スタッフによる冊子作成日誌
豆知識
冊子の名称や用語解説など、冊子に関するちょっとした豆知識を紹介します。
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表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編8】「ワンポイントデザインで冊子の表紙を華やかに!」
2016年07月01日
冊子作成日誌製本豆知識デザインデザイナーのいのせです。
今日から7月ですね。
7月って僕のイメージでは、夕暮れ、浴衣、笹など、やっぱり七夕のイメージが強いです。
あと夏祭り!
夏祭りといえば屋台!
最近ではB級グルメで有名になった焼きそばやホルモン焼きなど多種多彩になっていますよね。
何を食べようか悩むけど、最終、やっぱり焼きそば、タコ焼き、ベビーカステラあたりに落ち着きます。
昨年は仕事で行けなかったけど、今年はなるべく行ってみようかと思っています。では、本題です。
今日はワンポイントデザインで表紙を素敵に見せる方法をご紹介します。
デザインといっても、表紙に「絵」や「写真」などを付け加える程度の簡単なものです。
「表紙のレイアウトする」ということは「表紙のデザインをする」ということ。
「デザインをする」ということは「素敵に見せる」ということだと思っています。「旅行記」や「趣味の冊子」といった思い入れのある内容の冊子をつくる時に表紙が「文字」だけだと内容も雰囲気も伝わりにくいですよね。
たとえば、書店などの本を見ると、「文字」だけの表紙ってあまりありません。
なぜなら、表紙を見てもらって、ある程度本の内容や雰囲気などを伝えて興味を持ってもらわないといけないからです。書店などの本は極端な例で、とてもまねできるものではありません。
ただ、表紙に「(冊子の)本文の雰囲気を表現したい」
という想いは共通なのではないかなと思います。「旅行記」を例にあげてみたいと思います。
ここにお気に入りの写真を、ワンポイント挿入してみます。
よくばって写真を3枚貼ってしまいましたが・・・
どんな景色を見てきたのかが表紙から伝わってきますね。こんなワンポイントはどうでしょう?
旅先のガイドブックをスキャニングして表紙に加えてみました。かなり旅の表紙になった気がします。
このように本文で使用した材料などでもちょっとしたワンポイントデザインの表紙ができました。「表紙に必要な文字」プラス「ワンポイント」でちょこっと素敵な表紙をつくってみましょう!
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表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編4】「表紙のタイトルなど文字の大きさと揃え方2」
2016年06月16日
冊子作成日誌豆知識表紙デザインこんにちは。
デザイナーのいのせです。
みなさんは時計をする派ですか?
それとも、時計はしない派ですか?
僕は時計をする派なんです。
この前友達と会っていた時にたまたま時計をするのを忘れてしまって、ないって分かっててもいつもの癖でふっとしたときに時計をみてしまうんですね。
それをみてた友達が「時計なんていらない、携帯で充分!」って言うんです。
確かに携帯の時計の方がデジタルだし正確で見やすいかもしれないんですが、いちいち携帯をとりだして見ないといけないのが面倒くさいような、、、 でもそれよりも左手首に時計がないと気持ちが悪いんですよね。では本日の本題です。
前回は、文字の大きさの優先順位についてお話しましたが、今回は文字の置く位置・揃えに注目してみましょう。
前回は表紙の真ん中(センター)に揃えたレイアウトが中心でした。
次は、文字を表紙の「右揃え」「左揃え」にしてみます。何のために「右揃え」「左揃え」にするのでしょう?
(もちろん絶対に守らなければいけないルールではありません。)
「右揃え」なら左下、「左揃え」なら右下にスペースができたことにお気づきでしょうか?
(当たり前だ!と怒らないでください・・・)
レイアウトを考える上で意図的にスペースをつくるということはとても大切なことなのです。
スペースができた分、今のままでは少しアンバランスに感じる方もいるかもしれません。
仮にこの表紙に「写真」を入れなければならない時はどうでしょう?もしくは、「目次」が必要な時にはきれいにレイアウトがまとまり、アンバランスな感じがなくなりました。
このように表紙に入れる原稿によっては、意図的にスペースをつくり、レイアウトすることもあります。
きれいで見やすい表紙をつくる上で、ぜひ参考にしてみてください。ちなみに・・・私ルールですが、この「目次」の入った「右揃え」と「左揃え」の表紙。
この違いがおわかりでしょうか?実は、「目次」が右にある方が「左開きの冊子」、目次が左にある方が「右開きの冊子」です。
(絶対に守らなければいけない決まりではないですよ〜。)
逆にすると、冊子を持ってページをめくる時に「目次」が手で隠れて見えにくくなるのです。●問い合わせ先はこちら●
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冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜入稿のやりとり編〜
2015年08月24日
冊子作成日誌データ豆知識入稿皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
夏の疲れがでたのか、体調を崩しておりました。皆さまもお気をつけ下さい!前回は、入稿データについてお話ししました。
今回は、作成後の流れ、すなわち「作ったデータを、どうやってやりとりするの?」というご質問にお答えいたします。お客様のご用意した印刷用データを受け取る方法は、大きく4つあります。
【その1】メール入稿(10MBまで)
まずは、Eメールにデータを添付して、入稿専用のアドレス data2011@sasshi-insatsu.com までお送りいただく方法です。
手順は以下の3ステップ!①印刷用データを圧縮し、10MBまでに収めます。
②件名の欄に、あらかじめ自動見積もりをしていただいた際に お知らせする「受付番号」を入力します。
③そして送信!簡単ですね!【その2】インターネット入稿(100MBまで)
容量が大きいデータの場合は、 弊社のサーバーへのアップロードをおすすめしています。
①データを1つのフォルダにまとめて、zip形式に圧縮します。
②お見積もり完了後に弊社からお送りしている注文後の自動配信メールに掲載の「アップロード専用URL」から、アクセス画面の指示に従い、データをアップします。
データが100MBを超える場合には、数回に分けてアップロードすれば可能です。残りの方法については…次回!お伝えいたします。 どうぞお楽しみに!
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デザイン発注を飛躍的にスムーズにする方法とは?
2015年08月19日
冊子作成日誌豆知識こんにちは、オリンピアの石橋です。
以前、無料でお使いいただける表紙のテンプレートについてお話しました。
覚えておられますか?無料の表紙テンプレートにご興味のある方は以下のURLから以前掲載した該当記事をご覧ください。
「表紙で冊子の出来映えがきまります。お客様にお使いいただける無料デザイン15種類。」 ▶ https://www.sasshi-insatsu.com/diary/coverdesign_free/
ただ「表紙をこだわりたい、けど制作する冊子の内容が無料デザインサンプルの雰囲気とマッチしない。」
そんな方には、自分好みの表紙デザインをご注文いただくことも可能です。
表紙デザインのスムーズな注文方法については以下のURLから以前掲載した該当記事をご覧ください。「冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜見本編〜」
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/compileabooklet_sample/さらに今回は、表紙だけでなく冊子自体を発注する際に気をつけておきたいポイントについてお話します。
冊子を印刷する際に教えて頂きたいことが4つあります。
①「何をつくりたいか」。
記念誌や情報誌、会報誌や作品集など どういったジャンルの冊子をおつくりになりたいかを教えてください。②「つくる目的」。
例えば、【会社の創立30周年を記念する冊子をつくりたい】 【創作したものが多くなってきたので、作品集としてまとめて整理をしたい】など冊子をつくる目的をお聞かせください。③「誰のためにつくるのか」。
企業さまの場合は【社員さまへの配布用】【自分が所属するサークルの仲間に向けて】など、どなたに向けて発行される冊子であるかをお教えください。④「予算について」。
【予算○○円の範囲内で制作したい】などお考えであればおっしゃってください。以上のことをお教えいただくことで、冊子のコンセプトなど、軸となる部分を理解し制作する冊子全体の展開の方向性や文体、デザインを決定できます。
そのため冊子印刷のご注文を検討されている方は、先ほど挙げました4点を頭の隅に置いて注文していただけたらと思います。
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冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて」
2015年07月23日
冊子作成日誌綴じ方豆知識皆さん、こんにちは!オリンピアの石橋です。 梅雨はあけたものの雨続きの関西からお届けします。
前回、縦型冊子についてお話をしました。 詳しくはこちらをごらんください。
▶冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて」 https://www.sasshi-insatsu.com/diary/knowledge_portraitstyle/
今回は、横型冊子についてお話したいと思います。
横型冊子とは、紙面が横に長い書籍のことです。
そのためワイドな構成の写真集や絵本をつくる時におすすめです。ワイドな構成って一体どんなもの?と思われた方。
下の写真をごらんください。この2つは同じ大きさの縦と横の紙に、町並みのイラストを掲載できる限界まで拡大したものです。
写真の印象が大分ちがいますよね。
横型の方がダイナミックな印象を受けませんか?
理由は、イラストのパノラマ感を残したまま掲載できるからです。広大な原っぱ、果てのない水平線……
そんな息を飲むような力強い写真やイラストをそのまま活かしたい場合は横長が良いということですね。では縦型冊子は、写真を掲載するのに向かないのかといえば、そうではありません。
縦長の写真やイラストを掲載するのにおすすめです。
理由は、人の視覚は横長にできているので 縦に長いものを見る場合には 目線を下へ下へとずらしていかないといけないから。
そうすることで、内容を無意識にじっくりと見たり、実物の写真やイラストよりも長く感じたりするからです。つまり、写真の良さを活かした冊子をつくりたい場合は、縦長のものは縦型、横長のものは横型が良いということですね。
(そんなの当たり前でしょ!という突っ込みが聞こえてきそうです……)冊子づくりを考えられている方は、型によって掲載する図形や写真、イラストの印象も変わることを頭に入れて縦型や横型をお選びいただけたらと思います。
ブログ内容への疑問や質問、それ以外にも見積りやご相談など、困ったことがあればお気軽にスタッフまでご連絡くださいませ。
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冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて
2015年07月17日
冊子作成日誌綴じ方豆知識皆さん、こんにちは!オリンピアの石橋です。
台風11号は通りすぎ日本海に抜けたとのことですが、大阪では雨が降りしきっています。今回から冊子の縦型と横型の違いについて、2回に渡ってご説明したいと思います。
ではまず、縦型について。
縦型の定義は「長い辺で綴じられた冊子」ということです。それだけだと、ちょっと分かりにくいと思いますので下の写真をごらんください。
ブルーの冊子は左側の長辺が、ホワイトの冊子は右側の長辺が綴じられていますよね?
だから「縦型」の冊子なのです。縦型の冊子は、もともと縦書きが主流だった日本語の文章を掲載するのに適しているといわれています。
とはいえ、今では横書きの縦型冊子も多くあります。その理由は、以前のブログでもご紹介しましたが、「右綴じ」の場合は本文を縦書き、
「左綴じ」の場合は横書きが見やすいから。そのため、縦型の冊子であっても左綴じであれば、横書きの文章を掲載することが多々あるのです。
▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/
▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜ヨコ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding3/では、横型はどんな冊子をつくるのに向いているのでしょうか。
……気になりますね! しかし、残念ながら今回のブログはここまで!
気になる横型の詳細は次回のブログにてご説明いたします!「こんな冊子をつくりたいけどできるかしら」とお悩みの方はお気軽にご相談ください。
スタッフがお客さまの「つくりたい」を叶えるご提案をさせていただきます。●問い合わせ先はこちら●
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冊子印刷をする際に、知っておきたいこと『冊子のサイズについて』
2015年07月09日
冊子作成日誌用紙豆知識こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。 今年の夏初めて蝉の声を聞きました。
蝉が鳴くと夏!っという感じがしますね。
今週末は暑くなるようですので、熱中症に気を付けてくださいね!さて、今回は冊子のサイズについて お話させていただきます。
以前、お客さまからいただいた質問に こんなものがありました。
「冊子のサイズって開いた状態のこと? それとも閉じた状態のこと?」
本のサイズは、閉じた状態での大きさを指します。
閉じた状態でA4、開いた状態でA3ならば その冊子は「A4サイズの本である」と いうことになります。サラッと書いてしまいましたが、本を開くことで紙面は2倍の面積となりましたが、 サイズの呼称がA4からA3へと数字が小さくなっています。
理由を簡単に申し上げると、紙面のサイズが倍になると 呼称の数字が1つ減るのです。
下の図をご覧ください。このように、Aの横の数が小さい紙ほど サイズが大きいということになります。
つまりA3の倍がA2、A2の倍がA1と 呼称とサイズは反比例の関係になっているのです。いかがでしょうか? 呼称とサイズの関係を少しでも掴んで頂けましたか? 何か不明な点がございましたら、 お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編3 上製本(ハードカバー)ー
2015年07月03日
冊子作成日誌名称豆知識皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
7月に突入しましたね!2015年もはや半年が終わりました。後半もがんばりましょう。冊子の各部分の名称について、数回にわたってご説明しました。
名称シリーズは、今回で一旦終了します。
ラストにふさわしい(?)マニアックな箇所にせまります!まずはこちら。
表紙の内側の、背の部分に布があるのが見えますでしょうか?この部分を「花布(はなぎれ)」と言います。
「ヘッドバンド」、略して「ヘドバン」と言うこともあります。
元々は補強として、最近では飾りとして付けられることが多いです。続きましては、この部分。
先程の、花布の画像にも写っている、ひも状のもの。こちらは「栞(しおり)」、別名「スピン」です。
その名のとおり、冊子を読む時に栞として使える部分ですね。かっこいい名称が続きますが、いよいよトリを飾るのはこの部分!
画像では下側を写していますが、表紙の小口側の上下にある部分… ここの名称は、ずばり「角(かど)」です。
そのままですね!(笑)ちなみにこの画像をよく見ると、 ちょっと内側に曲がっているというか、 削れているというか、よれているようにも思えませんか? …そうなんです、角の部分は、 当たったりこすれたりすることが多くて、傷みやすいんです。
そこで、「角丸(かどまる)」「丸隅(まるすみ)」と言って はじめから丸く仕上げる加工や、 革やクロスを貼る「角革(かどかわ)」、金属を貼る「角金(かどかね)」という補強をしたりする装丁もあります。
もちろん他にも、お好みや目的にあった製本を ご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね!
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2 カバー ー
2015年06月26日
冊子作成日誌名称豆知識こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
街を歩けば、夏のバーゲンのポスターが見られるようになりましたね!
もうすぐ梅雨があけますね。以前のブログでは、冊子の各部分の名称について少しご紹介しました。
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part1/今回も引き続きご紹介いたします!
おなじみの上製本(ハードカバー)を見てみましょう。まず、表紙全体が紙でくるまれていますね。
(画像では、分かりやすいように少しはがしていますが…)
これが「カバー」です。
もしくは「ジャケット」とも言います。
これは比較的、よく耳にする名称ではないでしょうか。
紙でなく、ビニール製のカバーを施している冊子もたまにあります。
ビニール製のカバーは手帳などによく見られますね。折り返し部分は「そで」と言いまして、よく、著者の写真やプロフィールなどが掲載されています。
続いてこちら。
冊子の下部、つまり前回お話しした「地」の側ですね。
そこには、さらにもう1枚巻かれてます。
これは「帯」と言います。ベストセラーや新刊などに、「ドラマ化決定!」という告知や 「○○氏、絶賛!」という推薦文などが印刷されているのをよく見ますよね。
帯は後から付け替えやすいので 期間限定の情報を載せるのに適していますし、 最近では、カバーと関連づけたデザインや仕掛けを施して、 帯がかかった状態と帯をめくった状態の 両方楽しめるような装丁の冊子も多く見られます。次は表紙を開いてみましょう。
この左右に貼り付いている紙、 すなわち表紙の内側と、冊子の中身のページとをくっつけている部分を「見返し」と言います。
そしてさらにめくります。
タイトルが載っている部分を「扉」と言います。
ここから、冊子の内容が始まっていく訳ですね!それでは今回はこのへんで…。 カバーや帯、扉のデザイン等もぜひご相談ください!
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
2015年06月19日
冊子作成日誌名称豆知識こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
6月もはや半ば。
皆様いかがお過ごしでしょうか。このところ、綴じ方や表紙など、冊子にまつわる名称についてご紹介してきました。
[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー表紙編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-cover/[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー綴じ方編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/今回は、ついにと言いますか、今更と言いますか、冊子の各部分についての名称を一挙にご説明いたします!
保存版ですよ。今回は上製本を例にとってみます。
まず、本の上部ですね、ここを「天(てん)」と言います。
上側にあるから天…分かりやすいですね!
冊子の見映えを良くするために、天の部分に金箔などを塗ることもあります。
見たことのある方も多いのではないでしょうか。次に、前回説明した背表紙に接する部分を「ノド」と呼びます。
ページとページをくっつけている部分なので、ノドの付近には余白が取られていることが多いです。
一方、ノドの反対側を「小口(こぐち)」と言います。
辞書などで、目的のページを開きやすいように「あ・か・さ・た・な」とインデックスが書かれている部分ですね。
そして、本の下部。
「上が天ってことは…下は地?」 と思ったあなた!その推理…お見事です! そうです、下部は「地(ち)」と言います。
ではまとめです。
本を開いた状態で見てみましょう。
ページとページをくっつけている奥側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。
他にも数々の名称がありますが、今日のところは基本の4か所についてご説明しました。
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