スタッフによる冊子作成日誌
仕様
作られる冊子の目的別に仕様をご案内しています。冊子と一言でいっても、その内容によって選ぶ仕様が異なります。目的に応じた用紙の種類や厚さ、サイズをご案内しています。
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オプションを知ろう・PP加工〜プロジェクトO〜
2016年03月02日
冊子作成日誌仕様プロジェクトO(オリンピア)皆さん、こんにちは。オリンピア印刷新人の藤原です。
3月、春を感じる季節になりましたね。 現在、俳句集作成に向けて、原稿をせっせと仕上げております。それにしてもこの作業…なかなか地道と言いますか、やはり文字量がそれなりにあるため、結構、根気のいるものでして、一朝一夕には出来上がるものではありません(泣)。
ここはひとつ、冊子の仕上がりを思い描き、モチベーション維持のためにイメージトレーニングを図ろうではないですか!
ということで、今回は、冊子の仕上がりを華やかにしたり、冊子のクオリティを高める、加工オプションについてお話しいたします。まずはこちらをご覧ください。
表紙がツヤツヤしているのが分かるかと思います。
このような表紙の加工を、PP加工と呼びます。どのように加工しているかと言いますと、まず、印刷された表紙がありますね。 そこに、接着剤を塗ります。
そして、表紙とフィルムを圧着させればできあがりー!ちなみにこの「PP」というのは、「Poly−Propylene Film」、すなわち「ポリプロピレンフィルム」の略でして、ポリプロピレンのフィルムを貼った加工、ということですね。
ご覧の通り、光沢感が出て見た目に美しいという利点があります。
加えて、紙の上から圧着しているので耐久性も増しますし、水に強く汚れにくい、というメリットもあるんですねー。 素敵!ちなみに、オリンピアでは、 やや光沢を抑えた「マットPP加工」にも対応しております!
ご興味のある方は、ぜひ、お気軽にご相談くださいね!●問い合わせ先はこちら●
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とっておきの社史・記念誌を作る 仕様①
2015年09月15日
冊子作成日誌仕様記念誌こんにちは、オリンピアの橋本です。
今週末のシルバーウィークに向け張り切って仕事したいと思います!設立記念日など秋に迎えられる会社様も多いのではないでしょうか。
そのためかどうかはわかりませんが、社史・記念誌の印刷・製本依頼が増えてきています。
10周年や20周年といった10周年単位で記念誌を作られる会社・団体様が多いです。
中には50周年といった特に節目の年は、記念式典を催されることもあるようです。そういった中でよくいただくご要望は「今までにない記念誌をつくりたい」というもの。
「個性やオリジナリティを出すことで、お配りする方々に自社や所属団体についてもっと知って欲しい」というお返事をいただきます。前回ご紹介した報告書の「慣例通りにつくって欲しい」という意見とは真逆の考えですね。
このようにお客さまの意見が違うのは、社内で情報を共有するための報告書と、社内外問わず自社の歴史や未来への展望を紹介する記念誌では、つくる目的や読ませる相手が異なるからです。記念誌は企業情報の共有だけでなく、これまでの歴史をとどめ未来へつなげていくために会社にとって必要なアイテムです。
もちろん会社だけでなく、あらゆる団体にとって、歴史というものは残すべき大切なものなんですね。
そのため社史や記念誌の仕様をこだわる方が増えてきています。…さて、今回はここまで! 具体的な仕様の内容については、次回から複数にわけてご紹介します。
どうぞお楽しみに。●問い合わせ先はこちら●
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冊子印刷の前に考えたい「慣例にとらわれない仕様―報告書―」
2015年09月07日
冊子作成日誌仕様報告書・白書こんにちは、オリンピアの石橋です。朝夜と会社の行き帰りはずいぶん涼しくなりましたね。
先日、冊子の製作をご依頼くださったお客さまと打ち合わせをしたのですが、表紙や本文の紙、オプションなど全ての仕様を 「以前つくった報告書と同じものに」 というご指示をいただきました。
理由をお聞きしたところ 「今までずっとこの仕様でつくっていたから」 というご返答でした。
このように慣例に従って、冊子の仕様を決定するお客さまは少なくありません。
特に企業さまの報告書や学校関係の印刷物の半分以上は 以前つくった冊子の仕様を踏襲しているように思います。
また慣例だけではなく、よく使われるパターンに合わせてつくられる方も多々います。例えば報告書をつくる際におすすめの仕様 【黄金パターン】を覚えていますか?
表紙をレザック紙、本文の用紙を上質紙でつくるという仕様でしたね。
詳しくはこちらをごらんください。▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report1/報告書をつくる際、【黄金パターン】仕様を選ばれる方は大変多いです。
確かに、慣例や王道に沿って制作をしていれば 大きな失敗や間違いは少ないのかもしれません。
ただ所属されている会社や団体の中で「印刷物の仕様はこうでなければいけない」 という決まりがないのであれば、慣例にとらわれず、ご自身の会社や団体のイメージに合うもの報告書の内容に関連した仕様にしてみるのもいいかもしれませんよ。例えば「モノクロだけじゃなく、カラー印刷をしたい」
そんな方は、写真が綺麗に印刷できるコート紙を使用するのがオススメ。また「レザックよりももっとリーズナブルにつくりたい」
そんな方は、表紙を色上質に変更してみてはいかがでしょう。こんな風に慣例や王道パターンに縛られず、少し視点を変えてみるだけで これまでの報告書よりも綺麗で価格の安いものをつくることができます。
弊社は、お客さまがより良い冊子をつくるためのお手伝いをさせていただきます。
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要望や疑問など、気になることがあればスタッフまでお尋ねください。
皆さまの希望に添ったご提案をさせていただきます。 -
冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」写真を使いたい時は、ビビッドパタ ーン!
2015年07月01日
冊子作成日誌仕様記念誌こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。
今日は梅雨らしいお天気でしたね。
大阪では10時くらいが一番ひどく、雨がザーザーと降っていました。壁にあたる雨音がかなり鳴り響いていましたね。
今はすっかりやんでいるようです。以前、記念誌の見た目を豪華にしたい方におすすめの仕様をご説明しました。
覚えていますか?
具体的にいいますと、上製本(ハードカバー)という製本方法で冊子をつくりそれに布張りと箔押しの加工をするというものでした。▶冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/anniversary/今回は、記念誌に写真を掲載したい方に人気の仕様。
『ビビッドパターン』をご紹介します。具体的にどんなものかといいますと無線綴じ(くるみ製本)という製本方法で記念誌を製作。
表紙と本文の間に見返しを、また記念誌の表面には、コート紙製のカバーをつけるというものです。「この仕様が、なぜ写真を掲載するのにおすすめなの?」と疑問に思われた方もいるかと思います。
今回の仕様のポイントは、カバーをコート紙でつくること。
コート紙は、発色が良くカラー印刷や写真を掲載するのに最適な紙。
現に書店に並ぶ写真集や雑誌など、写真を掲載している書籍はほとんどがコート紙でつくられています。(書店に並んでいるものの多くは、表面にPP加工も施されています。)つまり、コート紙はカラー印刷をする上で王道の紙です。
そのため「カラー印刷希望!」や「写真を入れたい!」とおっしゃる方には今回ご紹介する仕様をおすすめしております。
コート紙について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/では、その他の部分に関してもう少し詳しくご説明いたしますね。
まず無線綴じ(くるみ製本)について。
これは本文を表紙で包み、背の部分を特殊なのりでとめるという製本方法です。
ページ数の多い冊子に多く用いられています。▶無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様
https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part2/また「ビビッドパターン」は「豪華パターン」よりも軽量ですので配布や持ち運びに便利。
そのため記念誌に写真を使用しない方でも「記念誌をパーティで配りたい!」とおっしゃる場合は「ビビッドパターン」をご案内することがあります。「豪華パターンかビビッドパターンか迷う!!」という方はお気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
お客さまのご要望に沿った仕様を、一緒に考えさせていただきます。●問い合わせ先はこちら●
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冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
2015年06月24日
冊子作成日誌仕様記念誌こんにちは、石橋です。
以前、報告書を作る際によく用いられる紙の組み合わせや、 加工技術をご説明しましたね。
覚えていますか?
▶「スタッフによる冊子作成日誌」報告書・白書
https://www.sasshi-insatsu.com/diary_whitepaper/今回からは記念誌におすすめの仕様をご紹介します。
記念誌とは、文字通り節目や大きな出来事があった時にその記念として制作される書籍。
特別な印刷物ですので「見た目を豪華にしたい!」と思われる方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたい仕様は製本の方法を上製本(ハードカバー)で作り、表面を布張りにすること。
表紙や背文字の入れる会社名や記念誌のタイトルを、箔押しで仕上げれば素敵な記念誌のできあがりです。具体的にご紹介いたします。
まずは上製本(ハードカバー)について。
本文と表紙を別で作り、最後に表紙で包んで張り込むという製本方法で作られた冊子です。
耐久性に優れ、厚めの表紙が特徴です。「もっと詳しく知りたい」という方は下のURLをどうぞ。
▶上製本(ハードカバー)について
https://www.sasshi-insatsu.com/hardcover/#a01b
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について-製本編-
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/「布張り」とは、表紙を上質な布で包み、貼付けること。
重厚感があり、格式高い雰囲気の冊子となります。最後に「箔押し」とは、文字や絵柄に熱と圧力を使って 金・銀・色箔を入れる印刷加工のこと。
光沢がとても美しく、高級感がでます。これらを用いることで品格のある素敵な記念誌に仕上げることができますよ。
さらに上製本(ハードカバー)には箱をつけることもできます。
他にももっと「こんな風にしたい」や「ここをもっと詳しく教えて!」という方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ。
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」耐久性と見た目がアップ、シールドパターン
2015年06月18日
冊子作成日誌仕様報告書・白書こんにちは、オリンピアの石橋です。
くもり空が続きますね。
半袖でいると少し肌寒い日々が続きますが、風邪は引かれておりませんか?これまで計3回にわたり希望に応じた報告書の仕様についてブログを掲載してまいりました。
今回が『冊子印刷オススメの仕様「報告書編」』の最終回となります。内容に入る前に、これまでに掲載した記事のおさらいをしましょう。
第一回目、『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
味わいのある革模様は、無地の表紙より温かみのある印象になりますよ。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/第二回目が『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンと比べると、スッキリとしたビジュアルな上に安価です!
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/第三回目が『カラフルパターン』。
表紙用紙「コート紙」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックや色上質よりも綺麗にカラー印刷ができます。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/上記のように、これまではコスト面や希望のビジュアルに合った紙の組み合わせについてお話してきました。
しかし最終回は、紙の組み合わせに関する記事ではなく報告書の耐久性を高めるために、表紙に特殊なフィルムを貼り付ける加工方法をご紹介。
名付けて「シールドパターン」についてです。具体的にどんなものかと申しますと、以前「カラフルパターン」でも少し触れましたが 印刷した表紙の上から接着剤を塗布し、ポリプロピレン…略称『PP』というフィルムと表紙を圧着させるという方法です。
いわゆる「PP加工」ですね。このPP加工することで、表面が保護されインクのはがれを防ぎ、長期保存が可能に。
見た目も紙印刷だけよりも光沢感が上がり発色も良く、そして丈夫!
そんな三拍子のそろった素敵な報告書となります。ただ報告書の耐久性をあげたいが、光沢のない仕上がりを希望する方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には、光沢のない仕上がりになる 「マットPP加工」がオススメ!
「光沢がないと地味になるのでは?」と思われがちですが、落ち着きと高級感のある見た目になりますのでご安心ください。より詳しい説明をご希望の方は、お問い合わせくださいませ。
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
2015年06月10日
冊子作成日誌仕様報告書・白書こんにちは、オリンピアの石橋です。
大阪は今日は梅雨の中休み。
真っ青な青空が広がっており、今年の夏も暑そうな予感がしました。以前ブログで、報告書を印刷する時の オススメスタイルを2つご紹介しましたね。
覚えていますか?まず、よく使用される様式『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックは革模様が施されているので、無地より温かみのある印象になります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/次に価格を抑えたい方に向けの様式『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンよりもシンプル…しかも安価というメリットがあります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/基本的に、上記は2つはモノクロ印刷です。
ブログを読まれている中には 「表紙をカラーでカッコ良くデザインしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、カラー印刷をするのにオススメの 『カラフルパターン』をご紹介します。
具体的な仕様は、表紙用紙をやや厚めの『コート紙』に変更し、本文用紙はお馴染みの『上質紙』という組み合わせ。
コート紙とは、上質紙の両面をコート剤・白土(クレー)で コーティングしたものです。
一般的な商業印刷にもよく使われており、表面には光沢がありツルツル。
カラー印刷がとても綺麗にできます。光沢がありツルツルしているコート紙にPP加工を施せば、さらにツルツルになり発色度もアップします。
またカラー印刷がきれいに印刷できる用紙にはマットコート紙もあります。
こちらも上質紙の両面をコート剤でコーティングしたものですが、コート紙と違って、つるつるというよりもマットな感じに仕上がります。レザックや色上質にもそれぞれ味わいがありますが、報告書の表紙にカラーを使いたいと考える方には 「カラフルパターン」がオススメです。
『黄金パターン』や『リーズナブルパターン』 そして『カラフルパターン』の仕様をより詳しく知りたいという方は お気軽にお問い合わせくださいませ。
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
2015年06月03日
色上質冊子作成日誌用紙仕様報告書・白書皆さま、こんにちは。 今日は久々に朝から大雨でしたね。
通勤ぬれませんでしたでしょうか?
梅雨入り目前で長靴もといレインブーツの購入を検討しているオリンピア印刷の石橋です。以前のブログで、報告書を印刷する際の黄金パターンの仕様についてお話しました。
覚えておられるでしょうか?
黄金パターンは、表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせでしたよね。▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/このブログを見られた方で、こう思われた方はいませんか?
「そうはいっても、お高いのでしょう?」と。
そうですよね、初めて制作される方には価格というのは未知の部分。
慎重になられるのも分かります。気になる費用についてですが、ご希望の冊数やオプションで変動しますので一概には申し上げられません。
詳しく知りたい方は、弊社自動見積りで算出してみてください。
▶自動見積り
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_booklet.phpでも、企業さまにとってコスト面は印刷・製本するにあたって重要な判断基準ですよね。
そこで今回は黄金パターンよりも安価な提案…
『リーズナブルパターン』をご紹介します。具体的にどんな仕様かというと黄金パターンの表紙に使われていた「レザック」を「色上質」に変更します。
たったこれだけです。黄金パターン:表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」
リーズナブルパターン:表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」色上質って何かって?
それは色付き上質紙のことです。 (厳密に言うと模造紙の部類なんですが。)
皆さまがよく目にする上質紙を着色しているものだとお考えください。
なので手触りは、上質紙と同じでつるっとしています。冊子印刷のオリンピアの色上質は33種類の中からよく使われる色を厳選しました。
通常のラインナップ以外の色を使いたい場合は、お知らせ下さいね。▶オリンピア印刷でお使いいただける色上質
https://www.sasshi-insatsu.com/howto/#step3上質紙は、言わずもがな、報告書の定番の本文用紙ですよね。
もちろん、色上質よりもレザックの方が、重厚感や華やかさはあります。
しかし色上質も長年愛されてきた紙で、優しいパステルの色合が、企業の報告書にはぴったりです。なので「表紙を色上質にしたら、ペラペラな冊子になってしまった!」
…なぁんて事態にはなりませんのでご安心を。
(厚みの選択にはご注意ください。)「コストダウンをしたい!」とお考えのお客さまは ぜひお気軽にお問い合わせ&ご相談くださいね。
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
2015年05月29日
冊子作成日誌仕様名称豆知識来週からはいよいよ6月ですね。衣更えはもう済みましたか?
オリンピア印刷の橋本です。こんにちは。今回は、製本する時に知っておくと便利な冊子に関わる名称についてご説明します。
本の部位や用紙にまつわる名称などさまざまあります。
今回は見た目の部分に的をしぼってみたいと思います。まずは冊子の表紙にご注目ください。
いろんな冊子を見ていると、おおまかに分けて表紙が厚い冊子と薄い冊子の2タイプがあることが分かります。
こちらの画像をご覧ください。このように、表紙が厚くなっている冊子を 「上製本(じょうせいほん)」といいます。
「ハードカバー」とも言ったりします。まず冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)をつくります。
その後、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本します。
すなわち「本文を綴じる工程」と「表紙をつくる工程」のそれぞれが別にあって、最終段階で合体するという製本方法なのです。
上製本は表紙が丈夫なので、耐久性に優れ、高級感があるのが特長です。続いてこちらです。
このように、表紙が薄いタイプの冊子を「並製本(なみせいほん)」という名称で呼びます。
上製本と違ってやわらかくて端が折れたりします。
ソフトカバーとかペーパーバックと言ったりもします。並製本の綴じ方の中に「無線綴じ」や「あじろ綴じ」「PUR製本」などがあります。
見た目は同じで区別がつきませんが、工程や材料が異なります。表紙は1枚の紙やクロスでできており、 本文の綴じに続いて表紙をくるむという、一貫工程の製本方法です。
書籍でよくみる文庫本や新書などもこの並製本、ソフトカバーのタイプになります。ちなみに・・
「同じ内容の本なのに、ハードカバーと文庫の 両方を出版するのはなぜ?」
と思ったことはありませんか?小説などの書籍が刊行される場合、多くはまずハードカバーで作られ、店頭に並びます。
平積みされているのをよく見かけますよね。表紙が丈夫なハードカバーは長期の保存に向いています。
一方で、手にした時になじみにくく、かさばるので持ち歩きにくいという面もあります。
そこで、ハードカバーで刊行したあとに、より多くの読者へと向けてサイズや値段が手頃なソフトカバー仕様の冊子として文庫版を販売することが多いようです。しっかりした作りのハードカバーと、 よりリーズナブルで手になじむソフトカバー。
両方を出版することは、 どちらを重視する読者にも読んでもらうための それぞれの長所を活かした方法と言えますね。
今回は大まかな名称をご紹介しましたが、 冊子の種類は他にも細かく分かれております。
不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。●問い合わせ先はこちら↓↓
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
2015年05月27日
冊子作成日誌レザック用紙仕様報告書・白書こんにちは。オリンピア印刷の石橋です。
我が社の近くに「うつぼ公園」という公園がありお昼に行ってきました。
バラが満開に咲いており、まるで秘密の花園。
仕事といえど気分転換は必要ですよね。4月、5月を振り返ると、報告書のご注文が多かったように思います。
特に年度の変わり目である3月の終わりから定期会議が多く行われる春先にかけて、多くの会社様から報告書の印刷をご依頼いただきました。
一口に報告書といっても、年次報告書や会計報告書、白書など…さまざまな種類があります。膨大な数のデータを集めたり、資料づくりを行ったり。
原稿を拝見しているだけで、皆様の苦労が忍ばれます。しかし、いざ完成した原稿の印刷製本を依頼しようと思っても、どういった仕様でつくったら良いのか?とか、どんなものがベターなの?とか分からず、依頼を迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のため、今回は報告書を印刷する際におすすめしている黄金パターンを紹介いたします。
それは表紙がレザック紙、本文が上質紙という組み合わせ。まずは表紙のレザックから。
これは加工で凹凸をつけた厚手の紙のことです。
世間一般ではファンシーペーパーという種類になります。
レザックとはレザーライクから来ており、革模様が施されているため無地よりも温かみのある印象を与えます。実はレザックはたくさん種類があります。
○レザックについて
http://www.takeo.co.jp/よく見知ったこのレザックは「レザック66」といいます。
いつの間にか「レザック」といえば「レザック66」を指すようになりました。カラーは、ミントやモモなど可愛らしいパステルカラーから、シックな「銀ねず」や「うすねず」まで、13種類の色見本からお選びいただけます。
また報告書の本文に使われる上質紙は、ざらっとした手触りで色味はナチュラルホワイト。
丈夫で紙の厚さによって、会社でのコピー用紙や学校関係の資料、ノートやポストカードなど幅広い用途で使われます。
皆さまのオフィスでも、使っているかもしれませんね。
もしあれば、実際に触れて感触を確かめてみてください。
資料請求でもご確認いただくことは可能です。
「こういう紙で報告書をつくるのか」と、冊子のイメージが浮かびやすいかもしれませんよ。
以上、今ご説明したものが報告書の中で、一番ポピュラーな体裁です。ただ「もっとリーズナブルに作りたい」や「こういうこだわりがある!」という方は、自動見積もりをお試しいただくか、お気軽にスタッフまでご相談くださいね。
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