スタッフによる冊子作成日誌
冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
2015年06月10日
こんにちは、オリンピアの石橋です。
大阪は今日は梅雨の中休み。
真っ青な青空が広がっており、今年の夏も暑そうな予感がしました。以前ブログで、報告書を印刷する時の オススメスタイルを2つご紹介しましたね。
覚えていますか?まず、よく使用される様式『黄金パターン』。
表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
レザックは革模様が施されているので、無地より温かみのある印象になります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/次に価格を抑えたい方に向けの様式『リーズナブルパターン』。
表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」の組み合わせです。
黄金パターンよりもシンプル…しかも安価というメリットがあります。
▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report2/基本的に、上記は2つはモノクロ印刷です。
ブログを読まれている中には 「表紙をカラーでカッコ良くデザインしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、カラー印刷をするのにオススメの 『カラフルパターン』をご紹介します。
具体的な仕様は、表紙用紙をやや厚めの『コート紙』に変更し、本文用紙はお馴染みの『上質紙』という組み合わせ。
コート紙とは、上質紙の両面をコート剤・白土(クレー)で コーティングしたものです。
一般的な商業印刷にもよく使われており、表面には光沢がありツルツル。
カラー印刷がとても綺麗にできます。光沢がありツルツルしているコート紙にPP加工を施せば、さらにツルツルになり発色度もアップします。
またカラー印刷がきれいに印刷できる用紙にはマットコート紙もあります。
こちらも上質紙の両面をコート剤でコーティングしたものですが、コート紙と違って、つるつるというよりもマットな感じに仕上がります。レザックや色上質にもそれぞれ味わいがありますが、報告書の表紙にカラーを使いたいと考える方には 「カラフルパターン」がオススメです。
『黄金パターン』や『リーズナブルパターン』 そして『カラフルパターン』の仕様をより詳しく知りたいという方は お気軽にお問い合わせくださいませ。
スタッフがより詳しくご説明させていただきます。●問い合わせ先はこちら●
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冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜ヨコ書き編〜
2015年06月09日
最近雨が多いですが、皆さまいかがおすごしでしょうか。
天気予報は見ない私ですが梅雨の時期だけは気になって見ています。
晴れ間に洗濯がしたいオリンピア印刷の橋本です。前回、タテ書きの特徴についてお話ししましたので、今回はその続き。
ヨコ書きの特徴についてお話しします。ちなみにタテ書きは、新聞や小説、国語の教科書の本文のように、見た目に格式を持たせたい場合や、文章をしっかり読ませたい場合に多く使われているってお話でしたね。
▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/ではヨコ書きについて。
もともと、タテ書き文化だった日本にヨコ書きが本格的に登場し始めたのは、明治前後のことだそうです。
鎖国が終わって外国の文化が入ってきた時に、ヨコ書きの書籍なんかもたくさん入ってきたんでしょうね。それを考えると、ローマ字やカタカナ語、算用数字はヨコ書きの方が読みやすいといわれるのも、当たり前と言えば当たり前。
どれも欧米から輸入されたものですから。タテ書きの文字に見慣れていた当時の日本人は、左から右ヘと横書きされている文章を見てビックリしたことでしょう。
「どうやって読むんだこれ!」みたいな・・・。その後、ヨコ書きが庶民の間でも一般的になったのは第二次大戦以降といわれています。
そして現在。
具体的にはポスターやチラシ、カタログやリーフレットなどの文章、または、子ども向けの冊子、絵本といった、気軽に読める短文のものによく使われている印象です。
ポスターやチラシのほか、写真点数の多いカタログの文章などもヨコ書きがよく見られます。さらに、確実にヨコ書きが多いのが、今ご覧になっているウェブ媒体!
もともとフランクな内容、短い文章、カタカナ語やローマ字が多い媒体ですし、パソコン画面は視認性(見やすさ)が紙媒体に比べると高くないため、気軽に読めるヨコ書きが適しているのでしょう。
小説もケータイ小説はヨコ書きでしたし、新聞でさえウェブではヨコ書きですからね。
ではこの辺りでヨコ書きの特徴をまとめると、
●ローマ字やカタカナ語、算用数字が読みやすい
●短文が読みやすい
●ウェブ媒体と相性が良いオリンピアの製作事例では、
>> 小冊子・ハンドブック
https://www.sasshi-insatsu.com/handbook/>> テキスト・問題集・教科書・練習帳
https://www.sasshi-insatsu.com/workbook/>> マニュアル・取扱説明書
https://www.sasshi-insatsu.com/manual/>> 絵本
https://www.sasshi-insatsu.com/picturebook/などが挙げられます。
タテ書きの回でもお話ししましたが、もともとタテ書きが多かった会社案内や社史なども、最近ではヨコ書きが増加中。
このまますべての文章がヨコ書きになったらどうしよう!
などとタテ書き派の私はいらぬ心配をしていますが、冊子や書籍を製作される時は、これまでのご説明を参考にして、自由にタテ書きヨコ書きを決めてくださいね。●問い合わせ先はこちら●
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について―綴じ方編―
2015年06月05日
こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ようやく週末ですね。皆さまいかがおすごしでしょうか。
以前のブログでは、「上製本」と「並製本」の違いについてご紹介しました。
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/その中で、少〜しだけ「綴じ方」についてお話しました。
「無線綴じ」「あじろ綴じ」…など、耳慣れない単語が出てきて、 「え?え?何?」と思われたかもしれません。
そこで今回は「綴じ方」について簡単にお話しします!綴じ方は、大きく分けると2種類。
接着剤を使う「無線綴じ」と、綴じ糸や針金を使う「有線綴じ」があります。まず、無線綴じは背表紙の部分に、接着剤を塗って綴じる方法です。
がっちり綴じられるので、ページ数の多い冊子に使われることが多いです。中でも、背の部分にスリットを入れて、接着剤をより深く浸透させる方法を「あじろ綴じ」と呼びます。
一方、有線綴じは、糸で綴じる「糸かがり(綴じ)」や 針金で綴じる「針金綴じ」があります。
さらに「針金綴じ」には、冊子を折って閉じた状態で 背の部分に上から針金を通す「平綴じ」と、 本を開いた状態で真ん中から針金を通す「中綴じ」があります。
見開きやすく、読みやすいのがメリットです。並製本
(ソフトカバー)無線綴じ 無線綴じ・
あじろ綴じ「無線綴じ」は糸や針金を使わずに、背をホットメルト(接着剤)で綴じる方法です。
最も一般的な綴じ方です。
背にスリットを入れて接着剤をより浸透させ、強度をあげる方法を「あじろ綴じ」と言います。無線綴じとあじろ綴じは同じ見た目をしています。

有線綴じ 中綴じ 表紙と中身を重ねて開き、背になる部分を針金で綴じる方法です。
ページ数が少ないフリーペーパーやカタログによく用いられます。

平綴じ 背の端から5mm程度内側の部分を、針金やホチキスでとめる方法です。
上製本
(ハードカバー)有線綴じ 糸綴じ
アジロ綴じなど冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)を作り、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本したもの
記念誌や写真集などによく使われます。

有線綴じと無線綴じ、どんな冊子をつくるのか、目的に合わせた使い分けをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください。
▶ 無線とじ(くるみ製本)で選べる基本仕様について詳しくはこちら
▶︎ 中とじで選べる基本仕様について詳しくはこちら●問い合わせ先はこちら↓↓
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」価格を抑えたいリーズナブルパターン
2015年06月03日
皆さま、こんにちは。 今日は久々に朝から大雨でしたね。
通勤ぬれませんでしたでしょうか?
梅雨入り目前で長靴もといレインブーツの購入を検討しているオリンピア印刷の石橋です。以前のブログで、報告書を印刷する際の黄金パターンの仕様についてお話しました。
覚えておられるでしょうか?
黄金パターンは、表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」の組み合わせでしたよね。▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/このブログを見られた方で、こう思われた方はいませんか?
「そうはいっても、お高いのでしょう?」と。
そうですよね、初めて制作される方には価格というのは未知の部分。
慎重になられるのも分かります。気になる費用についてですが、ご希望の冊数やオプションで変動しますので一概には申し上げられません。
詳しく知りたい方は、弊社自動見積りで算出してみてください。
▶自動見積り
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_booklet.phpでも、企業さまにとってコスト面は印刷・製本するにあたって重要な判断基準ですよね。
そこで今回は黄金パターンよりも安価な提案…
『リーズナブルパターン』をご紹介します。具体的にどんな仕様かというと黄金パターンの表紙に使われていた「レザック」を「色上質」に変更します。
たったこれだけです。黄金パターン:表紙用紙「レザック」本文用紙「上質紙」
リーズナブルパターン:表紙用紙「色上質」本文用紙「上質紙」色上質って何かって?
それは色付き上質紙のことです。 (厳密に言うと模造紙の部類なんですが。)
皆さまがよく目にする上質紙を着色しているものだとお考えください。
なので手触りは、上質紙と同じでつるっとしています。冊子印刷のオリンピアの色上質は33種類の中からよく使われる色を厳選しました。
通常のラインナップ以外の色を使いたい場合は、お知らせ下さいね。▶オリンピア印刷でお使いいただける色上質
https://www.sasshi-insatsu.com/howto/#step3上質紙は、言わずもがな、報告書の定番の本文用紙ですよね。
もちろん、色上質よりもレザックの方が、重厚感や華やかさはあります。
しかし色上質も長年愛されてきた紙で、優しいパステルの色合が、企業の報告書にはぴったりです。なので「表紙を色上質にしたら、ペラペラな冊子になってしまった!」
…なぁんて事態にはなりませんのでご安心を。
(厚みの選択にはご注意ください。)「コストダウンをしたい!」とお考えのお客さまは ぜひお気軽にお問い合わせ&ご相談くださいね。
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冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
2015年06月01日
こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ブログを更新してる最中に地震があり、ひやっとしました。
インターネットの画面とにらめっこしながら仕事をしているので、すぐに地震速報を調べました。
どうやら震度1だったようです。
ついつい先延ばしにしてしまいますが、やっぱり備えが第一ですね。ところで、以前のブログで、冊子の「右綴じ」と「左綴じ」の特徴についてご説明しましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。
覚えていない方は、こちらでご確認ください。▶冊子印刷で気になる「右綴じ」と「左綴じ」のヒミツ!?
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/基本的に「右綴じ=タテ書き、左綴じ=ヨコ書き」が適しているって結論でしたが、そうすると、「じゃあタテ書きとヨコ書きにはどんな特徴があるの?」
…って話になりますよね?
そこで、タテ書きとヨコ書きの特徴を2回にわたってご紹介したいと思います。まずは、タテ書きについて。
前回もお話ししましたが、もともと日本語はタテ書きの言語。
これは漢字文化圏の特徴です。一説によると、漢字は天から降ってきたものだから上から下へ書くようになったとも。
当時の人々にとって文字や言葉は、神様から贈られたと考えるほど大切なものだったのでしょうね。
(歴史好きとしては感慨深いお話です!)他にも色々な説があるようですが、事実、日本では伝統的にタテ書きが多く使われてきました。
現在では、新聞や小説、国語の教科書の本文のように、見た目に格式を持たせたい場合や、文章をしっかり読ませたい場合にタテ書きが多く使われているようです。
また、タテ書きで書かれた日本語はヨコ書きのものよりも文字が映え、美しく見えるのだとか。
この辺りでタテ書きの特徴をまとめますと、
●長文が読みやすい
●カッチリした雰囲気になる
●日本語がきれいに見えるオリンピアの製作事例では、
▶記念誌・社史・周年史
https://www.sasshi-insatsu.com/memento/▶俳句集
https://www.sasshi-insatsu.com/haiku/
といったところでしょうか。でもこの特徴や製作事例、あくまでもセオリーであってルールではありません。
実際、社史や会社(学校)案内といった、これまではタテ書が主流だった冊子もヨコ書きで製作されるケースが最近では増えてきています。
きっと、対象読者である社員や高校生たちがヨコ書きに見慣れてきているからでしょうね。ですから、ひとつの基準として参考にしていただければと思います。
では次回、ヨコ書き編に続きます!
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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
2015年05月29日
来週からはいよいよ6月ですね。衣更えはもう済みましたか?
オリンピア印刷の橋本です。こんにちは。今回は、製本する時に知っておくと便利な冊子に関わる名称についてご説明します。
本の部位や用紙にまつわる名称などさまざまあります。
今回は見た目の部分に的をしぼってみたいと思います。まずは冊子の表紙にご注目ください。
いろんな冊子を見ていると、おおまかに分けて表紙が厚い冊子と薄い冊子の2タイプがあることが分かります。
こちらの画像をご覧ください。このように、表紙が厚くなっている冊子を 「上製本(じょうせいほん)」といいます。
「ハードカバー」とも言ったりします。まず冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)をつくります。
その後、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本します。
すなわち「本文を綴じる工程」と「表紙をつくる工程」のそれぞれが別にあって、最終段階で合体するという製本方法なのです。
上製本は表紙が丈夫なので、耐久性に優れ、高級感があるのが特長です。続いてこちらです。
このように、表紙が薄いタイプの冊子を「並製本(なみせいほん)」という名称で呼びます。
上製本と違ってやわらかくて端が折れたりします。
ソフトカバーとかペーパーバックと言ったりもします。並製本の綴じ方の中に「無線綴じ」や「あじろ綴じ」「PUR製本」などがあります。
見た目は同じで区別がつきませんが、工程や材料が異なります。表紙は1枚の紙やクロスでできており、 本文の綴じに続いて表紙をくるむという、一貫工程の製本方法です。
書籍でよくみる文庫本や新書などもこの並製本、ソフトカバーのタイプになります。ちなみに・・
「同じ内容の本なのに、ハードカバーと文庫の 両方を出版するのはなぜ?」
と思ったことはありませんか?小説などの書籍が刊行される場合、多くはまずハードカバーで作られ、店頭に並びます。
平積みされているのをよく見かけますよね。表紙が丈夫なハードカバーは長期の保存に向いています。
一方で、手にした時になじみにくく、かさばるので持ち歩きにくいという面もあります。
そこで、ハードカバーで刊行したあとに、より多くの読者へと向けてサイズや値段が手頃なソフトカバー仕様の冊子として文庫版を販売することが多いようです。しっかりした作りのハードカバーと、 よりリーズナブルで手になじむソフトカバー。
両方を出版することは、 どちらを重視する読者にも読んでもらうための それぞれの長所を活かした方法と言えますね。
今回は大まかな名称をご紹介しましたが、 冊子の種類は他にも細かく分かれております。
不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。●問い合わせ先はこちら↓↓
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冊子印刷オススメの仕様「報告書編」まずは黄金パターンから
2015年05月27日
こんにちは。オリンピア印刷の石橋です。
我が社の近くに「うつぼ公園」という公園がありお昼に行ってきました。
バラが満開に咲いており、まるで秘密の花園。
仕事といえど気分転換は必要ですよね。4月、5月を振り返ると、報告書のご注文が多かったように思います。
特に年度の変わり目である3月の終わりから定期会議が多く行われる春先にかけて、多くの会社様から報告書の印刷をご依頼いただきました。
一口に報告書といっても、年次報告書や会計報告書、白書など…さまざまな種類があります。膨大な数のデータを集めたり、資料づくりを行ったり。
原稿を拝見しているだけで、皆様の苦労が忍ばれます。しかし、いざ完成した原稿の印刷製本を依頼しようと思っても、どういった仕様でつくったら良いのか?とか、どんなものがベターなの?とか分からず、依頼を迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のため、今回は報告書を印刷する際におすすめしている黄金パターンを紹介いたします。
それは表紙がレザック紙、本文が上質紙という組み合わせ。まずは表紙のレザックから。
これは加工で凹凸をつけた厚手の紙のことです。
世間一般ではファンシーペーパーという種類になります。
レザックとはレザーライクから来ており、革模様が施されているため無地よりも温かみのある印象を与えます。
実はレザックはたくさん種類があります。
○レザックについて
http://www.takeo.co.jp/よく見知ったこのレザックは「レザック66」といいます。
いつの間にか「レザック」といえば「レザック66」を指すようになりました。カラーは、ミントやモモなど可愛らしいパステルカラーから、シックな「銀ねず」や「うすねず」まで、13種類の色見本からお選びいただけます。
また報告書の本文に使われる上質紙は、ざらっとした手触りで色味はナチュラルホワイト。
丈夫で紙の厚さによって、会社でのコピー用紙や学校関係の資料、ノートやポストカードなど幅広い用途で使われます。
皆さまのオフィスでも、使っているかもしれませんね。
もしあれば、実際に触れて感触を確かめてみてください。
資料請求でもご確認いただくことは可能です。
「こういう紙で報告書をつくるのか」と、冊子のイメージが浮かびやすいかもしれませんよ。
以上、今ご説明したものが報告書の中で、一番ポピュラーな体裁です。ただ「もっとリーズナブルに作りたい」や「こういうこだわりがある!」という方は、自動見積もりをお試しいただくか、お気軽にスタッフまでご相談くださいね。
▶報告書・白書について
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冊子印刷で気になる「右綴じ」と「左綴じ」のヒミツ!?
2015年05月25日
オリンピア印刷の橋本です、こんにちは。
今日は夏日のようです。衣更えの前に夏日があるなんて…。
早く会社でも半袖が着たいですね。先日、お客様からこんなご質問がありました。
「パンフレットをつくる時は、右綴じと左綴じ、どちらがいいのでしょう?」と。確かに、実際に制作するとなると、今まで気に留めていなかったことが気になってきますよね。
ちなみに「右綴じ」と「左綴じ」の違いはこんな感じです。
では、実際問題どちらがいいのでしょうか?
その答えは……どちらでも「自由」です。
綴じる方向で値段やつくり方が変わるわけではないので、自由に決めてください!……と言い切ってしまうと、今日のブログが終ってしまうので、もう少しご説明を。
自由であることは間違いありません。
でも冊子づくりにおいて「右綴じ」か「左綴じ」かを決めるセオリーがあるのも事実なんです。ズバリそのセオリーとは
「本文がタテ書きか、ヨコ書きか」ということ!本文がタテ書きであれば「右綴じ」の方が見やすく、ヨコ書きであれば「左綴じ」の方が見やすいのです。
なぜだか分かりますか?
これには文章を読む時の「目の動き」が関わっています。タテ書きなら下の写真の矢印のように、全体的に誌面の「右から左」へ目が動きます。
それなら、次のページへ進む時には右側にめくった方が自然ですよね。
ここで逆にめくると、目線が飛び、見にくくなってしまいます。ヨコ書きならもちろんその反対。
左側にめくっていった方が自然で、目線の動きにストレスがかからないのです。というわけで、基本的には「タテ書き=右綴じ、ヨコ書き=左綴じ」といわれています。
でもこれ、決してそうしなければならないというものでもありません。
実際、本屋さんで雑誌や書籍を見ていただければ分かると思いますが、左綴じの雑誌の中にタテ書きの部分があったり、その逆もチラホラ……。
中には1冊の本の中で日本語バージョンの右綴じ、裏をむければ、英語バージョンの左綴じという強者もいます。もともと日本語はタテ書きの文化なので「右綴じ・タテ書き」がほとんどでしたが、カタカナ語やローマ字の日常化、タイプライターやワープロといったアイテムの浸透などにより、次第にヨコ書きが増えていったようです。
英語と違って日本語はタテヨコどちらでも表現が可能ですから、ヨコ書きに対応できたんですね。
その結果、一冊の中でタテ書きとヨコ書きが同居することも珍しくなくなったようです。ぜひ一度、本屋さんでいろいろな雑誌や書籍を眺めてみて下さい。
タテ書きとかヨコ書きとかいろいろなレイアウトがあると思います。
その上で改めてご自身のつくりたいものをイメージしてみてください。
きっと、答えが浮かんでくるはずです。それでもどっちがいいか分からない、というお客様は遠慮なく弊社までご相談ください。
つくりたい内容、デザインイメージにあわせて、最適なアドバイスをさせていただきます。●問い合わせ先はこちら↓↓
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「無線綴じ」と「中綴じ」の違いってなんですか?
2015年04月28日
こんにちは。
新年度が始まり、はや1ヶ月が経とうとしております。
新しい環境で新生活をスタートされたみなさんも、
ようやくペースがつかめてきた頃でしょうか。GWも間近に迫り、日中は真夏の暑さの日も多くなってきましたね。
気温の変化に体調を崩されたりしていませんか。
オリンピア印刷の野田です。さて、お客様からのお問い合わせで、
よくある質問にこんなものがあります。「無線綴じ」と「中綴じ」の違いってなんですか?
冊子の製本は大きく分けて、無線綴じと中綴じの2種類となりますが、
その違いの一番大きな特徴は、対応可能な本文ページ数にあります。■無線綴じ■
対応可能ページ数:4ページから638ページ
https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/≪長所≫
・本の背の角があり、背表紙文字を入れることができる。
・中綴じに比べて高級感が出せる。
・強度が強く、ページ数が多いものでも製本できる。
・見返しやカバー・帯をつけることができる。≪短所≫
・製本の構造上、綴じ側が一部隠れてしまうので、見開きデザインの絵本などは不向き。■中綴じ■
対応可能ページ数:4ページから64ページ
https://www.sasshi-insatsu.com/saddle/≪長所≫
・綴じ側が根本までしっかり開けるので、パンフレットや地図などに最適。≪短所≫
・ページ数が多いものには不向き。
(ページ数が多すぎたり用紙が厚すぎると、綴じ側がぷっくりと膨らみます)
・本文ページ数を4の倍数にしなければならない。
・見返しをつけることができない。中綴じは表紙と本文を一緒に2つ折りにして、
背の真ん中を針金で綴じる製本方法になるため、
ページ数の設定は必ず4の倍数にしていただく必要があるのです。いかがでしたか?なんとなくイメージをつかんでいただけたでしょうか。
冊子の内容によって、向き不向きがある場合もありますので、
お困りの際は電話かメールでお気軽にご相談くださいね。▶ 無線とじ(くるみ製本)で選べる基本仕様について詳しくはこちら
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冊子の料金はどれくらいかかるのか—俳句集や小説など自費出版したい—
2015年04月20日
こんにちは、4月半ばもすぎました。
皆さま、いかがお過ごしですか?オリンピア印刷の橋本です。土日は久々にカラッと晴れましたね!
今年の春は雨が多いですね。
気象庁によると今年は例年の半分くらいしか日照時間がないそうです。
どおりでどんよりしているはずですね。
天気に構わず今週も元気に仕事したいと思います。先日、弊社に次のようなお問い合わせをいただきました。
「祖母の作成した俳句を俳句集として記念に残したいのですが、
初めての経験なのでどれくらいの費用がかかるかわかりません。
教えていただけませんか?」よくいただく質問です。
俳句集、作品集など著者が自分で費用を出して出版することを「自費出版」と言います。
個人の方でも、出版記念にパーティーを開かれている方もたまにお見かけします。実は自費出版の費用はピンキリで、数万円から数百万の開きがあります。
なぜそんなに変わるのか?俳句集を例に見てみましょう。俳句集を作るには次のような流れがあります。
1.まずどういう構成にするか。(企画・編集)
↓
2.レイアウトを作成しデータ化する(制作)
↓
3.印刷・製本する「1.まずどういう構成にするか。(企画・編集)」「2.レイアウトを作成しデータ化する(制作)」は、本の内容をどうするかという中身の部分です。
そして「3.印刷・製本する」は本の装丁をどうするかという外側の部分にあたります。その昔といっても10年くらい前のお話です。
企画・編集から本が出来上がるまで、すべての工程を出版社や印刷会社が行っていました。
そのため自費出版には莫大な費用(それこそ数百万レベル・・)がかかっていました。
自費出版で詐欺事件も起こるくらいだったんです。しかしこの自費出版に救世主が現れます。
そう、パソコンです。特にワードが広く普及し、多くの方が自分でデータを作れるようになってからは、一般の方でも気軽に本が作れるようになりました。
ワード等でデータを作成してしまって「3.印刷・製本する」というところだけを専門の会社に依頼するのです。
そうすれば企画・編集・制作の部分の、本の中身をどうするかというところは費用がかかりませんし、立派な本が出来上がってきます。もちろん現在でも、出版社など自費出版が得意な会社に、企画から依頼した方が本屋さんで売っているような本に仕上がります。
専門の会社が行っていますので、よいものが出来上がると思います。ただ、データさえ作ってしまって、弊社のようにデータから冊子の印刷・製本を行う会社であれば、数万円から数十万円程度で本を作成することができます。
「本という形にしたい」「シンプルなものでよい」というお客様におすすめです。
一般的な俳句集であれば50冊で10万もあれば出来上がるのではないでしょうか。
(もちろん、仕様(ページ数や部数)によって変わりますので、自動見積もりで一度お試しくださいね。)また無料でお使いいただける表紙デザインもありますので、かっこいい俳句集が仕上がります。
▶自動見積もりはこちら
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https://www.sasshi-insatsu.com/haiku/▶弊社でお使いいただける無料の表紙デザインについてはこちら
https://www.sasshi-insatsu.com/coverdesign/不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
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