スタッフによる冊子作成日誌


冊子印刷のオリンピアスタッフが冊子についての、基本知識からウラ話、日々の出来事をつづっています。

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係
冊子印刷をする際に、知っておきたいこと『冊子のサイズについて』
2015年07月09日

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。 今年の夏初めて蝉の声を聞きました。
蝉が鳴くと夏!っという感じがしますね。
今週末は暑くなるようですので、熱中症に気を付けてくださいね!

さて、今回は冊子のサイズについて お話させていただきます。

以前、お客さまからいただいた質問に こんなものがありました。

「冊子のサイズって開いた状態のこと? それとも閉じた状態のこと?」

本のサイズは、閉じた状態での大きさを指します。
閉じた状態でA4、開いた状態でA3ならば その冊子は「A4サイズの本である」と いうことになります。

サラッと書いてしまいましたが、本を開くことで紙面は2倍の面積となりましたが、 サイズの呼称がA4からA3へと数字が小さくなっています。

理由を簡単に申し上げると、紙面のサイズが倍になると 呼称の数字が1つ減るのです。
下の図をご覧ください。

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

用紙サイズ、呼称とサイズは反比例の関係

このように、Aの横の数が小さい紙ほど サイズが大きいということになります。
つまりA3の倍がA2、A2の倍がA1と 呼称とサイズは反比例の関係になっているのです。

いかがでしょうか? 呼称とサイズの関係を少しでも掴んで頂けましたか? 何か不明な点がございましたら、 お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編3 上製本(ハードカバー)ー
2015年07月03日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
7月に突入しましたね!2015年もはや半年が終わりました。後半もがんばりましょう。

冊子の各部分の名称について、数回にわたってご説明しました。
名称シリーズは、今回で一旦終了します。
ラストにふさわしい(?)マニアックな箇所にせまります!

まずはこちら。
表紙の内側の、背の部分に布があるのが見えますでしょうか?

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

背で囲まれているような、薄い青色の布がありますね。花布(はなぎれ)といいます

この部分を「花布(はなぎれ)」と言います。
「ヘッドバンド」、略して「ヘドバン」と言うこともあります。
元々は補強として、最近では飾りとして付けられることが多いです。

続きましては、この部分。
先程の、花布の画像にも写っている、ひも状のもの。

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

白いひもが背から長〜く生えています。栞(しおり)といいます

こちらは「栞(しおり)」、別名「スピン」です。
その名のとおり、冊子を読む時に栞として使える部分ですね。

かっこいい名称が続きますが、いよいよトリを飾るのはこの部分!

画像では下側を写していますが、表紙の小口側の上下にある部分… ここの名称は、ずばり「角(かど)」です。
そのままですね!(笑)

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

表紙の角の部分です。そのまま「角(かど)」といいます

ちなみにこの画像をよく見ると、 ちょっと内側に曲がっているというか、 削れているというか、よれているようにも思えませんか? …そうなんです、角の部分は、 当たったりこすれたりすることが多くて、傷みやすいんです。

そこで、「角丸(かどまる)」「丸隅(まるすみ)」と言って はじめから丸く仕上げる加工や、 革やクロスを貼る「角革(かどかわ)」、金属を貼る「角金(かどかね)」という補強をしたりする装丁もあります。

もちろん他にも、お好みや目的にあった製本を ご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね!

 

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冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」写真を使いたい時は、ビビッドパタ ーン!
2015年07月01日

こんにちは、オリンピア印刷の石橋です。
今日は梅雨らしいお天気でしたね。
大阪では10時くらいが一番ひどく、雨がザーザーと降っていました。壁にあたる雨音がかなり鳴り響いていましたね。
今はすっかりやんでいるようです。

以前、記念誌の見た目を豪華にしたい方におすすめの仕様をご説明しました。
覚えていますか?
具体的にいいますと、上製本(ハードカバー)という製本方法で冊子をつくりそれに布張りと箔押しの加工をするというものでした。

▶冊子印刷オススメの仕様「記念誌編」特別な冊子は豪華パターンで。
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/anniversary/

今回は、記念誌に写真を掲載したい方に人気の仕様。
『ビビッドパターン』をご紹介します。

具体的にどんなものかといいますと無線綴じ(くるみ製本)という製本方法で記念誌を製作。
表紙と本文の間に見返しを、また記念誌の表面には、コート紙製のカバーをつけるというものです。

「この仕様が、なぜ写真を掲載するのにおすすめなの?」と疑問に思われた方もいるかと思います。

今回の仕様のポイントは、カバーをコート紙でつくること。
コート紙は、発色が良くカラー印刷や写真を掲載するのに最適な紙。
現に書店に並ぶ写真集や雑誌など、写真を掲載している書籍はほとんどがコート紙でつくられています。(書店に並んでいるものの多くは、表面にPP加工も施されています。)

つまり、コート紙はカラー印刷をする上で王道の紙です。
そのため「カラー印刷希望!」や「写真を入れたい!」とおっしゃる方には今回ご紹介する仕様をおすすめしております。
コート紙について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

▶冊子印刷オススメの仕様「報告書編」かっこよく見せたいカラフルパターン
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/spec-report3/

では、その他の部分に関してもう少し詳しくご説明いたしますね。

まず無線綴じ(くるみ製本)について。
これは本文を表紙で包み、背の部分を特殊なのりでとめるという製本方法です。
ページ数の多い冊子に多く用いられています。

▶無線綴じ(くるみ製本)で選べる基本仕様
https://www.sasshi-insatsu.com/softcover/

▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part2/

また「ビビッドパターン」は「豪華パターン」よりも軽量ですので配布や持ち運びに便利。
そのため記念誌に写真を使用しない方でも「記念誌をパーティで配りたい!」とおっしゃる場合は「ビビッドパターン」をご案内することがあります。

「豪華パターンかビビッドパターンか迷う!!」という方はお気軽にスタッフまでご相談くださいませ。
お客さまのご要望に沿った仕様を、一緒に考えさせていただきます。

 

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もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま
冊子の作成前に知っておきたい、あんなコツこんなコツ〜もくじ編〜
2015年06月30日

皆さま、こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
会社の近くに靭公園(うつぼ公園)という大きな公園があるのですが、その近くを通りかかりました。
バラもちらほらと残っていて、とてもすてきでした。
靭公園の西側はテニス場もあり、よく大会が開催されているようです。

さて、今回は「もくじ」についての、ちょっとしたコツをお話ししたいと思います。
もくじとは、冊子の内容を掲載されているページ番号とともに羅列したリストのこと。インデックスともいいますね。

このもくじについて時々、ご質問をいただくのが「何ページくらいの冊子からもくじが必要ですか?」というものです。

もちろん決まりはないので、何ページであっても自由にもくじをつけていただいて構いません。

ただ印象としては、一桁のページ数の冊子にもくじを載せる例は少ないように思います。

やはり12〜16ページくらいの冊子から、もくじで情報を整理して読み手に伝える必要が出てくるようですね。

「もくじ」という表記も「目次」「コンテンツ」「CONTENTS」「インデックス」「INDEX」などとさまざま。
中には、わざわざ表記せず内容とページ番号だけを羅列する場合も見られます。

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

もくじはデザインのテイストに合わせて表記もさまざま

ちなみに、もくじと似た機能を持つものに「索引」があります。
これは書籍内に出てきた単語を50音順に並べて、掲載ページと一緒に載せた表のことです。

内容をあらかじめ伝える役目のもくじが、その性質上、巻頭に載っていることが多いのに対し、「出てきた」単語を網羅する役目の索引は通常、巻末に載っています。

たくさんの専門用語などが登場する冊子であれば、索引を載せることで検索性もアップするので、より親切な冊子になりますね。

最後にもうひとつ豆知識を。
もくじの表記例として前述した「インデックス」は、「見出し」という意味とともに「索引」という意味もあるので、巻末の索引部分に記載されていることもあります。
もくじでも索引でも、どちらでも使える単語なわけですね。

たかがもくじ、されどもくじ。
選択肢がたくさんあって迷ってしまいそうですが、冊子の情報量や読みやすさ、お客様ご自身のお好みなどを踏まえて、もくじや索引をつくってみてください。

 

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編2 カバー ー
2015年06月26日

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
街を歩けば、夏のバーゲンのポスターが見られるようになりましたね!
もうすぐ梅雨があけますね。

以前のブログでは、冊子の各部分の名称について少しご紹介しました。
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-part1/

今回も引き続きご紹介いたします!
おなじみの上製本(ハードカバー)を見てみましょう。

表紙にかぶさっているこちらの紙「カバー」といいます

表紙にかぶさっているこちらの紙「カバー」といいます

まず、表紙全体が紙でくるまれていますね。
(画像では、分かりやすいように少しはがしていますが…)
これが「カバー」です。
もしくは「ジャケット」とも言います。

これは比較的、よく耳にする名称ではないでしょうか。
紙でなく、ビニール製のカバーを施している冊子もたまにあります。
ビニール製のカバーは手帳などによく見られますね。

「カバー」もしくは「ジャケット」と言います。カバーという名称が一般的でしょうか

「カバー」もしくは「ジャケット」と言います。カバーという名称が一般的でしょうか

折り返し部分は「そで」と言いまして、よく、著者の写真やプロフィールなどが掲載されています。

「カバー」の折り返し部分を「そで」といいます。著者の写真やプロフィールなどが掲載されています

「カバー」の折り返し部分を「そで」といいます。著者の写真やプロフィールなどが掲載されています

続いてこちら。

カバーの上に、もう1枚。「帯」といいます

カバーの上に、もう1枚。「帯」といいます

冊子の下部、つまり前回お話しした「地」の側ですね。
そこには、さらにもう1枚巻かれてます。
これは「帯」と言います。

帯には推薦文などよく書かれていますね

帯には推薦文などよく書かれていますね

ベストセラーや新刊などに、「ドラマ化決定!」という告知や 「○○氏、絶賛!」という推薦文などが印刷されているのをよく見ますよね。
帯は後から付け替えやすいので 期間限定の情報を載せるのに適していますし、 最近では、カバーと関連づけたデザインや仕掛けを施して、 帯がかかった状態と帯をめくった状態の 両方楽しめるような装丁の冊子も多く見られます。

次は表紙を開いてみましょう。

1枚の紙で、左右がつながっています。「見返し」といいます

1枚の紙で、左右がつながっています。「見返し」といいます

この左右に貼り付いている紙、 すなわち表紙の内側と、冊子の中身のページとをくっつけている部分を「見返し」と言います。

そしてさらにめくります。

見返しをめくってさらに1枚。本のタイトルなど書いているページを「扉」といいます

見返しをめくってさらに1枚。本のタイトルなど書いているページを「扉」といいます

タイトルが載っている部分を「扉」と言います。
ここから、冊子の内容が始まっていく訳ですね!

それでは今回はこのへんで…。 カバーや帯、扉のデザイン等もぜひご相談ください!

 

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記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本
高級感を演出する「記念誌・社史・周年誌」のオススメ仕様
2015年06月24日

社史、記念誌、周年誌は、会社や学校、組織の歴史と成長をまとめた冊子です。
様々な記念誌を見比べてみると、カジュアルな仕上がりや読み物風に仕上げたり、本格的な記念誌だったりと、いろいろな記念誌があります。

その中でも今回は、重厚感のある本格的な記念誌を作成されたい方に向けて、おすすめの仕様を紹介します。

○目次———
記念誌・社史・周年誌とは
記念誌・社史・周年誌におすすめしたい、布ばり上製本(ハードカバー)
さらにこだわりたい記念誌の仕様「スピン」
さらにこだわりたい記念誌の仕様「花布(はなぎれ)」
さらにこだわりたい記念誌の仕様「箱(ブックケース)」
———

記念誌・社史・周年誌とは

記念誌・社史・周年誌とは、組織の歴史を後世に伝え、組織を取り巻く顧客、従業員、株主、取引先、地域社会、行政などに感謝を伝えるための大切な一冊です。
10周年や20周年といった10周年単位で記念誌を作られます。特に50周年といった節目の年は、記念式典を催されることもあります。

これらに使われる記念誌は、歴史や思い出を未来へ残す、文字通り記念となる冊子であり、高級感や長期間保存できる耐久性が求められます。

会社によっては、社史編纂室を設置し、総務部や広報部、経営企画部などが主導して担当します。

記念誌・社史・周年誌におすすめしたい、布ばり上製本(ハードカバー)

本格的な記念誌・社史・周年誌を作成されたい方には、やはり上製本(ハードカバー)ではないでしょうか。誰しも一度は目にしたことがある定番中の定番の仕様です。

上製本(ハードカバー)は、長期保存に適しており本格的な社史や周年誌に最適です。
表紙は高級感のある「黒レザー」や「布ばり」があります。

表紙や背文字の入れる会社名や記念誌のタイトルを箔押しで仕上げれば、素敵な記念誌のできあがりです。

こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね!

こちらは会社の40周年記念誌です。布ばりの表紙に、箔押し加工されたタイトルが映え、重厚感がありますね。

記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本

50周年記念誌、豪華なイメージ。金の箔押しに布ばり上製本

 

それでは細かい仕様を見ていきましょう。
まずは上製本(ハードカバー)について。

本文と表紙を別で作り、最後に表紙で包んで張り込むという製本方法で作られた冊子です。
表紙が厚く、耐久性に優れているのが特徴です。

「布張り」とは、表紙を上質な布で包み、貼付けること。
重厚感があり、格式高い雰囲気の冊子となります。
上質な布のほか、レザーが使われたりもします。

最後に「箔押し」とは、文字や絵柄に熱と圧力を使って 金・銀・色箔を入れる印刷加工のこと。
光沢がとても美しく、高級感がでます。

「もっと詳しく知りたい」という方は下のURLをどうぞ。
▶上製本(ハードカバー)について
https://www.sasshi-insatsu.com/hardcover/#a01b
▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について-製本編-
https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/

さらにこだわりたい記念誌の仕様「スピン」

この、上製本の背の上部に糊付けされている紐。
皆さんも、目にしたことがあるかもしれません。

赤い紐がスピン。栞の役割を果たす。

赤い紐がスピン。栞の役割を果たす。

これは「スピン」と呼ばれるもので、栞(しおり)の役割を果たしています。
どこのページにはさまっているのかが一目で分かるよう、ページのタテの長さよりもはみでる長さになっています。
冊子と一体になっているので、通常の栞のように滑り落ちたり、なくしたりすることがないメリットがあります。

スピンは、ページ数や文字数の多い記念誌を作成されるお客様からは、特にご要望の高い仕様です。
オリンピア印刷でも承っておりますが、スピンの色はおまかせいただいております。

さらにこだわりたい記念誌の仕様「花布(はなぎれ)」

その仕様とは「花布(はなぎれ)」です。

聞いたことのない方も多いかもしれませんね。
まずは写真をご覧いただきましょう。

背の接着部分に、黄色い布が花布

背の接着部分に、黄色い布が花布

紺色の表紙の下に薄い青色の花布があります

紺色の表紙の下に薄い青色の花布があります

この2つの写真は、上製本の背の部分を、それぞれ天(冊子を立てた時に上になる部分)と地(冊子を立てた時に下になる部分)から撮った写真です。
両方とも、背の接着部分に、黄色い布が見えますでしょうか?

この、上製本の背の部分の天と地に貼られている布を花布(はなぎれ)と呼びます。
背の接着部分を補強する効果がありますので、長期保存したい冊子向きの仕様です。
そのうえ、接着部分の糊付けが隠れて仕上がりが美しく、記念誌にはぴったりなんです。

さらにこだわりたい記念誌の仕様「箱(ブックケース)」

さらに上製本(ハードカバー)には箱(ブックケース)をつけることもできます。
箱(ブックケース)は無地だったり、箔押しで文字を入れたりもできます。

箱があることでさらに保存に適した仕様になりますね。

レザー貼りの上製本と箱(ブックケース)。さらに豪華になります。

レザー貼りの上製本と箱(ブックケース)。さらに豪華になります。

他にももっと「こんな風にしたい」や「ここをもっと詳しく教えて!」という方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ。

▶︎記念誌・社史・周年誌について
https://www.sasshi-insatsu.com/memento/

 

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー部分編1ー
2015年06月19日

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
6月もはや半ば。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

このところ、綴じ方や表紙など、冊子にまつわる名称についてご紹介してきました。

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー表紙編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-cover/

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー綴じ方編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding2/

[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー
▶https://www.sasshi-insatsu.com/diary/name-bookbinding/

今回は、ついにと言いますか、今更と言いますか、冊子の各部分についての名称を一挙にご説明いたします!
保存版ですよ。

今回は上製本を例にとってみます。

まず、本の上部ですね、ここを「天(てん)」と言います。

上製本を上から見た図。「天(てん)」と言います。

上製本を上から見た図。「天(てん)」と言います。

上側にあるから天…分かりやすいですね!
冊子の見映えを良くするために、天の部分に金箔などを塗ることもあります。
見たことのある方も多いのではないでしょうか。

次に、前回説明した背表紙に接する部分を「ノド」と呼びます。

ページとページをくっつけている部分なので、ノドの付近には余白が取られていることが多いです。

この奥のところです。「ノド」と呼びます。

この奥のところです。「ノド」と呼びます。

一方、ノドの反対側を「小口(こぐち)」と言います。

辞書などで、目的のページを開きやすいように「あ・か・さ・た・な」とインデックスが書かれている部分ですね。

冊子を開く側ですね、「小口(こぐち)」と言います。

冊子を開く側ですね、「小口(こぐち)」と言います。

そして、本の下部。
「上が天ってことは…下は地?」 と思ったあなた!

その推理…お見事です! そうです、下部は「地(ち)」と言います。

まさに「地」面側ですね。「地(ち)」と言います。

まさに「地」面側ですね。「地(ち)」と言います。

ではまとめです。

本を開いた状態で見てみましょう。

ページとページをくっつけている奥側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

ページとページをくっつけている側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

ページとページをくっつけている側を「ノド」、手でページをめくる側を「小口」、上部を「天」、下部を「地」と言います。

他にも数々の名称がありますが、今日のところは基本の4か所についてご説明しました。
続きは次回!お楽しみください!

 

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[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について―表紙編―
2015年06月12日

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。
会社の近くで紫陽花が咲き始めていました。紫陽花は咲きはじめから段々色が変わっていきますよね。
そのことから「七変化」「八仙花」とも呼ばれるそうです。

咲きはじめの紫陽花。まだ青々しいですね。

さて本日は名称シリーズ第2弾。
前回、冊子の綴じ方にまつわる様々な名称についてご紹介しました。
今回は、表紙にまつわる名称をご説明したいと思います。

▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー綴じ方編ー

…突然ですが、皆さんは「表紙」と聞くと、冊子のどの部分を思い浮かべますか?

本

例えば、この本の場合。
本を置いて開く時に上に来る部分を、思い浮かべるのではないでしょうか。

「表紙」「表表紙」「表1」といいます

この部分ですよね。

タイトルが入っていて、平積みにした時に見える、冊子の顔とも言える部分。
単に「表紙」と呼ぶ場合もありますし、 「表(おもて)表紙」とも呼びます。
業界用語で「表1」ということもあります。

…なのですが、実は、他にも「表紙」と名のつく部分があるのです。

「表表紙ってことは、裏もある?」

勘のいい方はお気づきかも知れませんね。
「裏(うら)表紙」という名称は、耳にしたことのある方も多いと思います。

冊子を平積みにした時に、下になる部分ですね。
表表紙を正面とした場合の、後ろから見た部分。

「裏表紙」「表4」といいます

「裏表紙」「表4」といいます

ここが「裏表紙」で「表4」とも言います。

そして忘れちゃいけないこの部分! タイトルがここにも!

「背表紙」といいます

「背表紙」といいます

前回のブログでも触れた、綴じの部分を「背表紙」と言います。
この背表紙、冊子作りにおいては意外な重要ポイントなんです。
なぜかと言うと… 冊子を本棚に立てて収納すると、表紙が見えず、背表紙だけが見える状態になりますよね。

もし背表紙に何も書かれていなかったら?
—そう、タイトルが見えなくて、冊子の内容が分かりにくくなってしまうんです!
ですから、背表紙にもタイトルを入れることはとっても大切。
そのあたりも踏まえて、冊子作成の際にはぜひご相談ください。

 

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ポスターやチラシはヨコ書きが多い。
冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜ヨコ書き編〜
2015年06月09日

最近雨が多いですが、皆さまいかがおすごしでしょうか。
天気予報は見ない私ですが梅雨の時期だけは気になって見ています。
晴れ間に洗濯がしたいオリンピア印刷の橋本です。

前回、タテ書きの特徴についてお話ししましたので、今回はその続き。
ヨコ書きの特徴についてお話しします。

ちなみにタテ書きは、新聞や小説、国語の教科書の本文のように、見た目に格式を持たせたい場合や、文章をしっかり読ませたい場合に多く使われているってお話でしたね。

▶冊子の「タテ書き」と「ヨコ書き」の特徴〜タテ書き編〜
https://www.sasshi-insatsu.com/

ではヨコ書きについて。

もともと、タテ書き文化だった日本にヨコ書きが本格的に登場し始めたのは、明治前後のことだそうです。
鎖国が終わって外国の文化が入ってきた時に、ヨコ書きの書籍なんかもたくさん入ってきたんでしょうね。

それを考えると、ローマ字やカタカナ語、算用数字はヨコ書きの方が読みやすいといわれるのも、当たり前と言えば当たり前。
どれも欧米から輸入されたものですから。

タテ書きの文字に見慣れていた当時の日本人は、左から右ヘと横書きされている文章を見てビックリしたことでしょう。
「どうやって読むんだこれ!」みたいな・・・。

その後、ヨコ書きが庶民の間でも一般的になったのは第二次大戦以降といわれています。

そして現在。
具体的にはポスターやチラシ、カタログやリーフレットなどの文章、または、子ども向けの冊子、絵本といった、気軽に読める短文のものによく使われている印象です。
ポスターやチラシのほか、写真点数の多いカタログの文章などもヨコ書きがよく見られます。

ポスターやチラシはヨコ書きが多い。

ポスターやチラシはヨコ書きが多い。

写真点数の多いカタログの文章などもヨコ書きがよく見られます

写真点数の多いカタログの文章などもヨコ書きがよく見られます

 

さらに、確実にヨコ書きが多いのが、今ご覧になっているウェブ媒体!

もともとフランクな内容、短い文章、カタカナ語やローマ字が多い媒体ですし、パソコン画面は視認性(見やすさ)が紙媒体に比べると高くないため、気軽に読めるヨコ書きが適しているのでしょう。

小説もケータイ小説はヨコ書きでしたし、新聞でさえウェブではヨコ書きですからね。

ではこの辺りでヨコ書きの特徴をまとめると、

●ローマ字やカタカナ語、算用数字が読みやすい
●短文が読みやすい
●ウェブ媒体と相性が良い

オリンピアの製作事例では、
>> 小冊子・ハンドブック
https://www.sasshi-insatsu.com/handbook/

>> テキスト・問題集・教科書・練習帳
https://www.sasshi-insatsu.com/workbook/

>> マニュアル・取扱説明書
https://www.sasshi-insatsu.com/manual/

>> 絵本
https://www.sasshi-insatsu.com/picturebook/

などが挙げられます。

タテ書きの回でもお話ししましたが、もともとタテ書きが多かった会社案内や社史なども、最近ではヨコ書きが増加中。

このまますべての文章がヨコ書きになったらどうしよう!
などとタテ書き派の私はいらぬ心配をしていますが、冊子や書籍を製作される時は、これまでのご説明を参考にして、自由にタテ書きヨコ書きを決めてくださいね。

 

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こちらは中とじ。ページ数の少ない雑誌などでよく見かけます。
[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称について―綴じ方編―
2015年06月05日

こんにちは。オリンピア印刷の橋本です。

ようやく週末ですね。皆さまいかがおすごしでしょうか。

以前のブログでは、「上製本」と「並製本」の違いについてご紹介しました。

▶[冊子印刷の豆知識]冊子や本の名称についてー製本編ー

https://www.sasshi-insatsu.com/diary/

その中で、少〜しだけ「綴じ方」についてお話しました。
「無線綴じ」「あじろ綴じ」…など、耳慣れない単語が出てきて、 「え?え?何?」と思われたかもしれません。
そこで今回は「綴じ方」について簡単にお話しします!

綴じ方は、大きく分けると2種類。
接着剤を使う「無線綴じ」と、綴じ糸や針金を使う「有線綴じ」があります。

まず、無線綴じは背表紙の部分に、接着剤を塗って綴じる方法です。
がっちり綴じられるので、ページ数の多い冊子に使われることが多いです。

無線綴じの本を上から見た写真です。接着剤が見えますね。

無線綴じの本を上から見た写真です。接着剤が見えますね。

中でも、背の部分にスリットを入れて、接着剤をより深く浸透させる方法を「あじろ綴じ」と呼びます。

一方、有線綴じは、糸で綴じる「糸かがり(綴じ)」や 針金で綴じる「針金綴じ」があります。
さらに「針金綴じ」には、冊子を折って閉じた状態で 背の部分に上から針金を通す「平綴じ」と、 本を開いた状態で真ん中から針金を通す「中綴じ」があります。
見開きやすく、読みやすいのがメリットです。

こちらは中綴じ。ページ数の少ない雑誌などでよく見かけます。

こちらは中綴じ。ページ数の少ない雑誌などでよく見かけます。

並製本
(ソフトカバー)
無線綴じ 無線綴じ・
あじろ綴じ
「無線綴じ」は糸や針金を使わずに、背をホットメルト(接着剤)で綴じる方法です。
最も一般的な綴じ方です。
背にスリットを入れて接着剤をより浸透させ、強度をあげる方法を「あじろ綴じ」と言います。無線綴じとあじろ綴じは同じ見た目をしています。
無線綴じの図
有線綴じ 中綴じ 表紙と中身を重ねて開き、背になる部分を針金で綴じる方法です。
ページ数が少ないフリーペーパーやカタログによく用いられます。
中綴じ
平綴じ 背の端から5mm程度内側の部分を、針金やホチキスでとめる方法です。
中綴じ

上製本
(ハードカバー)
有線綴じ 糸綴じ
アジロ綴じなど
冊子の中身となる、本文を綴じた束(つか)を作り、束の上に芯となるボール紙に紙やクロスを貼った表紙をかぶせて、製本したもの
記念誌や写真集などによく使われます。
上製本(ハードカバー)

有線綴じと無線綴じ、どんな冊子をつくるのか、目的に合わせた使い分けをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください。

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