スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

これが噂(?)の刷版。一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。
ホームページ上でオリンピア印刷工場見学【第二回目 前編 刷版】
2016年07月22日
冊子作成日誌豆知識工場見学オフセット印刷

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の石橋です。

暑い日が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか?
急に暑くなってしまってクーラーの加減がわからなくて夏風邪をひいてしまっている人も多いようですよ。
体調にはくれぐれもご注意くださいね。
私も元気に夏を満喫できるようにちゃんと体調管理をしていきたいと思っています。

では、本日のブログです
ホームページ上でオリンピア印刷工場見学【第二回目 前編 刷版】

さぁ、前回同様オリンピア印刷の社員さんのお仕事の邪魔をせず、しかし礼儀正しく社内に潜入したいと思います!
「こんにちは、密偵の石橋です。オフセット印刷機を見にきました」
ごあいさつも済んだところで、印刷機のところへレッツゴー!
目的地にたどり着くまでの間でオフセット印刷機の「オフセット」という名称の意味と「印刷の仕組み」についてお話いたします。
これらを知っておくことで、次回のオフセット印刷機についての説明がより分かりやすくなりますよ〜。

これが噂(?)の刷版。一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。

これが噂(?)の刷版。一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。

オフセット印刷機の「オフセット」は刷版についたインキをブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーにいったん移し(Off)、そのブランケットを介して印刷用紙に転写(Set)するという印刷の仕組みからついたとされています。
文章では少し分かりにくいですね。
箇条書きにしますと

①刷版にインクをのせる

②①のインクをブランケットに写す(Off)

③写し取ったブランケットのインクを紙に載せる(Set)

オフセット印刷とはこのような流れです。どうでしょう。
少しはオフセット印刷の過程が伝わりましたか。
次に今回と前回のオンデマンド印刷機の解説でも出てきた「刷版」という用語について遅ればせながらご説明いたします。

刷版とは、判子のように文字や絵を紙に印刷するための道具。
下の画像をご覧ください。

これが噂(?)の刷版。
一見、紙のように見える判子とは似ても似つかないビジュアルですね。
刷版の素材はPS版(Presensitized Plate)というアルミ製の板。
立体的な形状のハンコとは異なる平面的なつくりの刷版ですが紙に文字や絵を転写する仕組みは同じ。
印刷した際に白くなる部分はアルミの表面が削られ凹んでおり、黒くなる部分は削られず残されているのでインキがのり印刷されます。

以上が「オフセット」という名称の意味と「印刷の仕組み」の説明です。次回は、オフセット印刷機自体のお話をさせていただきます。

乞うご期待!

 

 

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表紙をめくってみました。(オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜)
オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜
2016年07月19日
冊子作成日誌仕様プロジェクトO(オリンピア)オプション

オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜

皆さん、こんにちは。
オリンピア印刷新人の藤原です。

みなさん、世間は三連休明けのお仕事ですね。
お休みはいかが過ごされましたか?

前回は、箔押しについてお話しいたしました。

オプションを知ろう・箔押し~プロジェクトO~のページへ

高級感が出る、文字通り「箔が付く」加工ということでしたが、今回ご紹介する加工も、高級感が増す加工です。
まずはこちらをご覧ください。

表紙をめくってみました。(オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜)

表紙をめくってみました。(オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜)

表紙をめくってみました。
「…え?表紙めくっただけの写真だよね?これのどこに加工が?」
と戸惑われている方も多いかと思います。そうでしょうとも!
実は、表紙にくっついている、この山吹色の紙に注目してほしいのです。

この紙をめくると本文ページが始まります。(オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜)

この紙をめくると本文ページが始まります。(オプションを知ろう・見返し〜プロジェクトO〜)

この紙をめくると本文ページが始まります。
この山吹色の紙をめくると、本文ページがありますね。
このように、表紙と本文をつなぐために表紙内側に貼付けられた紙を「見返し」と言います。
表紙と本文の間に紙が入ることで、中にもう1枚表紙があるような高級感が出て装丁の重厚感が増す、という効果があります。
また、冊子に厚みが生じることで補強にもなりますね。
さらに、表紙の色とのバランスや、仕上がりイメージなどを踏まえて用紙をセレクトされると、よりデザイン性の高い冊子になりますよ!
もちろん、オリンピアでは多彩な色や用紙をご用意しております。
詳しい色見本などにつきましては、お気軽にオリンピアにお問い合わせくださいね。
一同、お待ちしております!

 

 

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ドーンと大きな物体が目の前に現れました。
ホームページ上でオリンピア印刷工場見学【第一回目】
2016年07月15日
冊子作成日誌豆知識工場見学

皆さま、こんにちは。 オリンピア印刷の石橋です。

このまえ気がついたのですが、この雨女とか雨男、晴れ女、晴れ男ってよく言うじゃないですか、梅雨の時期でも晴れ女、晴れ男ってやっぱり晴れるんですよ!
この間、晴れ女と自他ともに認める友達の結婚式があったのですが、憧れの「ジューンブライド」、まさに梅雨の真っただ中、天気予報で降水確率90%以上の日がずっと続いていて、みんなでさすがに晴れないよね~、なんて言ってたら、なんと結婚式の始まる直前に雨が上がったんです!
しかも青空まででてきた!
びっくり!
ほんものの晴れ女でした。
ちなみに私は小雨女です。
なんとまぁ中途半端ですが、楽しみにすればするほど、旅行やイベント事のときは傘が必要ってほどでもないんだけど、曇っててたまにパラパラと小雨が降るんです。
みなさんは、雨?晴れ?小雨?のうちどれですか?

前回より始まりました 「ホームページ上でオリンピア印刷工場見学」

さて、早速ですがオリンピア印刷の中に入ってみましょう。
「こんにちは〜」 密偵ですが、親しき仲にも礼儀あり。
従業員の方々にご挨拶をしたところで調査開始です!
ズンズンと奥へと進んでいくと 大きな白い物体が見えてきました。

ドーンと大きな物体が目の前に現れました。

ドーンと大きな物体が目の前に現れました。

ドドーンと大きな物体が目の前に現れました。
…これは一体何でしょう。
人の背丈よりも大きなこの物体。
観察したところ、どうやら隣のパソコンと繋がっているようです。
パソコンの画面覗き込もうとしたその時…。

「それはオンデマンド印刷機ですよ」

あ、あなたはオリンピア印刷の公式ホームページでも お馴染みの橋本さん!

「こんにちは。石橋さん、密偵お疲れ様です」

お疲れです!って、こんな風に話していては もはや密偵ではないような…。
しかし、良い所に登場してくださいました!
オンデマンドってどういう意味ですか?
またオンデマンド印刷機ってどういう機械ですか?

「まず、オンデマンドとは利用者から要求があった時に 求めに応じたサービスを提供する…という意味。
つまりオンデマンド印刷機とは 必要な部数を必要な時に印刷できる機械のことですよ。
ちなみに、さっき覗き込んでいたパソコンから部数やデザインなど 細かなデータをオンデマンド印刷機に送っているんです。」

必要な部数だけ、必要な時に…?
要するに…オンデマンド印刷機とは 小ロットや短納期の印刷にも 対応できる機械である…ということでしょうか。

「その通り。
オンデマンド印刷機は刷版をつくらないで その分のコストや時間を削減することができる印刷機械。
また刷版をつくって一度に大量の印刷を刷ることができる機械を オフセット印刷機といいます。
刷版は判子のようなものをイメージしてもらえたらと思います。
この説明では足りない、オンデマンド印刷機をより詳しく知りたい… そんな方はこちらをごらんください」

よくわかる「オンデマンド印刷」と「オフセット印刷」の違い3―オンデマンド印刷機について

「オリンピア印刷には先ほどご紹介した、 カラーオンデマンド機以外にも様々な機械があるんですよ」

オリンピア印刷にあるオンデマンド印刷機。(印刷機4種類)

オリンピア印刷にあるオンデマンド印刷機。(印刷機4種類)

オリンピア印刷にあるオンデマンド印刷機。
おぉ、印刷機がたくさんありますね。

「いえいえ。これは社内にあるオンデマンド印刷機の まだほんの一部ですよ」

そうなのですか?

「はい、印刷する用紙の大きさや印刷速度など… 個々のお客様のニーズに的確に応えるには、 多種多様な機械が必要となってきますからね。」

なるほど。
だからオリンピア印刷では 分厚い記念史から一枚のチラシまで 多彩な印刷物に対応できるのですね。
法人さま、個人さま問わず多くのお客様から ご満足のお声を頂戴しているのも頷けます。
それでは密偵として次の場所へ調査に向かいますので!

「はい、頑張って下さいね〜」

橋本さんに助けていただき オンデマンド印刷機について詳しく ご紹介することができました。
次回のブログでは今回軽く触れていた オフセット印刷機についてお話いたします。
どうぞお楽しみに!

 

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タイトル部分にご注目ください!(箔押し・銀箔_1)
オプションを知ろう・箔押し〜プロジェクトO〜
2016年07月12日
冊子作成日誌仕様表紙プロジェクトO(オリンピア)デザインオプション

皆さん、こんにちは。オリンピア印刷新人の藤原です。
前回のブログから日にちがあいてしまい、久々の登場となります。
相変わらずジメジメとした湿気の多い日が続いていますが、みなさんおかわりありませんか?
この時期、体調がくずしやすくなったり、身体が重くなって何をするのも億劫になってしまうのですが、こんなときこそパワーをつけようと、先日焼き肉をがっつり食べにいきました!
みなさんも、パワーのあるものを食べて、元気に梅雨を乗りきりましょう!

では、前回は、冊子をより機能的に、より豪華に仕上げる加工オプションのうち、光沢の出るPP加工についてお話しいたしました。

前回の「オプションを知ろう・PP加工〜プロジェクトO〜」ブログページへ

今回ご紹介します加工も、光りもの系つながりということで…こちらでございます!

 

タイトル部分にご注目ください!(箔押し・銀箔_1)

タイトル部分にご注目ください!(箔押し・銀箔_1)

タイトル部分にご注目ください。
タイトルと著者の部分がシルバーに光っているのが分かると思います。
これは「箔押し加工」という加工オプションでして、文字の金型を使って銀箔を転写させるというものです。
印象的であるとともに、文字部分だけが輝くので華美になりすぎるのを避けたいという方にもおすすめですね。

シルバーならではのインパクトがありますね。(箔押し・銀箔_2)

シルバーならではのインパクトがありますね。(箔押し・銀箔_2)

シルバーならではのインパクトがありますね。
寄って見ると、箔押しの部分にも布ばり表紙のぽこぽことした感触が残り、何とも言えない風合いですねー。
しっかりした布ばり表紙に、シルバーのきらびやかさがマッチして、高級感や品格がより際立っているように思えます。
写真は追悼集を例としていますが、他にも、自分史や記念誌などの思い出を残す一冊、あるいは格調の高さを求められる学術誌などにも持ってこいではないでしょうか?
ちなみにこちらの箔押し加工、オリンピアでは写真のシルバーだけでなく、ゴールドもございますので、表紙の色やお好みなどに合わせてセレクトしてお選びいただけます。

そしてさらに!

写真のような上製本のみならず、無線綴じにも対応しております!
ご興味のある方は、ぜひご相談くださいね!

 

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ホームページ上でオリンピア印刷の工場見学をしよう!【予告編】
2016年07月08日
冊子作成日誌豆知識ちょこっと印刷話工場見学

こんにちは。久しぶりの登場です!
オリンピア印刷の石橋です。
みなさん、お変わりないですか?
もう、7月ですね。
前回のブログ登場が2月だったので、なんと、約5カ月ご無沙汰してしまっていました。
またちょくちょく登場いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

では、本日のブログです。
突然ですが、先日お客様からオリンピア印刷の印刷・製本工場を見学したいというお問い合わせをいただきました。
ただ残念なことに弊社では、印刷・製本工場の見学を受け付けておらずお断りすることに…。
(打ち合わせ等の理由でご来社いただくのは問題ございません)

これまでブログでは、様々な紙の種類や印刷方法をお話ししてきました。
しかし、いくら仕様や製作方法をお伝えしてもご自身で丹精込めてつくられた冊子がどのような場所で製作されているのか気になりますよね。

そ・こ・で!!
私が密偵(うそです、許可をとっております)となり、オリンピアの印刷・製本工場に潜入。
普段は見られない冊子製作の本物の現場でゲットした様々な情報をこれから数回にわたりご紹介していきたいと思います。
具体的には、印刷・製本工場にある機械の名称や機能などの基本情報はもちろん、それらの機械によって冊子が製作されていく様子を詳しくレポートする予定です。

乞うご期待!

探偵気分で、オリンピアの内部情報を調査して参ります!

 

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表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】 「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」表紙1
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」
2016年07月05日
冊子作成日誌豆知識表紙デザイン書体

デザイナーのいのせです。

昨日、お弁当用に焼いておいていた鮭をちょっと目を離した隙にうちのネコに食べられてしまいました。
足元で「みゃーみゃー」泣いているなって思ってたら、いなくなったのでどこかに行ったのかと思ってそのままにしていたら、なんか気配を感じるんですよ
ふっとテーブルの上を見てみるとテーブルの上にあった鮭をムシャムシャ食べていたんです、、、
あ~~あ~、、、
ちゃんと食べられないようにしておかなかった僕が悪いんですが、、、、
歳をとっていても、美味しいものには鼻がきいて、俊敏動くんですね。
油断大敵です。

 

自分で冊子の表紙をつくった時に、「どこかパッとしないなぁ」「もっとメリハリをつけたいなぁ」と思った時のちょこっとポイントをご紹介します。

レイアウト作業をする中で、それぞれの文字の大きさや写真・挿絵などの大きさを「どのくらいにしようか」と考えることがあります。
全て同じくらいの大きさにしてしまうと、どれがタイトルなのか、何を伝えたいのかが見る人に伝わりにくくなると思います。

だから、
「タイトルを大きくします」
「キャッチコピーを大きく目立たせます」
「写真やイラストなどのイメージを大きくします」
などなどの工夫をするのです。

いくつか例をあげてみます。
例えば、このような表紙があったとします。
だいたい同じくらいの文字の大きさになっています。

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】  「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】 「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

 

やはり「タイトル」をきちんと印象づけたいので「タイトル」を大きく主役にしてみます。

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】  「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】 「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

 

 

それよりも「本文の雰囲気を伝えたい」ので「イメージ」を大きくレイアウトします。

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】  「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編9】 「表紙のレイアウトに困った時は、主役を決めましょう」

 

いやいや「もっとおもいきり主役を目立たせよう!」と印象的にコピーを大きくしました。

いかがですか?

「主役」を誰にするかで表紙の印象がずいぶんと変化しますね。
「主役」を決めるということは「メリハリをつける」ということかなと思っています。

今つくられている表紙の「主役」は誰ですか?

 

 

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タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編8】「ワンポイントデザインで冊子の表紙を華やかに!」
2016年07月01日
冊子作成日誌製本豆知識デザイン

デザイナーのいのせです。

今日から7月ですね。
7月って僕のイメージでは、夕暮れ、浴衣、笹など、やっぱり七夕のイメージが強いです。
あと夏祭り!
夏祭りといえば屋台!
最近ではB級グルメで有名になった焼きそばやホルモン焼きなど多種多彩になっていますよね。
何を食べようか悩むけど、最終、やっぱり焼きそば、タコ焼き、ベビーカステラあたりに落ち着きます。
昨年は仕事で行けなかったけど、今年はなるべく行ってみようかと思っています。

 

では、本題です。

今日はワンポイントデザインで表紙を素敵に見せる方法をご紹介します。

デザインといっても、表紙に「絵」や「写真」などを付け加える程度の簡単なものです。

「表紙のレイアウトする」ということは「表紙のデザインをする」ということ。
「デザインをする」ということは「素敵に見せる」ということだと思っています。

「旅行記」や「趣味の冊子」といった思い入れのある内容の冊子をつくる時に表紙が「文字」だけだと内容も雰囲気も伝わりにくいですよね。
たとえば、書店などの本を見ると、「文字」だけの表紙ってあまりありません。
なぜなら、表紙を見てもらって、ある程度本の内容や雰囲気などを伝えて興味を持ってもらわないといけないからです。

書店などの本は極端な例で、とてもまねできるものではありません。
ただ、表紙に「(冊子の)本文の雰囲気を表現したい」
という想いは共通なのではないかなと思います。

「旅行記」を例にあげてみたいと思います。

 

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

 

ここにお気に入りの写真を、ワンポイント挿入してみます。

 

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

よくばって写真を3枚貼ってしまいましたが・・・
どんな景色を見てきたのかが表紙から伝わってきますね。

 

こんなワンポイントはどうでしょう?
旅先のガイドブックをスキャニングして表紙に加えてみました。

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

タイトル:明朝体 154pt,60pt/サブタイトル:明朝体 19pt/名前:明朝体 27pt

 

かなり旅の表紙になった気がします。
このように本文で使用した材料などでもちょっとしたワンポイントデザインの表紙ができました。

「表紙に必要な文字」プラス「ワンポイント」でちょこっと素敵な表紙をつくってみましょう!

 

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タイトル:ゴシック体 65pt/企業・団体名:ゴシック体 22pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編7】「表紙レイアウト時にできる余白のバランス」
2016年06月28日
冊子作成日誌表紙デザイン

こんにちは。デザイナーのいのせです。

みなさんは、休みの日は何をして過ごされていますか?
ぼくは、子どもたちとダンボールで子どもの遊び道具をつくったり、絵を描いていることが多いんです。
子どもの日にはダンボールで兜を、先日は車に興味を持ち始めたので、車を作成しました。
(兜はかぶれるし、車もちゃんと乗れますよ!)
一緒にダンボールを集めにいって、切ったり組み合わせたり、色を塗ったりしている時間がとても楽しいです。
もちろん、完成したもので遊んでいる姿をみるの楽しみのひとつです。

 

今日は表紙のレイアウトをする時にできる上下の余白の取り方で表紙のバランスが簡単に(ちょっと)良くなる方法をご紹介します。

たいていの冊子の表紙には「タイトル」の上(表紙の一番上)に余白がありますよね。
そして一番下にも余白がありますよね。
表紙の上下ギリギリまで文字があると読みづらいし、そんな表紙をつくる人は少ないと思います。
(デザインのためにワザとそうすることもありますが)

では、その余白をどのくらいあけるかを意識してレイアウトしている人はどのくらいいるでしょう。
以外とこの「余白」の意識だけで表紙レイアウトのバランスがグッと良くなったりするのです。

先に結論(ちょこっとポイント)を書きます!
基本的には「上の余白を下よりもちょこっと多くとると表紙のバランスが良く見えます。
(表紙デザインのレベルが高くなってくると一概にそうは言えませんが)

言葉だけではあまりピンとこないと思いますので下に「上下の余白スペースが異なる」3つの表紙を用意しました。

(左)上の余白を多くとった表紙
(真ん中) 下の余白を多くとった表紙
(右)上下の余白が同じ表紙

タイトル:ゴシック体 65pt/企業・団体名:ゴシック体 22pt

タイトル:ゴシック体 65pt/企業・団体名:ゴシック体 22pt

 

なんとなく「上の余白を多くとった表紙」のバランスが良く見えませんか?
文字要素の重心が少し下になっている分、安定したバランスになっているという理屈です。
今後、表紙をレイアウトする時、ちょこっと「余白」にも注目されてはいかがでしょうか。

 

 

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タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt
表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編6】「タイトルの縦書きレイアウトと横書きレイアウト」
2016年06月24日
冊子作成日誌タテ書き・ヨコ書き表紙構成デザイン書体

こんにちは。
デザイナーのいのせです。

蒸し暑い日が続いていますが、みなさんは体調をくずされていませんか?
ニュースなどを見ていると、今年の夏も昨年に引き続き猛暑となるようです、、、
今から暑さに負けないように体調を整えておきたいですね。

では、本日のブログです。
今日はタイトル文字の「縦書き」「横書き」レイアウトの基本パターンをご紹介します。

私は普段、冊子などのレイアウトやデザインをつくる仕事をしているのですが、ときどき表紙をつくる際、タイトル文字を「縦書き」にするか「横書き」にするかを考えることがあります。

基本、表紙のレイアウトだけを考えるのであれば、「右開き」の冊子であろうが、「左開き」の冊子であろうが「縦書き」「横書き」どちらのレイアウトでもかまわないと思います。

どちらかというと冊子の「内容」や、タイトルの「文字」、めざす表紙の「雰囲気」によって使い分けると良いと思います。

例えば、「俳句集」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

タイトル:明朝体 70pt/サブタイトル:明朝体 25pt/名前:明朝体 30pt

 

 

俳句で「横書き」のイメージはあまりしないので、「縦書き」の方がしっくりきていますね。

また、「俳句集」からは筆のイメージを連想しますので、タイトル文字も筆のような書体(フォント)にするとさらに雰囲気がでてきます。

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

タイトル:行書体 90pt/サブタイトル:行書体 30pt/名前:行書体 33pt

 

 

では、次に「報告書」の表紙をつくると

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

タイトル:明朝体 45pt/サブタイトル:明朝体 25pt/企業・団体名:ゴシック体 18pt

「報告書」では「横書き」にすることが多いですね。
タイトルの文字数も長いものが多いので、「縦書き」にするとすごく読みづらく、レイアウトも難しくなってきます。

私はレイアウトする時に、日頃常に気をつけていることの1つに「らしさ」があります。
「俳句集らしさ」、「情報誌らしさ」「写真集らしさ」などなど・・・

 

表紙をつくる前に同じジャンルで、世間に出回っている表紙がどんなレイアウトが一般的なのか(素敵に思うのか)を一度「調査」してみるのも良いかもしれません。
ちなみに私は、ほとんどの場合まず「調査」からはじめています♪

 

 

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表紙のちょこっとデザイン【レイアウト編5】「裏表紙」のレイアウトにスポット
2016年06月20日
冊子作成日誌表紙デザイン背表紙

こんにちは。
デザイナーのいのせです。
暑い日が続いていますね。
みなさん、体調などくずされていませんか。
僕は長年続けて飲んでいたヤクルトを先週からやめたんです。
なぜって???
それは・・・・
10円値上がりしたから、、、
でも、そのせいかやめて1週間たったらいきなり体調をくずしてしまったんです、、、
恐るべし乳酸菌です。

では、本日のブログです。

今回は冊子の脇役?
「裏表紙」のレイアウトにスポットをあててみましょう。

冊子を自分でつくる時、「裏表紙」ってどうされていますか?

冊子の「裏表紙」によくある情報は

○タイトル
○発行日
○住所・電話番号
○メールアドレス・URL
という感じでしょうか。

 

例えばこのような感じ。

裏表紙1

裏表紙1

 

ぜんぜん問題はありません。

あえて、あえて言うのであれば「裏表紙」にも「表紙」と同じように文字情報の大きさの優先順位をつけるとよりきれいに見えるのです。

(「表紙のタイトルなど文字の大きさと揃え方」参照)

先ほどの「裏表紙」を文字の大きさの優先順位を意識してレイアウトパターンをつくってみました。

裏表紙2

裏表紙2

 

裏表紙3

裏表紙3

 

少し整えるとずいぶん「(冊子の)裏表紙」らしくなりました。(笑)
特に飾る必要がなければ上記のパターンでいいかなと思います。

 

がんばって表紙をつくったのであれば、「裏表紙」にもぜひ力を入れてあげてください!

 

 

 

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