スタッフによる冊子作成日誌

表紙


タイトル:明朝体 20pt/サブタイトル:明朝体 14pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編2】「表紙のタイトル文字のちょうどいい大きさって?」
2016年06月10日
冊子作成日誌表紙デザイン書体

こんにちは。
デザイナーのいのせです。
今日は午後からスタッフのみんなで事務所の配置変えをしていました。
机を動かしたり、PCの配線をし直したりと大変ですが、たまに部屋の配置を変えるの気分転換になりますね。
こうやってブログを書いていてもいつもと見える景色が変わって新鮮です。

では、本題です。
今日は表紙のタイトル文字の大きさや書体(フォント)についていくつか比較してみました。
たいていの冊子ではタイトル文字やサブタイトル文字の大きさについての決まりなんてありません。
「自由」なのです!!
が、ほとんどの冊子はつくった「本人以外」の人たちが見るもの。
見てくれた人が読みやすいって思ってくれたらいいですよね。
では、「どのくらいの大きさがちょうどいいの?」
ということで、タイトル文字の大きさや書体(フォント)の違いでどう読みやすさや印象が変わるのかを比べたいと思います。

まず、このような報告書の表紙があります。

タイトル:明朝体 20pt/サブタイトル:明朝体 14pt

タイトル:明朝体 20pt/サブタイトル:明朝体 14pt

すっきりとシンプルにまとまって見えますが、少しタイトルが小さく読みづらいと思うかもしれません。

では、タイトル文字を少し大きくして、サブタイトル文字との大きさに差をつけてみました。
書体を、左は「明朝体」、右は「ゴシック体」にしました。

タイトル:明朝体 28pt/サブタイトル:明朝体 18pt

タイトル:明朝体 28pt/サブタイトル:明朝体 18pt

タイトル文字がはっきりとし、読みやすくなりました。
「明朝体」の方は優しくスッキリとした印象を受け、「ゴシック体」の方は力強い印象になりました。

もっとタイトル文字を大きくするとどんな印象になるでしょうか。
でも、これ以上大きくすると表紙に収まらないので、2行にすることにしました。

タイトル:明朝体 41pt/サブタイトル:明朝体 20pt

タイトル:明朝体 41pt/サブタイトル:明朝体 20pt

1行の時よりもさらに表紙に力強さが加わりましたね。
このように決まりはありませんが、タイトル文字の大きさだけでも大きく表紙の印象が変わってきますね。
冊子の内容に合ったタイトル文字の大きさや書体を考えると、すこし表紙づくりが楽しくなってきませんか?

●問い合わせ先はこちら●

・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
写真サイズ:約H1810×W1810pixel/H130×W130mm 350dpi タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編1】「写真の挿入する場所で変わる冊子の印象」
2016年06月07日
冊子作成日誌データ表紙ちょこっと印刷話デザイン

デザイナーのいのせです。
前回のブログで今年は傘を買うって書いたのですが、なんと、うちの奥さんがこのブログを見てくれていたのかプレゼントしてくれたんです。
もちろんワンタッチ傘です。
たまたま出かけたときに僕が気に入りそうな傘があったみたいです。
大きめで、色も僕好みです。
ありがたいですね。

では、本日のブログです。
写真を撮るのが好きで、出かける時には必ずカメラを鞄にいれています。
ところで、冊子の表紙に写真を挿入しようとした時、「どこに置いたらかっこいいんだろう?」って迷うことありませんか?
身の回りの本を見ただけでも色々な写真の入れ方をしていますよね。
ということで、今回は写真の挿入する場所で、どう印象が変わるのかを比べてみました。

まずは手元にあった冊子の表紙がこれです。

写真サイズ:約H1810×W1810pixel/H130×W130mm 350dpi タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

写真サイズ:約H1810×W1810pixel/H130×W130mm 350dpi タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

 

白い紙の真ん中に収まっていて、すっきりとした印象ですね。
この写真をもう少し大きく、表紙の下部いっぱいに広げてみると、

写真サイズ:約H2894×W2894pixel/H210×W210mm 350dpi  タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

写真サイズ:約H2894×W2894pixel/H210×W210mm 350dpi  タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

 

表紙に迫力が出て、より写真を活かしたデザインに。
次に、先ほどの写真の上部をぼかして、余白の白色となじませてみます。

 

写真サイズ:約H2894×W2894pixel/H210×W210mm 350dpi タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

写真サイズ:約H2894×W2894pixel/H210×W210mm 350dpi タイトル:ゴシック体 54pt/サブタイトル:ゴシック体 20pt

 

迫力のあった写真が少しやわらかい印象になりました。
このように、「写真を入れた表紙」といっても写真を挿入する場所や大きさ、写真加工によってもずいぶんと完成後の印象が変わりますよね。
素敵な表紙ができれば、冊子づくりもいっそう楽しくなりそうですね。
その他にも、同じ材料で印象の違う表紙をいくつかつくってみました。
色々なパターンがあって余計に迷いそうですが、最後は自分の好みですかね。

 

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編】写真の挿入する場所で変わる冊子の印象イメージ

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編】写真の挿入する場所で変わる冊子の印象イメージ

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
例① [タイトル]ゴシック体80pt  [サブタイトル]ゴシック体40pt  発行者名]ゴシック体28pt
表紙のちょこっとデザイン【書体編4】
2016年05月30日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン書体

こんにちは。
デザイナーの佐々木です。

前回のブログで最近、カレー作りにはまっていると書きましたが、今回もその続きをちょこっとだけ書きますね。
まず、私のこだわりは玉ねぎを時間をかけて時間がなければきつね色、時間があったら茶色になるまでいためます。
で、入れるお肉、野菜、を煮込むお鍋とは別のフライパンで1種類ごとにバターで炒めます。
この炒める作業はお肉の臭みなどとって香ばしくなりますよ。

ではでは今日のブログです・
今日は表紙の書体についてお話したいと思います!
これまで書体の種類についてご紹介してきましたが、今日は書体の長体平体について。

では、さっそく例を見ていきましょう。

ここにこんな表紙があったとします。

例① [タイトル]ゴシック体80pt  [サブタイトル]ゴシック体40pt  発行者名]ゴシック体28pt

例① [タイトル]ゴシック体80pt  [サブタイトル]ゴシック体40pt  発行者名]ゴシック体28pt

サブタイトルに注目してください。
文字幅が狭くなっていますね。
このような状態を「長体」といいますが、長体にする時というのは
“文字を大きくしたいけど、もう横方向には広げられない”
“文字スペースに対して入れる文字数が多すぎて入らない”
といった時が主です。

でもこの場合、両サイドにまだ空きがありますよね。
こんな場合は長体にするより、等倍で大きくした方が見栄えがよくなります。(例②)

例② [タイトル]ゴシック体80pt  [サブタイトル]ゴシック体40pt  [発行者名]ゴシック体28pt

例② [タイトル]ゴシック体80pt  [サブタイトル]ゴシック体40pt  [発行者名]ゴシック体28pt

 

また、「長体」に対して「平体」という言葉もあり、これは文字の高さを低くする状態を指しますが、この場合も同じ。(例③)

例③ [写真]サイズ2649 x 4000 pixel(192 x 290 mm)解像度350pixel [タイトル]ゴシック体67pt [サブタイトル]ゴシック体39pt [発行者名]ゴシック体15pt

例③ [写真]サイズ2649 x 4000 pixel(192 x 290 mm)解像度350pixel [タイトル]ゴシック体67pt [サブタイトル]ゴシック体39pt [発行者名]ゴシック体15pt

縦方向に余裕があるのにもかかわらず平体になってしまっているのは少し違和感があります。
これも、等倍で大きくした方がずっと見栄えがいいですよね。(例④)

例④ [写真]サイズ2649 x 4000 pixel(192 x 290 mm)解像度350pixel [タイトル]ゴシック体67pt [サブタイトル]ゴシック体39pt [発行者名]ゴシック体15pt

例④ [写真]サイズ2649 x 4000 pixel(192 x 290 mm)解像度350pixel [タイトル]ゴシック体67pt [サブタイトル]ゴシック体39pt [発行者名]ゴシック体15pt

このように、文字に大小をつけた時は、不要な長体・平体になってしまっていないか一度全体を見直してみましょう!
また、弊社HPでもデザインサンプルや参考例をご紹介していますのでのぞいてみてくださいね!

>> 無料で使える、表紙デザインサンプル一覧
データ原稿でも紙原稿でも、表紙デザインに無料でお使いいただけます。

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

 

▶ 続きを読む
例①[タイトル] ゴシック体16pt
表紙のちょこっとデザイン【背表紙編③】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
2016年05月17日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン背表紙

表紙のちょこっとデザイン【背表紙編③】
いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。

こんにちは。 デザイナーの佐々木です。
最近、気候が安定していなくて体調を崩されている人が多いようですが、皆さんは風邪などひかれていないですか?

今日は背表紙について。

背表紙をつくる時、 冊子によっては厚み(=背幅)があまりないものもありますよね。
でも背表紙を作りたい!という時のワンポイントを 今日はお話したいと思います!
ではさっそくこちらをご覧ください。

 

例①[タイトル] ゴシック体16pt

例①[タイトル] ゴシック体16pt

 

これはA4サイズで5mm幅の背表紙なんですが・・・ よくみると、文字が横幅いっぱいの大きさで配置されていますね。
“背幅が5mmしかないからできるだけ大きくして見やすくしたい” という気持ちはよーーくわかりますが、見やすくするのに、もう少し工夫ができそうですよ。

例えばこんな感じ。

例②では文字サイズをひとまわり小さくし、その分文字の縦幅を大きくしました。 
文字と背表紙の輪郭との間に余白ができて 読みやすくなったのではないでしょうか。

例②[タイトル]ゴシック体12pt(長体120%)

例②[タイトル]ゴシック体12pt(長体120%)

例③では、文字サイズをさらに小さくして太字に。
さらに文字間に半角スペースを入れました。
こちらもすっきりとまとまって 見やすくなったのではないでしょうか。

 

[タイトル]例③ゴシック体11pt(太字)

[タイトル]例③ゴシック体11pt(太字)

 

このように、 背表紙の幅が狭く文字が入れづらいなぁ・・・
という時も、工夫次第で見栄えがグンと良くなります!

みなさんも背表紙を作る時は 文字のサイズや間隔などいろいろ試しながら、冊子に合った背表紙を作ってみてくださいね。

【関連記事】
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編③】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編①】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)

・問い合わせフォームはこちら↓

https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
例① [タイトル] ゴシック体/25pt
表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
2016年05月10日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン

表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】
いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。

こんにちは。 デザイナーの佐々木です。
みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は遊びつかれて会社にくるのも筋肉痛でした。

今日は背表紙についてお話したいと思います!

みなさんは背表紙を作るとき、 冊子のタイトルや著者の名前などを入れますよね。
例えばA4サイズの冊子で10.5mm幅の背表紙の場合。

例① [タイトル] ゴシック体/25pt

例① [タイトル] ゴシック体/25pt

例①  [タイトル]  ゴシック体/25pt

例① [タイトル] ゴシック体/25pt

と、こういう感じ。

…が、背表紙といっても、 文字の配置の仕方や文字サイズは他にもいろいろ考えられます。
この背表紙では文字を全て上に寄せて配置していますが、その他のパターンを考えてみると、以下の②や③などのアレンジもできちゃいます!

 

②は①と文字の位置は同じままで メインのタイトルである「高校数学」の文字を大きく、太くして サブタイトル「基礎」との差をつけてみました。

例②[タイトル]上/ゴシック体太字/32pt  下/ゴシック体/23pt 

例②[タイトル]上/ゴシック体太字/32pt  下/ゴシック体/23pt 

 

③は文字の大きさは②と同じままで、文字の配置を変えてみました。
メインタイトルは上半分のスペースを広く使って配置、 サブタイトルを下半分に位置を下げました。

 

例③[タイトル]上/ゴシック体/32pt 下/ゴシック体/23pt

例③[タイトル]上/ゴシック体/32pt 下/ゴシック体/23pt

 

この3つを見比べてみていかがでしょうか?
それぞれ雰囲気が違いますよね。

このように、 「背表紙」といっても、文字をどこに、どんな風に置くかで 表紙と同じくらい印象がガラリと変わるんです。
もちろん、表紙のイメージと大きくかけ離れてしまうのはNGですが、 表紙のイメージを保ちつつ、限られたスペースの中でキレイに入ると 冊子の完成度がさらにUPしますよ!

また、横幅が狭く限られた背表紙のスペースで 文字をバランスよく配置したり、 大小のメリハリをつけたりすることは “見やすさ”にもつながります。

…と、いいことづくし!

というわけで、 みなさんも背表紙を作る時は 文字の位置やサイズなどいろいろ試しながら 冊子に合った背表紙を作ってくださいね。

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
背表紙にタイトルがある無線綴じ冊子
表紙のちょこっとデザイン【背表紙編①】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
2016年04月26日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン

表紙のちょこっとデザイン【背表紙編①】
いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。

こんにちは。 GW直前、スケジュールは決まりましたか?デザイナーの佐々木です。

今日は背表紙についてお話したいと思います!
冊子づくりの時にみなさんは無線綴じか中綴じかを選ぶと思いますが、無線綴じを選ぶ場合の冊子というのは、ある程度たくさんのページがあるような冊子ではないでしょうか?

そんな時にオススメしたいのが、背表紙です。

背表紙というのはここの部分のことで先ほども触れましたが、無線綴じの時のみできる面なんです。

無線綴じにできる「背表紙」の場所

無線綴じにできる「背表紙」の場所

では、無線綴じにする冊子には
・ページ数の多いもの(=厚みがでるもの)
・シリーズもの

などがありますが、 これらの冊子は後に立てて並べる様な場面もでてきますよね。

そんなときに、背表紙があった方がわかりやすいと思いませんか?

背表紙がある冊子の利点として

・ 何の冊子なのかが一目瞭然
・ シリーズものの場合、何冊にもなるので管理がしやすい(並べやすい) こと

などが挙げられます。

背表紙にタイトルがない無線綴じ冊子

背表紙にタイトルがない無線綴じ冊子

背表紙にタイトルがある無線綴じ冊子

背表紙にタイトルがある無線綴じ冊子

[表紙上・タイトル]明朝体55pt
[表紙下・名前]明朝体30pt
[表紙・タイトル]明朝体55pt
[表紙・名前]明朝体30pt
[背表紙・タイトル]明朝体20pt
[背表紙・名前]明朝体17pt

というわけで、 冊子を作った後のことまで考えると背表紙を作っておくことをオススメします!

無線綴じの冊子を作られる際は一度検討してみてはいかがでしょうか?

いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子につながります。
ぜひ素敵な冊子作りを目指しましょう!

【関連記事】
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編③】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編②】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。
≫表紙のちょこっとデザイン【背表紙編①】いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
写真がくっきり鮮やかな表紙
いつもの仕様に“もうひと工夫”でより素敵な冊子に。表紙のちょこっとデザイン【写真補正編】
2016年04月22日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン

こんにちは。 デザイナーの佐々木です。

今日は表紙に使う写真の補正についてお話したいと思います!

みなさんは冊子の表紙を作る際、お手持ちの写真を使われることもありますよね。

その写真自体が擦れたり、経年劣化したりして状態がよくない時や、写真はキレイに保存されているものだけど、 自分で取り込んでみたら思いどおりのキレイな画像にならない!っていう時ありませんか?

例えばこんなパターン。

自分で取り込んでみたら思いどおりのキレイな画像にならない例

自分で取り込んでみたら思いどおりのキレイな画像にならない例

[写真サイズ] L判(W127 x H89 mm)
[画像解像度]72pixel
[タイトル] ゴシック体/(上段)55pt(中段)82pt(下段)25pt

大きくレイアウトした写真がぼやけてしまっていますよね。

 

では同じ写真を使ったこちらはどうでしょう。

写真がくっきり鮮やかな表紙

写真がくっきり鮮やかな表紙

[写真サイズ] L判(W127 x H89 mm)
[画像解像度]72pixel
[タイトル] ゴシック体/(上段)55pt(中段)82pt(下段)25pt

こちらは、先ほどの写真に補正をかけて作ったのですが、写真がくっきり鮮やかに出ていますね。

具体的にどういう処理かというと、
・写真に映る線(この写真でいうと、建物と背景の山との境界線や建物の窓枠など)をくっきりさせる
・色の発色をよくする
・明るくしたい部分と暗くしたい部分の差を出す

などがあります。

またその他に 写真を取り込む際の解像度を高めに設定する (300dpi以上を推奨) ことなども、よりキレイな写真データを作るポイントになってきますので ぜひ一度チャレンジしてみてください。

写真補正や写真の取り込みができない環境の方や、自分ではうまくできなくてお困りの方は弊社でも対応させていただきますので、ぜひご相談くださいね!

みなさんも素敵な表紙で素敵な冊子作りを目指しましょう!

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
B
表紙のちょこっとデザイン【画像トレース編】
2016年04月19日
冊子作成日誌データ仕様表紙デザイン

デザイナーの佐々木です。

今日は表紙に使う画像のトレースについてお話したいと思います!

こちらはある冊子の表紙です。 真ん中にロゴマークを大きく配置したデザインになっていますね。
AとB、どちらも同じ表紙デザインですが、 見比べてみると違いがあるのがわかるでしょうか。

A

A

B

B

[画像サイズ]W 142 x H 142 pixel/ W 50 x H 50 mm
[画像解像度]72pixel
[タイトル]ゴシック体/54pt
[発行元名]「NPO法人」ゴシック体/15pt
「全国植樹の会」ゴシック体/20pt

 

よく見ると… Aのロゴマークがぼやけています。
これは元々サイズが小さかったデータを大きく引き延ばしたため画像が粗くなってしまったということが考えられます。

この2つを見比べてみると、 マークがはっきり見えるBの方が見栄えがいいですよね。

元の画像データが両方とも同じデータだとすると、 Bはなぜはっきりしているのでしょうか…?
それはBにある工夫を加えたからなんです。

ということで、今日お話する“トレース”の登場です!!

“トレース”って言葉、聞き慣れないんだけど? っていう方もいらっしゃるかと思います。

わからない方はgoogle先生に聞いてみましょう! (教えてくれんのか!)

…という、いらん件をはさみつつ。

 

ここで言う“トレース”は=“なぞる”。
つまり、元の画像の上から同じ絵柄の線をなぞって写してしまうんですね。
そうして同じ画像をトレースして配置したのがB。
なぞったことでマークの境界線がくっきりと表現できるようになりました。

このように、 画像の解像度が低かったり、サイズが小さかったりしても トレースをすれば細かいラインもキレイに表現できます。

この作業を行うにはグラフィックソフトが必要ですが、できる環境にいらっしゃる方はぜひ試してみてください。

また、表紙にロゴマークやイラスト、アイコンといった画像を使いたいけど 「サイズが小さくて困っている」 「そのまま使うとキレイに載せられない…」 などでお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひ当店までご相談ください!

みなさんも素敵な表紙で素敵な冊子作りを目指しましょう!

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
冊子タイトルの撫子の写真をイメージに使った表紙。 写真を花の輪郭より外側で切り抜いている。
冊子表紙のちょこっとデザイン【写真加工編】
2016年04月13日
冊子作成日誌表紙ちょこっと印刷話デザイン

こんにちは。 デザイナーの佐々木です。
桜が咲いた!と思ったのに、GWも間近。
梅田に代わりワンポイントアドバイスをお伝えします。

今日は表紙に使う写真の切り抜き加工についてお話したいと思います!

表紙の原稿を作る時、 写真を使いたい!
っていう時ありますよね。

しかも、写真の四角いまんまではなく、
写真の被写体のかたちに切り抜いて載せたい!
っていう時。

弊社でも、切り抜いた写真を使って作成されるお客様が多くいらっしゃいます。
実際によく見られるのがこんなパターン↓↓↓↓↓

冊子タイトルの撫子の写真をイメージに使った表紙。 写真を花の輪郭より外側で切り抜いている。

冊子タイトルの撫子の写真をイメージに使った表紙。 写真を花の輪郭より外側で切り抜いている。

 

花の輪郭に沿って切り抜いているのですが、 花の周りに少し余白ができてしまっているため、 花の背景の青色が見えてしまっています。

 

次に、この花をもっと細かくキレイに切り取ったものがこちら↓↓↓↓↓

花の輪郭通りに切り取った写真を使用したもの

花の輪郭通りに切り取った写真を使用したもの

花びら1枚1枚まで花の輪郭に沿って切り取られていて、 完成度がアップしました!

 

このように、表紙作りの際、 もうひと工夫を加えることでさらに見栄えが良くなるんです!

この作業は「イラストレーター」等のグラフィックソフトを使って処理をするのが一般的ですが、お手元にこれらのソフトがない、または 「自分ではやり方がわからない」 「難しそう!」 という場合は ぜひ弊社までご相談ください!

みなさんも素敵な表紙で 素敵な冊子作りを目指しましょう!

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
紙:コート紙/カラー印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)
ちょこっと印刷話【紙選び編】デザイナーが教える「表紙のづくりに一手間かければ、よりお気に入りの一冊に」
2016年03月17日
冊子作成日誌レザック用紙仕様表紙ちょこっと印刷話デザイン

こんにちは。デザイナーの梅田です。
最近、「本」が電子化に移行されていきつつありますが、時々思うのです。 「本」の手触りにそれぞれ違いがないと「寂しい・・・」と。

そこで今回は、「表紙の紙選び」についてお話しします!
(導入が段々と力技になってきていますね・・・)

オリンピア印刷の表紙用の紙は色・重さ・硬さの違う紙を5種類・10色ずつ、 計50種をご用意しています。(※2016年3月現在) ですが、種類がいっぱいありすぎて、どれにしようか迷ってしまう・・・ というお声も時々あります。

そんな時は、表紙の用紙をデザイン・内容との関連性を考えて選んでみてはいかがでしょうか?

例えば下の冊子ですが、紙色が「桃」色です。

実はタイトルと写真が同じ「きんもくせい」なのですが、 この写真のきんもくせいは、実は白色なのです。

 

紙:レザック66桃/モノクロ(黒1色)印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

紙:レザック66桃/モノクロ(黒1色)印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

 

レザック66という紙は強度的にもコスト的にも、とても優れた紙です。
もちろん、手触りがとても良いです。
(個人的に『素敵な4割打者』だと勝手に思っています!)

 

そこで、紙の種類はそのままで色を選び直し、 写真のピントが冊子の真ん中にくるように、再レイアウトしてみました。

紙:レザック66ホワイトグレー/モノクロ(黒1色)印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

紙:レザック66ホワイトグレー/モノクロ(黒1色)印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

 

いかがでしょうか?

同じ紙の種類・モノクロ(黒1色)印刷でも タイトルと写真の関連性が上がって見えませんか?

さらに同じデザインで、カラー印刷だとどうなるのでしょうか?

 

紙:コート紙/カラー印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

紙:コート紙/カラー印刷 (タイトル:明朝体 74pt/ルビ:9pt/サブタイトル:明朝体 18pt/団体名:明朝体 18pt)

 

いかがでしょうか?

レイアウトの違い・印刷の色数の違いはもちろんありますが、 紙の色が違う・質感が違うと、表紙は驚く程変化していくのです。 (・・・手前みそで誠に恐縮ですが;)

もし紙選びに迷われましたら、ぜひお問い合せください。

ご注文される前にお悩みになった場合は、ページ数や部数、ご予算を含めて、 オリンピア印刷のスタッフが丁寧に承りますので、 お電話かメールでお気軽にご相談ください。

 

●問い合わせ先はこちら●
・フリーダイヤル:0120―55―8637(「冊子印刷の件」とお伝えください。)
・問い合わせフォームはこちら↓
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_asahi_inquiry.php
営業時間:平日9時~18時まで(定休日:土・日・祝)
オリンピア印刷株式会社

▶ 続きを読む
Copyright © 2025 冊子印刷のオリンピア All Right Reserved.
ページの一番上へ 自動見積 よくいただくご質問 サイトメニューへ