スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

まず、データを作成し終えたら、「保存」もしくは「別名で保存」もしくは「複製を保存」を選択します。
イラストレーターをPDF変換して5%オフで冊子印刷する方法
2015年09月14日

皆さま、こんにちは。
オリンピア印刷の橋本です。
台風が過ぎ去り、いよいよ秋めいてきましたね!

前回まで、入稿データの種類や、入稿方法についてお話ししました。
今回はその中でも、お得な情報をお伝えしましょう!

なんと、PDFで入稿される場合、「PDF/X-1a」という規格をご使用いただくと冊子の合計金額(税込前の合計金額)が5%オフになるという情報です!

「…え?PDF/X-1aって何?」という声が聞こえてきそうなので

簡単にご説明いたしますと、PDF/X-1aとは、国際標準化機構(ISO15930)で定義されたPDFの規格の一つです。

Office系データ編でもお話ししましたが、印刷ではCMYKカラーという方式で色が表現されます。

PDF/X-1aデータではCMYKカラーを使用しますので色のイメージがしやすい、という特徴がまずあります。

また、ファイルサイズが軽いことや、フォントの文字化けが起こらないというメリットもあります。

以上の特徴から、PDF/X-1aは現在、印刷入稿にとても好都合な規格として多く利用されているんですね。

弊社としても、PDF/X-1aでご入稿いただければスムーズで助かります…という感謝の気持ちを込めて、冊子の合計金額(税込前合計金額)より5%オフの特典を設けています。

「…とは言え、データ変換が面倒だったら困るなあ」とお思いのあなた!

安心してください!簡単ですよ!

イラストレータCS4を例にとってご説明しましょう。

①まず、データを作成し終えたら、「保存」もしくは「別名で保存」もしくは「複製を保存」を選択します。まず、データを作成し終えたら、「保存」もしくは「別名で保存」もしくは「複製を保存」を選択します。

②「フォーマット」から「Adobe PDF(pdf)」を選択します。

②「フォーマット」から「Adobe PDF(pdf)」を選択します。

②「フォーマット」から「Adobe PDF(pdf)」を選択します。

③「Adobe PDFプリセット」から「PDF/X-1a:2001(日本)」を選択し、「PDFを保存」をクリックします。③「Adobe PDFプリセット」から「PDF/X-1a:2001(日本)」を選択し、「PDFを保存」をクリックします。

③「Adobe PDFプリセット」から「PDF/X-1a:2001(日本)」を選択し、「PDFを保存」をクリックします。

この3ステップで完了!通常の保存方法とほぼ変わりませんので、よろしければぜひ、お試しくださいね。

まず、データを作成し終えたら、「保存」もしくは「別名で保存」もしくは「複製を保存」を選択します。

まず、データを作成し終えたら、「保存」もしくは「別名で保存」もしくは「複製を保存」を選択します。

 

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データ原稿でも紙原稿でもご入稿お待ちしております
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜入稿方法編〜
2015年08月17日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
お盆を過ぎると暑さも和らいできましたね。
夏季休業はいかがお過ごしでしたか?私は故郷に帰ってのんびりすごしていました。

データ原稿でも紙原稿でもご入稿お待ちしております

データ原稿でも紙原稿でもご入稿お待ちしております

それでは早速。今回は、冊子を作る時の入稿方法についてのお話です。
入稿とは、印刷するための原稿を、印刷所が受け取ることを言います。
すなわち、皆さんが冊子を作られる時に、その元となる原稿をお持ちいただくわけですが、「そもそも、どういう形式で渡せばいいの?データ?紙?」 と疑問の方も多いと思います。

お答えします、正解は 「データでも紙でもOK」です!

例えば、データで入稿される場合は、 ワードやエクセル、パワーポイントなど Microsoft社のOfficeデータ、イラストレータ、インデザイン、フォトショップなど Adobe社系データ、さらにPDFデータや、ジャストシステム社の一太郎まで幅広く対応しております。
お好みに応じた方法で作成できますし、変換の手間も不要で、安心&簡単ですね!

また、紙原稿での入稿もできますので、元のデータが無い原稿や、書道やイラストなどの手書き原稿、写真を切り貼りした原稿なども取扱可能!
パソコンを使ったデータ作成が苦手な方にも、お気軽に入稿していただけます。

それぞれの詳しい入稿方法については、今後改めてじっくりお伝えする予定です。
どうぞお楽しみに!

▶データ入稿の場合
https://www.sasshi-insatsu.com/data/

▶紙原稿の場合
https://www.sasshi-insatsu.com/paper/

 

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冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜入稿・Office系データ編〜
2015年08月17日

皆さま、こんにちは。 オリンピア印刷の橋本です。
今週は立て続けにブログを連投します。

前回は、入稿方法のご紹介をしました。

▶冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜入稿方法編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/compileabooklet_manuscript/

「データ入稿も紙での入稿も、どちらも歓迎です」 とお伝えしましたが、今回はデータ入稿、中でもOfficeデータを使った入稿方法についてお話しします。

ワードやエクセル、パワーポイント、パブリッシャーなど マイクロソフト社のOfficeデータは、パソコンにあらかじめインストールされていることも多く、比較的幅広い層に知られていますので、 お使いの方も多いと思います。
バージョンも2003から最新のものまで対応していますので、「最新バージョンじゃないんだけど…」という方も、ご安心ください。

ただ、注意していただきたい点もいくつかあります。

①色変換

パソコンのディスプレイでは、RGBカラーで色が表現されています。
R=赤、G=緑、B=青の「光の三原色」ですね。

一方、印刷で表現される色はCMYKカラーと呼ばれるものです。
C=シアン、M=マゼンタ、Y=イエローという「色料の三原色」に、 K=ブラックを足したものです。
絵の具をどんどん混ぜていくと、色が濁っていきますよね。
色料の三原色は色を混ぜると黒に近づきます。

RGBは光の三原色

RGBは光の三原色


CMYKは色料の三原色

CMYKは色料の三原色

RGBとCMYKでは色の表現方法が少し異なるため、印刷すると色がくすんでしまうことがあります。
そこで、初めてご注文いただく冊子には、印刷サンプルを初回無料でご用意!
印刷した際の色の具合を、実際にご確認いただけます。
仕上がりに差がでます。

②フォント
入稿の時にお使いのフォントが珍しいものの場合、弊社にないというケースも、ごくまれにですがあります。
その場合はPDFもしくは紙原稿にてご入稿いただく形になりますので、 あらかじめ弊社にあるフォント情報のご確認をおすすめしています。

③レイアウト
パソコンの環境によっては、文字や改行の位置がずれてしまうことがあります。
レイアウトが崩れてしまった箇所につきましては、印刷サンプルや校正原稿をお送りする際にご確認いただけるよう、ご案内しています。

マイクロソフト社のOfficeデータは、パソコンでの使用が目的で作成できるアプリケーションであるがため、上記のような問題が生じます。紙に印刷することを前提にアプリケーションが作られていないんですね。

もちろん、どの場合にも、事前にご説明させていただきますので、 どうぞ安心してください!

不安な点やご質問につきましても、いつでも受け付けております。

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▶紙原稿の場合
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冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜まえがき編〜
2015年07月22日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
ようやく梅雨は明けたようですが、今日は雨が降っています。
週末には台風12号がやってきそうな予報が出ていますね。

いきなりですが、時々こういった質問を受けます。
「まえがきって、必要ですか?」と。
確かに、気になるところですね。
そこで今回は、まえがきについてお話ししましょう。

まえがきとは、簡単に言うと 「その冊子についての、簡単な説明や紹介」です。
何についてどう書かれた冊子なのか、内容に入る前に軽く触れておく役割を果たします。 まえがきの印象は重要です。
ここが面白いと、興味がわいて本文を読んでもらいやすくなりますからね。

…と言うと、ハードルが上がってしまいますでしょうか?(笑)
「上手く書けるか不安…」と思われるかもしれません。

安心してください!必ずしもご自身で書かれなくてもいいんです!
すなわち、推薦文を他の方に書いていだたくパターンですね。
自分史や記念誌など、何かの節目に出版する冊子などにもおすすめです。

あるいは、こちらの写真をご覧ください。

俳句集のまえがき。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

俳句集のまえがき。「序句」と呼ばれる、始まりの句を掲載しています。

こちらの冊子は句集ですので、はじめに句を載せることで、 冊子の第一印象をアピールするまえがきとしての役割を果たしています。
他にも、「○○氏へ捧ぐ」といったメッセージを、まえがきの代わりにしている冊子も多いですね。

いずれにしても、冊子作成にあたってのテーマや熱意などを 率直に表すのが良いのではないでしょうか?

もちろん、ご要望やアイデアには、私たちが親身に対応いたします。
いつでもご相談くださいね!

 

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左側の長辺が綴じられている縦型の冊子
冊子印刷をする際に知っておきたい「冊子の縦型と横型の違いについて
2015年07月17日

皆さん、こんにちは!オリンピアの石橋です。
台風11号は通りすぎ日本海に抜けたとのことですが、大阪では雨が降りしきっています。

今回から冊子の縦型と横型の違いについて、2回に渡ってご説明したいと思います。

ではまず、縦型について。
縦型の定義は「長い辺で綴じられた冊子」ということです。

それだけだと、ちょっと分かりにくいと思いますので下の写真をごらんください。

左側の長辺が綴じられている縦型の冊子

左側の長辺が綴じられている縦型の冊子

右側の長辺が綴じられている縦型の冊子

右側の長辺が綴じられている縦型の冊子

ブルーの冊子は左側の長辺が、ホワイトの冊子は右側の長辺が綴じられていますよね?
だから「縦型」の冊子なのです。

縦型の冊子は、もともと縦書きが主流だった日本語の文章を掲載するのに適しているといわれています。
とはいえ、今では横書きの縦型冊子も多くあります。

その理由は、以前のブログでもご紹介しましたが、「右綴じ」の場合は本文を縦書き、
「左綴じ」の場合は横書きが見やすいから。

そのため、縦型の冊子であっても左綴じであれば、横書きの文章を掲載することが多々あるのです。

▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/
▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜ヨコ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding3/

では、横型はどんな冊子をつくるのに向いているのでしょうか。

……気になりますね! しかし、残念ながら今回のブログはここまで!
気になる横型の詳細は次回のブログにてご説明いたします!

「こんな冊子をつくりたいけどできるかしら」とお悩みの方はお気軽にご相談ください。
スタッフがお客さまの「つくりたい」を叶えるご提案をさせていただきます。

 

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本の巻末によくありますね、こちらが「奥付」です!
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜奥付編〜
2015年07月15日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
今日もかんかん照りの大阪からお届けします。
いきなり暑くなりましたね。
日傘が手放せませんね・・

さて、皆さんは「奥付(おくづけ)」って何だか分かりますか?
「奥に付いているものってこと?何だろう?」と疑問の方も多いでしょう。
正解は、こちらです!

本の巻末によくありますね、こちらが「奥付」です!

本の巻末によくありますね、こちらが「奥付」です!

本の巻末によく位置する、書名や著者、発行人などが書かれている部分。
この部分を「奥付(おくづけ)」と言います。

この画像の場合では、一番右に書名が載っていますね。
その隣に、「二〇一一年八月一六日 初版発行」とあるのが見えますでしょうか?

この「初版」というのは、「初めて印刷された冊子ですよ」という意味なのです。
よくベストセラーなどの謳い文句に「早くも増刷!」などとありますよね。

本が売れて初版の印刷分では足りなくなった場合には、同じ内容でさらに印刷する、ということになりますので、この「初版」のあとに「第○刷」と、印刷回数が増えていくのです。

つまり、「第○刷」の数が多ければ多いほど、発注が多く、世にたくさん出ているということになりますね。

また、時代の変化などで、冊子の中身自体が改訂されることもあります。
その場合には、印刷される内容が同じではなくなるので、 印刷の元になる「版」が変わります。
よって、「初版」ではなく「改訂第○版」となるわけです。

そしてもちろん、奥付には著者名もどうどうと載ります!
ご自身の名前がここに記されると、喜びもひとしおですね。

「こんな冊子を作りたい」とのお声に、 親身なご提案でお応えいたしますので、お気軽にご相談ください!

 

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ページの下部にノンブルを打つパターン
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ 〜ノンブル編〜
2015年07月13日

「ノンブル」って聞いたことがありますか?
そして、ノンブルって何だか分かりますか?
冊子作りに欠かせないノンブルについて説明いたします。

目次

冊子作りに欠かせないノンブルとは?

そう、ノンブルとはページ番号のことです。(オリンピア印刷では「ページ番号」と表示しています)
辞書には「書物などのページ数を示す数字」と書かれています。

ノンブル。ページ番号のことです

ノンブル。ページ番号のことです

ノンブルとはフランス語に由来する
まず、ノンブルとはフランス語で「数」を意味する「nombre」に由来するのだとか。
またの名を「ページ番号」「ページネーション」と言ったりします。

確かに「ボンジュール」の言い方で「ノンブール」とつぶやくとフランス語っぽくなりますね。
はい。どうでもいい雑学はこれくらいにして本題へ。

いろんなノンブルを見てみよう〜ノンブルの場所に注目〜

では次にノンブルを打つ場所についてお話ししたいと思います。
これも本当にいろんなパターンがあるんですよ〜。

ページの隅に打つパターン

まずは、ページの隅に打つパターン。
見やすさによって下部だったり、上部だったりしますが、このように隅に打つのが最も一般的といえます。

ページの下部にノンブルを打つパターン

ページの下部にノンブルを打つパターン。もっともよく見かける。

ページの上部にノンブルを打つパターン

同じ隅っこでもページの上部にノンブルを打つパターン

センターノンブル

あるいは、もう隅っこじゃなくていーや、というわけで……こんな風にページの真ん中にノンブルが打たれているパターンもあるのです。

これも時々見かけます。センターのノンブルですね。

これも時々見かけます。センターのノンブルですね。

実はこのセンターノンブル、見た目に一風変わった印象を与えられる、という読み手に対する効果よりも、つくり手である皆さんにメリットがあるといえます。

例えば、冊子をつくる過程では、右ページにくる予定だった内容が次の左ページに押し出されてしまうことがよく発生します。

そうなると、ノンブルの位置を逆にしないといけないのですが、これがなかなか面倒な作業なのです。

でも、センターにノンブルを打っておけば、どっちのページにズレようとノンブルの位置を変えなくて良いのです!
しかも見た目になんかオシャレ!な気がする!

というわけで、原稿量が多いなどの理由からページがズレる可能性のある冊子では、センターノンブルが安心かもしれませんね。

デザイン性のあるノンブル

そして、中にはこんなデザインのものも。
何と、ヨコ書きのままタテに流しています。面白いですね〜。

デザインもののノンブル。何とヨコ書きのままタテに流しています。見にくそうで意外とそうでもないんです。

デザインもののノンブル。何とヨコ書きのままタテに流しています。見にくそうで意外とそうでもないんです。

さらには、こんなパターンも!
あれ……ノンブルがないぞ?

と思ったら、対向ページに2ページ分のノンブルが一緒に打ってあった!

対向ページに2ページ分のノンブルが一緒に打ってあった!不思議な見た目ですがちょくちょく見かけるパターンです。

対向ページに2ページ分のノンブルが一緒に打ってあった!不思議な見た目ですがちょくちょく見かけるパターンです。

そして、隅は隅でも…ちょっと内側にぐいっと入っていたり……

下部にノンブルを打つパターンですが、本文3行目くらいまで入り込んでいます。

下部にノンブルを打つパターンですが、本文3行目くらいまで入り込んでいます。

このほかにも、書体を工夫したり、あえて「0」を入れて「06」や「016」などと表記したり……本当に多彩なのです。
ぜひ一度、書店などで書籍を手に取りノンブルだけをチェックしてみてください。
さまざまなデザインや工夫が見られて面白いですから。

ノンブルはどこから始める?

では実際にノンブルを作成しようとしたとき、気になるのはどこが1ページ目なのかということ。
これは、表紙周りもページ数に含むかどうかで大きく2パターンあります。どちらのパターンでノンブルを始めるかは自由ですが、特に、表紙周りの紙が本文の紙と異なる場合は後者のパターンが多いようです。

言葉ではイマイチ分かりにくいと思うので、下の写真をご覧ください。
表紙周りも含めて数えるパターンだと……

表紙周りも含めて数えるパターン
表紙が1ページ目

表紙が1ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

表紙をめくった次の見開きが、2ページ目と3ページ目

となりますよね。

表紙周りをページに含めないパターン

でも、表紙周りをページに含めないパターンだと…

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

表紙をめくった右側のページが1ページ目(縦書きは左側が1ページ目になります)

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

1ページ目から3ページ目まで見てみましょう

となるのです。

 

ノンブルをつけた方がいい本

ではノンブルはどのような冊子につけるでしょうか?
何ページの冊子でも構いませんし、ページ数が多くて分厚い冊子につけることが多いです。
ノンブルは目次をつける本につけることが多いです。
例えば、広報誌や論文集、記念誌、説明書やマニュアル、雑誌、漫画、フリーペーパーなど。

ただ、ページ数が少ない4〜6ページ程度の冊子ではあまりノンブルは打たないかもしれませんね。
つけないとすれば、ページ数が少ないパンフレットやアルバムなどがあげらます。

ノンブル作成もオリンピア印刷にお任せください

オリンピア印刷では冊子のご注文時にノンブル(ページ番号)作成もお受けしています。

 

無料でおつけできるのは、次の3種類です。

中央下
ページの下部、中央に数字のみ。
ページの下部センターに数字のみのノンブル

中央下(ひげ付き)

ページの下部、中央に数字。ひげとは、”1”だけでなく“-”を数字につけること。
ページの下部センターにひげつきの数字のノンブル

左右下

ページの下部、隅っこに作成します。ページを開いたときに両側にふられます。
ページの下部、左右にノンブル

目次を制作したり、デザイン性のあるノンブル(ページ番号)を作成する場合は別途ご相談ください。
すでにページ番号が付いている場合、弊社で削除して付け直すことも可能です。(削除費用:1,650円(税込))

自動見積もりのページ、関連サービス、その他のご要望について入力 からご注文いただけます。

自動見積もりはこちら
https://www.sasshi-insatsu.com/p_bookletform/p_booklet.php

みなさまの冊子がより良いものになりますように。

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用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係
冊子印刷をする際に、知っておきたいこと『冊子のサイズについて』
2015年07月09日

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。 今年の夏初めて蝉の声を聞きました。
蝉が鳴くと夏!っという感じがしますね。
今週末は暑くなるようですので、熱中症に気を付けてくださいね!

さて、今回は冊子のサイズについて お話させていただきます。

以前、お客さまからいただいた質問に こんなものがありました。

「冊子のサイズって開いた状態のこと? それとも閉じた状態のこと?」

本のサイズは、閉じた状態での大きさを指します。
閉じた状態でA4、開いた状態でA3ならば その冊子は「A4サイズの本である」と いうことになります。

サラッと書いてしまいましたが、本を開くことで紙面は2倍の面積となりましたが、 サイズの呼称がA4からA3へと数字が小さくなっています。

理由を簡単に申し上げると、紙面のサイズが倍になると 呼称の数字が1つ減るのです。
下の図をご覧ください。

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

このように、Aの横の数が小さい紙ほど サイズが大きいということになります。
つまりA3の倍がA2、A2の倍がA1と 呼称とサイズは反比例の関係になっているのです。

いかがでしょうか? 呼称とサイズの関係を少しでも掴んで頂けましたか? 何か不明な点がございましたら、 お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編3 上製本(ハードカバー)ー
2015年07月03日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
7月に突入しましたね!2015年もはや半年が終わりました。後半もがんばりましょう。

冊子の各部分の名称について、数回にわたってご説明しました。
名称シリーズは、今回で一旦終了します。
ラストにふさわしい(?)マニアックな箇所にせまります!

まずはこちら。
表紙の内側の、背の部分に布があるのが見えますでしょうか?

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

この部分を「花布(はなぎれ)」と言います。
「ヘッドバンド」、略して「ヘドバン」と言うこともあります。
元々は補強として、最近では飾りとして付けられることが多いです。

続きましては、この部分。
先程の、花布の画像にも写っている、ひも状のもの。

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

こちらは「栞(しおり)」、別名「スピン」です。
その名のとおり、冊子を読む時に栞として使える部分ですね。

かっこいい名称が続きますが、いよいよトリを飾るのはこの部分!

画像では下側を写していますが、表紙の小口側の上下にある部分… ここの名称は、ずばり「角(かど)」です。
そのままですね!(笑)

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

ちなみにこの画像をよく見ると、 ちょっと内側に曲がっているというか、 削れているというか、よれているようにも思えませんか? …そうなんです、角の部分は、 当たったりこすれたりすることが多くて、傷みやすいんです。

そこで、「角丸(かどまる)」「丸隅(まるすみ)」と言って はじめから丸く仕上げる加工や、 革やクロスを貼る「角革(かどかわ)」、金属を貼る「角金(かどかね)」という補強をしたりする装丁もあります。

もちろん他にも、お好みや目的にあった製本を ご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね!

 

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冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」写真を使いたい時は、ビビッドパタ ーン!
2015年07月01日

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。
今日は梅雨らしいお天気でしたね。
大阪では10時くらいが一番ひどく、雨がザーザーと降っていました。壁にあたる雨音がかなり鳴り響いていましたね。
今はすっかりやんでいるようです。

以前、記念誌の見た目を豪華にしたい方におすすめの仕様をご説明しました。
覚えていますか?
具体的にいいますと、上製本(ハードカバー)という製本方法で冊子をつくりそれに布張りと箔押しの加工をするというものでした。

▶冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/anniversary/

今回は、記念誌に写真を掲載したい方に人気の仕様。
『ビビッドパターン』をご紹介します。

具体的にどんなものかといいますと無線綴じ(くるみ製本)という製本方法で記念誌を製作。
表紙と本文の間に見返しを、また記念誌の表面には、コート紙製のカバーをつけるというものです。

「この仕様が、なぜ写真を掲載するのにおすすめなの?」と疑問に思われた方もいるかと思います。

今回の仕様のポイントは、カバーをコート紙でつくること。
コート紙は、発色が良くカラー印刷や写真を掲載するのに最適な紙。
現に書店に並ぶ写真集や雑誌など、写真を掲載している書籍はほとんどがコート紙でつくられています。(書店に並んでいるものの多くは、表面にPP加工も施されています。)

つまり、コート紙はカラー印刷をする上で王道の紙です。
そのため「カラー印刷希望!」や「写真を入れたい!」とおっしゃる方には今回ご紹介する仕様をおすすめしております。
コート紙について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/

では、その他の部分に関してもう少し詳しくご説明いたしますね。

まず無線綴じ(くるみ製本)について。
これは本文を表紙で包み、背の部分を特殊なのりでとめるという製本方法です。
ページ数の多い冊子に多く用いられています。

▶無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様
https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/

▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part2/

また「ビビッドパターン」は「豪華パターン」よりも軽量ですので配布や持ち運びに便利。
そのため記念誌に写真を使用しない方でも「記念誌をパーティで配りたい!」とおっしゃる場合は「ビビッドパターン」をご案内することがあります。

「豪華パターンかビビッドパターンか迷う!!」という方はお気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
お客さまのご要望に沿った仕様を、一緒に考えさせていただきます。

 

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