刷での価格が自動的に計算されるんですか?」
先輩「そうだね。冊数だけじゃなくてページ数にも左右されるけど、よりおトクな印刷方式で計算された見積もり価格が表示されるよ。便利でしょう?」

いやー、勉強になりました。
今回の場合だと、冊数が少ないため、
自動的に一番おトクなオンデマンド印刷での価格で計算されていたんですね。

次回もまた、俳句集の作成についてお伝えします!

これがオリンピア印刷にありますXerox社製のオンデマンド印刷機です!成人男性とほぼ同じくらいの高さですね。右に写っているパソコンからデータを送って印刷します。

これがオリンピア印刷にありますXerox社製のオンデマンド印刷機です!成人男性とほぼ同じくらいの高さですね。右に写っているパソコンからデータを送って印刷します。

 

 

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どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。
視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
2017年05月24日
冊子作成日誌書体視覚から感じる“読みやすさ”

こんにちは、オリンピアの竹田です。
夏のような暑い日が続いていますね。当店のオフィスでは一足先に扇風機を引っ張り出しました。

前回ご紹介した「行間の違いによる読みやすさ」に引き続き、視覚から感じる文章の読みやすさについてお話しします。
今回のテーマは「文字間」。
文字間とは、文字と文字の間隔のことです。

これからお話する文字間も行間と同様に、詰まり過ぎていても、あき過ぎても読みにくくなります。
今回も実際にどう読みにくいのかを見てみましょう。
下の3つの例をご覧ください。

 

どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。

どの文章が読みやすいか、一目瞭然ですね。

 

(1)は文字間をワードの初期設定のままで打った文章です。
行間の場合でもそうでしたが、ワードが適切だと判断した幅は人によって感じ方が異なるかもしれませんが基本的に読みやすい設定になっていますね。

(2)は(1)よりも文字間を詰めたもの。
文字同士の間が狭いと一文字ずつなぞるように集中して読まないと自分がどこまで読み進めていたか見失いそうになります。
また目を凝らして文字を追っているためか(1)を読むときよりも目が疲れる傾向にあります。

(3)は、(1)よりも文字間をあけたもの。
文字間があき過ぎると文字がぶつ切れになっているように見えるため、視線を意識してずらさなくてはならず、それが読みにくさにつながります。

上記の3つの例を見比べることで文字間の違いで読みやすさが変わることが伝わったのではないでしょうか。

次回は、ひらがな表記と漢字表記についてお話しします。
乞うご期待!

 

●視覚から感じる“読みやすさ”————————————–
視覚から感じる“読みやすさ”のポイントについて全5回にわたりお話しています。

第1回 視覚から感じる“読みやすさ”「行間について」
第2回 視覚から感じる“読みやすさ”「文字間について」
第3回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名①」
第4回 視覚から感じる“読みやすさ”「漢字と平仮名②」
第5回 視覚から感じる“読みやすさ”「まとめ編」
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